T先生イ~~~~!!!
参りました・・・。
父も家族もIC病院へ転院したいといってるのに
従兄のM兄さんもIC病院に口ぞえをしてくれることになっているのに
そしてIC病院のほうでも、ファックスで良いのでカルテを送ってくださいと、
それからドクターが転院を受け入れるかどうか判断しますので、
まず送ってもらえませんかと言ってくださっているのに・・・
T先生はとにかく誰と同居するか明言していただかないと
紹介状はかけませんと、その一点張りです。
そればかりか、IC病院自体MRSAがある患者は受け入れないのではないか、
つまりSセンターからの転院は無理である可能性もあるので
余計退院後はすぐにでも同居できる状況を
つくっておかなければだめだとおっしゃったのです。
更に、このSセンターに2週間くらいは入院の必要があるから
その2週間の間に同居の準備をしておくようにとおっしゃるのです。
現実問題、そう言われてもなああああ~・・・・・・
そこでいつもお世話になっているケアマネTさんに相談してみました。
ケアマネさんという職種の人はもともと看護師さんだった人が多く、
Tさんも元看護師さんらしくてMRSAのこともよくご存知でした。
「これは常在菌ですから、IC病院に受け入れ拒否されることは
まずないと思いますけどねえ・・・。」
そうおっしゃった上、この様子ではたぶん父にも要介護認定がおりるだろう、
そうすれば使えるサービスがぐんと増えるから自宅でヘルパーさんに
可能な限り入ってもらって
皆さんもこれまで以上に通って介助すれば、
おそらく必ずしも同居でないと暮らせないことはないはずだと
おっしゃってくださいました。
要介護4や5でも、介護保険を上手に利用し、こどもやご近所の方が協力して
自宅で一人暮らしを続けている高齢者の方もたくさんいらっしゃいます・・・とも。
要は、本人と家族がよく話し合って、
みんなが一番良いと思う暮らし方をすればいいのだと、
絶対同居しなければならないということではないと、
そう言ってくださったのですが・・・。
父も同居を望んではいませんでした。
施設入居はどのみち父の性格にはあわないのでしないつもりでしたが、
同居と言ってもこの年齢で慣れない土地に行くことは不可能ですし、
第一母を置いては行けるわけがありません。
また、われわれの誰かが引っ越してくることも事実上不可能です。
そうするためには、兄たちであれば職を辞めなければならないし、
私にしても一家で越してくるのは無理です。
主人に転職して貰うことなどもっとできませんし、子どもたちを転校させるのも酷です。
ならば私が単身赴任のように自宅を離れて一人親元に行くしかないのですが・・・
それより何より、そうすることを父本人が納得していません。
ほかのご家庭のことはわかりませんが、
少なくともウチでは同居が最良の選択ではありませんでした。
だからといって父の世話をしたくないわけでは全然ありません。
可能な限りは交替しながら介護に通ったり泊まったりもするし、
ケアマネさんにも考えうる限りのケアプランを立てていただくつもりです。
それでも・・・同居しない私たちは親不孝者なんでしょうか・・・
そんな後ろめたさも感じていないわけなんかじゃ決してないのですよ・・・。
言い訳?・・・そうなんでしょうか・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2008年10月13日(月)~15日(水)
今度は父に気胸が起きていることがわかったのです。
気胸とは、肺に小さな穴が開いて、
空気が胸腔内に漏れ出して肺を圧迫する状態のことです。
この数日前、父は便秘気味で、いきみすぎて脈が上がってしまったことがありました。
どうやらその時、肺に穴があいてしまった可能性があるというのです。
「もしこれがガン患者であれば、ホスピス扱いになっている状況です。
しかし日本には心臓病のホスピスはほとんどありません。
同居による療養が不可欠な状態です。
つまり、いつ何があっても誰かがすぐに対処に回れるような
24時間看護が必要と言うことです。
それが出来るというのであれば、絶対同居とまでは言いませんが・・・
それを条件にIC病院への紹介状は書くことにします。
ともかく、気胸の治療に入りますが・・・
正直これは自然治癒しかありません。安静にして穴が塞がるのを待つしかないんです。
これは若い人でも同じですので、できるだけ安静を保ち、
感染に気をつけるといった方向での治療になります・・・。」
T先生はそうおっしゃって、
とにもかくにもひとまずは紹介状を書くと言ってくださいました。
