地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

鳥島近海でM5.8 奄美大島近海でM3.1 北海道南西沖でM3.0 新潟県中越地方でM2.3

2020-07-31 03:47:00 | 日記
 まず、鳥島近海のM5.8の地震ですが、揺れを観測したところがないのか、気象庁では震度は不明としています。また、同一震源で、M4.7の地震も起きています。おそらく、アリューシャンの地震の影響で太平洋プレートに傾きが生じて、動きが出てきたものと考えています。フィリピン海プレート沿いからパプア・ニューギニア方面でも動きが出ていて、ちょうど、アリューシャンからみて、太平洋プレートの重心を挟んで対岸に当たる方面で動きが出ている状況です。

 さらに、日本海側で動きが出てきました。北海道南西沖でM3.0。昨日の秋田県沖の地震と同様、日本海での同一ライン上の地震です。今回は、内陸に近かったため震度が確認されたという状況です。同様に、日本海側に近いところでは、新潟県中越地方でM2.8の地震も起きています。

 沖縄方面でも奄美大島近海でM3.1の地震が発生しています。鳥島近海の地震で、フィリピン海プレートの圧力が弱まったせいか、沖縄方面の動きは昨日より落ち着いた感じです。九州方面でも動きが緩くなっているようですが、和歌山県周辺では、一つ一つの動きは小さいものの、数は逆に増えています。動きがあるかもしれません。

 関東方面では、群馬・埼玉・栃木の3県の県境で震源の深い地震が発生しています。規模もそれなりのものですから、今後、千葉・茨城で揺れてくる可能性があります。同様に、北陸方面でも震源の浅い地震が発生する可能性があって、新潟・長野・岐阜では、注意していたほうがいいと思います。

 北海道方面でも、やや動きがみられ、アリューシャンの地震のからみもありますから、千島方面や根室・釧路沖では、警戒をしていたほうがいいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奄美大島近海で3回 茨城県沖でM4.6 福島県沖と秋田県沖でM4.0 その他有感地震3回

2020-07-30 03:11:21 | 日記
 九州・沖縄方面では、奄美大島近海でM3.4、M3.0、M2.7の3回、さらに宮古島近海でM3.5、宮崎県北部山沿いでM3.8の地震がありました。フィリピン海プレートの西側に動きが集中した形になっています。
 奄美大島近海では、プレート境界で震源の深さ中程度の地震が起きていますから、今回の地震はその影響ではないかと考えています。宮古島近海については、島の近くで起きたのがこの地震だっただけで、島から少し離れた周辺海域ではさらに規模の大きな動きがありますから、今回は、ある意味、ラッキーだったかも知れません。まだ、動きは続いていますから、今回よりも大きめの揺れがあってもおかしくないと思って警戒していてください。
 九州では、宮崎県北部山沿いでの動きですが、この地震、震源の深さが100キロで、今まで以上に震源が内陸に入り込んできています。要するにここまでフィリピン海プレートの滑りが入り込んできているということになりますから、今後は宮崎沖で震源の深さ中程度の地震が起きるか、九州北部で震源の浅い地震が起きるという形で影響が出てくるものと思われます。注意していてください。

 茨城県沖のM4.6の地震は、震源の浅い地震です。ただ、太平洋プレートの動きとしては、プレート境界の震源の深さ中程度の動きの方が活発。うレートの動きから考えると、福島県沖のM4.0の地震の方が、どちらかというとノーマルパターンです。その他、有感地震にはなっていませんが、やはり、茨城・千葉の関東方面で、この震源の深さ中程度の地震の動きが活発です。東京・埼玉を中心とした関東エリアで動きが出やすくなっていると考えてください。

 また、懸念していた動きが出ていて、それが福島県会津のM3.0と秋田県沖のM4.0の地震です。福島県では、震源の位置が山形県寄りに移動してきていますし、秋田県沖は日本海側の地震です。北海道の南西沖が危ない感じがするので、重点的にみてきているのですが、東北の日本海側も徐々に危なくなってきていると思ってください。1983年に津波を発生させた日本海中部地震(秋田沖地震)の例もあるので、日本海側は要注意です。

 アリューシャン東部では、まだ、M5クラスの余震が起きていますので、カムチャッカ・千島列島経由で、北海道東方沖に影響が出てくる可能性が高いです。こちらも警戒が必要です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩手県内陸南部でM4.2 宮城県沖でM3.8 その他、有感地震4回

