地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

千葉県北西部でM4.1

2018-06-20 04:24:48 | 日記
 大阪の地震が大きく、また、余震も続いているため、どうしても、そちらに気を取られがちだと思いますが、千葉県北西部でも地震が起きています。震源の深さが70キロで、M4.1。
 自分は、このタイプの地震が、東京・埼玉の下部に移動してくるのではないかと予測しています。

 さらに、埼玉と栃木の県境などでは、震源の深い地震が起きていますから、また、プレートがずれ込んでくる可能性が高くなっているようです。
 注意が必要なのは、やはり首都近辺ですが、群馬で起きたように、震源の浅い地震が想定したところより北西方向に出てくるとした場合、群馬や新潟あたりも警戒が必要だと思います。

 さらに、北海道釧路の下部でも震源の深い地震が起きています。通常だと、釧路・根室沖の地震になりますが、これも北西部の震源の浅い地震になるようであれば、昨日書いたように、胆振方面は、注意が必要です。
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大阪で震度6弱

2018-06-19 04:09:52 | 日記
 大阪で起きた震度6弱の地震。前兆現象などもなく、おそらくは予測不可能だろうと思います。気象庁の発表ではM5.9で震源の深さは10キロ。
 そして、今回の地震ですが、東と西から押す力が加わって、そこで横ずれを起こしたタイプの地震です。熊本地震とは逆のパターンで、地殻が噛み合うように動いていますから、余震の数自体は少なくなるだろうと予測しています。
 ただ、まだ、フィリピン海プレートが活発に活動を続けていると思いますので、今後、少し大きめの余震があるかも知れません。

 そして、一昨日の群馬の地震のときもそうだったのですが、通常は、東京や静岡・愛知方面のいわゆる、フィリピン海プレートとの接触部分に近いところの震源の深さ50キロ程度の地震が起きるだろうという予測になるのですが、それが、群馬であったり、今回の大阪であったりと、予測される震源より、北西方向で震源の浅い地震が起きているということ。また、どちらも観測史上最大級の地震であったということ。
 となると、以前、韓国方面まで地殻が熱浸食で浅くなっていると書きましたが、群馬や大阪の下部でも、予測以上に地殻が薄くなってきているのではないか、ということなんです。
 ですから、本来、起こるはずのところで起きずに、地殻の弱まっている内陸部での崩壊が多くなってきているのではないか、と考えています。

 ということは、現在、まだ、爆弾を抱えているはずの北海道や九州南部では、予測されるところよりも北西方面で、震源の浅い地震が起こる可能性が出てきたということです。
 ですから、九州でいえば、熊本から長崎方面やその西方海上。北海道でいうと、千歳・苫小牧あたりから、北西方向が危ないのではないか、と思います。

 さらに、昨日はフィジーでM5.9の地震があったようです。この地震が他に影響を及ぼしながら、フィリピン海プレートを動かすまで、数日かかると思いますが、そのあたりで、また、日本に影響が出るのではないかと思いますので、ここしばらくは、安心できない状況になっていると考えてください。
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群馬南部で震度5弱

2018-06-18 06:08:18 | 日記
 前に書いた都心での地震。想定していたものとは、ちょっと違い、群馬南部で震源の浅めの地震の方が先に来ました。M4.7で震度5弱。震源の深さは20キロメートル。そして、これも、以前書きましたが、震源の50キロ前後の地震を飛ばして、震源の浅い地震に向かった例だと思います。ということは、まだ、震源の50キロ前後の地震が起きる状況のままで、今回の群馬の地震が起きていますから、まだ、東京近辺では、地震が起こる可能性を含んだままということになります。

 また、父島近海でも、M4.7の同規模の地震が起きていますから、やはり、フィリピン海プレートが動き出しているようです。となると、昨日書いた地域では、かなり警戒が必要になると思います。

 それと合わせて、震源の深さ100キロ以上の深い地震が、山形の方に到達しています。となると、太平洋プレートがさらに内陸部に移動してくる可能性があります。関東地方、引き続き、警戒をしなければなりませんね。
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千葉県で群発地震 フィリピン海プレートが動き出した!?

2018-06-17 04:37:51 | 日記
 ニュースで話題になっていますが、千葉県で群発地震が発生しています。また、紀伊水道でも2回、トカラ列島近海でも2回と、このあたりの一連の地震は、すべて、フィリピン海プレートの移動による地震だと思っています。

 というのも、今回のきっかけは、その前に起きた台湾での地震ではないかと考えているからです。この台湾の地震は、M4.7で震源の深さが70キロですから、6月11日に起きた大隅半島東方沖の地震で抑えを失ったフィリピン海プレートが次の抑えがあるところまで動くためのきっかけを与えたのではないかと思います。ですから、紀伊水道の地震も、このフィリピン海プレート移動によっておこったもので、震源の深さが50キロ前後の地震になったものではないかと推測しています。

 ですから、今後は千葉県の地震だけではなく、東海・南海・沖縄トラフなど、フィリピン海プレートと接触している地域では、特に注意が必要だと思います。

 もう一つ、気になるのが秋田県沿岸北部です。やはり、震源の深さが100キロ以上の地震が起きたときの影響が、以前は、秋田県内陸北部や南部であったものが、徐々に日本海側に移動してきています。昨日も、震源の深い地震が起きていますから、再び、このあたりでも揺れが発生する可能性があると思っていたほうがいいでしょう。
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インドネシア沖でM5.6

2018-06-16 03:49:31 | 日記
 インドネシアのニューギニア島の北部でM5.6の地震があったようです。となると、また、フィリピン海プレートに影響が出そうです。