・・・なんだかよくわからないT先生・・・
なにがどうなので気が変わられたのかはわからないのですが・・・
経緯はどうあれ、やれやれです。
でも・・・ほっとしたのもつかの間でした。
せっかく紹介状を書くと言ってくださったのに、
同居うんぬんの話含めてゼンブ吹っ飛ぶことが起きてしまいました。
2008年10月17日(金)
朝、私のうちにまたT先生じきじきに電話が入りました。
曰く2~3日のうちに容態急変の可能性が出てきたとおっしゃったのです。
急いで病院に駆けつけますと、その日はどうやら落ち着いたのですが
予断は許されないようでしたので、
私はひとまず帰りましたがちい兄が実家に待機し、
お兄も翌朝一番でやってくることになりました。
2008年10月18日(土)
三人でT先生の説明を聞きました。
気胸が一向に小さくならないばかりか、痰が汚く
肺炎を起こしているようだというのです。
MRSAがいよいよ悪さを始めたのか・・・でなければ誤嚥(ごえん)が原因ではないか。
誤嚥と言うのは読んで字の如く間違った嚥下(えんげ)――飲み込みです。
食べ物が誤って気管に入ってしまうことですが、
これは必ずしも食事時になるとは限らないそうです。
高齢になると胃の入り口の締りが悪くなり、
食べたものが逆流することが多くなるそうです。
それは食後2~3時間たって起こる事があり、その逆流したものが気管にはいるのだとか。
検査をしないとはっきりはわからないが、
食べ物だと重いので、レントゲンを撮ると肺の下のほうに溜まった影が写るそうです。
ただ、はっきり判別できない場合も多いので
とにかく絶食して様子をみることになりました。
そして・・・T先生の判断では回復の見込みは3~4割だということでした。
覚悟を・・・少しはしなさいということでしょうか・・・。
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
その頃の母・・・ですか??
リハビリ効果上々でベッドを抜け出し勝手に廊下に出て
看護師さんに叱られていました。
また、散歩ついでに家に帰ったとき、
兄であるC伯父さんと電話で話して嬉しそうだったけど
話がかみ合ったかどうかは・・・はなはだ疑問だったそうでございます・・・。
参りました・・・。
父も家族もIC病院へ転院したいといってるのに
従兄のM兄さんもIC病院に口ぞえをしてくれることになっているのに
そしてIC病院のほうでも、ファックスで良いのでカルテを送ってくださいと、
それからドクターが転院を受け入れるかどうか判断しますので、
まず送ってもらえませんかと言ってくださっているのに・・・
T先生はとにかく誰と同居するか明言していただかないと
紹介状はかけませんと、その一点張りです。
そればかりか、IC病院自体MRSAがある患者は受け入れないのではないか、
つまりSセンターからの転院は無理である可能性もあるので
余計退院後はすぐにでも同居できる状況を
つくっておかなければだめだとおっしゃったのです。
更に、このSセンターに2週間くらいは入院の必要があるから
その2週間の間に同居の準備をしておくようにとおっしゃるのです。
現実問題、そう言われてもなああああ~・・・・・・
そこでいつもお世話になっているケアマネTさんに相談してみました。
ケアマネさんという職種の人はもともと看護師さんだった人が多く、
Tさんも元看護師さんらしくてMRSAのこともよくご存知でした。
「これは常在菌ですから、IC病院に受け入れ拒否されることは
まずないと思いますけどねえ・・・。」
そうおっしゃった上、この様子ではたぶん父にも要介護認定がおりるだろう、
そうすれば使えるサービスがぐんと増えるから自宅でヘルパーさんに
可能な限り入ってもらって
皆さんもこれまで以上に通って介助すれば、
おそらく必ずしも同居でないと暮らせないことはないはずだと
おっしゃってくださいました。
要介護4や5でも、介護保険を上手に利用し、こどもやご近所の方が協力して
自宅で一人暮らしを続けている高齢者の方もたくさんいらっしゃいます・・・とも。
要は、本人と家族がよく話し合って、
みんなが一番良いと思う暮らし方をすればいいのだと、
絶対同居しなければならないということではないと、
そう言ってくださったのですが・・・。
父も同居を望んではいませんでした。
施設入居はどのみち父の性格にはあわないのでしないつもりでしたが、
同居と言ってもこの年齢で慣れない土地に行くことは不可能ですし、
第一母を置いては行けるわけがありません。
また、われわれの誰かが引っ越してくることも事実上不可能です。
そうするためには、兄たちであれば職を辞めなければならないし、
私にしても一家で越してくるのは無理です。
主人に転職して貰うことなどもっとできませんし、子どもたちを転校させるのも酷です。
ならば私が単身赴任のように自宅を離れて一人親元に行くしかないのですが・・・
それより何より、そうすることを父本人が納得していません。
ほかのご家庭のことはわかりませんが、
少なくともウチでは同居が最良の選択ではありませんでした。
だからといって父の世話をしたくないわけでは全然ありません。
可能な限りは交替しながら介護に通ったり泊まったりもするし、
ケアマネさんにも考えうる限りのケアプランを立てていただくつもりです。
それでも・・・同居しない私たちは親不孝者なんでしょうか・・・
そんな後ろめたさも感じていないわけなんかじゃ決してないのですよ・・・。
言い訳?・・・そうなんでしょうか・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2008年10月13日(月)~15日(水)
今度は父に気胸が起きていることがわかったのです。
気胸とは、肺に小さな穴が開いて、
空気が胸腔内に漏れ出して肺を圧迫する状態のことです。
この数日前、父は便秘気味で、いきみすぎて脈が上がってしまったことがありました。
どうやらその時、肺に穴があいてしまった可能性があるというのです。
「もしこれがガン患者であれば、ホスピス扱いになっている状況です。
しかし日本には心臓病のホスピスはほとんどありません。
同居による療養が不可欠な状態です。
つまり、いつ何があっても誰かがすぐに対処に回れるような
24時間看護が必要と言うことです。
それが出来るというのであれば、絶対同居とまでは言いませんが・・・
それを条件にIC病院への紹介状は書くことにします。
ともかく、気胸の治療に入りますが・・・
正直これは自然治癒しかありません。安静にして穴が塞がるのを待つしかないんです。
これは若い人でも同じですので、できるだけ安静を保ち、
感染に気をつけるといった方向での治療になります・・・。」
T先生はそうおっしゃって、
とにもかくにもひとまずは紹介状を書くと言ってくださいました。
・・・なんだかよくわからないT先生・・・
なにがどうなので気が変わられたのかはわからないのですが・・・
経緯はどうあれ、やれやれです。
でも・・・ほっとしたのもつかの間でした。
せっかく紹介状を書くと言ってくださったのに、
同居うんぬんの話含めてゼンブ吹っ飛ぶことが起きてしまいました。
2008年10月17日(金)
朝、私のうちにまたT先生じきじきに電話が入りました。
曰く2~3日のうちに容態急変の可能性が出てきたとおっしゃったのです。
急いで病院に駆けつけますと、その日はどうやら落ち着いたのですが
予断は許されないようでしたので、
私はひとまず帰りましたがちい兄が実家に待機し、
お兄も翌朝一番でやってくることになりました。
2008年10月18日(土)
三人でT先生の説明を聞きました。
気胸が一向に小さくならないばかりか、痰が汚く
肺炎を起こしているようだというのです。
MRSAがいよいよ悪さを始めたのか・・・でなければ誤嚥(ごえん)が原因ではないか。
誤嚥と言うのは読んで字の如く間違った嚥下(えんげ)――飲み込みです。
食べ物が誤って気管に入ってしまうことですが、
これは必ずしも食事時になるとは限らないそうです。
高齢になると胃の入り口の締りが悪くなり、
食べたものが逆流することが多くなるそうです。
それは食後2~3時間たって起こる事があり、その逆流したものが気管にはいるのだとか。
検査をしないとはっきりはわからないが、
食べ物だと重いので、レントゲンを撮ると肺の下のほうに溜まった影が写るそうです。
ただ、はっきり判別できない場合も多いので
とにかく絶食して様子をみることになりました。
そして・・・T先生の判断では回復の見込みは3~4割だということでした。
覚悟を・・・少しはしなさいということでしょうか・・・。
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
その頃の母・・・ですか??
リハビリ効果上々でベッドを抜け出し勝手に廊下に出て
看護師さんに叱られていました。
また、散歩ついでに家に帰ったとき、
兄であるC伯父さんと電話で話して嬉しそうだったけど
話がかみ合ったかどうかは・・・はなはだ疑問だったそうでございます・・・。