地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

茨城県南部でM3.3 トカラ列島近海でM3.2 釧路沖でM2.9

2020-09-30 03:57:39 | 日記
 北海道では、やはり釧路沖でM2.9の地震がありました。
 東北北部でも、有感地震にはなりませんでしたが、青森県東方沖・岩手県沖でM4クラスの地震が発生していて、太平洋プレートの接触面で動きが出ています。
 また、東北の沖合、太平洋プレート境界のあたりでは、震源の浅い地震が多くなっていて、陸地には揺れは伝わってきていませんが、異常な状況が続いています。岩手の内陸でも震源の深さ中程度の地震が起きていて、太平洋プレートの滑り込みが起きているようですから、西方で震源の浅い地震が発生する可能性があります。東北では内陸~日本海側でも注意していてください。

 関東では茨城県南部でM3.3の地震がありましたが、この地震、今までの震源と少しずれていて、栃木県寄りです。
 プレートの接触面が内陸に入りこんで来ているため、今までの茨城県南部とずれた位置で崩壊が起きています。このずれが、埼玉でも起きていて、今まで東側でしか見られなかった震源の深さ中程度の地震が中央部でも見られます。東京では震源の深い地震も起きているので、今後、東京湾付近から、東京23区、神奈川方面でも、震源の深さ中程度の地震が起きてくると思われます。注意していてください。

 中部方面では、富山を中心に北陸や長野北部・岐阜北部にかけて、細かな地震が増えてきています。
 また、東海から近畿の三重・奈良・和歌山方面でも細かな地震が増えてきているので、今後、有感地震になってくるかも知れません。注意していてください。

 中国・四国方面では、やはり、歪みの逃げ道が山陰方面になっているようです。今まで、動きが起きていない分、もし揺れたとすると、少し規模が大きめになってくる可能性があります。

 九州・沖縄方面は、トカラ列島近海でM3.3の地震が起きていて、昨日書いた状況とあまり変わりません。奄美大島のすぐ近くが震源になっている細かな地震が増えていますから、次は、奄美大島で有感地震が発生する可能性が高いと思われます。
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種子島近海でM2.5

2020-09-29 04:04:04 | 日記
 まず、世界的な動きから見てみると、アリューシャン列島の近海では、再びM5.2の地震が起きています。また、大西洋のアゾレス諸島近海で、M5レベルの地震が集中して数回起きています。地球の膨張により海嶺部分で広がりが出ているのではないかと考えています。この海嶺付近の地震も最近増えてきています。

 北海道では、細かな地震が増えました。アリューシャンの動きがありますので、千島列島方面から根室・釧路方面まで、注意が必要です。

 東北北部では、青森県・岩手県で震源の深い地震が起きています。この影響で、太平洋沿岸で動きが出てくる可能性が高い。青森県東方沖や岩手県沿岸で、少し注意していてください。

 東北南部では、宮城・福島沖で、滑りによる震源の深さ中程度の地震と、太平洋プレートの押し上げによる震源の浅い地震が混在して、かなり数が多くなってきています。そのうちのいくつかが、有感地震になってくる可能性は非常に高いので、こちらも注意が必要です。

 関東では、茨城・埼玉・栃木・群馬のちょうど中間のあたりで、震源の深い地震が起きているのと合わせ、茨城県南部から千葉を通り、千葉の南方海上に向かって、震源の深さ中程度の地震が連なっています。関東で一番動きやすいと思われるのは、茨城南部と千葉の西方、東京と埼玉の東方。プレートの滑りによる震源の深さ中程度の地震が起きやすくなっています。

 中部・東海・北陸方面は、昨日と同様。

 昨日と比べて、非常に動きが激しくなってきているのが、近畿方面で、京都・福井周辺、和歌山・大阪周辺で、特に細かな地震が多発しています。先日福井で震度5弱の地震を起こした震源が、京都の方にずれてくる可能性もあるので、注意していてください。

 中国・四国方面では、非常に細かな地震が山陰方面で起きています。本来は高知沖で動くはずのものが、まだ、動きが出ていない分、歪みが山陰方面に出てくるかも知れません。

 九州・沖縄方面は、昨日と同様、九州中南部から奄美大島近海までで、まだ、動きが出ています。種子島近海のM2.5の地震は、その一環と考えてもらえればいいと思います。
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静岡県西部でM5.3 宮古島近海で2回 長崎県南西部でM2.5 ギリシャでM5.3の後、数回余震