 今回の和歌山・奈良の地震も、東海沖にせり出しているフィリピン海プレートが太平洋プレートに押されて起きた地震ではないか、と推測していますので、今回のインドネシアでの動きが近畿・東海地方に出てくる可能性があります。

 それに対し、九州地方では、しばらく動きが止まっていますから、プレート自体がガッチリ噛み合っている状態ではないかと思います。ですから、また、圧力が高まった状態になってから、やや大きめの地震が起きる、というパターンになってくるのではないかと思っています。
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千葉県、震源の深さ70キロの地震のあと、連続地震

2018-06-15 03:17:17 | 日記
 千葉県北西部でM3.8の地震がありましたが、その後、千葉県南部などで、気象庁が発表しているものでも5回の地震がありました。あとで起きたものは、比較的震源が浅くなっています。
 また、長野と静岡でも地震が起きていますが、これも原因は一連のものと考えています。

 というのは、おそらく、関東の下部70~80キロ近辺では、太平洋プレートとフィリピン海プレートが接触しているのではないか、と考えているからです。今回のケースだと、大隅半島東方沖の2つの地震によって、フィリピン海プレートが動いたために起こった地震ではないか、と推測しています。

 さらに、震源の100キロ以上の地震は、栃木と釧路で起きています。となると、まだ、関東方面では、今後も動く可能性があります。それに対し、北海道の方は、予定通りの動きになっていません。逆にアリューシャン列島の方でM4程度の地震が起きています。
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カムチャッカ、千島列島で地震

2018-06-14 04:33:24 | 日記
 千島列島でM5.4、カムチャッカでM4.1の地震が続けて起こったようです。もしも、状況がもとに戻っているなら、根室半島方面で、まだ、圧力がかかり方が変わったままだと網走方面で地震が起きる可能性あり、と考えておくといいと思います。

 また、震源の深さ100キロ以上の地震は、栃木と岩手で起きています。ですから、岩手の太平洋沿岸部や茨城の内陸部で、揺れる可能性あり。
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大隅半島東方沖でM5.5とM4.0の2回

2018-06-13 04:35:05 | 日記
 6月8日に書いた、爆弾を抱えているという話。九州南部と関東と北海道のうちの九州南部で比較的規模の大きめの地震が起きました。大隅半島東方沖でM5.5の地震と、その2分後にM4.0の地震。震源の深さも30キロと20キロですから、昨日、書いた震源の深さ20キロの地震と同様のメカニズムの地震ではないかと思います。

 実は、この地震の前には台湾でM4.7の地震が起きていて、フィリピン海プレートが全体的に動いたことがこの地震のきっかけになったのではないかと思います。そして、このあとも、震源の深さ100キロ以上の地震が起きていますから、まだ、同地域で余震のような地震が少し続くのではないかと思っています。

 また、関東方面では、千葉県東方沖でM4.9の地震が起きています。ただ、これは、自分の想定とは異なる地震で、逆に、東京の下部に圧力をかけている動きをしていますから、関東方面は、これでエネルギーが抜けたと思わない方がいいと思います。逆に危険度が高まったと考えていたほうがいいでしょう。

 北海道では、国後近辺の地震のあとで、通常通りの釧路沖の地震が起きていますから、北海道の動きがまた変わってくるかもしれません。とはいえ、圧力が抜けた状態ではないので、今後の動きをしっかり見ていく必要があると思います。
 やはり、胆振方面での地震を警戒していたほうがいいと思います。
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浦河沖でM3.7 震源の深さ20キロの地震とは

2018-06-12 05:01:18 | 日記
 昨日書いた北海道の地震では、通常の流れに近い形で浦河沖で地震が起きました。M3.7で震源の深さは60キロ。となると、これからも通常の流れになることが予想されるので、この影響が胆振方面に出る可能性が高いと思います。

 そして、もう一つは、震源の深さ20キロを例にとって、どのようなことが想定されるか、ということを書いておこうと思います。

 まずは図を見てください。
 

 Aの図は、通常の震源の深さ20キロのケースです。
 自分の方では、震源の深さ20キロと言われた場合、このように、地殻が一部薄くなっているところの下部で崩壊が発生したと考えています。図に書いてあるのは、押す力がかかって、押しつぶされるケースですが、もちろん、図とは、逆の引っ張る力がかかったり、上に押し上げる力がかかって、亀裂が入るケースもあるだろうと考えています。

 Bの図は、押し下げる力がかかって、一気に震源の深さが20キロまで亀裂が入って崩壊を起こすケースです。自分は、これが東日本大震災で起きたケースだと思っています。
 東日本大震災では、この亀裂がほぼ同時に二か所で入り、津波の波紋が2つできたために、その波紋の重なった部分で、想定以上に津波が高くなったということが、検証されています。

 これと同様のパターンは、震源の深さが30キロ、40キロでも同様に考えられると思っています。そして、ここに図示したA、Bのどちらのケースでも、先端部分が下に下がるということ。ということは、この下がった先端部分は、さらに先端方向に向かって、動きやすくなってくる、ということです。

 
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国後島付近でM4.3

2018-06-11 04:50:35 | 日記
 7日のカムチャッカ沖の地震の影響で、国後島付近でM4.3の地震が起きたようです。ただ、この地震、震源の深さが90キロと深めの震源なんですね。
 となると、通常は、釧路沖や根室沖、十勝沖などで地震が起きるのですが、現在は、このあたりの動きが止まっていますので、網走方面か胆振方面に影響が出るのではないかと思います。
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