地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

震度が深め

2017-07-30 05:27:22 | 日記
 昨日の地震は、全体的に深度が深めでした。
 ということは、下に入り込んだプレートが動いたということになるわけで、これから、震源の浅い地震が起きるようになると思います。

 トカラ列島の震源の深さ20キロの地震については、自分の考えているメカニズムを、何日かあとに、記載しようと思っています。
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イランで地震

2017-07-29 04:11:05 | 日記
 昨日、少しだけアラビアプレートの話を出しましたが、そのアラビアプレートがらみではないかと思います。
 イランで地震があったようで、震源の深さはごく浅く、建物の崩壊などがあったようです。マグニチュードなどはわかりませんが、震源があさいため、M4~5程度でも直下であれば、かなりの被害が出たのではないかと思います。けがをした人も10人ほどいるようです。

 また、日本では鳥島近海でM5.6の地震がありました。震源の深さは10キロ程度で、おそらく、ここも、下に入り込んだ太平洋プレートがフィリピン海プレートを押し上げる力で起こした地震ではないかと思います。
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自転は赤道付近が早い

2017-07-28 04:17:50 | 日記
 太陽って赤道と極付近で回転のスピードが違い、赤道付近のほうが早く1周するんだそうです。そして、ここから想像すると、流動的な状態になっている地球内部のマントルは、程度の差はあれ、同じように赤道付近のほうが少し早めに回転しているのではないか、ということなんです。

 もしも、そういう状況であれば、北半球だけ、南半球だけ、に存在しているプレートは、そのマントルの回転スピードの差の影響を受けることになりますね。特に、フィリピン海プレートとアラビアプレートは、規模も小さく、どちらも北半球にしか存在していないわけで、一番影響を受けやすいプレートではないか、と考えられます。

 となると、この2つのプレート、単に自転の動きに合わせて東方向に平行移動しているのではなく、全体に、回転の動きが加わっていることになりますね。
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奄美大島近海でM5.6

2017-07-27 05:10:13 | 日記
 昨日、奄美大島近海でM5.6の地震がありました。震源の深さは10キロと浅い地震です。そして、この部分、フィリピン海プレートが下に入り込んできていると推測しています。
 ということは、一昨日書いた震源の浅い地震のメカニズムで行けば、3番のパターンに当てはまるだろう、と推測してます。

 そこから導き出される結論は「フィリピン海プレートが、沖縄近海で浮き上がってきている」ということ。
 ただ、この状況が「フィリピン海プレート自体が重心移動で浮き上がってきている」のか「太平洋プレートの押し上げの影響」なのかが、まだ、わかりません。

 もしも、フィリピン海プレートの重心移動であれば、これと反対側の南部~インドネシア近辺~で、今度はフィリピン海プレートの沈み込みが起こるはずですから、フィリピン海プレートの南部で地震が発生する可能性がありますし、太平洋プレートの影響なら、可能性として一番高いのはマリアナ海溝沿いになると思いますが、それ以外にも太平洋沿いの地域で何らかの動きがあると思います。
 ちょっと動向をみていきましょう。
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24日の秋田県沖

2017-07-26 04:44:16 | 日記
 24日の地震で、気になるものが1つ。それが、秋田県沖の地震です。M4.4で、震源の深さ10キロ。昨日書いたメカニズムで行くと、おそらく2番の逆ぞり型の地震ではないかと思います。

 そして、この近辺は、ほとんど地震がなく、起きた時には非常に大きな地震になる可能性があります。過去の日本海側の地震の例で行くと、奥尻島を津波が襲った1993年の北海道南西沖地震、秋田県が非常に高温になったときに起きた1983年の日本海中部地震など。
 今年は、秋田で集中豪雨などもあり、気温の異常が著しいですから、それを考えると、ちょっと警戒が必要だと思います。
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震源の浅い地震の起き方

2017-07-25 05:54:19 | 日記
 今回は、日本で起きている地震のうち、震源の浅い地震の起きるメカニズムを考えていこうと思います。


 まずは、1番の構造ですが、これは、浮力の支えがなくなった状況で、自重によって、プレートの先端が沈み込みを起こしているケースです。この場合、自重に耐えきれなくなった部分に亀裂が入り、そこで、地表近くで地震が起こるというメカニズムになっていると考えています。
 この場合、支えがないと、いつまでもズルズル亀裂が入り続けるだろう、と予測していて、これがいわゆる「熊本地震」や「鳥取中部地震」のように、余震が長期間にわたって続いていた地震のメカニズムではないか、と考えています。

 次の2番は、下部に他のプレートが入り込み、浮力によって上のプレートを押し上げながら、先端方向から内部に向かって進んでくるという構造です。こうなると、上のプレートには圧力がかかり、上ぞりになって押されるため、地表近くの部分が押しつぶされて崩壊が起きるというメカニズムです。
 この場合、下に入り込んだプレートの分だけ、地表上部で崩壊が起きるため、余震は断続的になってくると考えています。また、上のプレートには圧力がかかるため、気温の上昇が起こるとも考えられます。
 これが、現在の熊本や鹿児島などで起きている地震のメカニズムではないか、と考えています。例えば、熊本の地震は、当初は1日数回の余震が半年以上も続きましたが、今では、断続的になっています。これは、フィリピン海プレートの動きの変化に伴い、地震のメカニズムに変化が起きた、と考えています。