2020-07-29 03:10:57 | 日記
 まず、海外の情報ですが、アリューシャン列島東部で、再びM6.1の地震が発生しています。また、余震もまだ続いているようです。北緯55度、東経161度のあたりで、ウラナスカ島の近くです。震源の深さはだいたい40キロ前後。プレート境界の地震だと思われます。また、チベット方面でも、動きが続いています。

 日本でも岩手県内陸南部でM4.2の地震が起きていますが、これは震源の深い地震。深さが140キロですから、これをきっかけに、太平洋プレートの動きが加速されると思われます。宮城県沖のM3.8は、今回は、この震源の深い地震の影響ではないかと考えています。
 北海道から東北・関東までの太平洋岸では、アリューシャンの地震と岩手県の震源の深い地震のダブルパンチで、規模の大きめの地震が起きるかも知れません。ちょっと警戒していてください。

 その北海道では、胆振地方中東部でM2.8の地震が起きています。同じ胆振地方中東部の地震でも、今回は太平洋沿岸部で海に近い。このあたりでは震源の深さが40キロと深くなっていっています。空知に近い方では、震源の浅い地震も起きていますから、亀裂が広がっているような雰囲気です。それと同時に北海道の南西沖でも細かな動きが起きています。北海道では、太平洋沿岸と合わせて、渡島半島から南西沖まで注意が必要だと思っていてください。

 岐阜・長野の群発地震帯では、長野県中部でM2.9の地震が起きました。細かな地震はまだ続いていますし、その細かな地震が、少し震源がずれたところでも起きています。ここも、まだ亀裂が広がっていきそうな様相です。静岡・愛知方面でもやはり動きが出てきています。規模は大きくないと思われますが、今後、有感地震になってくる可能性があります。

 和歌山県北部ではM2.0とM1.9の2回地震が起きています。細かな地震は、紀伊水道や徳島でも起きていますから、有感地震になったのがここだけ、と考えていていください。

 そして、やはり怪しいのは、九州と沖縄方面です。
 有感地震にはなりませんでしたが、福岡や長崎で細かな動きが発生しています。また、熊本は、気温的にみてもちょっと怪しい。フィリピン海プレートの歪が熊本から、その西方沖に一気にかかってきているのではないかと考えています。なるだけ細かな地震でエネルギーが抜けていってくれた方が安心です。ただ、ある程度大きめの揺れがあることを想定してい置いた方がいいと思います。

 宮古島~西表島周辺では、あと一歩で有感地震になりそうなレベルの地震が多発しています。過去には、このような現象が起きても、一度も揺れずに終わったこともありますが、島を直撃すると大きな揺れになる可能性がありますから、注意していてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮城県沖でM4.0 日向灘でM3.5 浦河沖でM3.4

2020-07-28 04:06:31 | 日記
 浦河沖のM3.4の地震は、千島列島からの流れで、このブログを続けてみている人は「あ、来たな」と思ったのではないでしょうか。
 また、日向灘でM3.5の地震が起きていますが、これは、昨日書いた宮崎県沖の地震です。
 宮城県沖のM4.0は、太平洋プレートの滑りで起きた地震です。

 海外の動きでみると、最近、チベットの方で、M4~5規模の地震が続いています。また、フィリピン海プレートの南方でM6弱の地震が起きています。
 ですから、フィリピン海プレートの周辺域で注意が必要だと思っているのですが、ここ数日、九州の中南部の動きが変です。熊本から西方海上にかけて、細かな地震が集中しているんですね。それでいて、北部方面の長崎・福岡・佐賀方面では、全く動きが無いんです。大分でも動きが止まっています。また、宮古島近海でも動きが激しいのですが、それ以外のところの動きが急にストップしました。
 それで、これは推測ですが、動きの出ていないところでは、フィリピン海プレートのどこかで引っ掛かりがあって、それがストップをかけているのですが、その他のところは普通より大きな動きになっているということなんです。それであれば、もし、今、引っかかっているところが動くと、かなり大きな地震になる可能性があるということです。
 九州方面は、やや気温が高めに推移していますから、圧力がかかってきているのかも知れません。

