まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.636 有馬記念がやって来る

2016-12-23 09:05:03 | 日記
おはようございます。


いきなりですが問題です。



さて、この人は誰でしょう?

答えは「有馬頼寧」、って言ってもそれ誰やねんって言う感じでしょう。この人の名字とこの時期と言うともうお分かりになるでしょう。
今週の日曜日は競馬の1年を締めくくる有馬記念が行われます、さて、あなたの夢は何ですか?私の夢は・・・ってまあそれは良しとして、今回は有馬記念についてあれこれと書いてみようと思います。


これまでで一番印象に残っている有馬記念と言うとやっぱりこれ↓↓↓



「奇跡の復活!1年ぶりのレースを制しました、トウカイテイオー、ミラクル、こんな事があるのでしょうか」と言うことで奇跡の復活とか言われたレースでしたが、何寝ぼけた言ってるんでしょうねえ、強い馬は1年ぶりだろうが何年振りだろうが涼しい顔して勝つんですよ。無敗のダービー馬がこんなところで負けるはずがないんですよ、って去年は負けてるやないかって?あれは体調が悪かったからです。この時のトウカイテイオーは4番人気、1年ぶりのレースでその年の菊花賞、ジャパンカップ、ダービーを勝っている馬と比べたら評価は落とされても仕方ないところ、それでも4番人気に支持されたのはファンは皆知っていた、優勝を願ってくれていたと言うことでしょう。でも自分(一人称)はこの時は迷わずトウカイテイオー本命でした、無敗のダービー馬がこんなメンバーに負けるはずがないと信じていましたから。
レースは確か審議になったのですが、確定した後の大歓声は凄かったことを覚えている。インタビューでは田原成貴が男泣きしたんですねえ、「この勝利は、日本競馬の常識を覆したトウカイテイオー、彼自身の勝利です。彼を褒めてやって下さい」と語っていました。翌日のサンスポは馬上で涙を拭う田原成貴の姿が一面に、あんなクールな男が人目もはばからず泣くなんて、やっぱりこの馬は凄かったんだなと改めて思い知らされたわけなのですが・・・そんな熱い一面を見せた男が、日本の法律を覆すような行為を3度もやってしまいました、もう3度ともなると残念と言う気にもならないが、トウカイテイオーの優勝に泥が塗られた気がして本当に腹立たしく思います。










1年の最後を飾るグランプリレースと言うことで、勝ち馬にも名だたる名馬が並んでいます。
1枚目、オグリキャップも奇跡の復活と言われました、競馬中継でレースが山田雅人が泣きながら

「タマモクロスに勝った馬が、こんなとこで負けるはずないんですよ~」

と言っていました、競馬ファンからも阪神タイガースファンからも支持されていない不憫な山田雅人、競馬アニメ『みどりのマキバオー』で声の吹き替えをやったのがモーリアロー、卑怯な手を使ってレースを勝つ馬と言うことで、やっぱり競馬ファンからは指示されないキャラでした。オグリキャップ、確かに一時は輝きを失った感じの近走でしたが、春に安田記念を優勝に導いた武豊を再び鞍上に迎えて見事な優勝を飾りました。しかし勝ったら勝ったで当時のタイムが同じ日の条件戦より遅かったとか言う人もいて、引退レースなんだから素直に健闘を称えてあげればいいのにねえ、同枠にメジロアルダンがいてそちらを目当てに馬券を買った人が喜んでいるのもちょっと納得いかなかったなあ、自分(一人称)はもちろんこの時はオグリキャップ本命で勝負しました。山田雅人みたいなことは言いたくないが、強い馬はやっぱり強いんです、これが結論!!
最後の写真のダイワスカーレット、37年ぶりの牝馬優勝でしたが、もうこの馬は牝馬牡馬の世界を越えてましたね。その流れはこの頃から、ウォッカやブエナビスタが天皇賞を勝ったり、ジェンティルドンナが有馬記念を勝ったりと言う流れになってきて、もう牝馬牡馬の垣根もほとんどなくなってきているような感じです。しかし90年代から2000年代前半は牝馬はなかなか厳しかったんですよねえ、まあ男が弱くなってきたのか情けなくなってきたからと言うのもあるんでしょうけど。この時は賢妹に対していつもひたむきな兄さんも走ってましたが、距離が不利と言われても3着に入り、兄妹揃って頑張ってくれました、ブーケお母さんも大喜びしたことでしょう。






