議案審議もせぬまま、
組長2期連続が決まった総会の
後で起きた、いや「起こした」
と言った方が正しい、
一悶着(ひともんちゃく)のお話。
総会が済んだ翌日の日曜日の朝、
自治会会長 直々に、頂いた電話は、
総会で使わせてもらった公民館の
「椅子が、元の位置に戻していなかった」
との、思いも寄らぬお叱りだった。
何でそうなったのか
事実関係も解せぬまま、
「申し訳ございません、以後、注意します!」
と詫びた後で、直ぐに、
副会長にはこちらから電話を入れて、
会長への言葉と同じ詫びを入れ、
さらに翌日の月曜日には、
公民館に出向いて
迷惑をお掛けしたご本人である、
清掃や備品管理をされる担当女性にも
深々と頭を下げ、
これで〝組長の〝お侘び行脚(あんぎゃ)”
も終えて、一件落着かと思っていた。
総会では体調不良で、懇親会を前に退席し、
片付けも含め、あとは新旧の役員さんに
委ねることにしたが、
そもそも、最初に会場入りし、
テーブルをコの字に並べて、
椅子を倉庫から運び出したのは、
組長である喜多里夫婦だった。
懇親会が終わり、
女性は1階の調理室を片付け、
2階会場は男性中心に行ったらしいが、
懇親会の酒に酔っていた訳では無かろうに、
椅子は倉庫に戻していないばかりか、
組長夫人は公民館から出る際、
2階を確認していなかった。
これが、小生が起こした
一悶着を始める起因。
明日の土曜日、会計さんの引継ぎを
公民館の一室で行うための予約確認を
火曜日に公民館に電話した際、
女性の事務員さんから、
「総会の時は、
椅子を元の位置に戻していなかったので、
今度はちゃんと元に戻して下さいね!」
と、まるで傷を負った敗者に
更に追い討ちをかけるような
念押しの言葉を受けた時、
小生、・・・・・・
言われる通り、組長としての過失は
素直に認める。確かに認めるが
「一寸の虫にも、五分の魂」
このまま、おめおめと
引き下がれようか!
諺に「金持ちは、喧嘩せず」
と言うのがある。
小生、15年前に患った大病が元で、
春日村一番の貧乏人に成り果て、
以来、「金持ち」とは無縁の身。
そこで貧乏人は、ある手段で、
屈辱のあの言葉に
対抗することにした。
その手段とは、
公民館を訪ね、事務員さんに
「貴女が仰るように、
私、組長の資格がありませんので、
先日、(春日村役場と自治会から)戴いた
組長手当を、お返しします」
と、組長夫人から手渡された
封筒を置いて帰ることにした。
その二日後、手段は実行され、
組長による一悶着の火蓋(ひぶた)が
切って落とされた。
あとがき
この一悶着の顛末は、多分、続く。
・
ところで、15年前に患った大病とは、
いまだに治療方が見つからず、
完治の目途もない、
「慢性疾患 金欠病」
・
今回の一悶着を起こす思いは
こんなに格好良いものではないが
こんな気分の時に聴きたくなる
今日の曲の歌詞の一部
♪
正しくても 間違いでも
居場所があっても なくても
僕は僕でいるしかない
夢が僕をつくってる
♪
「 Ive Gotta be me」
サミー・デイビス・JR
春爛漫の豊前の海も穏やかさを取り戻しつつ
あります
ところで
春日村方面に於いては、なにやらキナ臭いが
面子と意地と事務処理の狭間で揺れ動く
組長手当!!
ご承知のとおり、わたくし
浮浪雲人生でプライド等、遠の昔に
ほたくりやっています
で、もしも決着がつかないのであれば
当方で、ねんごろに処理する意向
吉報をお待ちする次第です
一悶着のその後展開は、一切、ございません。
謀反を企てた本人は、直ぐに何らかの動きが
あると、踏んでおりましたが、
経過は、冒頭の通りでございます・・・
一悶着を起こしたものとすれば、
心中、面白くございません・・
お偉い様のご歴々は、当方のように
金には困らぬ故、
この悶着、長期戦に持ち込めば、必ず、勝つと。
「御手当てを返して欲しい!」と
泣きついていることを、お見通しの様子。
先方、「金持ち、喧嘩せず」を地で行き、
兵糧攻めの手段の気配が、漂っております。
こちらは一悶着、向こうは、無頓着。
しかし、起こして戦は決して、負けませぬ。
よって、御手当ての件、今しばらくの
ご辛抱を!
エイエイ、オー