地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

三陸沖でM5.5 宮古島近海で2回 茨城県でM3.4

2019-11-30 03:51:21 | 日記
 茨城県南部でM3,4の地震がありました。例によって、福島沖~茨城ラインの地震です。また、宮古島近海でM4.5とM4.0の2回、地震が起きています。奄美大島近海でも動きがあるのですが、こちらは気象庁の発表になっていません。ただ、いずれにせよ、沖縄近海で動きが活発になってきたと思っていてください。

 そして、三陸沖ですが、しばらくぶりにM5クラスの地震が起きました。状況としては、太平洋プレートが日本の内陸下部にグッと入り込んでいることによって、北アメリカプレート(オホーツクプレート)が下から突き上げられて起きたものと考えています。それだけ、動きが激しくなってきているということだと思います。

 それで、この動きを活発にしている原因になっている滑りの関係ですが、実は、ずっと地震を追いかけている人は分かると思いますが、ここ10年ほどで、震源の深さが10キロ以上浅くなってきています。特に東北大震災以降が顕著なのですが、例えば、太平洋側の地域では、通常、太平洋プレートと接触しているところで起きる地震~関東の沖合や北海道の沖合など~は、以前は60~70キロの深さだったんです。でも、今は、50~60キロくらいになってきていますよね。場所によっては、もっと浅い震源のところまで出てきています。
 これ、単純に計算すると、10年で10キロなら、1年で1キロメートル浅くなっているということですね。これをさらに365日で割ると、1日に2.7メートルの割合で浅くなっていているということになるんです。接触面が滑っているとき削られているとしたら、かなりのスピードで削られているということですね。

 そして、なぜ、こういう状況になっているかというと、自分は、地球の膨張と考えています。地球が膨張することによって、プレートの隙間が今までより開いた状態になり、そこに海水が今までより多く入り込むことによって、地盤のゆるむ範囲が広がっているということです。接触面がゆるくなるため、地殻の動きも今まで以上に活発になります。それで地震が多発するという現象になっているということです。
 また、隙間に入り込んだ海水は、マントルの近くまで行くと当然温められますから、それが水蒸気などになって上に上がってくる。それが海水温の上昇につながるということです。一部は、地殻の内部に入り込み、火山の噴火を誘発する原因になっているかもしれません。今、地球で起きていることは、そういうことではないかと考えています。

 さて、それで、昨日の動きについてですが、日本全体で見てみると、宮城沖から福島沖を通り、群馬~福井~山陰と続いているラインで震源の浅い地震がやや大きめに動いています。このあたりで動きがあるかもしれません。もう一つは沖縄方面。そして、静岡方面でも、細かな地震の動きが活発なようです。
 注意していてください。
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釧路沖でM4.8 東京都多摩東部でM3.6

2019-11-29 03:25:21 | 日記
 釧路沖の地震ですが、こちらは、どちらかというと、根室に近いところ。根室半島南東沖で起きる地震と同様と考えていていいと思います。また、東京で地震がありました。多摩東部でM3.6。ただ、この地震は、震源の深さが140キロと深い地震です。自分が想定している地震とはちょっと違うのですが、ここで震源の深い地震が起きた場合、東京湾付近で震源の深さが50~70キロくらいの中程度の深さの地震が起きる可能性があります。もし起きたとしたら、少し揺れが大きめになるかもしれません。注意していてください。

 また、今回、顕著なのは、沖縄方面で、列島沿いに震源の浅い地震がきれいに並んでいます。中には、M4~5規模の地震もありますが、例によって、こういう地震が起きたときには、気象庁の発表になりません。また、ミャンマーでM5クラスの地震が起きていて、先日のラオス同様、インドシナ半島でやや大きめの地震が続いているようです。沖縄近海でも、震源の浅い地震だけが目立って起きていますから、中程度の深さのところで、プレートがガッチリ噛み合っていて、そのため、地殻に歪みが生じて地表近くで崩壊が続くという現象になっていると思われます。ですから、このガッチリ噛み合った部分が動くとちょっと大きめの地震になると思います。警戒していてください。

