地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

地中海でM6.6

2016-10-31 06:00:43 | 日記
 10月30日15時40分(日本時間)に地中海でM6.6の地震が起きています。震源の深さは「ごく浅い」ということですから、ヨーロッパも日本と同様、震源の浅い地震が起きているようです。
 ちなみに、日本では10月30日の14時24分から31日の午前5時過ぎまで、要するに地中海で地震が起きていた間、これだけ続いている有感地震がピタッと止まっているという状況で、ヨーロッパと日本の間に何らかの関係があるような感じがしますよね。
 さらにいうと
 熊本→ペルージャ
 鳥取→地中海
という流れで、連鎖しているようにも思えます。10月21日に書いた「ユーラシアプレートの中央部回転」の関係かどうかは、今後もまだ、検証を続けていかなければなりませんが、おそらく、今までの地震と違い、現在、日本の下部とヨーロッパの下部が熱浸食を受けて、ユーラシア中央部の地殻の厚さと比較すると、非常に薄い状況になっているのではないか、と思います。そして、本来は中国内陸部~四川省あたり~で起きるはずの地震が、一気にヨーロッパに行ったのではないでしょうか。

 さて、次に日本が警戒しなければならないのが、昨日書いたように「紀伊半島近辺」です。一番危険性が高いのは、和歌山北部。気温の変化状況からみると、半年以内が危険時期だと思います。可能性として高いのは1月中旬。次いで3月中旬です。もちろん、一時、有感地震が止まっていましたから、昨日、和歌山北部・三重南部で、起きた地震が引き金になって、時期的に早まる可能性も捨てきれません。
 できれば、規模が小さいまま、圧力が抜けていくのがベストなんです。でも、都合のいいことばかりも言っていられません。十分、注意しておいてほしいと思います。
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10月30日 和歌山北部

2016-10-30 04:28:37 | 日記
 昨日、紀伊半島の話を書きましたが、今日になってから和歌山北部で地震がありました。10月30日4時15分で、震源の深さは10キロメートル。M2.4です。そして、これが、今までのような小規模な地震なのか、それとも大きな地震の前に起こる「前震」なのか、もう少し様子を見ていきたいと思います。万が一、小規模の地震が時間間隔が短い周期で起こるようになったら危ない、と判断できると思います。

 また、福島沖の地震も27日には50キロ、28日には30キロと、縦に崩壊を始めている状況です。ちょっと危ないような感じがします。

 そこで、こちらで書いている地震の警戒すべき場所を、ここでちょっとまとめておきます。時期的に「早く起こる可能性のある順番」で書いておきます。

1 紀伊半島北部
2 沖縄近海~沖縄トラフ周辺
3 福島沖~福島内陸にかけて
4 熊本近辺
5 関東方面

 それから、ここでちょくちょく書いている「ノストラダムス」の話についても触れておきたいと思います。
 1999年でワーッと騒ぎになりましたけれども、これ、実は理由があって、詩の中に「土星がおうし座にあるとき」というのが出てくるんですね。この「土星がおうし座にある」期間を占星術で見てみると、1999年~2000年にかけてと、2028年~2030年にかけてなんです。それで、もともと、1999年説と2028年説に分かれていたんですが、1999年が世紀末ですし、出版関係でも盛り上がったものですから、特に大きな騒ぎになったというわけです。
 そこで、ここで例の詩を見てみることにします。

「1999年7の月に
天に恐怖の大王が現れるだろう
アンゴルモアの大王を蘇らせるために
その前後、火星は平和なときを維持するだろう」

 これ、どう見ても、災害が起きるとは言っていません。「7の月」というのは、占星術で「7番目の月」という解釈のようで、実際には「10月~てんびん座」になるそうです。
 また「蘇る」ということは「以前起きたことが再び起こる」という解釈になるので、結局

1999年 天に「のちに地球に災いをもたらすもの」が発見されるだろう
それが、過去に起きた災害と同様のものを引き起こすだろう

という解釈にしかならないんですね。だから、1999年に災害が起こるというのは変だろう、という話なんです。
 そこで、詩に「天」とあるので、ひょっとしたら「彗星」か何かかな? と思って調べてみると、1999年10月には、なんと3つも彗星が見つかっていました。
1 マクノート・ハートレイ彗星
2 リニア彗星
3 フェリス彗星
です。また、超新星1999elも見つかっています。
 詩の中には彗星の話も出てきていますので、ここで見つかった彗星か、それとも、発見されているけれども、公表されていないものがあるのか、また、「天」は「星じゃないもの」なのか、その辺はまだわかりませんが、ただ、1999年に何もなかったから大丈夫、というのは「間違い」ということだけはハッキリしている、ということです。

ということで、ここで挙げた3つの彗星。ちょっと頭の中に留めておいてくださいね。
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地殻の結びつきと気温の関係

2016-10-29 05:09:19 | 日記
 地殻には、強く結びついているところと弱く結びついているところがあります。当然、弱く結びついているところが離れることで、地震が起き、断層が形成されるわけです。ところが、この「地震で離れる部分」にも、強い・弱いがあって、この離れ方にもパターンがあります。
 そのパターンは
1 強く結びついているところが先に崩壊し、そのあと弱いところが徐々に離れていく。
2 弱く結びついているところが先に崩壊し、そのあと強いところが一気に離れていく。

 ケースとして圧倒的に多いのは、2のパターンです。当然ですが、押す力と引く力がかかった場合、先に崩壊するのは、どうしても弱いところになることが多く、今まで、全体で支えていた地殻が、弱いところが先に崩壊し、最後まで頑張っていた「強く結びついているところ」が、耐えられずに崩壊する、というケースですね。ということで、大きな地震が起きる場合、その前に「前震」が起きるわけです。
 今回の鳥取もそうですし、熊本でも本震が後から来た、ということになりました。また、東日本大震災のときにも、前震としてM7の地震が前日に起きています。

 そして、2のパターンの場合、さらにケースが2つに分かれます。
1 本震がすぐにくる場合。
2 本震が遅れてくる場合。

 熊本地震や東日本大震災の場合、本震が早く来ました。それに対して、鳥取地震の場合は、しばらく群発地震のような形で、前震がしばらく続きましたが、それでも、本震が来たのはちょっと遅めでした。

 そして、この本震と気温の関係ですが、どうやら、本震が遅れてくる場合、細かな地震が起きているうちに、徐々に圧力が抜け、気温がある程度落ち着いた状況になりますが、その間に「強く結びついているところ」のみに力がかかっていくようです。そして、耐えられなくなるまで、少し時間的な間隔があいたところで、ついに本震というケースになっているようなんです。

 それで、上記のケースを踏まえて、それに当てはまるところを考えてみると、実は、紀伊半島のあたり。和歌山・三重方面で、気温が高めという話があったあと、少し地震が続いたんですが、今は、ちょっと小康状態なんですね。それに対し、熊本はずっと地震が続いたままですし、鳥取でも地震が起きましたから、関西方面の地殻でも、常時、動きがあるはずなのですが、それが、一時的な小規模な地震で終わっていて、そのあと、一向に地震らしきものが起きていないんです。
 それで、昨日・おとといと関東方面が危ない、という話を書きましたが、実は、切迫しているのは、紀伊半島方面ではないか、とも思っています。
 現在は、あちこちで地震が起きていて、日本全国、どこでも地震が起きそう、という感覚になっているのではないか、と思いますから、この地域も、いつもより意識して、警戒しておいてほしいと思います。
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関東方面のプレートの状況

2016-10-28 06:43:12 | 日記
 実は、今回は図をアップロードしようと思っていたのですが、いくらやってもアップロードされないため、文章のみで失礼します。

 プレート自体は地球の自転の関係で、一般的には「海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む」というふうに言われていますが、実際は「大陸プレートが海洋プレートの上にせりあがっていく」という動きのほうが正しいみかたということを8月16日に書きました(詳しくはそちらを)。
 ということは、ユーラシアプレートがオホーツクプレートを押し、そのオホーツクプレートが今度は太平洋プレートを押し、という連鎖で、圧力がかかってくるということになります。
 そうなると、ちょうど関東の位置は、オホーツク・太平洋・そしてフィリピン海プレートの3点が合わさる位置の近くにあり、フィリピン海プレートは「沈み込み」、太平洋プレートはそのままの状態をブロック。という中にあって、オホーツクプレートの先端のやや細くなっているところに関東があるんですね。そして、地殻も薄くなってきているわけですから、ねじれの力がかかりやすい位置に関東が存在している、ということになります。
 そして、おそらくは、そのねじれのゆがみが「茨城・千葉」の群発地震となって表れているのではないか、と考えているんです。

