むかしむかしのそのむかし、ジュリーがゲスト出演したドラマのお話、
天地真理さんの持ち番組「飛び出せ!真理ちゃん!」より
「真理のラブレター」の巻・・・の続きです。
前回のあらすじ
孤児院で育った美しい娘・ジュディは
見知らぬ人の厚意で寄宿学校に入ります。
ジュディはその人をあしながおじさんと呼び、
お礼の手紙を書くことになりました。
学校ではジャービスという優しい男子学生と知り合いますが、
校長先生に意地悪されて廊下で一晩過ごすことに・・・。
そしてそこには大金持ちのおぼっちゃまの影も・・・。
・・・変なストーリー展開やな・・・とにかく、次行ってみよう。
《寄宿舎の廊下》
ジュディが座り込んで毛布をかぶって眠っている様子。
シルエットの人物が映る。
影の声A(ぼっちゃま?):ジュディちゃん、どうしてこんなところにいるの?
影の声B(校長先生?):しーっ! 一晩ここにいるようにって言っといたんですよ
影の声A:眠っているみたいね・・・
影の声B:今のうちに・・・
影の二人(校長とぼっちゃま)、ジュディの部屋に忍び込み、手紙を見つける
校長:ぼっちゃま!これ!
ぼっちゃま:なになに? 「あしながおじさんへ・・」ふむふむ・・・
校長:ぼっちゃま、ちょっとお耳を・・・(ひそひそ)
ぼっちゃま:ふんふん・・・くふふふ、なるほど~!
ほくそ笑む二人
《校長室》
呼び出されたジュディ。ひとり待っていると校長とぼっちゃまが来る。
校長:ジュディ、お客様よ。・・・さあ、どうぞ。
ぼっちゃま:(やたら足が長くなっている)やあやあ、君がジュディだね?
ジュディ:はい・・・。あのう・・・あなたは?
ぼっちゃま:うむ、私が大金持ちのあしながおじさんだよ。
ジュディ:ええっ?あなたが?! わあ・・・こんなにすぐに見つかるなんて夢みたい!
ありがとうございます! 学校に行かせていただけて、とっても嬉しいです!
まあ、足、長いんですね!!
ぼっちゃま:うんうん。いやいや、あはははは。
そっくりかえった弾みに足元がふらつき倒れそうになる。あわてて支える校長。
校長:!!(こっそりと)ぼ・・・ぼっちゃま!大変ですぞ・・・
ぼっちゃま:ど、どうした?
校長:高下駄の片方が折れてしまいました・・・!
ぼっちゃま:何?! わ、わああ・・・
ぼっちゃま、校長もろともひっくり返る。30センチはあろう高下駄があらわになる。
校長、ぼっちゃま:あいたたた・・・・
ジュディ:高下駄?
ぼっちゃま:あ、いや、これはその・・・いたた・・
ジュディ:なあんだ・・・あしながおじさんじゃないんだ・・・。(がっかり)
ここで歌のコーナー。
ジュリーは・・・時期から言うと「胸いっぱいの悲しみ」ではないかと。
それで真理ちゃんが「空いっぱいの幸せ」だったりして・・・真逆??
(時期はぴったりあうのでたぶんそう。)
《ジュディの部屋》
エリが駆け込んでくる。
エリ:ジュディ、大変大変!!大変よ~!!
ジュディ:どうしたの?
エリ:ジャービスがね、病気なんだって!
ジュディ:ええっ? 病気? どんな具合なの?
エリ:う~ん、よくわかんないんだけどかなり重いんだって!
ジュディ:そんな・・・!
エリ:死んじゃうかもしれないって・・・どうしよう・・・
ジュディ:・・・あたし、お見舞いに行ってくる!!
エリ:うん! 早く行ってあげて!
《病室》
ジャービス、ベッドに臥せっている。そばにジュディ。
ジャービス:ごめんね、心配かけて。
ジュディ:ううん・・・大丈夫なの?
ジャービス:うん。大したことはないよ。なんだか大げさに伝わったみたいだね。
ジュディ:そうなの、よかった・・・。
あ、あのね、この前話したあしながおじさんにね、
手紙を書いたら返事が来たの!
ジャービス:そう・・・よかったね。その手紙って今持ってる?