 その他では、秋田北部で震源の浅い地震の集中しているところがあります。ここが動いてくるかもしれません。注意していてください。

 さて、今回もちょっとオカルト系の話。UFOについてです。
 それで、そろそろ日本人も認識をかえてほしいと思っているのですが、今時、UFOや宇宙人がいない、なんて言っていると、他国からバカにされるかもしれません。

 有名な話で行くと、ヒラリークリントンがトランプ大統領と大統領を争っていた時の公約で「UFO関連情報を公開する」ということを言っていたり、プーチンが正式に「地球外生命体との戦闘に備えなければならない」と発表していたりします。国家元首レベルで、UFOの存在を認めているというのが現状です。NASAなどもいろいろな情報を公開しだしていて、アメリカが原爆実験をしたときに、ホワイトハウスの周りをUFOが飛び回ったというのは有名な話ですが、当時、アメリカ政府はこれを否定していたものの、実は、このときに、当時のトルーマン大統領がアインシュタインに直接電話で対応策を相談していて、その内容が数年前に公開されました。またアポロ11号が月の裏側で「生物が動いている」という話をしている内容の機密文書も公開になっています。
 さらに、地球が危なくなってきているということを示唆しているように、災害現場でUFOの目撃談が非常に多くなっています。東日本大震災のときにも、UFOを目撃したという人が結構いるそうです。

 それで、もしも、地球で暮らしている我々が、他の星に生物がいることを確認した場合、その星の状況を調査したりすると思うんです。長期間にわたって研究対象にするでしょう。そして、他の星に、我々よりも進んだか科学力を持った生物がいた場合、地球を研究対象にするということは、十分に考えられることだと思います。
 ですから、もう、今の段階では、信じるとか信じないと言っているレベルではない、ということです。国会でも野党が「地球外生命体について、総理はどのような認識をお持ちですか?」くらいの話が出てきてしかるべき時期に入ったということです。
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ギリシャ クレタ島でM6・0 カールスバーグ海嶺で怪しい地震

2019-11-28 03:53:35 | 日記
 昨日、アルバニアでM6.4の地震のことを書きましたが、まだ、余震が続いているようで、M5クラスの地震もいくつか起きているようです。そして、さらに、アルバニアの南隣のギリシャでもクレタ島近海でM6.0の地震があったようです。この近辺、一気に動いているようですね。
 そして、もう一つは、インドとアフリカのちょうど真ん中あたりになるのですが、アラビア海のカールスバーグ海嶺でM5クラスの地震が頻発しています。それで、ここ、海底火山のあるところで、少し前には、ここで地震が活発だったときに、海底火山が噴火したのではないか、という話がありました。実際に噴火したかどうかは、情報がないので、ちょっとわかりませんが、噴火の可能性はあるだろうと考えています。これについては、今後の情報待ちですね。

 日本では、気象庁が発表したのは、釧路沖のM2.9と宮城県沖のM3.3の二つだけ。それで、今までは、北海道で地震があっても、影響の出てくるところは岩手県の中央あたりまでだったのですが、最近では、それが宮城県の北部あたりまで広がっているのではないかと思っています。岩手県の内陸まで接触面が入り込んだ関係で、少し南の方まで、影響が出やすくなっているのではないでしょうか。

 そして、昨日の埼玉県の地震ですが、様子を見る限りでは、茨城県の南部から、埼玉県の方に接触面がシフトしているような動きになっています。埼玉・茨城の県境で動きが出てくるかもしれません。そして、このラインが東京の下部でブロックされているような状況になっているのではないかと思います。ですから、しばらく後になりますが、東京直下で震度4くらいの地震が起きる可能性があります。今、すぐ、というわけではありませんが、注意していてください。
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アルバニアでM6.4 瀬戸内海中部で3回 長野南部で2回

2019-11-27 03:51:23 | 日記
 アルバニアでM6.4の地震がありました。アルバニアは、ギリシャの北側の国でアドリア海を挟んでイタリアの向かい側です。ニュースでは、死者4名。まだ、瓦礫の下にいて、救助を待っている人もいるということです。アルバニアでは、過去数十年で最大規模の地震というお話でした。亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。
 そして、だんだん、ヨーロッパ方面も危なくなってきているようです。以前書いていた「ヨーロッパ水没の話」も、ありえない話ではない、ということです。

 日本では瀬戸内海中部で3回の地震がありました。M3.8、M4.5、M3.1の順で起きています。
 11月15日では一応、瀬戸内海について書いていて、それからも細かな地震は続いていたのですが、どちらかというと、日本海側の方が動きが活発だったので、そちらの方を中心に書いていました。このあたりは、なかなかうまく行かないものですね。ただ、今回の地震によって、エネルギーがかなり抜けたようで、西日本の細かな地震がかなり収まっています。

 そして、それ以上に気になっているのが、埼玉県北部の地震。震源の深さが70キロですから、関東下部の太平洋プレートとの接触ラインが、さらに、西にシフトしてくる可能性があります。そうなると、今まで茨城県で起きていた地震が、埼玉・東京で起きる可能性があります。一回でお終いなのか、それとも、今後断続的に続くのかは、今後の動きを見てみなければなんとも言えませんが、一応、シフトしてくる可能性がある、と思っていたほうがいいと思います。注意していてください。
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茨城県沖でM4.0 上川地方北部でM2.5

2019-11-26 03:56:02 | 日記
 昨日、気象庁が発表したのは、タイトルの2つの地震だけです。茨城県エリアでは、やはり、地震が続いていますね。

 そして、関東方面ではもう一つ。昨日の地震では、福島沖から福島の南部を通って、栃木・群馬の北部~新潟南部・長野北部という、ほぼ県境をつなぐライン上で、震源の浅い地震が起きています。ちょうど、茨城方面の地殻の歪みが出てくるあたりのラインですから、このあたりでも動きが出てくる可能性があります。ただ、それほど規模は大きくならないと思います。

 また、北海道の上川地方北部の地震は、胆振東部地震の震源から、空知を通って北上していくライン上に当たります。胆振東部地震の起きる前後で、ちょっと動きがあったところです。ですから、胆振東部で余震のような動きが出るかもしれません。ちょっと様子を見ていてください。

 西日本では、やっと沖縄方面で、震源の深さが中程度の地震が起きました。こういう地震があった方が、圧力が抜けていくので、もしも、地震に「いい地震」と「悪い地震」があったとしたら、いい方の地震です。ただ、台湾でM5クラスの地震が起きているようですから、これから、沖縄の南方で動きがあるかもしれません。九州は、全般的に細かな地震が起きています。中国・四国地方でも、山陰方面で細かな地震が多め。近畿では和歌山周辺です。このあたりは、今後の様子を見ていかなければならない状況と思ってください。規模の小さめの地震があるかもしれません。

 山形県の沖合では山形県沖の地震が起きた震源近くで、また、動きが出ています。新潟下越地方あたりで注意が必要です。
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アリューシャン列島でM6.1

2019-11-25 03:41:45 | 日記
 昨日は、気象庁発表の地震はありませんでした。世界的にみると、アリューシャン列島でM6.1。震源は、アリューシャン列島のちょうど真ん中あたり、と思っていてくれればいいと思います。それで、今までアリューシャン列島の動きを見ていると、ここからカムチャッカ方面に地震が流れてくることが多いです。ですから、もしも、今後、カムチャッカ方面で地震が起きた場合、昨日と同様、千島~根室近辺と流れてくるだろうと思っていてください。

 それから、茨城方面で地震が頻発しているので、そろそろ、気象庁側から何らかの発表があるのではないかと思っています。おそらく、コメントとしては、以前、千葉で地震が頻発していたときに出したコメントと同じ「スロースリップが起きている」という話になるだろうと思います。ただ、このスロースリップの話が出てきた場合、スロースリップとは、地殻の接触面が滑ることで起きる現象ですから、接触面が内陸に入り込んできた、と同義と思ってください。
 昨日は、宮城沖から福島沖にかけて動きが活発になっていますから、このあたりで動きがあるかもしれません。そして、この福島沖とつながっている茨城でまた地震があるだろうと思います。注意していてください。

 それともう一つ、フィリピン海プレートとの接触ラインで分かっている部分について触れておきます。そのラインとは、鹿児島西方~熊本の西方~長崎~佐賀と続き、ここから急に曲がって、福岡~山口~島根~鳥取と続きます。いわゆる「日本の外周側」と考えておくといいと思います。それで、沖縄方面で震源の浅い地震が頻発してきていますから、フィリピン海プレートは、北西方面が浮き上がってきているような動きになっていると考えています。ということは、このラインに沿って、震源の浅い地震が起きる可能性があるということです。
 注意していてください。
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北海道東方沖でM5.6 岩手県沿岸北部でM3.2

2019-11-24 03:34:42 | 日記
 北海道東方沖でM5.6の地震がありました。ただ、このブログをずっと見ていてくれた方は「あ、来たな」くらいの感じだったのではないかと思います。カムチャッカ~千島列島~根室方面ラインの地震ですね。カムチャッカ~択捉島付近と地震が続いたので、やはり、この辺で動きがある可能性はかなり高いということです。
 そして、岩手県沿岸北部の地震ですが、こちらも、北海道で震源の深い地震が起きた場合に起きやすい、北海道から岩手にかけてのライン上の地震です。気象庁は発表していませんが、浦河・青森県東方沖でも、動きが出ています。そして、この地震で気を付けておいてほしいところは、岩手県でも太平洋プレートとの接触面が徐々に内陸に入り込んできているということです。

 茨城県沖でもM3.7の地震が発生していますが、これも、昨日書いたように、茨城県では、福島沖~茨城北部~茨城南部~東京湾のラインで地震が起きやすいということです。多少震源の場所がぶれても、このような調子で、しばらく、地震が続くと思っていてください。
 さらに、この地震のラインが、静岡、愛知まで伸びたような動きになっていて、それが、三河湾のM2.4の地震になっているようです。

 奄美大島近海でもM2.7の地震がありましたが、今までの沖罠方面は、動きがあっても気象庁の発表にならない、ということの方が圧倒的に多かったのですが、今回は動きが少ないのに、気象庁の発表になったという、今までとは逆の現象になっています。ですから、沖縄方面は、日頃のような動きが止まっているような状況で、まだ、怪しい状態が続いています。特に、震源の深さが中程度の地震は、まったく起きていません。今後、大きめの動きがあるかもしれません。

 世界的にみると、再びインドネシアのパプアでM6.1の地震が起きています。
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茨城県南部でM4.5 東海道南方沖でM4.9 日向灘でM5.2とM4.4

2019-11-23 04:11:59 | 日記
 茨城南部でM4.5の地震がありましたが、以前書いたように、沖合で起きていた地震が内陸に入り込んできたということですから、これからも、このくらいの規模の地震が、このくらいの頻度で続くと思っていたほうがいいと思います。福島沖~茨城北部~茨城南部~(東京湾)のラインは、今後も注意していてください。

 そして、珍しい東海道南方沖の地震が起きています。M4.9ですが、震源の深さが410キロとかなり深く、想定では、フィリピン海プレートの下に入り込んでいる太平洋プレートの下部での崩壊だと思われます。それで、サハリン近海の地震もそうなのですが、ここのところ、震源の深さが400キロを超える地震が、少し続いています。ですから、マントル内部で何かが起きたのか、もしくは、どこかのプレートの下部が離れ落ちて、それが、地殻の下を浮遊している塊(自分は浮遊塊と呼んでいます)が移動しながら、部分的に、地殻下部を削っているのかもしれません。

 日向灘の地震は、一昨日書いた九州東部(周防灘)近辺の地震です。そして、これは、昨日書きましたが、ラオスの地震の根本的な原因は、やはり、沖縄近海のプレートがしっかり噛み合って力がラオスの方に抜けていったということだと思いますから、この九州南部から沖縄方面にかけては、今後も、このくらいの規模の地震が発生する可能性は高いと思います。ちなみに、日向灘でこれだけの動きがあったにも関わらず、沖縄方面は、ほとんど、動きがありません。まだ、エネルギーがたまっている状況だと思います。

 その他で顕著なのは、昨日書いた琵琶湖周辺から岐阜・長野にかけてです。このあたりでは、細かい地震の規模がやや大きくなってきていて、さらに範囲も広がってきています。動きが出てくる可能性は、かなり高いと思います。注意していてください。
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ラオス北部でM6.1 択捉島付近でM4.6

2019-11-22 04:01:50 | 日記
 ラオス北部で大きな地震があったようです。M6.1の本震の前にM5.7の前震があったようで、現在も余震が続いているようです。建物では、天井が落ちてくるなどの被害があったようですが、人的被害は、今のところない、ということでした。とりあえず、人的被害がなくて、よかったと思います。
 場所的にみると、フィリピン海プレートとインド・オーストラリアプレートの間に挟まれた地域で、ユーラシアプレートの内陸型の地震と言えそうです。震源の深さが浅いですから、両方のプレートに挟まれて起きたのではないかと思います。韓国と日本のちょうど中間点でも震源の浅い地震が起きていますから、ラオス近辺では、東西方向に圧力がかかっているのではないかと考えています。

 日本では、択捉島付近でM4.6の地震が起きています。震源の深さは140キロで深めです。昨日書いたサハリン近海の地震の影響で起きたものだと思います。

 東京湾でも地震が起きていますが、こちらは福島沖から茨城を通って茨城南部に到達するラインの延長上にあたります。埼玉や東京湾の下部で震源の深い地震が起きていますから、その影響で滑ってきたものと思われます。太平洋沿岸では、震源の深さが中程度の地震が増えていますから、このあたりでもまだ動いてくるかもしれません。東京オリンピックの話を書いたときに、東京の方に震源がシフトしてくるという話を書きましたが、それが、思ったより早く来るかもしれません。警戒していてください。

 西日本では、細かな地震が相変わらず頻発していて、特に昨日は、近畿一帯で多くなっています。琵琶湖周辺で動きがあるかもしれません。注意していてください。

 さて、これからの注意点ですが、ラオスで大きな地震が起きるような力がかかったということは、沖縄近海のプレート境界では、逆に、力が逃げないようにしっかりと地殻が噛み合っているということになります。ですから、次に、このプレート境界が動くと、しっかり噛み合った場所が動くということになりますから、地震の規模が大きくなるかもしれません。警戒していてください。
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サハリン近海でM6.2 新潟上越で2回 佐賀北部で1回

2019-11-21 03:53:43 | 日記
 サハリン近海でM6.2の地震がありました。ただ、気象庁の発表はサハリン近海となっていますが、実際は、カムチャッカ半島の方に圧倒的に近い位置で起きています。カムチャッカ半島西方といった方が、たぶん、震源としてはピンときやすいと思います。そして、震源の深さは490キロ。かなり深い地震です。

 そして、このあたりで地震が起きると、千島列島や根室・釧路沖あたりに影響が出る、と今まで書いてきましたが、今回、動きがいつもとちょっと違うかもしれません。というのは、岩手県に直接影響が出てきているようで、震源の深さ50キロほどの中程度の深さの地震が、急に集中して起きています。ですから、今までのように、根室方面は気を付けていていほしいのですが、それと合わせて、青森県東方沖(浦河沖)から岩手県にかけても、注意していてほしいと思います。珍しいケースなので、ひょっとしたら、大きめになるかもしれません。

 その他の地震に関して、ちょっと特徴的なのは、日本海側で動いているということです。新潟県上越地方でM3.4とM3.0の2回、佐賀県北部でM2.9と、有感地震が日本海側によってきています。その他の有感地震は天草灘のM2.7だけで、これも、太平洋側ではなく、東シナ海側ですね。
 関東から西にかけては、細かな地震が頻発している状況で、それも、やはり、内陸から日本海側にかけて、まんべんなく起きている状況です。プレートの動きとしては、日本全体が下からゆっくりと押し上げられているような状況になっていると考えています。

 それで、細かな地震が集中しているところは、茨城の南部と栃木で、依然として、このあたりの動きは活発です。その他、細かな地震が密集しているところは、紀伊水道近辺、周防灘近辺、熊本の西方沖あたりになります。ただし、地盤の弱いところは、そこからやられていくと思いますので、フィリピン海プレートの動きが少しシフトしただけで、別の場所で有感地震が発生したりすると思います。
 ですから、集中しているところは、まず、注意をして、その他のところでも、起きるかもしれないと思っていてほしいと思います。
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