2020-09-28 03:32:40 | 日記
 北海道から東北・関東の太平洋岸にかけて、震源の浅い地震が異常発生しています。プレート境界から、沿岸部にかけてが、特に顕著。

 また、北海道方面では、アリューシャンで再びM5.3の地震のあと、さらに余震が続いていて、あと2,3日後には、その影響が出てくると思われます。まず、最初は根室・釧路方面で注意が必要です。

 東北では、宮城県沖で震源の深さ中程度の地震が集中して起きています。また、福島の沖合では、かなり沿岸に近い部分でも滑りが起きているようですから、内陸の方まで注意をしていてください。

 関東では茨城南部での動きが相変わらず活発です。茨城北部と福島の県境付近でも、震源の浅い地震が集中してきていますから、揺れやすい状況です。それと合わせて、太平洋プレートの接触面が東京や埼玉方面にまで入り込んできているので、そちらの方で揺れてくるかもしれません。

 中部方面では、岐阜・長野の群発地震帯で、まだ細かな地震が続いています。関東方面で動きがあった場合、ここに連鎖してくる可能性がありますから、関東での情報に注意していてください。
 また、東海方面ですが、フィリピン海プレートで、震源の深さ中程度の地震がプレート境界などとは全く関係なく、東西にラインを形成しています。これも、動きとしてはかなり変です。場合によっては、フィリピン海プレートや太平洋プレートとは別のプレートが、プレートの下にもう一つ存在していて、それが動いているのかも知れません。昨日、東海方面で細かな地震が起きています、と書きましたが、その原因の正体がいわゆる、このプレートの下にもぐりこんでいる浮遊塊なのかも知れません。そして、その関係で静岡県西部でM5.3の地震が起きたのかも知れません。通常、東海方面では、震源の深さがもう少し浅くなるはずなので、何か、プレート下部で変な動きが起きていると考えていていいと思います。
 もしも、浮遊塊が原因だとすると、近くで似たような揺れが発生する可能性があります。注意していてください。

 中国・四国方面は、昨日と同様です。

 九州方面では「九州中南部からトカラ列島・奄美大島近海までのエリアで細かな地震が起きている」と昨日書きましたが、それがさらに活発化しています。長崎県南西部のM2.5の地震がその細かな地震の少し規模の大きくなったものに当たります。宮崎県の沖合から内陸部・熊本・大分・九州西方沖で、まだ注意が必要です。

 沖縄方面では、宮古島近海でM4.7とM3.6の2回の地震が起きていますが、これも昨日書いたのと同様、ちょうど島の近くが震源であったため有感地震になりましたが、細かな地震は逆に全く起きていない状況です。

 また、昨日、ギリシャでM5.3の地震が起きた後、数回余震が続いています。海上なので、陸上にはあまり影響はなかったようですが、日本から、中国、中東と続いた後、最後にヨーロッパで地震が起きるという、ユーラシア大陸全体の地震の流れと一致します。
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与那国島近海でM4.8 日向灘でM3.9紀伊水道と青森県三八上北地方ででM3.4 長野県北部でM2.4 南アフリカの沖合でM6.2

2020-09-27 03:37:25 | 日記
 北海道~東北北部に関しては、青森県三八上北地方でM3.4の地震がありました。北海道の沿岸・内陸部では、動きが出ていますから、引き続き注意していてください。

 東北から関東にかけては、現在、一番活発に動いているのは宮城県沖。福島の東部では、完全にプレート接触面が内陸に入りこんでいるようです。今まで福島沖で起きていた地震が内陸で発生する可能性がありますから、今までよりも揺れが大きくなってくると思っていてください。
 千葉・東京の内陸部では、少し動きが止まっていますが、千葉県の南方沖では、太平洋プレートの滑りが進んでいるようですから、今後、千葉北部・茨城南部・東京23区方面で、揺れが発生する可能性が高いと思われます。注意していてください。

 中部方面では、長野県北部でM2.4の地震がありました。今回の震源は群馬県との県境です。北陸では石川県の西方海上で動きが出ていて、これが、福井を通って近畿方面までつながっているようです。東海方面でも細かな動きが増えてきていますから、注意していてください。

