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・・・🌸 梅雨前線が気になる時期に 🌺・・・

黒部五郎岳~薬師岳縦走Ⅰ

2014年08月31日 | 日本百名山

去の記録から黒部五郎岳~薬師岳縦走Ⅰを紹介します。

  ◆ urology 先輩のK地さんと出会ったツアーでした ◆

2011年8月18 ~ 22日 北アルプスの最深部、黒部五郎岳~薬師岳を歩いてきた。

Ⓜaitabi 利用、TDは H岡さん、現地ガイドはA沼氏でした。

8月18日(初日) 晴れ、今日は移動のみ

 今日の行程は 新宿駅 =新穂高温泉 ⇒ワサビ平小屋 

 8:30新宿を発ち、14:10 新穂高温泉へ、晴れているが日差しは強くない。

ここから左俣林道を約1.5km歩きワサビ平小屋へ。

この時間下山者が多い。

縦走コースを降りてきた人、皆疲れているのだろう、 口数も少ない。

 $風穴

風穴から冷気が出ている場所で休憩、ここで雨が落ちてきた、傘を出して歩く。

  $ワサビ平小屋

15:20 笠新道「笠岳登山口」通過、15:40 ワサビ平小屋に。

小屋の横に設けられたプール?に・バナナ・トマト・キュウリが浮かんでいる。

北アルプスの麓の小屋では定番だ、下山者にはうれしい”おもてなし”だ。

風呂もある”民宿に近い”山小屋、明日の早立ちに備え寝。

**

8月19日(2日目) 雨

 今日は、ワサビ平小屋 (小池新道)⇒鏡平 ⇒弓折乗越 ⇒双六小屋(昼食)

       ⇒双六岳 ⇒三俣蓮華岳 ⇒黒部乗越 ⇒黒部五郎小屋 まで歩く。

    (行程:上り標高差1000m、下り標高差500m、約15km,11.5時間)

4:50 小屋を発つ、朝から雨が降っている、気温は高い。

合羽はズボンだけ履き、傘をさしてあるくことにした。(TDもガイドもこのスタイル)

このコースは昨年の「裏銀座縦走」で降りてきた道、上りがきついのは承知。

雨が降っているので、蒸し暑さとの戦いになる、まさに「行」である。

6:20 秩父沢通過、晴れていれば涼を癒す場所だが。

  $秩父沢

7:40 シシウド平(文字通りシシウドが多いのでこの名がある)で休憩。

下山してくる登山者の靴を見ると一様に汚れている。

話を聞くと「4日間ず~~と雨」との事、そろそろ晴れるか?との希望的観測を持ったが。

上るに従い、雨水が沢のように流れている道に変わる、滑らないように・・・。

  逆さ槍(2010年8月)

8:40 鏡平に、「鏡池」に映る「逆さ槍」が売りだが、槍・穂高連峰はに覆われ見えない。

ここから弓折乗越までは1時間、さらに双六小屋まではもう1時間の歩程だ。

10:15 弓折乗越へ、雨があがり元気が出てきた。

      

:タエヤマリンドウ     :ウメバチソウ        

ここから双六小屋までは稜線歩き、夏の終わりを告げるウメバチソウが咲いていた。

  鷲羽岳

:正面に鷲羽岳、赤い屋根は双六小屋

10:55 クロユリ平で小休止、クロユリは終わっているが、

クルマユリ、トリカブト、シオガマ類が去りゆく夏を惜しむかのように咲いていた。

      

:タテヤマリンドウ   :ヨツバシオガマ  :クルマユリ

  $双六小屋

11:35 双六小屋へ、合羽を脱いで、カレーライスの昼食、一息着いた。

             (行程の半分を消化したことになる)

双六岳への岩場の急登を上る、登れば双六平。

 :双六岳

双六平から双六岳への登山道

  天国の道

振り返れば、天国の道と称される不思議な光景が拡がる。

天国の道:双六平の先に続く、西鎌尾根を経て槍ヶ岳へ続く道だ。

                               今日は雲で何も見えないが。

13:20 双六岳頂(2860m)へ。

:硫黄岳(槍ヶ岳に通じる尾根)の向うに大天井岳が姿を見せていた。

三俣蓮華岳へ向かう頃からまた雨が落ちてきた。

合羽を着けるまでもない、雨が降ったり、日が差したり忙しい天気だ。

 :三俣蓮華岳頂

14:55 三俣蓮華岳頂(2841m) まだ天気はもっていた。

薬師岳の雄大な姿も見えるが、黒部五郎岳のカールは姿を見せなかった

カール:氷河の浸食により、深い窪みを描いた山腹の地形。圏谷ともいう=kar(独語)

:薬師岳(でかい)

稜線を黒部乗越へ下る、ここで珍しい色のタテヤマリンドウをガイドが見つけた。

珍しい色の?タテヤマリンドウ (調べたらこの色もあると書かれていた)

タテヤマリンドウ(ハルリンドウ高山型)

 花は茎や枝先に1個ずつつく。花冠は淡い青紫色~紫色を帯びた白色で5裂し、

 長さ1~2cm。亜高山帯~高山帯の湿った草地に生える。

14:55 黒部乗越、ここから黒部五郎小屋のあるカールの根元に下る。

 道は2本ある、①岩がゴロゴロしている急登コース

          ②ジグザグ坂道のゆったりコース

ジグザグ道はぬかるんで危ないとの情報で、急登コースを下った。

岩で滑れば、何度危ない目にあったかわからないぐらい、長く危険な道だった。

           (また登りたくない道でもあった)

16:30 黒部五郎小屋へ、トータル11.5時間の長丁場は終了した。

 土曜日、小屋は混んでいたが「一人一畳」は確保できた。

         B)黒部五郎岳~薬師岳縦走Ⅱへ続く 

 

   twins  

辻堂テラッセモールへ出かけ、シラス丼を食べました。

   

何か、光るもの見っけ!!! 



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