地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

宮古島近海でM4.4 根室半島南東沖でM3.9 浦河沖でM3.4 長野県中部でM2.6

2020-06-30 03:22:34 | 日記
 宮古島でM4.4の地震がありました。6月26日の西表島付近のM4.5の地震から見ると、フィリピン海プレートに沿ってやや南下した位置での地震です。

 北海道の地震は、浦河沖のM3.4と根室半島南東沖のM3.9の2つの地震。北海道で震源の深い地震が起きていて、いつもは浦河沖から青森県東方沖、岩手沖とつながるのですが、昨日は、滑りで根室半島南東沖で動きがあったと考えています。

 そして、昨日の特徴は本州内陸部の地震。長野県中部のM2.6の地震は、群発地震帯の地震。それ以外にも、有感地震にはなっていませんが、同一震源で起きている地震が多数。一番、規模が大きいのは、長野県南部で、山梨県との県境付近。前から書いている福島南部、栃木と群馬の県境の群発地震予備軍のところでも、規模は小さいですが、同一震源の地震が数か所で起きています。

 また、動きが活発化しているのは、種子島近海と茨城県南部。有感地震になる可能性が高いと思います。そして、本来、茨城県で動きがあると、埼玉や千葉でも動きがでてくるはずなのですが、それが、昨日は静かなままですから、このままエネルギーがため込まれると、2~3日後にやや規模が大きめの地震になってくる可能性があります。注意していてください。
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父島近海でM4.6 奄美大島北東沖でM4.3 千葉県北東沖でM4.1 その他有感地震3回

2020-06-29 03:47:16 | 日記
 一昨日書いた内容が一日遅れてきたようです。
 青森県東方沖でM3.0、岩手県沖でM3.4の有感地震が発生しました。北海道では、釧路で震源の深い地震が2回起きていますし、渡島半島から奥尻方面にかけてのエリアで細かな動きが集中してきています。注意していてください。
 また、秋田県でも震源の深い地震が起きています。東北から関東にかけての太平洋岸で動きが活発になってきていますので、こちらも注意していてください。

 岐阜県飛騨地方でM2.3の有感地震も発生していますが、これは、群発地震帯の地震。岐阜・長野などの内陸部では、まだ、動きが続いていると思っていてください。

 父島近海のM4.3の地震は、太平洋プレートの動きが原因だと思われます。その動きの関係で、フィリピン海プレートの対岸に当たる奄美大島北東沖でM4.3の地震が起きたと思ってください。動きとしては、静岡沖、紀伊半島沖、鹿児島沖と、有感地震にはなっていないものの、フィリピン海プレートに沿った形で動きが出ています。今後は、内陸の方に影響が出てくると思われます。

 千葉県北東沖のM4.1の有感地震は、内陸部に影響を与える地震になると考えてください。福島南部・栃木・群馬・長野・岐阜と今までに群発地震などで揺れを生じているエリアで、再び動きが出てくる可能性があります。

 昨日の特徴的な動きとしては、四国と九州の間にから瀬戸内海にかけて。ここで、震源の深さ中程度の地震が集中して起きています。下部でフィリピン海プレートが動き出しているようですから、直接この周辺域が揺れる可能性と合わせて、山陰方面の震源の浅い地震にも注意していてください。
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千葉県東方沖でM3.7 宮城県沖でM2.9 栃木県南部でM2.7

2020-06-28 03:52:11 | 日記
 千葉県東方沖でM3.7の地震がありましたが、これは、一昨日のM6.2の地震と少し震源がずれています。ここは、太平洋プレートの接触位置なので、一昨日の地震と違う接触場所が崩壊したと考えてください。
 そして、昨日書いた部分では宮城県沖でM2.9の地震が起きています。

 気になるのは、栃木南部。気象庁では南部と表記されていますが、場所的には中部と考えた方がいいです。群馬県との県境にやや寄った栃木の真ん中あたり。規模はM2.7です。そして、この位置が、以前書いた「群発地震になる可能性があるエリア」の地震です。有感地震にはなっていませんが、ずっとこの周辺で細かな地震が集中しているので、今後の動きに注意していてください。

 もう一つ気になるのが、北海道の南西沖。奥尻島の近くです。太平洋プレートがユーラシアプレート(オホーツクプレート)の下にどんどん入り込んで来ていて、震源が西側にシフトしていると、ずっと書いてきましたが、それがいよいよ北海道の南西沖に直接影響を与えるようになってきているのではないかと考えています。渡島半島でも少し動きがありますから、こちらも今後の動きに注意していてください。

 さらに、九州の西側でも動きが活発になってきています。昨日地震があった天草灘や鹿児島県西方で注意が必要です。

 ちょっと変わったところでは紀伊半島の沖合で震源の深い地震が起きています。この北西方面で震源の浅い地震が発生しやすくなっていますから、三重・奈良・京都・和歌山・大阪方面で少し警戒していてください。
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長野中部で2回 天草灘でM3.2

2020-06-27 04:03:38 | 日記
 長野県中部でM3.1とM2.7の2回地震がありました。2回とも群発地震帯での地震です。
 また、天草灘でM3.2の地震がありましたが、これは昨日書いた九州西方のライン上に近い地震です。

 昨日は全体的に内陸部で細かな地震がバラついている状況。
 北海道では十勝の内陸部と釧路沖で動きが出ています。青森で震源の深い地震が起きていますから、青森県東方沖や岩手県沿岸で注意。

 東北から関東の太平洋側にかけては、岩手県南部から宮城県沖で滑りが起きている他、栃木でも震源の深い地震が起きていて、茨城の沖では細かな地震がやや広めの範囲で起きています。福島の沖合でも動きがありますから、少し注意していてください。

 東京湾近辺の動きにも注意。東京や神奈川で揺れるかも知れません。東海地方も少し動きが出てきています。

 山陰、九州の西方でも、少し規模の大きめの動きがありますから、こちらも注意が必要。山陰は、しばらく揺れていないので、もしも揺れた場合、少し規模が大きめになるかも知れません。注意していてください。

 また、不確定情報ですが、中国でM6.3の地震があったようです。
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千葉県東方沖でM6.2 西表島付近でM4.5 岩手県沖でM4.1 宮城県北部でM3.3 福島県会津でM3.0

2020-06-26 04:04:32 | 日記
 昨日のブログからの有感地震はタイトルの5つ。

 千葉県東方沖のM6.2の地震は、昨日書いた茨城・千葉方面の滑りによるもの。予測では内陸だったのですが、やや沖合の方の地震になりました。気象庁は「東日本大震災の余震」と言っていますが、プレート境界で起きたやや大きめの地震は、何でも「東日本大震災の余震」になっているような気がします。単に太平洋プレートの動きが活発になって起きた地震と考えておいた方がいいでしょう。

 西表島付近のM4.1の地震は、昨日書いた動きがシフトしているところで起きた地震。この辺はだいたい想定内だと思います。

 岩手県のM4.1についても、昨日書いた特徴的な動きが出ている中で起きた地震。予測は、もう少し内陸か、日本海側の方に影響が出やすいと思っていましたが、太平洋プレートの直接的な動きの方が有感地震になったと考えてください。

 そして、今後気を付けたいのは、まず一つは宮城県北部のM3.3。震源が西にシフトしている状況で起きた地震だと思ってください。東北方面は、このように、徐々に内陸でも地震が増えると予測しています。
 もう一つは、福島県会津のM3.0。ここは、昨日書いた栃木・群馬・福島の南部に当たる地震。このエリアでは、細かな地震が集中していて、もう少し規模が大きくなると、岐阜・長野の群発地震のようになるだろうと想定していた所の地震です。一度、このように亀裂が入ると、周辺域でも有感地震が起きやすくなりますから、警戒していてください。

 また、昨日の動きで特徴的なのは、まず、岐阜・長野の群発地震帯の地震のエリアが広がりを見せているということ。有感地震にはなっていませんが、細かな崩壊を起こすエリアが南北に広がりを見せています。有感地震がさらに続いていく可能性が高いと思っていてください。
 もう一つは、千葉県沖のM6.2の地震の影響で東海方面で少し動きが出てきました。こちらも有感地震に警戒していてください。
 さらに特徴的なのは九州の西方沖。今までは、震源がほぼ同一地域に集中していたのですが、昨日は、南北に広がるライン上に細かな地震が発生しています。対馬から五島列島、九州西方沖とつながるような動きになっていますので、今後は九州の北部でも注意していてください。
 沖縄方面は、西表島付近の地震のあと小康状態。ですから、少し期間を置いた後、やや大きめの地震が集中して起きてくる可能性があります。しばらく警戒していてください。
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岐阜県飛騨地方でM3.2 神奈川県東部でM2.4 アメリカ・カリフォルニアでM5.8

