まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.337 韓国版『のだめカンタービレ』

2015-12-12 22:41:05 | 日記
おはようございます。


体調が戻りません。今週は土日と連休なのですが、今日はどこも行かずずっと家で寝てました。多分今回が今年最後の連休になるはずでどこかへ行きたかったのですが、チャンスを逃してしまった感じのまま1日が終わってしまいました。明日はどこか近場へでも出れたら、と思っております。


さて、今回はこれです。




この間BSフジで韓国版『のだめカンタービレ』が始まりました、もちろんこれは見ないわけにはいかない、と言うことで早速第1話、2話を続けて視てみました。





まずガックリしたこと、声が吹き替えだったこと、フジの場合はだいたいそうなんです。ところが録画リストを見てみると二か国語の表示が、それで次回録画予約分で確認してみると韓国語バージョンはあるとのこと、しかし番組には字幕が出ないとのこと・・・フジは何でこんな仕打ちをするんでしょうかねえ、相変わらず大名商売の民放の雄って感じで気に入らねえな。そして千秋とのだめの吹き替えはアニメ版と同じとのこと、まあこの辺りは特に気にはなりません。
ドラマのタイトルは『のだめカンタービレ』となっているが韓国番組名から『明日も~』『ネイルも~』と訳されることもある。主役の2人の役名は千秋=チャ・ユジン、のだめ=ソン・ネイル。前に『花より男子』韓国版を視たことがあるが、この時も日本語吹き替え、しかも役名が韓国人が演じているのに役名がつくしや道明寺と訳されていて興醒めになったことがある。今回はそんな意図されたところがないのは良かったところである、がここでは分かりやすくということで千秋、のだめで進めていきたいと思います。

千秋役はチュウォン、『製パン王キム・タック』のライバル、『グッドドクター』では自閉症の医者役が記憶に新しい所。のだめ役は決定まで結構紆余曲折があった末に決まったのがシム・ウンギョン。




映画『サニー』では主人公の少女時代役、『怪しい彼女』ではおばあさんが若返って歌手になる役が印象に残っている。果たして彼女が上野樹里の色濃いすぎるのだめを演じきれるのかどうか?それはまだ始まったばかりなので置いとくとして、でも1話2話を見た感じではまずまず良かったと思いますよ、まあ吹き替えなのは仕方なかったが先の映画で発揮されていたコメディエンヌぶりは出ていたと思う。
その他のキャストを見ると、まあまあ見たことある俳優さんが多いが、オーケストラメンバーはあまり知っている人はいないよう。日本版では出てこなかった千秋のお父さん役がドラマ『ジャイアント』のチョ・ピリョンだと言うことで、この辺りは楽しみにしております。
全21話と言うことで日本版の11話と比べると約1.75倍くらい、第1話もペースが遅かったがそれは仕方のないところ。日本版では第1話のクライマックスだった千秋とのだめの2台ピアノも第2話で中途半端な見せ場となってしまっていた。








写真は日本版の第1話のシーンをいくつか、2台ピアノのシーンはこのドラマが名作になるな、と思ったきっかけになるところだったと思う。それまではコメディー色が強くマネキンやおちゃらけでちょっとやり過ぎなシーンも多く、上野樹里のテンションが空回り気味な感じもしていたが、この演奏シーンでこのドラマはおちゃらけばかりじゃないぞ、という片鱗を見せたと思う。結果連続ドラマの後はSP2本に映画が前後編での完結となったが、その最後ものだめと千秋の2台ピアノのシーン。ドラマでは自由気ままに演奏を楽しむのだめ、上野樹里が漫画からそのまま出てきたかのように楽しそうにピアノを弾くシーンが印象的なのに対して、映画『のだめカンタービレ最終楽章後編』では、のだめの演奏にしっかりと追いついて行かなければという千秋の心情が玉木宏の穏やかなナレーションと、所々にドラマでの演奏シーンも組み込まれて結構感動的に描かれている。どうでもいいことだが自分(一人称)のブログ、よく玉木宏が登場しますなあ。

韓国版にははっきり言ってここまでのクオリティーは期待できない、越えることはできない。ドラマは韓国ではもう終わっているが視聴率は苦戦したようだった、それについてはここを見てもらえれば分かる通り。多分自分もこの先続く韓国版を日本版と比べて視てしまうことになると思うが、物事は記号で決めつけてはならない!上野樹里が築き上げた『のだめ』という強烈なキャラクターを、今後シム・ウンギョンがどのように韓国ののだめとして為し遂げていくのかを見守っていきたいと思っております。ドラマ好きの人間の戯言を読んでもらってどうもお粗末様でした、今回はここまでとしておきましょう。       まちみち

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