まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1700 岡山駅

2022-01-07 10:25:03 | 鉄道
よろしくお願いします。













昨年末はしまなみ海道への旅を断念、その埋め合わせは兵庫県内を走って何とか悔しい気持ちは収めることはできたのですが、本来なら行き帰りにここに寄っていただろうなあ、と言う場所、JR岡山駅を今回は取り上げてみようと思います。
岡山駅は山陽本線にある大きな駅、もちろん岡山県、岡山市の玄関口でありますが、ここを起点として各地に路線が分かれていて交通の要所となっています。北へは津山線、吉備線、伯備線の列車が運行されていて、山陰地方への玄関口となっている、西へは山陽本線が福山、尾道、広島方面へ、東へも山陽本線が姫路方面へ、赤穂線が日生、播州赤穂方面へ、本線を名乗っていても新幹線がスルーしてしまう小さな町をローカル線のように結んでいる。そして何と言ってもこの駅の大きな特長が四国への玄関口と言うこと、瀬戸大橋が開通して海の向こうの島にある町が本州とつながったのは一大メインイベントとなりました。











四国が手に届く所となって以来、自分(一人称)も鉄道旅行にハマり始めこの駅を利用することも多くなりました。新幹線を下車して四国方面への列車が発車するホームに下りると、そこには松山、高知方面への特急、高松へのメインランナーとなるのは快速『マリンライナー』が停まっている。指定席の車両も連結されているが、普通車のクロスシートに乗り込むといよいよ四国に行くんだな~、と気持ちも昂ってくる。四国に入るには必ず瀬戸大橋も渡るわけだが、ここを通るのも一大イベント、約10分近くの空中散歩から眺める島と海の風景が、瀬戸内海を好きになるきっかけとなり今に至っていると思います。


岡山駅は高架のホームが新幹線ホーム、大阪から来るときは大概が新幹線を利用するので、このホームに下りた時が旅の出発点となります。昔は決まった型の車両ばかりだった新幹線も、今はバラエティー豊かな車両が走っているが、奈良に住んでいる身としてはまだまだ遠い存在に感じてしまう。新幹線の改札を抜けて地上へと下りると、広い構内に何本ものホームが横並びになって、先述したように様々な方面への列車の出発点となっている。

























新幹線に近い側は山陽本線、伯備線ホーム、ちょっと懐かしさを感じる黄色の電車が停車している。本線とは言え普通電車しか走らない区間、次のダイヤ改正ではこの地区にある岡山と福山を結ぶ快速電車も廃止されるとのことで、大幹線がますますローカル路線になってしまいそう。真ん中のエリアは瀬戸大橋線の列車が発車するホーム、山陽本線ホームよりもむしろこちらが今は岡山駅の中心を担っていると言った感じ。「せとわんたん、ひぐれてんぷら、おおなみこなみそしる~♪」のメロディーが流れて列車が入ってくると・・・今でもそうなんかな・・・四国への旅情が掻き立てられる気がします。その本線系から少し離れた一番北側のホームは津山線、吉備線の列車が発車する所、往年の国鉄時代の名ランナーが重厚感漂う存在感を示して停まっている。関西では滅多に見ることができない車両がいまだに健在、この先もずっと残してほしい車両だが、軽薄短小が主流の時代の中では生き残るのも難しい感じです。時代を先取りするかのような新幹線、ローカル線化となっても活躍する都市間連絡電車、四国への旅を誘ってくれる電車に一時代を見つめながら長年走ってきたディーゼルカー、様々な車両を見ることができる岡山駅、今年は何とかこの駅のホームに降り立つことができるようになりたいところです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



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