 さて、自分のほうでは、気温上昇の関係から、大きな地震があるのではないか、と予想しているんですが、以前、気温上昇によって大きな地震が起こる、と予想してから半年後に東日本大震災があり、四万十の気温上昇から、大きな地震がある、と予測してから1年近くかかって、熊本で地震がありました。ということは、今回の関東の気温上昇についても、今すぐ大きな地震が起こる、ということではない、と考えておいたほうがいいと思います。
 今までの傾向から考えると、気温上昇があって、それが少し落ち着いてからのほうが危ない。昨日の記事にも書きましたが、最低でも2、3か月後。ひょっとしたら半年以上、地震が起こるまでに時間がかかるのではないか、と予想しています。
 ただし、現状からすると、関東圏のどこかでは、間違いなく大きめの地震が起こると思っていたほうがいいでしょう。基本的には、直接気温の高かった地域で起こることのほうが可能性としては少なく、気温が高かった部分の周辺。特に今、一番危ないと思われるのは、今までも書いてきている「中央構造線上」です。中央構造線とその周辺は、要注意。少なくても2か月以内には、地震に向けての対策を終えておいたほうがいいと思います。
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北海道の気温下降とプレート

2016-10-27 05:01:49 | 日記
 自分は北海道にいますが、この気温の下降は、例年より圧倒的に早いんすですね。釧路は雪が少ないので、自分は、いつもは11月下旬に車のタイヤを夏用から冬用に切り替えるのですが、それでもタイヤ交換は周りの人と比べて早めの方。ところが、今年は、自分より周りの人たちのほうが早く、それも10月中のタイヤ交換なんです。

 それで、24日に北海道の気温下降を「本来の姿に戻ったかも」と書きましたが、それだけでは、説明がつかないようにも思います。
 そこで、今回は、その気温下降とプレートの関係で、ひょっとしたら、プレートがこういう動きをしているのではないか、というお話です。


 さて、図の最初は、今まで書いてきたようにフィリピン海プレートの沈み込みが起きた場合の力の影響について書いたものです。このフィリピン海プレートの沈み込みによって、地殻の薄くなっている本州方面~東北あたりまでは、下に引っ張られて地殻表面側に亀裂がはいるような力のかかり方をする。ところが、北海道方面は地殻が比較的厚めで、下に向かって折れ曲がらない分、地殻表面が引き伸ばされるような現象になる。すると、10月24日に書いたように、引っ張られる力が働くと、その影響で温度が下がる、というメカニズムです。それが図の下のほうです。
 実は、気温についても地殻の影響が大きくでていて、地殻が熱を持っていると、寒気を寄せ付けず、比較的暖かい状況が続き、地殻から熱が失われると、熱による妨害がなくなり、寒気が入り込みやすくなる、と自分は考えています。ですから、気候は単に気象条件だけではないということです。そして、もしも、地球温暖化が二酸化炭素の影響であれば、暖気が地表を覆うわけですから、今年のように突然、北海道で気温の下降が起きるわけがないんです。

 さて、この気温下降とは逆に、圧力がかかって、気温上昇が起こっているところもある、というのも事実です。特に関東方面は気温が例年より高い、という話ですね。富士山の冠雪も例年より非常に遅い、というのが昨日、ニュースになっていました。そして、これは千葉・茨城の群発地震と合わせて考えると、重要な意味を持ちます。

 というのは、現在、関東方面には、例年にないほどの強い圧力が地殻にかかっていて、そのため、例年より、気温が高いということ。すなわち、大きな地震が起きやすい状況である、ということです。
 特に、鳥取の地震が起きてからでも、気温上昇がある、ということになると、本来、どこかで地震が起きるとそこで圧力が抜けて、気温上昇が落ち着くはずなのですが、それがまったくそうなっていない、逆に圧力が増しているような状況である、ということなんです。
 ですから、今から2、3か月間は、本当に「関東方面、要注意」ですよ。
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福島まで広がってくるかも

2016-10-26 05:26:43 | 日記
 10月5日に書いた日本の中期塊でいうと「緑色」のラインにあたる東北中央を通る中期塊ライン。ここでも怪しい動きが出ています。というより、地殻が薄くなって中期塊が動き出すレベルになると、日本全体、どこでも地震が起こる可能性あり、という状況になっていく、ととらえたほうが正確かもしれません。
 ただ、予兆らしいものは、やはりあるので、そこを逃さないようにすることが、大きな地震から身を守る一番の方法ではないか、と思います。

 そこで、今現在、地震で気になっているところを書くと、「10月26日2時36分の福島沖」。これ、今まで書いていたように震源の深さ20キロの地震です。
 もう一つは「10月26日4時52分の福島県会津」。これ、震源の深さが「ごく浅い」ですから、いよいよ、福島のほうでも震源の深さ10キロメートル以内の浅い地震が起き始めた、ということですね。そして、この地震の震源、福島県にある活火山の「燧ケ岳」に近いところで起きた浅い地震なんです。