近年で印象に残っているのはこの2頭、共に父ステイゴールド×母父メジロマックイーンの血統で、強い時は物凄く強い、負ける時は脆いと言ったキャラもまた持ち味、その個性的な部分からもファンに愛された2頭でした。オルフェーブルは引退レースとなったで直線入口で先頭に立つとそのまま他馬を置いてけぼりにしてゴールを駆け抜けていきました。実況の青島アナも言ってましたが、まさに「目に焼きつけろ」な走りっぷりでした。一方のゴールドシップは勝ったレースよりも去年の負けたレースの方が印象に残っている、3コーナーからお約束のように大外を回って先頭に取りつくもゴール前で失速、それでもこれがゴールドシップだ!と言うレースは見せてくれたと思います。レースが終わった後の引退式では内田騎手のインタビューの時に鳴き声をあげて、内田騎手が感極まってしまったと言う一幕もありました、勝っても負けても主役にぴったりな個性的な馬でした。


さて、枠順を決まって今年の有馬記念、どうなるんやろ・・・と言ったところですが、自分(一人称)は今年も馬券は買わないで自宅でテレビ観戦となりそうです。枠順も決まったと言うことで、さて今回はどうなるのでしょう?まずメンバーを見た限りではキタサンブラックは堅そうな感じ、サトノダイヤモンドは3歳と言うことで斤量2キロ減、この辺りがキタサンブラックに対して有利に働きそうですが、力勝負となるとかなわない気がするかも。まあ馬券の買い方なんて人それぞれなのでここであれやこれやと知ったかなことを言うよりは、自分の信じた方法で買って今年最後の大一番を楽しむのがいいことでしょう。上の写真でも貼りましたが、ダイユウサクが勝った年は松田優作が亡くなった年でダイ(die)+ユウサク、マンハッタンカフェの年はアメリカでのテロがあった時で、しかもこの時は2着にはアメリカンボスが来ると言う大波乱でしたが、アメリカ馬券として結構獲った人も周りにはいてました。今年なら・・・例えばアメリカ大統領選挙→トランプ氏→トランプ→赤と黒→黒はブラックで赤は3枠・・・てな具合で。ちなみに3枠は5番サムソンズプライド、6番サウンズオブアース、サウンズオブアースは今年こそ何とかしたいところでしょう、サムソンズプライドは横山典弘騎乗と言うことでもしかしたらキタサンブラックに競りかけて行くかも、となるとこれは大波乱の予感も・・・さて、どうなることでしょうか?



2016年走り備忘録、8月、9月分です。

8月 7日 平城京巡り
8月11日 各駅巡りJR学研都市線
8月13日 摂津、池田、飛行機を見に行く(3代目相棒最後の走り)
8月21日 生駒、京田辺(4代目相棒試走を兼ねて)
8月28日 藤原京、各駅巡り近鉄橿原線

9月 4日 奈良交通97番系統
9月10日 古市古墳群
9月19日 馬見丘陵公園、斑鳩
9月22日 明日香村、各駅巡りJR和歌山線(一部区間、未収録)

気持ちに余裕がなかった頃、しかも3代目相棒がもう傷だらけでボロボロ、満足に走れなくなったので引退させることにしました、15年以上付き合ってきたから捨てるのも心苦しくて今は家の片隅でゆっくりと余生を過ごしています。この頃は近場ばかり、各駅巡りはついに奈良交通にまで手を出してしまうくらいになってしまいましたが、そうそういつまでも悪い事が続くわけはありません、9月頃は少しづつ状況が良くなっていく手応えを感じながら走っていたと思います。それが10月以降にやっとつながっていくと思ったのですが、11月にはまた落とし穴にはまることとなってしまいました、それはまた次回でのお伝えとしておきます。今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。         まちみち