 近畿・中国・四国では、まず、四国の東西の両端で揺れが起きました。紀伊水道でM3.4、日向灘でM3.9です。一昨日書いた宮崎沖の地震が起きたと考えていて下さい。和歌山と宮崎の沖合で、滑りによる震源の深さ中程度の地震がやや多めに起きていますが、その中間に当たる四国では、昨日はほとんど動きが出ていません。それに対し、山陰方面で少し細かな地震が起きていますので、南海トラフの歪みは、まだ、瀬戸内海~山陰にかけて出てくる状況のまま変わらないようです。

 九州・沖縄方面では、与那国島近海でM4.8の地震がありました。ただ、今回、揺れたのは、台湾寄りですが、地殻の動きが活発になってきているのはトカラ列島近海~奄美大島近海にかけてです。九州中南部~奄美大島の間で揺れてくる可能性があります。注意していてください。

 世界的にみると、アフリカと南極の中間点で、M6.2の地震が起きています。それと、中東方面でM5クラスの地震が続いています。今まで太平洋沿岸で大きな地震を引き起こしていたインド・オーストラリアプレートが今度は、中東方面で動き出したようです。
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八丈島東方沖でM4.6 宮城県沖でM4.4 薩摩半島西方沖でM2.3

2020-09-26 04:44:01 | 日記
 まず、八丈島東方沖でのM4.6の地震ですが、この地震、今までの八丈島東方沖と違い、プレートの内部地震で震源が深く、太平洋プレートの下部の方での崩壊のようです。昨日・一昨日と関東方面で震源の深い地震が起きていましたが、そのライン上と考えてください。もちろん、今回も神奈川沖や関東の内陸で震源の深い地震が数回起きています。その関係で、関東方面では、滑りが内陸まで徐々に入り込んできています。今まで茨城・千葉で起きていた地震が、東京・埼玉方面にシフトしてくるのは、時間の問題でしょう。一旦、揺れが起きると、そのエリアで有感地震が断続的に起きてくると思われます。注意していてください。

 北海道でも、震源の深さ中程度のラインが内陸に入りこんで来ていて、今まで沖合で起きていた地震が、内陸で起きるようになると思います。
 東北では、宮城県沖でM4.4の地震が起きていますが、その西方に当たる岩手県と宮城県の県境で、ほぼ同一震源の細かな地震が集中しているところがあります。また、東北全体では、太平洋側の滑りも活発ですが、日本海側の震源の浅い地震も数が増えてきています。最近の気象状況を見ていても、胆振東部地震と同様、北海道の南西から東北の日本海側で大きめの地震が発生するだろうと予測しています。
 太平洋側の動きが少し落ち着いたあたりが要注意と考えています。
 さらに、この北海道南西部から、東北の日本海側を通っているラインが新潟・長野まで伸びてきているように思われます。こちらの方まで注意を向けていてください。

 沖縄方面では、プレート境界での滑りが起き始めてきています。今のところは、沖縄本島近海から宮崎県沖にかけて。薩摩半島西方沖のM2.3の地震も、今までの沖合とは違い、沿岸地殻が震源です。地殻の滑りによって「その北西方面で震源の浅い地震が発生するパターン」で動いてきたものと思われます。九州では、熊本エリアで細かな地震が増えてきていますから、これから、揺れてくると思われます。注意していてください。

 南海トラフでは、まだ、目立った動きはありません。

 
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有感地震0

2020-09-25 03:57:15 | 日記
 昨日のブログから起きた有感地震は、なんと0。ただ、全体的な動きは昨日より怪しくなっています。

 まず、太平洋沿岸方面ですが、今までプレート境界で起きていた震源の浅い地震が、急に減って、どちらかというと、陸地に近づいてきている感があります。また、群馬・埼玉・東京・神奈川沖とつながるように震源の深い地震が起きています。
 太平洋側では、福島の起きに震源の深さ中程度の地震が集中しているところがありますから、ここで揺れてくる可能性があります。震源の深い地震が起きている関係で、茨城や千葉でも動きが出やすい状況です。

 内陸部では、岐阜・長野の群発地震帯の部分だけ、南北方向に線を引いたように細かな地震が起きていますから、この亀裂が広がりを見せてくる可能性があります。その他、関東の震源の深い地震の影響だと思われますが、昨日に引き続き内陸でも細かな地震が広がっています。昨日書いたエリアでは、再び注意をしていてください。