 もうひとつは、四国方面なんですが、四国の内陸で、震源の深さ中程度の地震が起きてきています。この深さは南海トラフに影響が出てくる深さです。今回、フィリピン海プレートの動きが活発ですし、徐々に南海トラフ方面にも歪が溜まってきている状況になっています。今すぐ動くとは思いませんが、少しずつ危ない方向に向かっていると考えていてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

与那国島近海でM5.4 岩手県沖でM3.8 熊本地方でM3.0 その他有感地震2回

2020-07-27 03:55:41 | 日記
 与那国島近海のM5.4は、震源が与那国島と台湾の中間点。沖縄方面の動きがそのまま有感地震になって出てきたようです。九州でも熊本県熊本地方でM3.0の地震が発生しています。九州では、まだ、熊本周辺から西方沖にかけて、そして、大分・宮崎の沿岸でも細かな動きが出ていますから、今後、注意が必要です。

 北海道方面では、千島列島でM4.5の地震が起きています。釧路・根室・十勝沖や青森県東方沖でも、有感地震にはなっていませんが、動きが出ていますから注意していてください。岩手県沖のM3.8は、その流れで起きた地震だと思われます。この一帯で動きがあると、最近では、渡島半島方面や北海道西方沖に動きが出るようになってきています。

 その他では長野県中部でM2.6の地震が起きていて、岐阜・長野の群発地震帯の中の南側が震源。徐々に南側に崩壊地点をずらしてきているようです。さらに南側で、中程度の規模の地震が新たに起きる可能性があるので、注意していてください。

 和歌山県北部でもM2.7の地震が起きています。昨日書いた細かな動きが出ている地点での地震です。

 また、気になる動きは、千葉県の南方沖の動き。ここで動くと、静岡周辺や長野南部での揺れが起きやすくなります。注意していてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮城県沖でM4.1 山梨県中西部でM4.0 福島県会津でM4.0 熊本地方でM2.9

2020-07-26 04:26:34 | 日記
 宮城県沖のM4.1の地震は、太平洋プレートの滑りによるもの、熊本県熊本地方の地震は、昨日書いた細かな動きの延長、と考えています。
 熊本方面や宮崎沖では、細かな地震が多数起きていますし、沖縄は宮古島周辺域で動きが活発です。今後、揺れてくる可能性が高いと思っていてください。

 山梨県中・西部のM4.0の地震は、震源の深さが160キロと深い地震。茨城・千葉の動きが東京方面を通り越して、山梨の方に影響が出てきたと考えています。深さとしては、太平洋プレートが滑って起きた地震。東京・神奈川の下部を通り越して、動きが出ているということですから、やはり、関東大震災のエリアは要注意ですね。東京の下部でプレートの滑りによる地震が起きた場合、震源の深さ80~90キロくらい。それとは別に、今回太平洋プレートが東京・神奈川方面の下部に侵入して浮力によって押し上げるタイプの地震が起きた場合、震源の深さは浅くなります。関東大震災は、こちらの震源の浅い方。いきなりドンと来られたら、対処のしようがないのですが、もしも、震源の浅い中規模の地震が起きた場合、それが前震になる可能性があるので、そのタイミングで警戒してください。

 そして、もう一つ、想定外だったのが、福島県会津のM4.0。震源は福島県の北部で山形県との県境に当たります。福島県では南西部の群馬・栃木との県境では細かな地震が集中していましたが、こちらの方にかかるのは、最近では珍しい地震です。新潟県中越地方でも動きが出ていますから、新潟から福島にかけて、これからの様子を見ていってください。

 その他、岐阜・長野の群発地震帯、京都、和歌山、愛知で怪しい動きがあります。念のため注意しておくといいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩手県沖でM3.5 新潟県中越地方でM3.4 兵庫県南東部でM3.4

2020-07-25 03:50:45 | 日記
 昨日書いた内容では、やはり、岩手県沖で動いてきました。M3.5です。アリューシャンのM7.8の地震が起きたところでは、まだ、M5クラスの余震が数回起きていますので、今後、千島列島や北海道東方に影響が出てくるものと思われます。3日~1週間くらいで、動きが出てくると思っていてください。実際に、釧路沖では、少し動きが出てきています。

