まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1645 京奈和自転車道奈良県内部分を行く(2)

2021-09-27 08:42:16 | みち
よろしくお願いします。






















盆の時期にパソコンが死んでしまいデータ復旧のために修理センターに出していたわけですが、ほんの2週間でもネタに困っている時でした。その時に頼りになったのがカメラのカードに残っていたデータ、盆前に五條方面へ京奈和自転車道をたどって走った記録が残っていたので、それをネタにして第1弾をお送りしました。始まりが御所市からと言うのも何か中途半端な感じですが・・・例えれば仮面ライダー1号がケガで休んでいる間に仮面ライダー2号が間をつないでいるようなものです、とりあえず前回の続きから始めていきましょう。
吉野川の南側を走るのはこれが初めて、北側を通っている国道は峠道だったのでこちらはどうかと思ったが、ここまでは割と平坦な道で来ている。田園風景の中に小さな集落があってなかなかいい雰囲気、そこを抜けると吉野川が見えてきて賑やかそうな声が聞こえてくる。川沿いにはたくさんの車が止まっていて、岩場ではたくさんの人が水遊びを楽しんでいる、まあこの夏の暑さの中で海のない奈良県となると川で遊びたくなるのはごく自然なことだろう。川は急なカーブになっていてゴツゴツした岩にぶつかって水の流れが変則的に速くなる所、この時期となるとたまにニュースで川で溺れて・・・と言う記事を見るが、十分に気をつけてほしいところです。



















この後も道はほぼ平坦なままで吉野川沿いの南側を進み、一旦橋を渡って北側に出て前に一度訪れたことがある栄山寺前を通り過ぎて、再び橋を渡って吉野川の南側へと至る。五條市の中心部からは少し離れている所で、小高い丘陵地は住宅街から田園風景へと変わっていく。風通しのいい風景の中を進んで行くと弁天宗の総本山前を通り過ぎる、その門前にある碑には「智辯宗女」とある、智辯学園の「智辯」と言うのは女性の名前だというのはかなり以前・・・確か智辯学園がセンバツで優勝した時だから5年前か・・・にやりましたね。今回は夏の優勝を飾ってこの話を取り上げたかったのですが、まあ残念な結果となってしまいました。その智辯学園の近くを通り過ぎて町中へと入って行くと、やがて国道168号線へと突き当たる。交差点の一角にある菓子工房の窓には智辯学園を応援する貼り紙、ここは前に奈良テレビで巨人(G)の広岡選手がパシリで買いに来さされてたと話していた所。店内には智辯学園出身の選手のサインが飾っていて選手たちもよく来るとのこと、店主さんも智辯学園ファンだと言うことで、今年は熱く長い夏を過ごされたことでしょう。


この交差点を左手へ国道と入るのが京奈和自転車道コース、既存の道をコースに選定しているので、こんな車の多い所をルートの含むしかなかったのだろうか。ここは気を付けて行かなければならないな・・・と思っていると何やら気になるものを見かけた。道路を挟んで立つ橋げたみたいなもの、これは五新線跡に違いない、もしこの鉄道が名前通りに新宮まで開通していたら、天川も十津川も新宮ももっと近い存在になっていたのかも知れない。更に国道を進んで行くと、左手側にその鉄道が走っていたかもしれない古い石橋があった、もう少し過去の遺産を巡ってみたい気もあったが、今回は自転車道コースを巡る旅、先を急ぐこととしましょう。










と言うことで、国道168号線とは橋を渡った先のT字の交差点で分かれて、右側の道へと入って行く。これまでは和歌山へ行くときはずっと国道24号線で峠越えが当然だったが、こちら側の道も気にはなっていた、吉野川沿いの南側を進むからそれほどのアップダウンはなさそうなイメージだが、まさにその通りだった。先を進んで行くとちょっとした集落があり、そこを抜けると間もなく薄暗い森の中の小さな川に架かる橋へとたどり着く。その橋の先には和歌山県との境界を示す看板が立っていて、ここを抜けると和歌山県橋本市へと入る。しばらく進んで行くとと正月に走ったことのある風景へと出会うことになるが、京奈和自転車道巡りは橋本市まで、そこからは方向転換して大阪府へと向かうことに決めていた。五條市からはあっという間に和歌山県に入った感じで、確かに自転車道としてはこちらの方が国道24号線よりははるかに走りやすい、とりあえず奈良県部分はこれでほぼ全ルート走り終えたことになるが、ルートの選定には何か、何かな~、と思う部分も結構ありました。今後も自転車道巡りはここでもお伝えしていく予定ですが、その時にいろいろと考えを述べて行こうか・・・とは思っています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





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