 こういう火山の噴火も、予兆がほとんどないままドンと噴火した御嶽山のような例もありますから、浅い地震が頻発すると噴火のほうも注意しなければならなくなる、と思っていたほうがいいのではないかと思います。

 いずれにせよ、少し様子を見ていたほうがいいでしょう。

 
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続 震源の深さ20キロメートルの地震

2016-10-25 05:21:35 | 日記
 震源の深さ20キロメートルまで行くと、地殻の崩壊が起きやすくなるので注意という話は以前から書いていますが、それ以外にも、理由があります。
 実は、東日本大震災やイタリア・ペルージャ地震も震源の深さが20~30キロの間で起きていますし、熊本地震も震源の深さは12キロと出ていますが、やはり10キロより少し深いところで起きている地震ですね。

 さて、その20キロ地震が、以前より多くなってきています。
 現時点で分かっているもので、近い順に
10月24日 10時54分 千葉県東方沖
10月24日 10時41分 青森県津軽北部
10月23日 16時54分 熊本県阿蘇地方

 このうち、熊本は地震が続いていますし、少し前に深さ20キロの地震が起きた時には阿蘇山が噴火しました。千葉・茨城も、鳥取地震が起きる以前の時と同様に「小規模地震」が群発しています。
 そして、北海道は、気温が急に低くなってきた話を昨日していますが、もしも、引っ張る力がかかっているとするならば、その力の集約されている地点が内浦湾~青森あたりにかけてではないか、と考えています。
 注意しておいたほうがいいと思います。
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圧力と気温の上昇・下降

2016-10-24 05:36:32 | 日記
 北海道でかなり早い初雪が降っていますが、この辺の状況も地殻の熱との関連が考えられるので、今回はそのお話です。


 さて、以前は、地殻の折れ曲がりで、曲がった内側のほうに熱が発生するということを書きましたが、今回は「折れ曲がらずに、全体的に圧力がかかる・引っ張られる」というケースについて考えよう、ということです。
 そのうち、「全体的に圧力がかかる」というのが図1です。
 この場合、圧力が集中した場所に熱が集中します。また、熱が集中するということは、その地殻に弱い部分ある、ということになりますから、基本的に崩壊しやすい。すなわち、熱上昇が起きると、そこで地震が起きやすい、ということになります。

 それに対し「全体的に引っ張られる」という力がかかった時には、膨張のため、その「引きの力」がかかった部分の熱量が減少し、気温の下降が生じる、ということです。

 さて、北海道の場合、現在の気温の下降がどのようなものかと考えた場合、考えられるケースは2通り。
 1つ目は「地殻の圧力が抜けた」というケース。
 どういうことかというと、北海道って、以前はもっと寒かったはずなんです。自分は釧路にいますが、釧路って、昔は、霧がかかると8月でもストーブが必要で、本当に夏の1時期(1週間弱)くらいしか、暑い日がない、と言っても過言ではないくらいの状況でした。ですから、本来はもっと寒いはずのところが、海水温の上昇や気温上昇で、現在のレベルになっている、と考えられる、というものです。
 もう一つは、実際に「引っ張る力が加わって、気温の下降が生じている」というケース。この場合、例年より、極端に気温が低くなっているところは「引く力が強くかかっている」ということになりますから、内陸地震が起こる可能性あり、ということです。

 自分のイメージとしては、前者のケースではないか、と思っているのですが、とりあえず、油断はしないほうがいいでしょうね。
 ちなみに、引く力がかかっている場合、最初に崩壊を起こすのは、いわゆる地震の巣になっている浦河沖・十勝沖・釧路沖・根室沖か、最近になって地震が増えてきている内浦湾あたりが一番の警戒区域。それから内陸へ、という動きになろうかと思います。
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北九州の中期塊

2016-10-23 06:20:11 | 日記
 昨日の続きですが、気象庁の発表では、鳥取地震の断層は「北北西~南南東」方向だということでした。また、テレビの画像をチェックしていましたが、やはり亀裂を見る限りでは、横ずれを起こしている気配がありません。
 となると、昨日の記事で書いた「島根~福岡~熊本」と続くライン上だということになります。