ジュディ:もちろん! 肌身離さず持ってるわ。
(手紙を取り出して)これなの。ほら。(手渡す)
ジャービス:・・・あけて見てもいい?
ジュディ:ええ、いいわ!
ジャービス:(手紙を開いて)『親愛なるジュディ・・・
私はあなたに「あしながおじさん」と呼ばれている者です。
本当の名前を隠すつもりはなかったのですが
そう呼ばれるのならそれもいいかと思って・・』
ジュディ:(びっくりして)何故?!
ジャービス:え?
ジュディ:どうして? どうしてあなたはその手紙が読めるの?
だってここは暗いのに・・・字がよく見えないはずなのに・・・
ジャービス:それは・・・
ジュディ:(はっとして)あなたは・・・
もしかしたらあなたがあしながおじさんじゃないの?!
ジャービス:ち・・・違うよ! 僕は・・・
僕はあしながおじさんじゃない・・・
ジュディ:ううん、きっとそうよ。あなたなんでしょ?
ジャービス:違うよ、僕じゃないよ、僕は・・・
ジュディ:いいえ、あなたよね? あなたこそ本当のあしながおじさん。
ジャービス:・・・・・・。
ジュディ:そうなんでしょ?
ジャービス:・・・ごめん。隠すつもりはなかったんだけど
本当に君が近くに来てくれたら・・・何だか近すぎて
つい、言えなくなってしまったんだ。ごめん。
ジュディ:ううん、いいの。どうもありがとう。
私がここにいられるのもあなたのおかげよ。
早く良くなってね。
ジャービス:うん。必ず、すぐ良くなるよ。
で・・・見つめあうふたり・・ってか??
いやあ~愛ってやつですな~。ホウホウ~
でめたしでめたし!(クレヨンしんちゃん)
・・・ツッコミどころ満載ですが、そこはそれ、時効・・やな。
谷啓さん(合掌・・・)になべさん、
渡辺プロ系のアイドル番組ならではですなあ~。
実はちゃちゃめ、この時期天地真理さんの大ファンでもありました。
彼女のスーパーアイドル時代のヒット曲は今でもソラで歌えると思いますわん。
なので、この「飛び出せ!真理ちゃん!」はすごくおいしかったのね。
では・・・このへんで。
天地真理さんの持ち番組「飛び出せ!真理ちゃん!」より
「真理のラブレター」の巻・・・の続きです。
前回のあらすじ
孤児院で育った美しい娘・ジュディは
見知らぬ人の厚意で寄宿学校に入ります。
ジュディはその人をあしながおじさんと呼び、
お礼の手紙を書くことになりました。
学校ではジャービスという優しい男子学生と知り合いますが、
校長先生に意地悪されて廊下で一晩過ごすことに・・・。
そしてそこには大金持ちのおぼっちゃまの影も・・・。
・・・変なストーリー展開やな・・・とにかく、次行ってみよう。
《寄宿舎の廊下》
ジュディが座り込んで毛布をかぶって眠っている様子。
シルエットの人物が映る。
影の声A(ぼっちゃま?):ジュディちゃん、どうしてこんなところにいるの?
影の声B(校長先生?):しーっ! 一晩ここにいるようにって言っといたんですよ
影の声A:眠っているみたいね・・・
影の声B:今のうちに・・・
影の二人(校長とぼっちゃま)、ジュディの部屋に忍び込み、手紙を見つける
校長:ぼっちゃま!これ!
ぼっちゃま:なになに? 「あしながおじさんへ・・」ふむふむ・・・
校長:ぼっちゃま、ちょっとお耳を・・・(ひそひそ)
ぼっちゃま:ふんふん・・・くふふふ、なるほど~!
ほくそ笑む二人
《校長室》
呼び出されたジュディ。ひとり待っていると校長とぼっちゃまが来る。
校長:ジュディ、お客様よ。・・・さあ、どうぞ。
ぼっちゃま:(やたら足が長くなっている)やあやあ、君がジュディだね?
ジュディ:はい・・・。あのう・・・あなたは?
ぼっちゃま:うむ、私が大金持ちのあしながおじさんだよ。
ジュディ:ええっ?あなたが?! わあ・・・こんなにすぐに見つかるなんて夢みたい!
ありがとうございます! 学校に行かせていただけて、とっても嬉しいです!
まあ、足、長いんですね!!