 沖縄方面では、再び、宮古島周辺で動きが出始めました。そして、沖縄本島~奄美大島近海のプレート境界(沖縄トラフ)のあたりでも動きが急に活発になっています。

 さらに、九州では宮崎の沖合、四国では徳島・愛媛で動きが出ています。
 沖縄方面では、プレート境界近くででかなり活発な動きがあるにも関わらず、東海~紀伊半島~四国方面では、プレート境界での動きがほとんど起きていません。ということは、歪がかなり溜まっている状況と言えると思います。四国沖のプレート境界の歪が直接そのままプレート境界に出てくるか、もしくは、宮崎沖から山陰方面にエネルギーのはけ口がくるかは、わかりませんが、今の段階でも、もし、崩壊が起きた場合、かなり規模の大きなものになりそうです。

 十分、警戒していてください。
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沖縄本島近海でM3.6

2020-09-24 03:42:47 | 日記
 昨日のブログから起きた有感地震は、またもやタイトルの一つだけ。また、世界的に見ても、地震はかなり少ない状況。というよりも、今までが異常な状況と言った方がいいかも知れません。そのくらい、ずっと、規模の大きな地震が続いていました。

 今回の沖縄本島近海のM3.6の地震は、たまたま島の近くで起きた地震で有感地震になっただけ。過去の「周辺では非常に多くの地震が起きているのに有感地震にならない」という傾向とは真逆で、今回は、周辺ではほとんど地震が起きていません。奄美大島近海と宮古島周辺域で少し動きが出ているくらいです。

 それとは逆に有感地震が起きていないのがおかしなくらい、北海道~東北~関東の太平洋側では動きが活発で、滑りの起きているエリアに当たる、震源の深さ中程度の地震が、やや西の方にシフトしてきています。福島の内陸や茨城県の北部方面、そして、そこから千葉県の南海上に抜けていくラインが、ハッキリと出ています。いわゆる、地震を起こしやすい太平洋プレートの接触面が内陸の方に入り込んできたと考えていいと思います。

 その関係で、内陸の方に圧力がかかっているようで、長野・岐阜をはじめ、富山・石川・福井の方まで細かな地震が増えてきています。それと同様、フィリピン海プレートも、太平洋プレートに押され、圧力がかかってきているようで、近畿一帯、山陰を中心とする中国地域でも、細かな地震が増えてきています。昨日の気温の関係を見ても、東北では日本海側の方が圧倒的に気温が高くなっていますから、天候の関係もありますが、太平洋プレートの圧力で地殻が熱を持っているというのも、一つの原因ではないかと思います。当然、歪が溜まってきていて、すぐにでも崩壊する可能性があると考えていたほうがいいでしょう。
 特に、福井で震度5弱の地震が起きてから、京都・兵庫方面では、細かな地震が続いています。震度5以上の地震が起きているところをつなぐと、山形~石川~福井となっていて、そのままの動きで行くと、次は、京都や兵庫方面で動きが出てくる可能性が高いと思います。注意していてください。

 そして、前にも書きましたが、このブログで「太平洋プレートが異常な動きをしている」と書いてからは、近畿、中国・四国、九州方面では、ほとんど地震らしい地震は起きていません。あれだけ、ちょくちょく揺れが起きていた熊本方面でも、細かな地震は起きているものの、有感地震にはなっていません。ですから、フィリピン海プレート自体も異常な動きになっています。

 個人的には、今回の高温現象などを踏まえ、南海トラフは、早ければ年内。遅くても、来年明けて間もなくくらいに動いてくる可能性が高いとふんでいます。ひょっとすると、今、静かなのは、エネルギーをためて、その歪みを一気に放出する準備段階なのかも知れません。プレート境界で動きがでてくるか、それとも、今までのように鳥取中部地震のように、内陸方面に影響が出てくるのかは、まだ分かりませんが、十分、警戒していてください。
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福岡県筑後地方でM2.9

2020-09-23 04:07:04 | 日記
 昨日のブログから起きた有感地震は、タイトルのひとつだけ。
 昨日書いた内容からは、九州の北中部に当たる福岡県筑後地方のM2.9の地震があっただけということになります。

 昨日は、世界的にみても、大きな地震が少く、日本でも、数はそれなりにありますが、全体的に規模が小さくなっています。
 その中で気になるところは、秋田県の男鹿半島の沖合でやや規模の大きめの地震があったということ。もう少し規模が大きければ、有感地震になったのではないかと思います。

 群馬や埼玉などで震源の深い地震が起きていた関東では、東京の下部でも滑りが起き始めているようです。茨城南部で起きていた地震がさらに東京寄りになって、近いうちに埼玉東部・東京23区方面で、揺れてくるだろうと思われます。そして、この滑りは、宮城県沖まで続いていますから、太平洋沿岸では、今後も断続的に揺れてくるだろうと思われます。