 ただ、昨日の記事でちょっと訂正があります。昨日は「島根~福岡~熊本」ラインのほうで地震を警戒と書きましたが、ひょっとしたら、北九州から鳥取にかけては、一つの中期塊が存在し、そこが沈み込みを起こしている可能性があるのではないか、という推測もありうるということなんです。
 すなわち、昨日書いた「島根~福岡~熊本」ラインと「島根~山口~大分~熊本」と続く環状ラインで、一つの中期塊が存在し、それが沈み込みを起こしているということです。

 すると、中央構造線上の地震に加え、上記の環状ラインのうちのどこかで地震が起こる可能性がある、ということです。

 それから、個人的に気にしているのは、千葉・茨城です。ここでは、震源の深さの違う地震が頻発していて、昨日でも震源の深さ50キロと20キロのものが起きています。ということは、かなりの部分まで崩壊が進んでいる、ということです。
 となると、今、がんばって崩壊を起こさずにくっついているところが、耐えきれず崩壊してしまった場合、大きな断層のずれが起こる可能性があるのです。
 ここも要注意です。

 それで、また、ちょっと毛色の変わった話になりますが、ノストラダムスの予言って、2028年に起こるという説があるんです。ですから、まだ成就されていない、ということなんですね。そして、その中に「アジアで7年間地震が続く」という読み取りができる部分があるようなんです。
 それで、1999年のときに話で出たような、断続的に「とりあえず続いているでしょ」ということではなく、今回の熊本地震って「余震なんだか、どうなんだか、わからない」というくらい「本当に続いています」よね。そして、それが収まる前に、今度は鳥取の地震ですよね。さらに、可能性としては、地表部分が広がっていくというスタイル~熊本地震と同じようなメカニズム~で起きていますから、この鳥取地震も、このまま小規模の地震が連続的に続いていくと思われるんです。そして、それがある程度落ち着きかかってきたかな、と思った頃に、また、中央構造線上のどこかで地震が起こる。それを繰り返したら、7年くらい続くかもしれないんです。
 また、かなり前に書きましたが、地表が大きく崩壊して、大規模な沈み込みが起き、その影響でフィリピン海プレートが一気に沈み込む~南海トラフ地震~が起きるのも、地殻の侵食状況から考えると、6・7年くらいかかるのではないか、という話にも合致するんです。

 ですから、ちょっと背筋がゾクゾク・ザワザワしてます。
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フィリピン海プレートと鳥取地震

2016-10-22 05:30:37 | 日記
 10月20日の記事で、父島近海の地震から、中央構造線~沖縄トラフにかけて、大きめの地震があるかもしれない、と予測していましたが、少し中央構造線から離れてはいるものの、ひょっとすると、鳥取地震がその地震なのかもしれないです。ただ、気象庁の発表では、南北方向に亀裂が入っているということをチラッと言っていました。ところが、中央構造線に沿う形だと、亀裂は東西方向に入るはずなので、それだと、直接的にはメカニズムに合いません。また、これもチラッと見ただけなので、確信は持てませんが、亀裂の入り方に「ズレ」が起きていないように見えました。それであれば、まだ、他の地震の元がくすぶっている、と考えることになります。

 そして、ここから先はシミュレーションになります。
 たぶん、気象庁は地面に入った亀裂の後を確認して「南北方向」としていると思うので、まずは、ここを中心に考えますが、この際、亀裂の東側・西側のどちらが沈み込んだ形なのかというのが問題になります。
 もしも、西側が沈み込んだ形であれば、広島・山口方面が全体的に沈み込んでいることになりますから、次に起こる大きめの地震は西側で発生する可能性が高い、ということになります。
 そして、ここでは、島根・山口・福岡・熊本と続くラインと、広島・山口(周防灘を含む)・大分・熊本と続くラインの2つがあり、今回の鳥取地震での亀裂が、やや「北西~南東」に傾いていると島根ライン、「北東~南西」に傾いていると広島ラインのほうで崩壊が起きるだろう、と予測できます。

 また、鳥取の東側のほうで沈み込みが起きている場合だと、現在の気温の上昇の関係から、大阪近辺が危ないような気がします。大阪・兵庫や、細かな地震が続いている和歌山北部まで警戒をしておいたほうがいいと思います。

 そして、これが「東西方向の亀裂」ということになった場合、熊本地震と同じ構造になっているはずですから、余震はいつまでも続き、それが限界に達した段階で、また、今回の鳥取地震のような地震が起こる。それも、中央構造線に沿ったところが警戒、ということになると思います。

 いずれにせよ、このあたりの地震は、フィリピン海プレートの沈み込みが原因、と考えていいと思います。ただし「フィリピン海プレートの沈み込み」については、気象庁のメカニズムとは、違うものになっています。
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