 また、一昨日書いた内容からは、新潟県中越地方でM3.4の地震が起きました。

 兵庫県南東部のM3.4の地震は、和歌山方面からの歪か、京都方面の歪がかかって起きたのではないかと思っています。

 そして、昨日の動きで最も活発だったのは、九州の西方海上から沖縄方面。有感地震になってもおかしくないくらいの規模の地震が頻発しています。また、熊本では、断層に沿ってきれいに細かな地震が連なっています。数日の間に、このうちのどこかで動いてくると思われます。土砂災害の関係もありますので、注意していてください。

 また、福島の南方沖合から茨城県一帯でも、細かな地震が集中しています。逆に、相変わらず動きが全く出ていないのが、東京都・神奈川。ですから、関東方面では、少し警戒レベルを上げておいた方がいいと思います。関東大震災は9月1日に起きていますし、次の満月は8月4日です。関東方面は、北半球が太陽の方を向いていて引力がかかりやすい夏場の方が危ないと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本県天草・芦北地方でM2.7

2020-07-24 03:46:54 | 日記
 昨日のブログからの有感地震はタイトルの一つだけ。全国的にも、動きがかなり減少しています。
 その理由として考えられるのがチベットの地震。M6.3に次いでM5.1の地震が起きています。過去には、中国の内陸部で地震が起きたときなども、日本国内の動きが減少したことがありますから、ユーラシアの内陸部で地震が起きると、ユーラシアプレートの歪が緩和されるため、地震が減少する、と考えています。

 ただ、昨日書いたアリューシャンのM7.8の地震の方は、まだ動きがあって、昨日もM5.1の余震が起きている他、アリューシャン列島の中央付近でもM4.9、カムチャッカ半島付近でもM4.9の地震が起きています。それに呼応するように、北海道の方では、釧路から十勝にかけて、震源の深い地震がバラついて起きています。ですから再び、北海道の太平洋岸~岩手県沖、場合によっては、宮城県沖のあたりまで動きが出てくる可能性が高いと思っていてください。

 また、九州の中南部とその海上と宮古島周辺域で、有感地震にはならなかったものの、中程度クラスの細かな地震が密集して起きています。熊本県天草・芦北地方のM2.7の地震は、その一環。今後も動いてくる可能性があります。

 茨城県では、今まで地震が起きていた地域より、震源がやや西にずれたところで動きが出ていますから、今後は、茨城南部の地震は、もう少し震源が西によってくるのではないかと思います。

 そして、珍しく高知の西方でやや大きな滑りが起きているようです。南海トラフ方面に影響が出るか、もしくは、歪の逃げ道が山陰になるかも知れません。少し注意していてください。

 岐阜・長野の群発地震帯はまだ動きがありますし、岐阜の西方から東海・京都までの割と広めのエリアで細かい地震が起きています。

 また、昨日の報道ステーションでは、徳之島で発見された海底洞窟で見つかった土器についてのニュースがありました。そのニュースでは、発見された土器は、今から11700年前~7400年前に作られた土器ということが分かり、以前は、その洞窟で人間が暮らしていたが、その後、海水面が上昇し、水没した、という話でした。自分の方は、海水面の上昇ではなく、陸地が沈降したと考えているのですが、いずれにせよ、水没したことに間違いはない、ということです。
 当然、陸地が水没するくらいですから、かなり大規模な地殻変動が起きたと考えられる訳ですが、そうすると、範囲もかなり広く、九州から奄美大島~沖縄方面にかけて一気に変動したと考えています。そこで、参考になるのが、九州の日奈久断層ですが、こちらは、8400年前から2000前の間で、地殻変動が起きたと考えられていて、これと徳之島の土器との年代でかぶってくるのは8400年前~7400年前。
 このブログではかなり前ですが、約8000年前に大規模な地殻変動が起きたのではないか、と書きましたが、この時期と一致します。
 ですから、沖縄の海底遺跡は、ちゃんとした遺跡で、8000年前以前にあった沖縄の集落の跡ではないかと思いますし、もともとは沖縄自体も、陸地の面積が今以上にかなり広く、人間が大陸から渡ってきやすい地形だったのではないかとも考えています。
 そして、過去に起こっている以上、今現在、突然大きな地殻変動が起きてもおかしくない、ということです。

 信じるか、信じないかは、あなた次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリューシャン列島東部でM7.8 宮城県沖でM3.5 千葉県北東部でM3.0 大分県中部でM2.8

2020-07-23 04:08:45 | 日記
 今回は、まず、海外から。
 アリューシャン列島の東方で、かなりアラスカ寄りのところですが、M7.8の地震が起きました。アラスカでは津波警報が出されましたが、海面変動は15センチ程度で収まったということです。大きな津波にならなくて良かったと思います。ただ、プレート境界の滑りが一気に重なってきたようで、M6.1、M5.8、M5.7、M5.1と周辺で、かなり規模の大きい余震が続いています。
 このアリューシャンの震源と、太平洋プレートの重心を挟んで対岸ということになると、インドネシア東部からニュージーランドの北方にかけてで、ニューギニア付近では17日にM7.3、その他、ニュージーランドの北方でもM5クラスの地震が続いていましたから、その影響ではないかと考えています。

 大分県中部の地震は3日前に書いた大分方面の動きが、有感地震になって現れたと考えています。九州方面は、まだ、宮崎沖から九州の中部~九州西方沖までのエリアで細かな地震の数が多くなっています。合わせて、昨日書いたエリアでは、まだ、細かな地震が多めに推移しています。ちょっと島から離れると有感地震にはなりませんが、動きは九州と同様活発なまま、と考えていてください。

 千葉県北東部のM3.0は、茨城県南部で起きている地震と同様、太平洋プレートの滑りによるものと考えています。それは、宮城県沖のM3.5も同様で、昨日書いた宮城県沖の動きに当たります。そして、今回の動きは、いつもの岐阜・長野ではなく、新潟と福島の西方に影響が出ているようです。このまま滑りが続くと、新潟中越方面で揺れてくるかも知れません。

 その他で注目しているのは、岩手と秋田の内陸部。細かな地震が急に多くなっています。
 本来、北海道の地震の後は、岩手方面に影響が出るのですが、今回は、全く出ていません。予測としては、岩手の沿岸部で、プレートがしっかり噛み合って動き出さないため、その分の歪が内陸に出てきたと考えています。ですから、岩手沿岸か岩手・秋田の内陸のどちらかで、今後、動きが出てくると思われます。注意していてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種子島南東沖でM4.6 豊後水道でM3.6 熊本地方でM2.4 岐阜・長野の群発地震帯で2回

2020-07-22 03:20:49 | 日記
 昨日のブログから今までに起きた有感地震はタイトルの5つ。
 種子島南東沖の地震は、昨日書いたフィリピン海プレートの動きによるものと考えています。このあたりもしばらく揺れがなかったので、やや規模が大きめになったと思われます。さらに、有感地震にはなっていませんが、沖縄方面、特に日頃地震が発生しやすい沖縄本島から奄美大島にかけての一帯と、宮古島周辺域の一帯で動きが活発になっています。まだ、フィリピン海プレートの影響で揺れる地域が出てくる可能性があります。

 また、豊後水道のM3.6の動きについては、一昨日書いた内容からの地震だと考えています。
 熊本地方のM2.4の地震については、実は、九州の方で、今までとちょっと違い、宮崎県と熊本県の県境あたりで、震源の深さ中程度の地震が発生しています。フィリピン海プレートの接触面が、少し内陸側にずれたようです。今回の熊本地震は、その影響ではないかと考えています。
 フィリピン海プレートの動きに伴い、九州や中国・四国の西方で細かな地震がパラパラ出始めています。さらに和歌山方面でも同様の動きになっています。

 北海道方面では、直接有感地震はなかったものの、やはり、青森県東方沖で動きが出ています。今後、岩手県沿岸方面につながる可能性があるので、注意していてください。

 そして、昨日の地震の中で、問題なのは、岐阜・長野の群発地震帯の地震です。
 今回、起きた2回の地震は、M3.6とM3.2。ここ最近起きた地震の中では、規模がやや大きめの方なのですが、この2つの地震、実は、北緯36.2度と、今まで起きていた群発地震帯より、若干、南での崩壊です。そのため、こちらでは、新たな断層の崩壊が起きたために、やや規模が大きめになったと考えています。
 どうやら、懸念していたことが実際に起きてきているようです。今後、さらに亀裂が広がると、同様の規模か、もしくは、さらに規模の大きめの地震が起きる可能性がありますから、地震そのものと合わせて、土砂災害にも警戒していてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする