地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

福島の余震が無いと岩手が危ない

2016-11-30 05:38:18 | 日記
 昨日、福島の有感地震が0。そして、岩手で地震が連発。
 一昨日、書きましたが、福島の余震が減ると気を付けなければならない地域を書きましたが、どうやら、それが現実味を帯びてきました。

 ということで、福島の余震が減ると一昨日、福島の余震が続くと昨日の記事の内容で、危険地域が変わってくると思います。
 福島の状況を注意してみていってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新疆ウイグル自治区 アクト県でM6.7

2016-11-29 05:27:09 | 日記
 少し前の話ですが、11月25日に新疆ウイグル自治区のアクト県でM6.7の地震があったそうです。震源の深さは10キロメートルということで、ここでも、震源の浅い地震が起きていますね。
 このアクト県の位置ですが、ウイグルとキルギス・ウズベキスタンの国境近くでパミール高原と天山山脈の間あたりに位置します。以前書いた、マントルトモグラフィーでは、ちょうど、地殻が薄くなっていて、力がかかった場合、ちょうどその力が集約されやすい状況になっていると考えています。

 実は、福島の地震が、中国に何らかの影響を与えているのではないか、と思って調べてみたところ、意外に早く、影響が出ていたようです。
 そして、ここで動きがあると、連鎖して、中東方面で何らかの影響が出ると予想しています。パキスタン・トルコ・イラクあたりでも、地震が起きる可能性あり、と思いますので、今後の情報を見ていてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島の余震と日本の中期塊

2016-11-28 04:21:04 | 日記
 10月5日にアップした、日本の中期塊の図です。新たな図をアップできないので、以前にアップした図を元にお話ししていきますね。


 以前から、震源の深さ20~30キロの地震が出てくると危ない、というお話をしてきましたが、この深さの地震は、今の福島の余震の深さなんです。昨日は、一時的に余震がなかったのですが、また、余震が復活しはじめました。ひょっとすると、昨日は、陸地が揺れなかっただけで、地震がずっと起きていたのかもしれません。この辺の情報がほしいですね。
 ただ、それによって、今までの地震の見方に修正が必要なのではないか、ということなんです。

 今までは、中央構造線を中心にして、震源の浅い地震が起きていて、ここから徐々に崩壊が進んでいく、と予測していました。ところが、ここにきて、震源の深さで見ると、どうしても福島のほうが、危険度が高い、ということになります。
 となると、以前、図で紹介した中期塊の緑色の線の部分で先に大きな崩壊が起こるかもしれない、ということなんです。
 そして、この緑色の線も、ちょっと修正が必要です。西側の線が九州の西を通るように書かれていますが、このライン、今までの状況を見る限り、福岡から熊本に抜けるように入っているようなんです。そして、中央構造線から沖縄トラフに抜けていく線も、熊本から鹿児島に抜け、奄美大島方向に進んでいくラインになります。

 そして、福島の地震がこのまま続くようであれば、中央構造線よりも、こちらの緑色の線のほうが危なくなるのではないか、ということなんです。
 現在の福島の余震は、緯度が37.2度が中心。それに対し経度は141.1~141.6度と、横に広がりを見せているんです。ですから、この余震が陸地から離れて行ったり、逆に内陸部で起こるようになると、この緑色のラインに沿って、崩壊が進んで行く。そして、その後、ちょっと離れた、新潟沖であったり、福岡であったり、この緑色の線上で突発的に地震が起こる可能性もあるんです。
 ということで、もしも、今後、この緑色のライン上で地震が起きた場合、中央構造線より、こちらの中期塊ラインのほうが危険になった、と判断していいのではないか、と思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

余震が極端に減りました

2016-11-27 04:37:39 | 日記
 一昨日書きましたが、福島県沖の余震が、極端に減りました。となると、ちょっと怪しい状況になってきたと考えていいと思います。この余震の少ない日が続けば続くほど、次に来る地震が大きくなる可能性が高い、と思っておきましょう。

 今のところ気を付けたいのは、東日本では、中期塊の境界になっている、関東(茨城・千葉)、宮城県沖、岩手~秋田ライン。西日本では、やはり、中央構造線上と沖縄トラフのライン。日向灘・豊後水道で地震が起きていますから、今のところは、この近辺が一番怪しい、と自分は考えています。

 ただ、25日に、北海道の留萌で、震源の深さ30キロという地震も起きていますから、思わぬところに吹き出てくる、という可能性もあります。これだけは、はっきり言って、予測不可能。日本海沖から韓国で大きな地震があるかもしれません。

 現在でも、父島近海で地震が起きていますから、プレートの活動は、相変わらず活発なままと考えていいと思います。そして、震源の深さ10キロの地震は、極端に少なくなっています。となると、これからは、もうちょっと深度が深めの20~30キロの地震が主流になってくるのではないか、と考えています。この深度では、比較的、マグニチュードが大きくなりますから、どうしても、地震の規模も大きくなります。
 福島の余震を気を付けてみていってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元に戻った!?

2016-11-26 04:29:23 | 日記
 福島での地震近辺でやや途絶えていた、熊本を中心とする中央構造線上の地震が、また徐々に増えてきています。おそらく、プレートへの力のかかり方が、元に戻った状態になったのではないでしょうか。

 となると、以前からお話ししている、中央構造線上の近畿・関東、そして、沖縄トラフの危険度が増していくということになりそうです。今後、この中央構造線・沖縄トラフ沿いの地域の地震が頻発してくると思われます。震源の深さ20~30キロの地震に注意していきましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島県沖の余震

2016-11-25 04:47:39 | 日記
 福島県沖の地震の動向を調べているのですが、これ、緯度と経度を見ると、緯度はそれほど動きがないのに対し、経度の範囲が広くなっているようです。となると、この地震の広がりは、南北方向ではなく、東西方向となっているようなんですね。

 さて、東日本大震災では、この広がりが南北方向に起き、連発で大きな沈み込みが起きたため、大きな津波となりました。それに対し、今回は、どちらかというと東西方向ですから、どうやら、東日本大震災の余震とは言えないような気がします。

 むしろ、こちらで10月26日に書いた福島の中期塊の動きのように、中央構造線と平行に走っている感があるのですが。となると、実は、この地震は、関東で起きている群発地震に影響されて起きたもの、と考えたほうがいいようです。

 さて、東京都心では、観測史上初めての積雪がありました。要するに気温が低くなっているんですね。そして、このブログで何度かお話ししましたが、気温が低くなる原因の1つとして、地殻に引っ張る力が加わったケースを10月27日に北海道の状況を想定して書きましたが、現在、それが関東から東北にかけても起きているということです。すなわち、昨日書いたフィリピン海プレートの状況で、現在では、再び、沈み込みの力が加わっている状況ととらえることができます。

 今回の福島沖の地震も「正断層」という話でしたから、地殻に引っ張る力が加わって起きた断層です。また、震源の深さ20~30キロで崩壊が起きているとするならば、かなり深い範囲まで、崩壊が進んでいますから、熊本や鳥取以上に広い範囲で長く崩壊が続く可能性があります。

 そして、さらに、この余震が急に収まった場合、今度は、ほかのところで大きな地震が起こる可能性が大。この余震の動向にも注意が必要です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィリピン海プレートの動向

2016-11-24 05:18:18 | 日記
 昨日の記事で、フィリピン海プレートのことを少し書きましたが、どうやら、フィリピン海プレートの動きに変化があるようです。

 一時的に、熊本・鳥取の地震が収まったときには、昨日書いたような重心移動があったと思われます。ということは、フィリピン海プレートの南側で大きな動きがあったということです。となると、近いうちにフィリピン海プレートの南に位置する、フィリピン南部から、スマトラ、インドネシアで、何らかの動きがあるのではないか、と予想されます。
 火山の噴火や地震など、ここ2~3週間くらいで、何らかの動きがあった場合、重心移動は間違いない、と思った方がいいでしょう。

 そして、また、熊本や鳥取の地震が復活してきています。すなわち、いったん、重心移動が起こったあと、また、フィリピン海プレートで全体的な沈み込みが始まったと見たほうがいいでしょう。

 そして、気になるのは、昨日起きた小笠原西方沖のM5.7の地震と、宮古島近海のM4.7の地震です。
 これ、フィリピン海プレートと沖縄トラフで、まだまだ活発な動きが続いている、ということです。考えようによっては、フィリピン海プレートが熱浸食によって薄くなり、力の影響を受けやすくなったとも言えます。ということは、フィリピン海プレートでは、南海トラフのようなプレート境界よりも、南海トラフに近いプレート内部での崩壊のほうが起こりやすい状況になっていると考える方が適切ではないか、ということです。

 今回の福島の地震も、結局は、プレート内部での崩壊が原因です。過去の地震と質が違ってきていますから、過去のデータなどは、あまり役に立たないと思って、新たな対策が必要なのかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島県沖で、M7.3

2016-11-23 04:16:43 | 日記
 11月20日あたりから、熊本・鳥取の地震がピタッと収まってしまったので「なんか、おかしいぞ?」と思い、昨日の茨城県沖の地震でも注意をしていたのですが、やはり、大きな地震が起きてしまいました。

