地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

浦河沖でM3.7 震源の深さ20キロの地震とは

2018-06-12 05:01:18 | 日記
 昨日書いた北海道の地震では、通常の流れに近い形で浦河沖で地震が起きました。M3.7で震源の深さは60キロ。となると、これからも通常の流れになることが予想されるので、この影響が胆振方面に出る可能性が高いと思います。

 そして、もう一つは、震源の深さ20キロを例にとって、どのようなことが想定されるか、ということを書いておこうと思います。

 まずは図を見てください。
 

 Aの図は、通常の震源の深さ20キロのケースです。
 自分の方では、震源の深さ20キロと言われた場合、このように、地殻が一部薄くなっているところの下部で崩壊が発生したと考えています。図に書いてあるのは、押す力がかかって、押しつぶされるケースですが、もちろん、図とは、逆の引っ張る力がかかったり、上に押し上げる力がかかって、亀裂が入るケースもあるだろうと考えています。

 Bの図は、押し下げる力がかかって、一気に震源の深さが20キロまで亀裂が入って崩壊を起こすケースです。自分は、これが東日本大震災で起きたケースだと思っています。
 東日本大震災では、この亀裂がほぼ同時に二か所で入り、津波の波紋が2つできたために、その波紋の重なった部分で、想定以上に津波が高くなったということが、検証されています。

 これと同様のパターンは、震源の深さが30キロ、40キロでも同様に考えられると思っています。そして、ここに図示したA、Bのどちらのケースでも、先端部分が下に下がるということ。ということは、この下がった先端部分は、さらに先端方向に向かって、動きやすくなってくる、ということです。

 
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