地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

山形・鹿児島で震源の深い地震

2018-06-30 05:12:40 | 日記
 昨日書いた分の追跡から。九州は熊本で揺れがありました。M2.2です。
 東北は、青森県東方沖ですから、どちらかというと、浦河沖と連動している地震ではないかと思います。山形の方の影響で起きたのは、おそらく新潟中越の地震ではないかと思います。

 そして、愛知で地震が起きています。ただ、これは、震源の深さが50キロですから、東西方向から力がかかって押しつぶされる動きで起きたものではなく、単純にフィリピン海プレートが動いたために起きた地震ではないかと思います。
 ここで、地震が起きた場合、基本的には、北西方向に影響が出るので、岐阜・滋賀・大阪・京都方面で揺れがあるのではないかと思います。

 そして、千葉県の南東沖では、まだM4.4と、それなりの規模の地震になっています。まだ、太平洋プレートがどんどん内陸方向にずれてきているようです。都心部は、まだ、警戒が必要だと思います。
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太平洋プレートが一気に動きそう

2018-06-29 04:43:41 | 日記
 昨日は、震源の深い地震があちこちで起きています。
 根室・十勝・岩手・山形・鹿児島・鹿児島と熊本の県境です。

 昨日の、浦河沖は、この北海道の震源の深い地震のあとに起きていますから、おそらく、この震源の深い地震との連動であったと思われます。となると、他の地域も、基本的には連動してくるはずです。
 比較的、普通に連動してくるのは、東北地方。ですから、太平洋沿岸部で動きがあるか、日本海側で震源の浅い地震が起きるか、どちらかで動きがあると思います。

 ただ、問題なのは、九州地方で、こちらは、ここしばらく連動していません。通常であれば、大隅半島沖とか、もしくは熊本あたりで、揺れがあるはずですが、これが起きなかった場合、しばらく経ってから、前に起きた大隅半島南東沖あたりで、M5クラスの地震が起きる可能性があると考えておいた方がいいと思います。もしも、陸地寄りで起きると、震度が大きくなりますから、警戒しておいた方がいいと思います。

 また、シベリアで地震があったようです。M3.2。そして、インド洋のコモロ諸島でも。こちらはM5.5と少し大きめです。このコモロ諸島で地震が起きたときには、そのあとで、フィリピン海プレートに動きが出ているので、台湾あたりで地震が起きる可能性があります。ちょっと様子を見ていてください。
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広島北部の地震は、フィリピン海プレート上昇によるもの?

2018-06-28 05:27:40 | 日記
 広島北部の地震についてですが、普通の地震などでは地殻の移動が伴うのに対し、広島ではほとんどそれが計測されていません。ということは、メカニズムとして、単に下から上に持ち上げられて亀裂が生じた地震という可能性が高いんです。

 となると、太平洋プレートが下に入り込んだため、フィリピン海プレートの北部が太平洋プレートの浮力によって押し上げられた可能性が高いのではないかと考えています。

 もしも、そういうメカニズムであった場合、この広島北部と島根東部の地震は同様のメカニズムで連動していて、次に、この延長上~おそらくは、北部方面~で同様の地震が起こるのではないかと推測されます。

 ですから、愛媛~島根を結ぶ直線上で地震が地震が起きる可能性がある、ということになります。日本海側であれば、島根もしくは鳥取沿岸部。そして、広島南部から瀬戸内海。
 この辺の動きに注意しておいてください。
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M4以上が7か所で

2018-06-27 04:56:24 | 日記
 昨日は、規模の大きめの地震が多く、M4以上が7つ。
 その中で揺れが大きかったのが広島北部のM4.9。震源の深さが10キロで、こちらも浅い地震でした。これは慶長地震との比較ですが、慶長のときは、四国で中央構造線寄りでしたが、今回は、地震の起こる順序が入れ替わり、震源が北部に移動しています。

 また、今回は、東海地方でも地震があり、静岡県西部でM3.4、震源の深さ30キロですから、こちらもプレート境界型ではなく、プレートの下部が押しつぶされて起きた地震ではないかと推測しています。

 さらに千葉でも地震が連発していて、太平洋プレートが内陸部に進行しているようです。
 震源の深い地震も、茨城と福島の県境と岩手の2か所で起きていますから、まだ、太平洋プレートが内陸に向かって動いてくると思います。
 この位置で震源の深い地震が起きていますから、ひょっとすると、今まで地震が少なかった山形あたりでも動きがあるのではないかと思います。

 全体的に、想定しているところよりも、日本海側に震源がずれてきていますから、震源の浅い地震になりやすいので、揺れが大きくなってくると思います。東北の日本海側と山陰の日本海側は、万が一に備えておいてほうがいいと思います。
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秋田沖でM4.2 新島・神津島近海でも

2018-06-26 03:56:33 | 日記
 もう2,3日様子を見てみないとならないのですが、やはり、北海道では、予定通りの動きが起きないのではないかと思っています。となると、圧力がかなりかかってきていると考えておかなければなりませんね。

 そして、昨日の地震で気になるのが2つ。
 一つは、秋田県沖。M4.2ですから、だんだん、日本海側で起きる地震の規模が大きくなってきています。そして、震源も沖合に推移。最近の気象情報でも、実は、太平洋側と日本海側を比べると、日本海側の気温が圧倒的に高いんです。

 また、新島・神津島近海の地震というと、昨日書いた相模湾近辺なんですよ。まだ、M1.5と規模は小さいのですが、大阪からの流れで考えると、東海地方は少し大きめの地震があるかもしれません。ちなみに、フィリピン海プレートが動く「プレート境界型」の地震とは違うメカニズムで発生すると思います。
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福島沖でM3.9 北海道東方沖でM4.6

2018-06-25 04:00:18 | 日記
 東北の太平洋側で、やはり、揺れがありました。福島沖でM3.9。また、くるのが遅かったなと思うのですが、北海道東方沖でM4.6の地震がありました。それで、このくらいの規模の地震であれば、だいたい予想通りに動いてくるんです。ただ、規模が大きくなると、予想通りの動きにならず、変則的な動きになるんですね。

 昨日の段階で震源の深い地震は、岩手県の内陸部と津軽海峡の東寄り。それで、たぶん、津軽海峡でこういう震源の深い地震があった場合、通常は、浦河沖あたりで地震が起きるはずなのですが、北海道では、最近、こういう予測通りの動きになっていません。ということは、逆に言うと、どこかで大きめの地震が起きる可能性がある、ということなんです。
 そして、大きめの地震が起きるところは、予測地点よりも北西寄りなんです。となると、今回の津軽海峡から北西方向となると、奥尻近辺になろうかと思います。さらに、最近、道南方面の気温も思ったより高めになっているのではないかと思いますし、以前からお話ししているように、日本海側が非常に怪しい状況になっています。

 大きな地震となると、実際に地震が起きるのには、時間がかかりますから、現時点から見ても、来年の春あたりまで、見ておかないとならないのではないかと思っています。

 また、昨日の熊本~大阪のメカニズムの続きですが、太平洋プレートとフィリピン海プレーとで挟み込むような動きになった場合、東京から大阪までの間でも地震が起きやすい状況になっていると考えていいと思います。
 過去の例で行くと、同様の流れで相模沖や愛知県近辺でも地震が起きている例があります。こちらの方の動きも警戒が必要ですね。
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熊本~大阪の流れと慶長地震

2018-06-24 05:26:43 | 日記
 今回の大阪の地震ですが、九州の中央部の後の近畿地方への連動ということで、慶長地震を想定し、早い段階で大阪方面が危ないと唱えている人もいました。自分は、この連動のメカニズムがすっきりしていなかったものですから、きっと偶然ではないか、と思っていたのですが、どうやら、同様の流れで地震が起きている以上、何らかのメカニズムが働いているのではないか、と可能性を考えていたんです。
 それで、慶長地震では、慶長伊予地震(四国)~慶長豊後地震(九州中央部)~慶長伏見地震(京都・大阪方面)という流れでつながっていますから、この3か所に関連する動きを考えてみました。
 それが次の図です。


 矢印は、力のかかり方で、慶長地震の際の地震の起きた個所は、ユーラシアプレートと太平洋プレートの間にフィリピン海プレートが挟まっている状況ですから、このようなモデルにしてみました。

 まず、熊本地震の動きですが、太平洋プレートが内陸の方に入り込む動きをしていて、そのため、フィリピン海プレートに回転の動きが加わっていたと考えます。そうすると、地殻を引っ張る形で力がかかり、図の「引く」と書いてあるところで、引き離しの崩壊が起きます。
 そして、引き離しがかかったあと、さらに、今回の千葉の群発地震により、さらに、太平洋プレートが内陸部の下に入りこんで、今度は、押す力が地表にかかります。すると、太平洋プレートがユーラシアプレートと接している部分では西方向に、逆に、フィリピン海プレートがユーラシアプレートと接している部分では東方向に力がかかります。そして、押しつぶす力がかかったところで、地震が起きる、という流れです。