 また、長野・岐阜でも細かな地震が密集してきているところがありますので、揺れてくる可能性は高いと思います。

 さらに気になるのは、四国全体でかなり細かな地震ですが、あちこちで起き始めているということ。今まで耐えてきたところが、崩壊を始めているのかも知れません。ちょっと警戒していてください。
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京都府南部でM2.8 新島・神津島近海でM2.5

2020-09-22 02:56:45 | 日記
 昨日の全体的な動きの傾向は、太平洋プレート側の動きが少し収まってきていて、その分、東北の内陸や日本海側で細かな地震が増えてきているという状況です。もしも、浮遊塊が存在しているとした場合、その浮遊塊が西側にシフトしたと考えられるところ。そして、その浮遊塊が実際に存在するならば、今度は、岩手・秋田・山形・新潟の方で、震源の浅い地震が起きてくると考えらます。今後の動きに注意していてください。

 北海道から青森県東方沖でも動きが出ていますし、今回、気になるのは、太平洋プレート境界のあたりでも震源の深さ中程度の地震が起き始めていること。釧路でも震源の深い地震が起きていますから、十勝・浦川~岩手のラインで動きが出てきそうです。

 東海方面では、新島・神津島近海でM2.5の地震が起きましたが、昨日に引き続き、千葉・神奈川の内陸で震源の深い地震が起きています。その関係で、長野・岐阜を中心とした内陸~東海エリアで震源の浅い細かな地震が発生していますから、今後、この動きで揺れてくる可能性があります。今回の震源の深い地震で、フィリピン海プレートが太平洋プレートに押し上げられる動きが出てくるとした場合、近畿方面にも影響が出てくると思われます。
 京都府南部でM2.8の地震が起きているのは、その予兆ではないかと考えています。

 さらに、今まで揺れが極端に少なかった西日本では、山口周辺で少し動きが出ています。フィリピン海プレートの動きのわりに、中国・四国地方では、ほとんど揺れが起きていませんから、山口・島根西部・九州北・中部で動きが出てくるかも知れません。
 しばらく動いていないということは、少し規模が大きくなる可能性もあるので、注意していてください。

 その他、細かな地震が密集しているのは、福島沖・宮城沖の太平洋側と、茨城県南部。茨城県南部の動きは、やや西にシフトしてきているので、場合によっては埼玉県で揺れてくるかも知れません。

 
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千葉県南東沖でM4.5 茨城県北部でM4.4 奄美大島近海でM3.6

2020-09-21 04:12:21 | 日記
 例によって、千葉県南東沖と茨城県北部で再び地震がありました。群馬と神奈川沿岸では、規模は小さめですが、震源の深い地震が起きていますから、また少しずつ太平洋プレートの接点が内陸に進行していくるものと思われます。
 沖縄方面では、奄美大島近海でM3.6の地震がありました。やはり、宮古島近海での動きが徐々に九州方面に近づいてきているようです。九州の西方沖でも再び動きがありましたから、また、熊本方面で動きが出てくる可能性があります。熊本方面は、しばらく動きが止まっていますから、少し規模が大きくなるかも知れません。注意していてください。

 北海道から東北にかけては、昨日M3.9の地震があった青森県東方沖で細かな動きが集中しています。余震というよりは、全体的に広がった動きになっています。それと合わせて、日本海側でも、動きが出てきています。北海道南西沖から秋田沖にかけて、M2~3規模の地震が起きています。

 東北から関東の沖合にかけては、まだ、動きが活発です。9月3日に異常状態が起きてから、西日本ではほとんど地震がなく、太平洋プレートでは、プレート境界で異常な動きがずっと続いている状況です。それも、震源の浅い地震が多い。それで、前にも書きましたが、この9月3日の段階で、太平洋プレートの下部が一気に削げ落ちて、地殻が極端に薄くなっている可能性があります。
 気温で見ても、北海道で9月後半に入っても、これだけ暖かい日が続くことはあまりありません。おそらく、地殻の圧力によって、熱が発生していると考えた方が良さそうです。となると、どこかに歪みが生じているはずですから、今後、規模の大きな地震が起こる可能性が高いと思っていたほうがいいでしょう。
 個人的には、今動きが出ている青森県東方沖周辺か岩手県沿岸のあたりが怪しいと思っています。
 警戒していてください。
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