No.1836 三重の旅2022年夏（3）・・・雨が止まない

よろしくお願いします。

























三重の旅は今回が3回目、前回は松阪市の漁港を走っていたのですが、さっきまで晴れていた空はいつの間にか黒い雲に覆われてしまい、ついに雨が降って来ました。結構大降りになってきたので雨宿りできる場所を見つけてしばらく足止め、スマホの雨雲レーダーを見ると今いる場所には黄色の雨雲の表示、しかも時間を進めるとこれから向かおうと思っている方向に赤色の表示が流れている。ここは松阪市の国道23号線、車の音はひっきりなしに聞こえているが、周辺は建物もなく緑一色の田園風景、これもまた乙哉・・・なんて思っているわけにはいかない、このままでは最終目的としている鳥羽まで行くことができない。でもラジオから聞こえてくる甲子園は普通に試合をやっている、関西は雨が降ってないみたい、まあ甲子園から松阪までは結構距離がありますからね。ほんの少しだけ雨が緩くなったと思ったので走り始めたが、雨はまたきつくなってきた、これはアカンと思い次はさっきから見えていたカントリーエレベーターで雨宿り。地図サイトで調べると近くにコンビニがあるのでとりあえずそこまでは行こうと再び走り始めるが、またまた今度は神社で雨宿り。またまたまた雨が緩くなったタイミングを見計らって走ってやっと目的のコンビニまでたどり着いた、ここで昼食休憩、結構な時間ロスしてしまったなあ、最終目的地は伊勢市に変更せざるを得なくなった。















甲子園では愛工大名電vs明豊の試合、そう言えば野外フェスで南こうせつが歌うと雨が降る、とさだまさしがネタにしていた、この雨もその呪いか・・・。雨は小降りになったので走りを再開、腹ごしらえも済んで少し余裕が出てきたので写真撮影も再開、一方では黒い雲、もう一方では雲の合間に青い空も見えている。このまま順調に進んで行けるかと思ったら、伊勢市に入った辺りでまた黒い雲が空を覆ってきた、しかも今度は雷の音も聞こえてきた。雨もきつくなってきて住宅地の公園で4度目の雨宿り、雷が鳴っているのでラジオを切ってスマホの動画サイトで甲子園を見る、向こうはホントに晴れているんやなあ・・・。数分後、雨も小降りになって来たのでもう何度目かの再出発、外城田川を渡ると間もなく宮川沿いの道へ、国道23号線を越えて豊浜大橋を渡る。右手側に見えているのは近鉄山田線、特急が多く走る路線は以前各駅巡りで取り上げたこともありました、ちょっとだけ道を逸れて電車が見える場所へと行ってみよう。












この走りの記録については今回で終わりですが、あと1回だけ、鉄道にこだわった記事については次の機会でお送りしようと思っています。さあ、雨に苦しめられた旅でしたがいよいよ伊勢市の中心部へと入りました、近鉄宮川駅横の踏切を渡って、ここから近くにあるJR参宮線の山田上口駅の駅舎を見に行ってみよう・・・、って何でやね～ん、あの風情があった駅舎がなくなってるやん。古い駅舎は潰して簡易化する流れはどこも同じなのか～、駅舎の廃止からはもう数年は経っているので、それだけ長い間ここに来てなかったと言うことか。伊勢市駅の近くで写真を撮った後は参道をゆっくりと進んで外宮へ、でも神社には行かないでその前にある登録有形文化財の旧山田郵便局電話分室へと行ってみる。赤茶色の屋根が特徴的な建物も今はカフェとしてその姿を残している、となるとさっきの駅もどうかならなかったのかな、どうも最近は鉄道会社の冷たさを感じてしまいがちです。鉄道会社の冷たさと言うとやっぱりダイヤ、帰りは近鉄宇治山田駅から急行で、と考えていたがこの時間、大阪方面の急行がなくなっていた、どうしても料金を払ってでも特急へと振りたいのだろうか？とりあえず松阪駅で乗り継ぐことができるので、電車を撮りながら帰ることとするか、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち