地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

沖縄の異常と今後の気象

2016-09-30 05:13:07 | 日記
 以前、震源の深さや地殻の動きから、大きな崩壊が起きるまで「あと6・7年はかかる」と予測していましたが、それがもう少し早まるのではないか、という兆候があったので、今回は、そのお話です。

 9月27日に書いた沖縄のM5.7の地震ですが、これ、震源の深さが40キロメートルなんです。そして、29日12時に起きた沖縄の地震も40キロメートル。そして、奄美大島で起きた30日の0時~1時の3回の地震は、いずれも30キロメートルなんです。
 ひょっとすると、これ、熱浸食により、地殻の下部が大きく剥がれ落ちるか、それに近い何らかの状況が起きて、一気に地殻が薄くなったのかも知れません。要注意です。
 そして、もしも、地殻がここまで薄くなっているとしたら、一番最初に大きな崩壊が起きるのは、沖縄近海ということになる可能性が高いんです。今の段階では、そのような予測になります。

 それで、もしも、沖縄近海の地殻が薄くなっているならば、地球内部の熱がそのまま地表に伝わってきやすくなるので、その証明として、気象現象の変化がみられるはずです。これに一番関係するのが、海水温の上昇です。

 現在でも台風の勢力が強まっていますが、このことについては、ここで何度か書いていますが、二酸化炭素の増加による地球温暖化ではなく、地殻内部の熱と、地殻の圧力で発生する熱が大きな原因と考えています。そうなると、地殻が薄くなることは、そのまま熱量の増加を意味しますから、台風の勢力が今まで以上に大きくなる、ということ。地球内部の熱が原因であれば、太陽の熱エネルギーによる影響に関係なく台風が発生する可能性があるので、冬でも台風が発生する可能性ありです。今までフィリピンの近くで発生していたものが、もっと沖縄寄りで発生する、ということも感がられます。

 また、この沖縄近海で海水温の上昇があれば、対馬海流に乗ってくる暖流が、北海道の北部まで流れてくることになるので、シベリアで発生した低気圧が日本海で勢力を増し、爆弾低気圧が多く発生することになります。根室で起こった、気圧の低下で海水面が上昇し、町の中にまで海水が流れ込んでくる、といった現象が、頻繁に起こるようになる、ということです。

 そして、そのような現象が、今期の冬で起きた場合、沖縄近海の地殻の崩壊が起きる可能性が高くなります。おそらく、地球外の惑星などの引力が関係すると思われるので、一番最初に警戒しなければならない時期は、年が明けた、来年の1月~3月にかけて。要するに、阪神大震災や東北大震災が起きた時期に警戒、ということです。

 ということで、様子をみていってくださいね。
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地球の膨張・収縮と地殻

2016-09-29 04:43:18 | 日記
 7月29日に地球の膨張と収縮について書きましたが、これが地殻にどのような影響を与えるか、というのが今回のお話です。


 上に書いてあるのは、膨張・収縮が起きる前の状況です。そして、中心部の活動が活発になり、大量の熱を発するようになると、その熱でマントル自体が膨張します。これが地球の膨張で、現在はこの膨張期に入っていると判断しています。
 逆に、中心部の活動が緩やかになり、熱の発生量が少なくなると、マントルは熱を奪われ収縮します。

 そして、膨張期では、マントルの熱によって地殻が浸食され、地殻自体が薄くなる。また、膨張によって、地表が広がった形になるため、地殻と地殻の接点が離れやすい状況になる。したがって、地殻同士の浮力の影響が少なくなり、地殻の重心移動(9月7日記事より)が起きやすくなる。また、これらことから、初期塊・中期塊(8月30日記事より)が後期塊から分離し、独自の動きを取りやすくなる。
 このような状況になります。

 その逆の収縮では、地殻が厚くなる。地殻自体がギュッと中心に寄りはじめ、その結果、地殻と地殻の接点にかかる力が強くなる。地殻が厚くなることにより、初期塊・中期塊を密着させるようになるため、後期塊が発達する。
 このような状況になります。

 すると、膨張期では、火山の噴火、地殻内部の地震が多くなり、浮力が失われるため、地殻の沈降が起きやすくなる。その逆で、収縮期では、地殻と地殻の接点に力がかかり、プレート境界地震が起きやすくなる。地殻が生成されるため、山脈などが形成される、という動きになりますね。

 そして、現在では、内陸部地震が頻発していること。世界各国で火山の噴火が相次いでいることを踏まえると、どうしても「膨張期」である、という結論になります。

 さて、このような「重心移動が起きやすい」状況であるとすると、例えば、ユーラシアプレートでは、その東端の日本とその反対側のヨーロッパでの地殻の動きが活発になる、ということになります。
 このヨーロッパの予想については、後述するつもりでいます。ペルージャの地震なども、実は、アジアの地震と密接な関係がある、ということです。
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気温上昇と地震

2016-09-28 05:12:03 | 日記
 8月20日に圧力によって熱が発生するということを書きましたが、今回は、その続きと思ってください。

 この時期になって、真夏日を迎えるかもしれない、というお話ですが、異常な高温現象が起きたときには、単に気象条件だけと考えない方がいいと思います。
 自分が今まで書いてきたものでは、

1 地殻が薄くなり、地球内部の熱が地表まで届いている
2 地殻の圧力によって熱が発生している

の2つ。特に1の理由については、地球温暖化の一つの要因になっているのではないか、と考えている、ということを以前書きました。

 さて、今回の気温上昇については、まず、気になるのは、中央構造線に沿って全体的に高温状態であることです。これ、結局、中央構造線の下にまだ圧力がかかっていて、震源の浅い地震が今後もこのまま続いていくと見た方がいいでしょう。熊本の余震もまだまだ終息しないということです。
 もう一つは、韓国南部から日本にかけての、おそらくはもう一つ大きな断層があるのではないか、と疑われる地域でも、やや気温が高めである、ということです。
 昨日の記事で書いた浦河沖地震なども、完全に今までとメカニズムが変わったため、今後は、この状況が断続的に長期間続いていくものと思われます。

 さらにもう一点。地殻の浅い地震が、もし海底で起きたとき、陸地の揺れは大したことがなくても、マグニチュードが非常に大きい可能性がある、ということです。これは、一昨日の関東沖地震の話を参考にしていただければいいと思います。そして、このケースでは、もし仮に、熊本地震のような地割れが発生すると、そこで海水が一気に引き込まれ、その衝撃で津波が発生するということです。一昨日書いた関東沖地震でも小規模ですが、津波が発生しています。もし仮に、大きく地殻の表面が崩壊を起こした場合、大きな津波が発生することになります。
 今後は、震源の浅い地震が多発すると思いますから、そうなると、揺れが小さくても、きちんと震央を確認し、津波が発生していないかどうか、を必ず確認するようにしてください。
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浦河沖地震について

2016-09-27 05:34:52 | 日記
 関東沖に続き、2つ気になる地震が起きました。
 9月26日14時13分の浦河沖、震源の深さ10キロメートル。M5.5
 9月26日14時20分の沖縄本島近海、深さ40キロメートル。M5.7

 この2つ、マグニチュードが5以上で、かなり規模の大きい地震です。おそらくは、震度が大きいほうの沖縄が話題になると思いますが、自分が気になるのは、浦河の方なんです。

 実は、自分の方では、2013年まで、北海道近辺で起こった地震の記録があって、例えば2013年12月9日の浦河沖の地震は、震源の深さが70キロメートルだったりします。そして、この時期では、浦河・日高沖、釧路沖の地震は、ほとんど(ほぼ全部)60~70キロメートルの深さか、それより深いのです。
 ところが、昨日起きたのは、それとはまったく別で、震源の深さ10キロメートルなんです。要するに、今までの地震は、地殻下部の崩壊による地震だったのですが、最近のものは、地殻上部の崩壊による地震であるということ。すなわち、地震のメカニズムが変化していることを差します。

 要するに、今までは、8月27・28・29日に書いた東日本大震災と同じ、地殻が上反りになって起きていた地震なのに対し、最近のは中央構造線地震と同様のメカニズムに切り替わってきているということです。
 そして、別の見方をすると、今現在日本で起きている地震が、すべて中央構造線地震化しているということになるということです。すると、今後の傾向も見えてきます。

 この状況であれば、メカニズム上、震源の浅い地震が、どこかの地殻が完全に折れてプレートとの切り離しが起きるまで~大きな地殻変動が起きるまで、際限なく続く、ということです。そして、その大きな変動がどこに出るかが分からなくなってきている、ということです。

 以前にも書きましたが、現在は、まだ震源の深さが10キロメートルのまま推移しているので、すぐに何かが起きる、ということではないと思いますが、これが深くなっていった場合、やはり要注意でしょう。
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関東方面について

2016-09-26 04:03:46 | 日記
 今回は。いつもの地震の構造ではなく、9月23日9時に起きた関東東方沖の地震についてです。

 この地震、地震の震度は1と小さめで、あまり気にしていない方もいると思いますが、マグニチュードは6.5と非常に大きな地震でした。ただ、震源が浅かったため、陸地での揺れは小さく感じたと思います。これが実際に直下で起こると、震度5強とか震度6とか、そのような状況になっていたのではないか、と考えておいた方がいいと思います。要するに、熊本地震では、最初に起きた大きな地震のマグニチュードが6.5で、震源の深さも同じくらいですから、それと同じ規模の地震が起きたと想定しておいてほしいということです。

 そして、ここも中央構造線のラインに乗っている地域ですから、地震の構造も熊本地震と同様で、9月3日の記事で書いたメカニズムと同様の状況であろうと考えています。
 となると、一度大きな地震が起きた場合、かなりしっかりくっついていた部分が離れてしまっていますから、他の部分に引き離しの力が集中しやすい状況ではないか、と考えられます。また、ご存知のように熊本地震も、大きな地震のあと、さらに大きな地震が来ていますから、この近辺では、余震として、結構大きめの地震が起きる可能性があります。

 もう一点は、9月25日13時に起きた千葉県東方沖の地震では、震源の深さが20キロメートルになっています。今までは深さが10キロメートル程度でしたから、少し深い部分で地殻の崩壊が起きているということですね。要するに、崩壊の範囲が広がってきているということです。
 また、9月23日の前日、9月22日21時には、茨城県北部と千葉県東北部でほぼ同時に地震が起きていて、この2つの地震、今までとは震源の深さが違う、50キロと40キロなんです。ここでも崩壊の範囲が広がっている~ひょっとしたら、昨日書いたような、浮遊塊などの影響で、地殻下部に何らかの影響が出ているのではないか~と考えています。

 ということで、少し気を付けておいてください。
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浮遊塊とマントル揺動

2016-09-25 05:15:09 | 日記
 今回は、地震の原因の一つと考えられる「浮遊塊とマントル揺動」の関係を考えたいと思います。9月20・21日の記事を参考にしてみてください。


 まずは図1です。マントルの揺れが起きると、今まで接触面が緩くなっていながら、なんとかプレートにくっついていた塊が、その揺れの刺激を受けて、剥がれるという現象が起きることが考えられます。図では平らな面で書いていますが、以前書いたように、プレートの下部の一部が細くなってポッキリ折れるような現象も考えられますね。
 すると、この引きはがしの衝撃によって地震が発生する場合と、この引きはがしによってプレートの浮力に変化が生じ、それによってプレート境界地震などを引き起こす可能性があります。

 もう一つは図2のパターン。マントルの揺れによって流されてきた浮遊塊がプレート下部と接触するときに起きる振動が地震になる場合。そして、さらに、その接触した浮遊塊に別の浮遊塊がぶつかって起こる地震。
 実は、同一震央で深度の違う地震が起こる原因は、単にプレート内部が崩壊するだけではなく、このような「浮遊塊の接触」によるものも結構多いのではないか、と考えています。

 それで、9月23日23時の千葉県南部の地震なんですが、これ震源の深さが120キロメートルとかなり深いんです。ところが、ここ、マントルトモグラフィーで見ると、どうやら、地殻が存在しないような深さなんです。だけど、地震が起きている以上、ここに固体が存在する、ということになりますね。
 されに言うと、この進度の深めの地震、東側から西側に、徐々に移動してきている感じなんですよ。ですから、これ、ひょっとしたら浮遊塊が引き起こした地震ではないか、と思っています。
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マントルトモグラフィーと中国内陸部

2016-09-24 06:08:30 | 日記
 9月11日に四川省地震と日本の地震の関連を書きました。そのときに、山東省の浮力で四川省に圧力がかかるということでしたが、それを今回のマントルトモグラフィーで確認してみようというお話です。
 今回の図は、かなりイメージ図に近いのですが、地殻の底部はだいたいこんな感じというふうにとらえてほしいと思います。


 マントルトモグラフィーで見ると、この中国内陸部は複数の穴が開いていて、そこにマントルが流れ込んでいるという様相をしています。図では単に凸凹の形ですが、マントルが入り込んでいる部分の上部は、少し広がった形かもしれません。
 そして、この形であれば、一部の地殻が沈み込んだり、浮力がかかったりすると、このマントルが流れ込んでいて、地殻が極端に薄くなっている部分が崩壊しやすい状況になっていることが分かると思います。
 したがって、9月11日の記事にかいたようなメカニズムの地震が起きやすい地殻が形成されていると考えてもいいと思います。

 となると、日本で起きた地震は、内陸のチベット・ウイグルからネパールあたりまで直接的に影響を与えていると考えていいと思います。
 したがって、地震は「東から西に向かって伝播する」という構図になる、ということです。
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太平洋プレートの地殻下部の状況

2016-09-23 04:48:02 | 日記
 昨日は、ユーラシアプレートのお話でしたが、今回はお隣の太平洋プレートをマントルトモグラフィーで見てみようというお話です。
 まずは、図を見てください。

 図1は、日本で言うと東北~関東の東の状況。図2は、フィリピン海プレートの東側の状況です。
 さて、図1についてですが、マントルトモグラフィーを見てみると、深度300キロメートルくらいまで、日本海溝の東に青い部分が存在することが分かります。おそらく、この部分が太平洋プレートの下部で、ここだけグッと深くなっていると思われます。
 そして、なぜ、このようになっているか、というと、これは推測ですが、いわゆる「東北・関東沖」の地震によって触れあっている面の摩擦や崩壊により、地殻の細かな粒がマントルに落ちていく。その粒が熱によっていったんは溶かされるものの、再び地殻の固体部分と接触し、熱を奪われて、再び地殻を形成する、という流れ。
 もう少し、分かりやすく言うと、「つらら」や「鍾乳石」ができるのと同じような原理で、この部分だけ、下に地殻が伸びていった、と考えています。

 それに対し、フィリピン海プレートの部分では、熱による浸食がすすみ、かなり薄くなっている状況であろう、と判断しています。それが図2です。

 ここから、どういうことが起こるかということを予想すると、地殻が生成されているところでは重心移動と浮力の増加により、浮き上がる現象が起き、それとは逆にフィリピン海プレートと接している部分では、沈み込みが起きる。すなわち、太平洋プレートが南北でねじれている状況になります。
 となると、フィリピン海プレートでは沈み込みが起きやすく、東北・関東沖では東日本大震災のときと同じ構造(8月28日記事参照)で、再び、地震が起きる(規模は特定できませんが)、ということが考えられます。

 ちなみに、地殻上部は、密度の比較的小さい物質で構成されていると判断しているので、この図で青い部分はハッキリとした固体、少し水色っぽいところは、熱などで膨張したりしていて、地震波がやや遅くなる領域。そして、白い部分は熱によって鉄が真っ赤に焼けているような状態と考えています。
 ですから、例えば、同じ水色でも、マントルの深いところは、密度の高い物質が圧力によって押されている状態で存在しているのに対し、マントル上部では固体に近い状態で存在している、という違いがある、と判断しています。

 そのように考えなければ~もしも、青い部分しか地殻ではないという判断をしてしまったら~深度50キロメートルでは、ほとんど地殻が存在しないことになってしまいます。でも、それはあり得ません。なぜなら、実際には、もっと深い進度で地震が発生しているからです。
 一応、念のために書いておきますが、地震とは、固体が崩壊するときに起きるものであって、液体で地震は起きません。液体であれば、ただ、流れておしまいです。ですから、地震が発生している=そこに固体が存在する、ということです。
 ですから、ここで言う水色や白い部分であっても、熱による影響で地震波が通りずらくなっているだけで、地殻が存在する、と考えておかなければなりません。
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マントルトモグラフィーと日本の地殻下部

2016-09-22 05:18:55 | 日記
 それでは、マントルトモグラフィーを元に、もう少し日本の地殻下部を見てみましょう。図は、マントルトモグラフィーから想定される日本の下部をざっくりと表したものです。


 この図で、深度500キロのあたりで出っ張っている部分は、ひょっとしたら浮遊塊の可能性もあるのですが、一応、ここではつなげておきました。

 さて、この状況で見る限り、韓国の下部まで、かなり広範囲に浸食が進んでいるのがわかると思います。そして、ここが大事なのですが、この図で深度50キロメートルあたりまでは、非常に薄い状態で、ここの部分の浮力はほとんど無い状態になっているのではないか、ということです。
 となると、地殻が自分の重さに耐えきれず、この細い部分が徐々に下に折れ曲がってくるだろう、ということですね。そして、おそらくは、他のプレートの支えがないと、ポッキリ折れてしまうくらいまでになっていると考えておいた方がいいと思います。
 この状態では、他のプレートに沈み込みが起こった場合、それにつられて、徐々に沈み込んでいく、という現象が起きるはずです。

 そして、この沈み込みによって上部が割れるという現象が、今、中央構造線で起こっている地震と考えていいでしょう。
 さらに、おそらくは韓国で起きている地震も、長期間、地震が断続的に起きているということを踏まえると、沈み込みによる地震である、と言えそうです。

 実は、最近、東北などでも震源の浅い地震が起きています。岩手・秋田などですね。で、ここの部分、ひょっとすると、韓国からつながっている別の断層が走っている可能性もある、と考えています。
 したがって、中央構造線と、韓国南部から日本にかけて、もう一つの断層でも、折れ曲がりが生じている、ということになります。また、今までの地震の傾向から、この韓国南部からくる断層は、一度新潟の方に入り込んでいる可能性もあります。

 となると、新潟沖、山形・秋田沖の日本海の底部でも、それなりの圧力がかかっていることが予想されます。ちょっと注意しておきましょう。
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マントル揺動

2016-09-21 04:43:25 | 日記
 これからのお話を続けていくのにあたって、もう一つ大切なことを押さえておかなければなりません。今回はそれについてのお話です。
 それが「マントル揺動」。

 これも自分が勝手につけた名前ですが、例えば、水の表面を指先で触ると波が発生しますよね。水の中にギュッと指を差し込むと、水全体が揺れ動きます。このように、液体であれば、何らかの物理的な力が加わったときに、波が発生し、液体自体も揺れ動くようになりますね。となると、マントル自体は液体ですから、なんらかの刺激があったときに、当然、波や揺れが発生するだろうということです。自分はこのときの波を「マントル波」、全体的に揺れ動く状態を「マントル揺動」と名付けました。

 そうすると、地震が発生した場合、その動きがマントル押し込んだり、逆にマントルを引っ張り上げるような状態になると、マントル波が発生するだろう。当然、地球プロミネンスや地球フレアが起きたときにも、マントルに刺激があたり、マントル波やマントル揺動が発生するだろう、ということです。

 そして、これはある方のお話で「地震じゃないけれど、なんとなく地面がゆったりと動いているような気がする」ということを聞いたことがあるのですが、これ、ひょっとしたら、マントル揺動が地殻を動かしているのではないか、と思ったことがあります。となると、その場合、地殻はかなり薄い状態になっている可能性あり、ということですね。

 そして、もしも、浮遊塊がマントル揺動で揺れ動いたら、地殻と接触したり、逆に地殻と接していたものが離れたりするのではないか。これも地震の原因になるのではないか、ということなんです。もちろん、大きな浮遊塊がマントル揺動によって移動した場合、プレート自体の浮力にも大きな変化をもたらすのではないか、ということです。

 ですから、今後は、このマントル揺動なども視野に入れて、考えていきたいと思っています。
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