2020-06-25 03:15:30 | 日記
 まず、岐阜県飛騨地方のM3.2の地震ですが、この地震、群発地震帯の南側で起きました。緯度・経度を記すと
 群発地震帯~北緯36.3度、東経137.6度
 今回の地震~北緯36.0度、東経137.5度
ということで、このい数値からも群発地震帯よりも約60キロ程度南側で起きていることが分かります。やはり、南側に亀裂が進んでいると考えた方がいいでしょう。

 神奈川県東部のM2.4は、茨城・千葉の動きとの連動で起きた地震だと思われます。依然として太平洋沿岸部では、滑りが活発です。東京都の下部でも震源の深い地震が2回起きていますから、さらに、関東方面の動きが活発になってくると思われます。関東方面では、茨城・千葉に加え、栃木・群馬・福島の南部でもやや大きめの震源の浅い地震が起きていますから注意していてください。

 そして、昨日の特徴的な動きは岩手県。今まで沖合や沿岸部で起きていた滑りが、岩手県の内陸部全体に広がっています。ですから、北海道・東北方面の地震は、今後、さらに西の方にシフトしていくと思われます。秋田・青森の日本海側でも動きが出ていますので、注意していてください。

 沖縄方面は、震源が南方にシフトしてます。石垣島周辺で活発です。

 海外では、カリフォルニアでM5.8の地震が起きていて、さらに細かな余震がずっと続いています。去年もM7.1の地震が起きていますが、今年も大きな地震のニュースが入ってくるのではないかと危惧しています。注意してみていてください。
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根室半島南東沖でM3.1

2020-06-24 03:21:36 | 日記
 根室半島南東沖でM3.1の地震がありました。震源の深さは100キロと深い地震です。昨日のブログからの有感地震はこれだけですが、昨日よりも東北から関東にかけての太平洋沿岸部で細かな地震が多発。宮城沖や福島・茨城の沖合。千葉は海上を含めて全域で有感地震の可能性があると思っていてください。

 岐阜・長野の群発地震帯でもうごきがありますし、近畿方面も全体的に細かな地震が広がっています。
 また、遠州灘の地震の際に書きましたが、沖縄方面の動きもかなり活発になってきました。奄美大島近海から沖縄本島にかけて、さらには石垣島方面で、特に動きが活発です。石垣島近海の群発地震帯でも、まだ、動きが続いています。

 それで、日本の下部で震源の深い地震が頻発していますが、その前に何があったかというと、ハワイ方面で地震が何度か続けて起きているんですね。ですから、ひょっとすると、重心移動が起きて、太平洋プレートの日本側が少し沈むような状況になったのかも知れません。
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与那国島近海でM4.3 長野県中部でM2.6

2020-06-23 03:53:07 | 日記
 長野県中部のM2.6の地震は、群発地震帯よりもやや東方で起きた地震です。また、群発地震帯でも動きはありますが、その周辺まで細かな地震が広がってきています。今後も揺れてくる可能性が極めて高いですし、新たな亀裂が大きめの地震になる可能性もあるので、十分、警戒していてください。

 与那国島近海も同様で、宮古島・石垣島近海のM5クラスが連発した群発地震帯よりも南側。与那国島のすぐそばで起きています。そして、もう一つ。今回の地震は、震源の深さが50キロですから、群発地震帯と震源の深さも異なります。フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に入り込んで起きた地震と考えた方がいいでしょう。そのため、フィリピン海プレートによる浮力が発生したようで、この震源の周辺で震源の浅い地震が多くなっています。島の近くで地震が起きた場合、有感地震になってくると思われます。注意していてください。

 関東方面では栃木の下部で震源の深い地震が発生していて、それに連動して茨城沖から茨城内陸にかけて、細かな地震が頻発しています。有感地震になってくる可能性は高いと思います。

 また、山形から新潟にかけての日本海側でも動きが出ています。今までの傾向からいうと、有感地震になる可能性は低いのですが、万が一に備えておいてください。

 北海道周辺では、昨日の胆振の震源の深い地震を受けて、釧路沖や十勝の内陸部、浦河沖方面で動きが出ています。本来なら岩手方面でも動きが出るはずなのですが、それが出ていないので、ひょっとすると、青森県東方沖から岩手にかけて、やや大きめの動きがあるかも知れません。注意していてください。
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遠州灘でM4.3 長野では北部・中部で1回ずつ 釧路沖でM3.7

2020-06-22 04:05:44 | 日記
 長野県中部のM2.5の地震は、群発地震帯の地震です。まだ、細かな地震も数回起きています。動きが止まる気配はありません。それに対して、長野県北部のM2.6は群馬県との県境です。

 釧路沖のM3.7の地震は、北海道の太平洋沿岸の地震。昨日書いた滑り現象の一部です。
 ただ、北海道では、胆振で震源の深い、M3レベルの地震が起きています。いつものように浦河沖から岩手方面にかけて注意が必要です。それと合わせて、北海道南西沖にも影響が出ているようですから、こちらでも注意していてください。

 そして、昨日の特徴は何といっても遠州灘のM4.3の地震です。これ、震源の深さが320キロとかなり深め。こちらの想定としては、下に入り込んでいる太平洋プレートの動きにかかわるものと考えています。そして、この地震、震源は静岡の沖合に当たるのですが、揺れたのは栃木県。ですから、メカニズムとしては下図のようなものではないかと想定しています。


 このように、フィリピン海プレートに影響が出ないように、遠州灘から栃木まで振動が伝わったのではないかということです。
 そして、太平洋プレートがさらにフィリピン海プレートの下部に入りこんでいくとすると、浮力がかかるため、フィリピン海プレートがユーラシアプレート(オホーツクプレート)を下から押し上げるような動きになるだろうと想定できます。それによって影響が出やすいのは、伊豆半島周辺。千葉・埼玉・山梨・静岡あたりで震源の浅い地震が起きる可能性が高いと考えています。
 さらには、フィリピン海プレートが関係する紀伊半島周辺、四国沖、九州中南部、沖縄方面でも数日の間に何らかの動きが出てくる可能性も高いと思われます。
 注意していてください。
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北海道南西沖でM3.9 福島県会津でM2.6 熊本地方でM2.4

2020-06-21 04:09:10 | 日記
 昨日のブログからの有感地震は、タイトルの3つだけ。

 以前からこのブログで取り上げていた北海道南西沖で動きがありました。M3.9です。胆振東部地震が起きたとき、自分は、こちらの北海道南西沖で大きな地震が起きたのではないかと思ったくらい、非常に危ない地域だと思っています。今回の地震は、1993年に奥尻島を津波が襲った北海道南西沖地震と震源がほぼ同じ位置です。北海道では、十勝地方で震源の深い地震も起きていますし、まだ、動きがありそうです。
 ちなみに、昨日起きた胆振地方中東部の地震は、震源の位置が今までよりも北で、空知地方と言ってもいいくらいのところで起きています。やはり、胆振東部のエリアでは亀裂が広がっているようです。

 そして、昨日は有感地震が少なかったのですが、細かな地震は、昨日より増えています。特に太平洋沿岸では、北海道の太平洋側と合わせて、岩手県の南部の沖合から千葉・埼玉・栃木まで一気に滑り現象が起きています。また、岩手では震源の深い地震も起きていますから、岩手沖から千葉・埼玉・栃木までの範囲の広いエリアで有感地震が起きやすくなっていると思ってください。

 内陸に関しても、太平洋プレートの動きが活発なため、その影響が出やすくなっています。福島県会津のM2.6は、その範囲。以前書いたライン上の地震です。

 ここで「ライン」について、もう一度、確認しておきますね。
 このラインというは、おせんべいを想定すると分かりやすいと思うのですが、割ろうと思って両端に力をかけた場合、全体的にバラバラになるのではなく、2枚にきれいに割れますよね。ということは、割れ目が線になる~割れて崩壊を起こすところが線になるということです。ですから、このブログでは、震源の浅い地震の場合、太平洋プレートとユーラシアプレートが端で押し合うと、ちょうどおせんべいが割れるように、地表面に線状に亀裂が入ると考えています。それが地震の起きる場所になるということです。
 このように、震源の浅い地震のケースでは、力のかかり具合によって、関連性を持ったライン上に亀裂が入りやすくなるので、それを予測するという考え方になっています。

 そして、長野・岐阜、さらに今回は山梨まで広がっていますが、ここでラインが形成されているようです。もちろん、岐阜・長野の群発地震帯を含んでいます。
 さらにもう一つ、岐阜の美濃地方が含まれるラインは滋賀~京都まで続いています。このあたりでも細かな地震が起きています。

 また、四国・九州方面は、昨日・一昨日と同様です。熊本地方のM2.4の地震は、その流れ。沖縄方面は、種子島近海から奄美大島までの間でも動きが出てきています。注意していてください。
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