 自分の想定としては、昨日の茨城県沖M5.3の地震の影響で、茨城県の内部のほうに、震源が移動してくるのではないか、と思っていたのですが、どうやら、力のかかり具合が北のほうにずれていったようです。

 そして、余震を見てみると、これ、相当まずいようです。
 というのは、まず、震源の深さが一定ではなく、ごく浅いところから40キロまでの範囲で起きている~すなわち、地殻の広い範囲で崩壊が起きているということ。そして、これだけ広い範囲で起きているということは、この震源域に力がかかったとしても、ここでその力を食い止めることができなくなっていて、この震源域とは別の部分で、力を抑えなければならなくなるため、他の部分の負担が大きくなってしまう、ということです。
 そして、もう一つは、余震のほとんどがM4.0前後の、比較的大きなものになっているということです。

 ということは、気象庁の発表だと「北西~南東」方向の正断層でしたが、この余震の状況だと、少しずつ、崩壊が断層方向にずれていく~震源が断層方向にずれていって、他の地域でも大きめの地震が起きる可能性がある、と考えられるんです。
 特に、気を付けたいのは、今回の震源の北西方向に当たる宮城県です。群発地震が起きていて、比較的、地盤が緩くなっていると思われますから、ここに今回の地震の影響が出てしまうと、危険です。
 また、昨日書いた茨城沖の地震の震源が内陸方向にずれてくるかもしれない、という可能性もまだ残っています。

 また、今回の地震の原因ですが、自分はフィリピン海プレートにあると思っています。何らかの理由で~おそらくは地球プロミネンスなどの影響で~フィリピン海プレートの南側の底部が侵食され、フィリピン海プレートに重心移動が起き、フィリピン海プレートの北側の沈み込みが一時的に収まったという可能性を考えています。そのため、熊本や鳥取の震源の浅い地震が一時的にストップした。その分、沖縄トラフの活動で起きた力が、そのまま水平方向に向かってかかり、その力が集約されたのが、今回の福島沖だったのではないか、と考えています。

 気象庁は、東日本大震災の余震と位置付けているようですが、おそらく、東日本大震災の余震ではなく、新たな地震が発生したのではないか、と思います。ですから、ここから新たな崩壊がスタートする、と考えて、周辺地域の方は十分気を付けてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茨城沖でM5.3

2016-11-22 03:38:38 | 日記
 群発地震帯で警戒しなければならない茨城沖で大きめの地震が起きました。朝の6時59分に起きたものでM5.3です。そして、震源の深さは、例によって10キロメートル。これ、海底で起きたので、最大震度は3でしたが、陸上で直下型だったら、5弱くらいにはなっていたと思います。

 そして、気を付けなければならないのは、これが本震ではないかもしれないということ。熊本でも経験済みですが、さらに大きめの地震が来る可能性もあります。余震も有感地震としては、この後1回しか起きていません。
 要注意。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

震源の浅い地震が一時的にストップ

2016-11-21 03:43:25 | 日記
 18日からここまで、震源の深さが10キロメートル以内の地震が一時的にストップしている状況になっています。ですから、熊本や鳥取で、震源の浅い余震が止まっています。
 そして、沖縄トラフでは、また、新たな動きが出ています。20~21日にかけて与那国島近海で地震が3連発。それに呼応するように茨城でも3連発です。それも震源がやや深め。

 ここから推測すると、沖縄トラフの力のかかり方が、中央構造線以南のユーラシアプレートに回転の力をかけているのではないか、ということです。11月17日に書いた記事で触れましたが、この中央構造線以南のユーラシアプレートに反時計回りに力がかかって、それがプレートの沈み込みを支えるような働きをしているのではないか、ということです。

 もしも、この推測が正しいなら、現時点では、熊本も鳥取も地震が収まったように感じるかもしれませんが、いったん、沖縄プレートや南海プレート、そして中央構造線上で、中規模以上の地震が発生すると、この回転の力が失われ、再び、震源の浅い地震が頻発する、という現象になると思います。それも、ここ数日支えていた力が、一気に無くなってしまうと、地表の崩壊も、一気にドンとやってくる可能性あり、ということです。

 ということで、気を付けるのは、沖縄トラフ・南海トラフ近辺の地震と九州・四国の震源の深めの地震です。沖縄トラフの動きをみる限りでは、近日中に起きると思いますので、上記の位置の地震が起きたら、次に、どのような地震が起こるか、注意してみていってください。もしも、震源の浅い地震が、群発地震帯で起きた場合、再び、震源の浅い地震が頻発しだす、と思っていて、いいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする