「主役より目立つなよ!」というCMがある。
映画に欠かせないのが脇役の存在。
彼らの演技力があってこそ主役が盛り上がり、
映画は厚みと深みを増す。
脇役を抜きにして、映画は語れない。
かっての日本映画には、
主役以上に記憶に残ってしまう
個性的な役者が、大勢登場した。
三木のり平・殿山泰司・伊藤雄之助・左ト全
中村是好・南原伸二・山形勲・千秋実
伴淳三郎・宮口精二・森川信・渡辺篤・加藤嘉
藤原鎌足・加藤武・西村晃・井川比佐志
沢村貞子・清川虹子・飯田蝶子・浪速千恵子
丹下キヨ子・園佳也子・三崎千恵子・菅井きん。
は、私の好きな名脇役の方々。
(順不同・敬称略、現役も含め、思いつくまま)
そうそうたる脇役陣に逃げ出す
椿三十郎。
まだまだ、名前を思いだせない
沢山の名優がいる。例えば、今なら大地康雄。
残念なことに、昨日と今日、佐藤慶さんと、
我が尊敬する、20歳代からお婆ちゃんを演じた
北林谷栄さんの訃報が続いた。
私を日本映画に傾倒させた魅力の一つが、
脇役の皆さんの圧倒的存在。
名監督は主役より脇役を上手く使った。
私の中で脇役の皆様は完全に
「主役より目立」っていました。
このお二人もそうでした。
日本映画史に名を残す
お二人のご冥福を心から祈ります。
補足
ロバートも我が家では
スージィーの名脇役。
主役が立派過ぎて、いっこうに
目立てません ・ ・ ・ ・
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