 そして、3番ですが、これは、他のプレートが完全にプレート下部に入り込み、浮力によって上に押し上げている構造です。この場合、起き方は2通りあり、一つは、押し上げられた部分の頂点の地殻で1番と似たメカニズムの地震が起きるケース。ただしこの場合は、押し上げられた分だけ亀裂が入るので1番のように1日数回の余震がいつまでも続くというようにはならず、少し間隔をあけて断続的な地震になるだろうと考えています。
 日本では、千葉・茨城・福島や三陸沖などで起きている震源の浅い地震がこれにあたるのではないか、と推測しています。
 もう一つは、押し上げられた部分のふもと付近で、2番と似た構造の地震が起きるというケースです。こうなると、2番などよりも、もっと地震と地震の間隔があいて、ちょっと忘れかけたころにグラっと揺れるというペースになるだろうと考えています。日本では長野などで起きている地震のメカニズムではないかと推測してます。
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中国・インドネシアでもM5クラスの地震あり

2017-07-24 04:15:09 | 日記
 中国は吉林省、インドネシアではスラウェシ島近辺で地震があったようです。また、三陸沖でもM5.7の地震が発生。

 また、秋田の豪雨に関しては、日本海の水温が上昇しているのではないか、その原因は、昨日書いた地殻の圧力による発熱が、現在、日本海の地殻の下で起こっているのではないか、と考えています。
 とすると、日本海側で地震が発生する可能性ありですね。
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地殻の薄さと地震・気象

2017-07-23 05:59:35 | 日記
 今回は、地殻が薄くなることによっておこることをピックアップしてみようと思います。


 さて、一番の影響はやはり、力がかかった場合、その影響が出やすいということではないかと思います。
 まず最初は上下の力に関して。
 当然のことと思いますが、地殻が薄くなると、上下の力に対して弱くなります。ということは、震源の深さの浅い「内陸性」の地震が増えるということ。現在の状況がそのようになっていますね。
 もう一つは、横の力がかかって、押されたり引かれたりしたときにも耐性が低くなるということです。したがって、地殻が押されたり・引かれたりしたときに、部分的に崩壊が起きやすくなる、ということ。そして、もう一つは圧力がかかりやすくなるということです。
 物体は圧力がかかると熱を持ちますから、当然、地殻の温度上昇が起きやすくなる、ということです。逆に引く力がかかると温度が低くなりますね。
 ここから、地表の温度変化が起きやすくなるということになります。
 状況としては、地殻が薄くなることで、地球内部の熱を伝えやすくなり、さらに、そこに圧力がかかって温度が上昇すると、強烈な気温の上昇や海水温の上昇が起きやすくなるということです。

 そこで、例えば、上空の大気の温度が今までと変わらない場合を想定してみましょう。
 上空が変わらずマイナス20度として、今までは地表近くの気温が10度だったものが15度にまで上昇したとします。そうすると、大気の温度差が大きくなり、また、飽和水蒸気量が増えるため、雨の回数や量が多くなります。
 最近の気象状況は、いろいろな原因が考えられるとは思いますが、この地殻が薄くなったことが、実は、一番大きな原因ではないか、と考えています。
 以前も描きましたが、地球温暖化の二酸化炭素原因説には、ちょっと無理がありそうです。むしろ、地殻の圧力による温度上昇と考えたほうが、すっきりするのではないかと思うのですが。
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エーゲ海、トルコ沿岸でM6.7

2017-07-22 04:44:58 | 日記
 エーゲ海のトルコ沿岸でM6.7の地震があったようです。震源の深さは10キロメートル。津波も観測されているようです。
 また、余震が続いていて、M5以上が10回近くあったようです。

 おそらく、この地震、昨日アップした「湾曲」の力がかかった地震ではないかと思います。
 ただ、メカニズムは、昨日の日本の状況とは少し違うところがあるとは思っています。
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日本の地殻で何が起こっているか

2017-07-21 05:26:13 | 日記
 今回も、前回の続きで、日本の地殻で起こっていることを考えていこうと思います。
 そこで、今回は、今まで書いてきた重心移動や地殻の亀裂の入り方をもう一度確認しておこうと思います。


 まず、重心移動についてですが、これは図を見てもらったほうが分かると思います。地殻下部が熱浸食によって削られると、プレートの重心が移動し、それによってプレート全体が傾く、という動きになります。ちなみに、削られた分だけ、浮力が落ちますから、全体的にみると、少し沈み込みも起きます。

 この重心移動を、現在の日本の地殻に置き換えたものが、その下の「傾き」というところです。現在、朝鮮半島のほうまで地殻が浸食されていると推測していますから、もしも、それが正しければ、日本の地殻はこのように傾いて沈み込んでいる~そのような力のかかり方をしている~ということです。さらに言うと、日本の地殻下部にフィリピン海プレートや太平洋プレートが入り込んでいなかったら、おそらくはもっと傾いた状況になっているのではないか、と推測しています。

 そして、もう一つは「亀裂」です。
 これは、地殻下部が浸食されることによって、その先端が重力に耐えられなくなり、下に垂れ下がるような状況になる、ということです。そうなると、地殻上部が引っ張られ、地殻上部に亀裂が入ることになります。
 自分が想定しているのは、この状況で発生したのが「熊本地震」であるということ。重力に対して全く支えがないため、ずるずると亀裂が広がっていき、そのため、非常に長期間余震が続いた、と考えています。
 そして、現在、その余震が少しおさまってきていますから、現時点では、別の構造に切り替わったと考えています。
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