 慶長では、この動きが一か月以内に起きたのですが、今回は、この動きが起きるまで、時間がかかったのではないかと考えています。ちなみに、慶長の地震では、これが起きる前に、安房で隆起が起きたとの観測があるそうです。

 また、昨日は愛知県で地震が起きています。今回の震源の深い地震は、東北方面。ですから、次は、東北の三陸沖で、揺れるのではないかと想定しています。
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太平洋プレートの動きに変化が

2018-06-23 04:16:33 | 日記
 まず、海外の方から。
 南太平洋のトンガで2回、バヌアツで1回、M5~6の地震が起きています。アルゼンチンとチリの国境近くでも、M5.6。
 それで、太平洋プレートの動きですが、ひょっとしたら、重心移動が起きて、東側が、極端に下がってきているのではないかと考えています。そのため、日本の下部の深いところで、地震が頻発しているのでないか、ということです。

 昨日も、伊豆半島沖で1回、青森東方沖で1回、震源の深い地震が起きています。伊豆半島のものは、規模が大きめで、ギリギリ有感地震にならなかったのでは、ないでしょうか。
 また、太平洋の沿岸地域では、昨日は、震源の深さが50キロ程度の地震の数が急に増えています。となると、沿岸部で規模の大きめのものが発生すると、揺れが生じることになりますし、東北の日本海寄りの地域や、群馬・長野で、震源の浅い地震が起きる可能性も高いのではないかと思います。

 そして、この太平洋プレートの動きがフィリピン海プレートに影響を与えると、フィリピン海プレートは、そのまま西方にずれるので、三重。和歌山、玄界灘方面で地震が発生する可能性もあります。

 ちょっと注意していてください。
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香川県東部で震源の深さ10キロ

2018-06-22 04:02:20 | 日記
 相変わらず、関東方面では震源の深い地震が頻発しています。その影響で、千葉県で連続して地震が起きています。
 そして、どうやら、この動き、フィリピン海プレートが西方向にずれている動きと連動しているようです。今回の大阪の地震も、このフィリピン海プレートの西方移動の動きによって生じたもののようです。本来であれば、東海や南海で起きるはずの地震が、地盤の弱い内陸部で発生した、と考えたほうがよさそうです。

 そして、昨日の香川県の地震。規模はM2.7と小規模ですが、ここは、大阪とつながっているライン。北陸の金沢あたりまで伸びている震源の浅い地震が起きるライン上になります。そして、大阪の次が、こちらの香川になっているわけですから、おそらく、力のかかり方は、かなり西寄り。

 となると、今後警戒する地域を想定すると、神奈川県と静岡県の内陸部。愛知方面。そして九州南部の東方で、宮崎や鹿児島の東部、ということになります。フィリピン海プレートがちょっと今までにない動きをしていますし、影響の出るところも、不確定要素が高くなっていますから、突然、高知沖とか、そういう地震もあるだろうと思います。

 このフィリピン海プレートと接している部分と近い地域で、まず、警戒ですね。
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関東下部で震源の深い地震 まだまだ注意が必要

2018-06-21 04:11:39 | 日記
 やはり、関東下部の震源の深さ100キロの地震がおさまりません。埼玉と神奈川の下部でそれぞれ1度ずつ。千葉県の群発地震のような現象が続いていく可能性が高いと思っていたほうがいいと思います。

 基本は東京か埼玉の下部で地震が起きると想定していますが、前回は、群馬の方で震度5弱の地震が起きましたから、プレート内陸の方に入り込んだ位置で、震源の深さ10キロ程度の浅めの地震が起きるかもしれません。
 もしも、震源の浅い地震が起きるとした場合、昨日の規模の小さい有感ではない地震は、新潟から長野を通って愛知まで、一直線状に発生していますから、ひょっとすると、次に揺れるのは、このあたりになるのではないかと予測しています。

 また、昨日は、稚内で地震が発生しています。M4.1ですから、この地域で起きる地震としては、規模が大きいものです。さらに震源の深さが40キロと、この地域ではほとんど起きたことのない、震源の深さです。昨日の流れからすると、今後、留萌沖や積丹沖、奥尻近辺に影響が出てくるのではないかと思います。
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