ぼっちゃま:うんうん。いやいや、あはははは。
そっくりかえった弾みに足元がふらつき倒れそうになる。あわてて支える校長。
校長:!!(こっそりと)ぼ・・・ぼっちゃま!大変ですぞ・・・
ぼっちゃま:ど、どうした?
校長:高下駄の片方が折れてしまいました・・・!
ぼっちゃま:何?! わ、わああ・・・
ぼっちゃま、校長もろともひっくり返る。30センチはあろう高下駄があらわになる。
校長、ぼっちゃま:あいたたた・・・・
ジュディ:高下駄?
ぼっちゃま:あ、いや、これはその・・・いたた・・
ジュディ:なあんだ・・・あしながおじさんじゃないんだ・・・。(がっかり)
ここで歌のコーナー。
ジュリーは・・・時期から言うと「胸いっぱいの悲しみ」ではないかと。
それで真理ちゃんが「空いっぱいの幸せ」だったりして・・・真逆??
(時期はぴったりあうのでたぶんそう。)
《ジュディの部屋》
エリが駆け込んでくる。
エリ:ジュディ、大変大変!!大変よ~!!
ジュディ:どうしたの?
エリ:ジャービスがね、病気なんだって!
ジュディ:ええっ? 病気? どんな具合なの?
エリ:う~ん、よくわかんないんだけどかなり重いんだって!
ジュディ:そんな・・・!
エリ:死んじゃうかもしれないって・・・どうしよう・・・
ジュディ:・・・あたし、お見舞いに行ってくる!!
エリ:うん! 早く行ってあげて!
《病室》
ジャービス、ベッドに臥せっている。そばにジュディ。
ジャービス:ごめんね、心配かけて。
ジュディ:ううん・・・大丈夫なの?
ジャービス:うん。大したことはないよ。なんだか大げさに伝わったみたいだね。
ジュディ:そうなの、よかった・・・。
あ、あのね、この前話したあしながおじさんにね、
手紙を書いたら返事が来たの!
ジャービス:そう・・・よかったね。その手紙って今持ってる?
ジュディ:もちろん! 肌身離さず持ってるわ。
(手紙を取り出して)これなの。ほら。(手渡す)
ジャービス:・・・あけて見てもいい?
ジュディ:ええ、いいわ!
ジャービス:(手紙を開いて)『親愛なるジュディ・・・
私はあなたに「あしながおじさん」と呼ばれている者です。
本当の名前を隠すつもりはなかったのですが
そう呼ばれるのならそれもいいかと思って・・』
ジュディ:(びっくりして)何故?!
ジャービス:え?
ジュディ:どうして? どうしてあなたはその手紙が読めるの?
だってここは暗いのに・・・字がよく見えないはずなのに・・・
ジャービス:それは・・・
ジュディ:(はっとして)あなたは・・・
もしかしたらあなたがあしながおじさんじゃないの?!
ジャービス:ち・・・違うよ! 僕は・・・
僕はあしながおじさんじゃない・・・
ジュディ:ううん、きっとそうよ。あなたなんでしょ?
ジャービス:違うよ、僕じゃないよ、僕は・・・
ジュディ:いいえ、あなたよね? あなたこそ本当のあしながおじさん。
ジャービス:・・・・・・。
ジュディ:そうなんでしょ?
ジャービス:・・・ごめん。隠すつもりはなかったんだけど
本当に君が近くに来てくれたら・・・何だか近すぎて
つい、言えなくなってしまったんだ。ごめん。
ジュディ:ううん、いいの。どうもありがとう。
私がここにいられるのもあなたのおかげよ。
早く良くなってね。
ジャービス:うん。必ず、すぐ良くなるよ。
で・・・見つめあうふたり・・ってか??
いやあ~愛ってやつですな~。ホウホウ~
でめたしでめたし!(クレヨンしんちゃん)
・・・ツッコミどころ満載ですが、そこはそれ、時効・・やな。
谷啓さん(合掌・・・)になべさん、
渡辺プロ系のアイドル番組ならではですなあ~。
実はちゃちゃめ、この時期天地真理さんの大ファンでもありました。
彼女のスーパーアイドル時代のヒット曲は今でもソラで歌えると思いますわん。
なので、この「飛び出せ!真理ちゃん!」はすごくおいしかったのね。
では・・・このへんで。