今回は、マントルの流れと、地殻の熱侵食の話です。
まずは、図を見てください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/14/f244b501ad08d57a63dc49612f4d440a.png)
実は、地殻が熱によって一番浸食されやすい部分は、プレートとプレートの境界です。それは、境界部分が、一番、隙間が上にくるから。
家の中でストーブをたいた場合、特に、周りからあおいだりしない限り、温かい空気は上に滞留したままになりますね。これと同じ現象がマントルで起こる、と考えましょう。この温まったマントルが上に滞留する状況が、図1です。マントルの隙間にまで到達した温かいマントルは、この隙間に到達した後、冷えるまで滞留します。要するに、温度が高いままだと、密度が低いため、下に降りていかない状況になります。そして、冷やされると次に温まったマントルがそこに入れ替わり、温度の低いマントルは、上にあがってこれません。こうやっているうちに、このプレート境界で、熱による浸食が起こります。要するに溶けて流れ出ていくわけです。
これとは逆に、プレートの下部では、冷えたマントルによって、地殻の形成が進みます。
これが基本形。
そして膨張期には、この熱侵食の部分がより下部まで進み、収縮期には形成部部がより上部まで進んでくるということです。
さらに昨日の記事で、小さいプレートが危ない、と言った根拠が図2になります。
実は、プレートが小さいということは、マントルに沈み込んでいる部分も小さくなります。すると図2のように、天井が少し高くなるような状況になり、温まったマントルの滞留部分ができるということになります。すると、熱による浸食が他の部分より大きくなります。当然、小さなプレートと接している比較的大きなプレートも、その境界部分では、他よりも浸食がすすみやすくなります。
アラビアプレートでは、情報は「島ができた」というくらいなのですが、フィリピン海プレートでは、その周囲の噴火が半端ない。インドネシアでも日本でも数多くの噴火が起きていますよね。ひょっとすると御嶽山の噴火も、この影響なのかもしれませんね~。
まずは、図を見てください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/14/f244b501ad08d57a63dc49612f4d440a.png)
実は、地殻が熱によって一番浸食されやすい部分は、プレートとプレートの境界です。それは、境界部分が、一番、隙間が上にくるから。
家の中でストーブをたいた場合、特に、周りからあおいだりしない限り、温かい空気は上に滞留したままになりますね。これと同じ現象がマントルで起こる、と考えましょう。この温まったマントルが上に滞留する状況が、図1です。マントルの隙間にまで到達した温かいマントルは、この隙間に到達した後、冷えるまで滞留します。要するに、温度が高いままだと、密度が低いため、下に降りていかない状況になります。そして、冷やされると次に温まったマントルがそこに入れ替わり、温度の低いマントルは、上にあがってこれません。こうやっているうちに、このプレート境界で、熱による浸食が起こります。要するに溶けて流れ出ていくわけです。
これとは逆に、プレートの下部では、冷えたマントルによって、地殻の形成が進みます。
これが基本形。
そして膨張期には、この熱侵食の部分がより下部まで進み、収縮期には形成部部がより上部まで進んでくるということです。
さらに昨日の記事で、小さいプレートが危ない、と言った根拠が図2になります。
実は、プレートが小さいということは、マントルに沈み込んでいる部分も小さくなります。すると図2のように、天井が少し高くなるような状況になり、温まったマントルの滞留部分ができるということになります。すると、熱による浸食が他の部分より大きくなります。当然、小さなプレートと接している比較的大きなプレートも、その境界部分では、他よりも浸食がすすみやすくなります。
アラビアプレートでは、情報は「島ができた」というくらいなのですが、フィリピン海プレートでは、その周囲の噴火が半端ない。インドネシアでも日本でも数多くの噴火が起きていますよね。ひょっとすると御嶽山の噴火も、この影響なのかもしれませんね~。