まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1180 各駅巡り、近鉄名古屋線(8)・・・最終区間、普通しか停まらない駅

2019-08-18 22:11:50 | 鉄道
おはようございます。













各駅巡り近鉄名古屋線、3月に走った記録ですがさすがに78.8キロ44駅ともなると回数が増えてしまうのも無理ありません、今回が8回目でまるで遠出の旅と変わらない回数を費やしてしまうことになってしまったのですが、やっと最終回を迎えることとなりました、では行ってみることとしましょう。
前回でやっと愛知県に入ってここまで来たら後はもう名古屋を目指すばかり、まず今回最初の駅は冨吉駅、2面4線で始発終点の設定もある大きな駅でホームには特急が停まっているように見えるがこれは回送車、停車するのは四日市方面へはこの駅から先は各駅停車になる準急までで急行は停車しない。名古屋側には車庫がありそこにも普通車や特急車両が停まっているのが見える、もっとよく見える所はないかなと線路沿いを走って行くと先で川を渡る所にある跨線橋が線路をまたいでいてたくさんの線路と電車を見ることができた。ちなみに冨吉駅は蟹江町にあるが車庫の線路は一部愛西市にかかっている、そう言えばさっき国道1号線を走っていても愛西市の表示を見たなあ、愛西市のエリアって一体どこからどこまでなんだ~、ますます謎が深くなりそうな市だが、この走りではこの先愛西市を走ることはなかった。


















次の駅は近鉄蟹江駅、2面4線のホームを有する急行停車駅で駅前も割と人が多くて結構賑やかだった。駅名に近鉄とあるからJR関西本線にも蟹江駅があるわけだが両駅は結構離れている、ここまで両線を比較して圧倒的に近鉄の方がありとあらゆる面で有利だったが、名古屋に近い所となるとJR線も本数は多くて乗客も多い、この辺りでは両社は拮抗しているだろうから両駅が蟹江町の中心駅の役割を分け合っている感じ。近鉄線は名古屋駅を出た急行が初めて停車する駅なので、ここから先は普通しか停まらない駅が続くことになる、都心に近づくほど存在感が薄くなりそうな駅が続くが果たしてどんな所なのだろう。と言うことでまずは次の戸田駅、町中の一角にある感じの駅は割と立派な駅舎でホームは2面2線、駅のすぐ横を川が流れている。そう言えば愛知県に入ってから小さな川に何度か行く手を阻まれている気がする、この流れを予感するかのように近鉄線は川を渡った先で高架になって道は迂回して進まなければならなくなった。しかもその予想通り、結構大きな川を渡り単調な住宅地の中をくぐり抜けて伏屋駅へとたどり着く、駅はついこないだできたばかりの新しさが残る感じの高架駅でホームの様子をうかがうことはもちろんできない。
伏屋駅を後にして北へと進みJR関西本線の高架をくぐり右折した先でまた結構大きな川を渡る、ここまで長い距離を走って来ているので橋を渡る時のアップダウンが足にダメージを与えてくる。せっせせっせと町中を縫うように進んで行くとJR線と近鉄線の高架が交差する所へ、両高架線の下をたどるようにして進んで行くと先にJR関西本線の八田駅、そのすぐ後に近鉄八田駅が現れる。ここももちろん高架駅、wikiによるとホームは2面4線と言うことだから名古屋駅を出て初めての待避可能な駅と言うことになる。JR線の駅がすぐ隣にあり、下には地下鉄線が走っていてそこにも八田駅があり名古屋へと通じている、町自体は都心の外れと言う感じだが交通が賑やかな所で名古屋へ出る手段も競争になっているのだろう、イメージ的にはJRが一番有利な気もするが。八田駅前から鉄道の高架線に沿うように大きな道を進んで行くと次の烏森駅、ここも高架駅でJR線が相変わらず並走しているが、何か南の方からもう1本、高架線が寄り添ってきているぞ、あれは何だあ~?











烏森駅を出ると近鉄線もJR線も地上に下りてきてくれた、JR関西本線ではもうこの辺りになると名古屋駅手前のアナウンスが流れ下りる準備をしているところ、近鉄線の方にまだ残りの駅が2つ、そのうちの1つ目、黄金駅へとたどり着く。2面2線に短編成の普通しか停まらない寂しい雰囲気の駅だが、隣のJR線は線路が広がっていて関西本線も本数が多く回送車もたくさん停まっていて、ここに来てやっと近鉄に一矢報いたと言ったところか。線路に沿う道を進んで最後の駅が米野駅、ここまで7回各駅巡りをお送りしてきて最終目標は名古屋駅だと書いてきたが、実はこの駅で相棒君はお役御免と最初から決めていた。プレハブの小さな小屋みたいな駅舎の前の狭いスペースで相棒君を寝床につかせ、ここで終点の近鉄名古屋駅までの1駅だけの切符を購入して1区間だけの鉄道旅。ホームは2面3線で構内踏切を渡って行くようになっているが、いきなりその踏切が鳴ってすぐ間近をアーバンライナーがゆっくりと通り過ぎて行った、3線のうちの1線は特急回送用のホームで、名古屋方にある特急電車の車庫への折り返しに使用されている。踏切が空くとすぐに名古屋行の普通電車がやって来た、本当はもっとゆっくりと写真を撮りたかったのだが、時間が押し迫っていたのと名古屋駅からはJR線に乗換え、多分ここで経路と人の多さに苦しめられるだろうと思ったのですぐにその電車に乗り込んだ。
普通電車は地下へと入りゆっくりとポイントを飛び越えて近鉄名古屋駅へとたどり着く、短編成の普通は追いやられるように一番端のホームに停車、準急、急行が発車するホームは夕方なので結構人が多いが、やっぱり一番賑やかなのは特急が発着するホーム、観光客ばかりではなく通勤客も特急発車ホームへと足を向けて行く。近鉄名古屋線は特急と普通の格差が激しい路線と言うイメージがあるが長距離輸送が主流だから仕方ないのだろう、特急が停車する駅は大きな駅、急行が停車する駅もそれなりに大きく、しかし普通しか停まらない駅は・・・まるで中川家礼二が鉄道大好き芸人の時にやっている『のぞみ』の物真似のような感じですっ飛ばされて行く。帰りはJR関西本線を利用したがもちろん名古屋からは座ることができなかった、車内はかなりの混雑、輪行は肩身が狭い思いをして乗らなければならないところ。弥冨を過ぎてもまだ座れない、ああ~、疲れた・・・座りたいなあ~、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。             まちみち



No.1179 智辯和歌山、散る・・・

2019-08-18 00:10:28 | 日記
おはようございます。


今年の盆休みは相棒君の調子が悪くて部品が入り次第手術と言うことになってしまったため遠出ができなくなってしまい、もっぱら近場を走るばかり、しかも台風で出られなくなってしまったこともあってフラストレーションがたまるばかりとなってしまいました。昨日(16日)が仕事で今日は休み、ちょっと鬱憤を晴らしたいと思い宇陀市方面を走って来ました、もちろん耳にはお供ラジオで夏の甲子園、と言うことで今日の第2試合、智辯和歌山vs星稜の試合は走りながら聞いていました。自分(一人称)は高校野球の試合は毎回決勝戦だけは録画するのですが、この試合は何か凄いことになりそうな気がしたのでBS朝日で10時半から5時間ぶっ通しで予約録画しておきました、いくらもつれたとしても5時間もかかることはないだろうと思ってたんですけどねえ・・・。





まあ思い出すのも癪に障るのですが、前回も書きました奈良県代表の智辯学園の方は青森県の八戸学院光星にあえなく敗れてしまいました、もう情けなかったねえ、10点も取られ過ぎ、攻の方は予選でも大逆転勝ちがあったからリードされても何とかなるやろ、と思って見ていたら案の定7点差を逆転、でもそのリードが守れない、案の定9回に2点取られてTHE END、もう負ける時は毎度毎度なんだよなあ。作新学院、鳴門、創成館・・・競り合いになると9回に失点するのはもう毎度のこと、センバツで優勝した時に「笑ってしまった」と相手に失礼なことを言い放った監督には、もっとこの辺りをキッチリと締めてほしいところ、まあ来年に期待しましょう、天理がしばらくおとなしくなってますからね・・・そう言えばその天理、この間のテレビの最強校ランキングで7位に入ってました↓↓↓




まさか嘘やろ~って思ってしまいました、だって日大三、龍谷大平安、興南と言った強豪校が20位にも入ってないランキングでまさか7位に入るとはねえ、ありがたいことです。ただそのランキングを見ると仙台育英や星稜と言った優勝してない高校も入っているから、多分印象度で選ばれたんでしょうねえ。でも2年前にはベスト4まで行ったとしても最近体たらく気味の天理が7位と言うのも何か、何かなあ~、やっぱり申し訳ない気分、最初にインタビューされてたオバちゃんの後ろに映ってたのは天理駅やったしねえ~。


智辯和歌山は2回戦では明徳義塾に逆転勝利、以前夏の決勝で負けていたのでここはそのリベンジと言う感じでしたが、1イニング3本塁打で7点と言うのがいかにも智辯和歌山らしい↓↓↓




だから今日の試合は負の歴史を背負う星稜だけあって智辯和歌山が星稜の奥川投手を得意の空中戦で打ち崩して、と思ったんですけどやっぱりそうは行かなかったですねえ。奥川投手は9回までに17奪三振、その中には6者連続三振、150キロ越えの速球もあってさすがに評判通りの投手↓↓↓



いつかは点を取るだろうと思っていたのだが、回を増すごとに凄みが増してくる奥川投手からはそのイメージもほとんど感じられなくなってきた。ただ星稜も打てないんだよねえ、いつぞやの仙台育英の佐藤由規投手が智辯学園に負けた時がそうだった、いくらいい投手がいても打てなければ勝てないと言うこと、今回の星稜もそんなイメージだったのですが・・・。




試合は延長12回でも決着がつかずタイブレークへ、となると思い出すのが昨年の星稜vs済美のサヨナラ満塁逆転本塁打、星稜に負の歴史再びか、とも思ったが今回は星稜が裏の攻撃、表の智辯和歌山の攻撃を抑えれば何とかなるかも。それにしても無死1、2塁でどちらとも送りバントしてきて3塁で刺されてる、何で同じ手を何度も使うんだろうねえ、これ守りのセオリーで行くと送りバントで1死2、3塁、敬遠で満塁にしてゲッツーなんだよね。だから攻める方からすると最初の打者の送りバントは相手に守りのセオリーを与えてしまうもの、しかもそれを3塁でアウトにされてしまったらどうしょうもない、ここはもっと積極的に打って行ってもいいと思うんですけどねえ~、あとはイチかバチか盗塁するとか。
13回表裏、14回表と同じ感じで点が入らず、これは15回同点で再試合も、って思ってたら14回裏に出ましたね~、星稜、福本選手がサヨナラ3ラン本塁打で昨年の悪夢を振り払いました。これは星稜行くかもね、箕島=和歌山県、明徳義塾=前回智辯和歌山が倒した相手、タイブレークと重ねていた黒パネル=負の歴史を今日の勝利でオセロみたいに白のパネルにひっくり返したかも・・・ってどうかな~、そううまく行くかな?奥川投手は165球、23奪三振、延長に入っても150キロ越え連発、しかし延長に入って足が吊ったみたいだし明日も暑くなりそうで熱中症が心配、明日投げられるかな~。昨今、球数問題でいろいろと言われている中での今日の彼の力投は問題視されてもおかしくない、でも延長14回を足が吊ってでも投げぬいたのは賞賛してあげたい、有識者は何やかんや言うかも知れないが、投手はやっぱりお山の大将でならなければならないと思う。ただそのことが明日どんな結果をもたらすかですね、星稜に新しい栄光かそれともやっぱり長く続く負の歴史なのか・・・。
智辯和歌山、打てなかったですねえ、奥川投手が凄いのは分かっていたことだが、常識を逸した打撃がウリのチームが14回でたったの3安打とは予想外だった、ラジオを聞いていても金属バットの「カキーン!!」と言う音が全然聞こえてこないし、しかも延長に入ってからは無安打でしたからね。最後はサヨナラ本塁打、思えば春も明石商との対戦でサヨナラ本塁打で敗れてました、まあ勝つもドラマチックなら負けるもドラマチックなところが智辯和歌山らしいと言ったところでしょうか。今日は走りから帰ってきてから録画していた試合をぶっ通しで見ました、ラジオで聞いていた熱戦、ラジオでは選手たちの表情は見えないだけにやっぱり映像で見るとその熱さは半端なかったですね。普段なら3回戦の試合なんか録画することもないのですが、この試合には何か予感めいたものがあったんでしょうねえ、もしかしたらタイブレークもその予感の中にあったかも、だから録画時間を5時間にしておいたのかも。いやあ~、いい試合でした、ただこの試合が歴史に残るかどうかは明日以降の星稜にかかってくるでしょう、星稜はもう優勝するしかないと言うこと、でもそうなると明日、どうするんだろう、歌う監督はどんな考えでこの夜を過ごしているのでしょうか・・・。今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。            まちみち