地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

フィリピン南部でM7.2

2017-04-30 04:15:04 | 日記
 29日5時にフィリピン南部のグラン近海でM7.2の地震が起きました。震源の深さは
10キロ程度のようです。
 そして、この関係でフィリピン海プレートに動きがあったのではないかと思います。
 大隅半島東方沖でM5.7。震源の深さは50キロ。ということは、一つ前の記事で、フィリピン海プレートが入り込んでいる場所を少し九州から離して書きましたが、どうやら、もう少し九州寄りに入り込んできたようです。

 もしも、ここが持ち上げられるような状況になると、沖縄トラフか中国・四国の中央構造線上で地震が起きる可能性が高くなると思います。
 また、場合によっては、北九州で震源の浅い地震が起きる可能性もあります。ちょっと気を付けてみていきましょう。
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日本の下部

2017-04-28 04:19:20 | 日記
 今までの地震の状況から、日本の地殻の下はこのようになっているのではないか、という予想をしてみました。


 図の点線は、いわゆる「プレート境界」に当たる部分です。そして、太平洋プレートとフィリピン海プレートが日本の下の方に入り込んでいて、接触しているところがどこまでか、というのを示したのが、実線部分。
 この図で車線を引いた部分までで、主に震源の深めの地震(深さ40~70キロ)が起きています。
 ただ、フィリピン海プレートと太平洋プレートの接触している部分は、おそらく、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に入り込んでいると思われ、その接触部分は、深さ90~180キロくらいではないかと推測しています。
 いわゆる、父島近海などで起きる、かなり震源の深い地震は、この太平洋プレートとフィリピン海プレートの接触部分で起きるのだろうと思うわけです。
 そして、ここで地震が起きると、フィリピン海プレートに回転の力が加わり、沖縄近海で地震が起きやすくなる、というのが、今のところの仮説です。
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チリでM6.2

2017-04-26 04:31:13 | 日記
 チリの海岸近く、バルパライソでM6.2の地震があったようです。震源の深さは10キロ未満と浅い地震のようですね。

 となると、日本では、明日・明後日に、M5前後の地震が起きるかも知れません。ちょっと注意しておきましょう。ちなみに、もし、日本で地震が起きるとしたら、震源深い地震になりそうです。
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サハリン南部付近でM5.2

2017-04-24 03:40:35 | 日記
 20日の択捉島南東沖に続き、今度はサハリン南部でM5.2。
 実は、このサハリン付近も、以前は震源の深い地震が多く、場合によっては100キロ以上の深さだったのですが、今回は、震源の深さ10キロメートル。要するに地殻の表面の方に力がかかった、今までとは違うタイプの地震です。
 これも、自分の想定では、太平洋プレートの押し上げによる地震だと考えています。

 ということで、北海道周辺も、ちょっと警戒しておかなければなりませんね。
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択捉島南東沖でM5.0

2017-04-22 03:48:41 | 日記
 20日に択捉島南東沖で、M5.0の地震がありました。
 ただ、この地震で特徴的なのは、震源の深さ。今までは、このあたりでは震源の深い60キロ前後の地震が多かったんですが、今回は突然、震源の深さが10キロメートルだったんです。
 となると、太平洋プレートの重心移動の影響が、このあたりまで波及していると考えておいた方がよさそうですね。そして、このあたりまで影響が出ているとしたら、日本の地殻下部に入り込んでいる太平洋プレートの浮き上がりは、かなり進んでいるのではないかと思われます。

 少し規模の大きな地震が起きてもおかしくないような状況になっていると思っていたほうがいいのではないかと思います。
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橘湾で、連続

2017-04-20 04:46:12 | 日記
 茨城北部でM4.4の地震があり、首都圏に近いせいか、そちらの方が話題になりそうですが、実は、自分が懸念しているのは橘湾の方。
 というのは、今まで熊本地震の余震は、島原半島である程度止まっていて、そこから西にはあまり伸びていなかったから。さらに、震源の深さ20キロで地震が起きているということは、一気に地殻がはがれて、大きなひび割れになっている可能性が高いのではないか、ということです。

 もともと、中央構造線の西の端は、北寄りのラインだと、長崎半島のあたりまで伸びていることにはなっているのですが・・・。

 ということで、この中央構造線の西側も要注意。ひょっとすると、五島列島近辺までつながっていくかも知れません。
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ペルー内陸部でM6.0

2017-04-19 05:02:32 | 日記
 ペルーのイキトス市の近くで地震があったようです。M6.0で、震源の深さは10キロ程度。内陸部で地震が起こると、なんとなく「火山性」の地震かとも、思うのですが、最近では、プレート内部の地震もあちこちで頻繁に起こっているし・・・

 ここにきて、ナスカプレートがちょっと変です。
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ナスカプレートからカリブプレートへ

2017-04-18 04:49:25 | 日記
 カリブ海のバーブーダ島近海でM5.6の地震があったそうです。
 この島、カリブプレート上にあって、今回地震が起きたのは、カリブプレートと北アメリカプレートとの境界近く。チリのナスカプレートと接触しているような状況ですから、チリの地震がそのままカリブプレートに影響を与えたと見たほうがいいかも知れませんね。

 ひょっとすると、メキシコやアメリカ西海岸でも、何らかの影響が出るかも知れません。ニュースをよく見ておきましょう。
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東京23区で、震源の深さ120キロメートル

2017-04-17 04:50:28 | 日記
 少し前に父島近海で、震源の深さ100キロの地震がありましたが、今回は、東京23区で震源の深さ120キロ。
 そこで、ここでは、この震源深い地震の発生を検証してみようと思います。



 まず、図の1ですが、日本の地殻の下部では、震源の深さが40~60キロで起きる地震が一般的。したがって、ユーラシアプレートは、比較的、平板な形をしているのではないかと考えています。
 そして、その下に太平洋プレートやフィリピン海プレートが入り込んできている状況と考えています。図では、太平洋プレートを例にとっていますが、ユーラシアプレートの表層で起きる地震が、基本的に震源の深さが10キロ程度。それに対し、震源の深さが40~60キロあたりで起きる地震は、ユーラシアプレートと太平洋プレートの接触面で起きていると考えています。
 そして、それよりさらに深い100キロメートル以上の深さの地震は、太平洋プレートの下層で起きていると考えています。

 基本的に、プレートの内部だけが崩壊するというのは、可能性として低いので、地震の起きている部分は、プレート表面か、表面に近い部分。そのため、ある一定の深さのところで起きる地震が圧倒的に多くなる、ということです。

 そして、太平洋プレートの下層で起きる地震については、単純に、ゆがみによって崩壊するケースと、もう一つ、さらにその下に、プレートか、もしくは、浮遊塊のような、塊が存在し、その接触によって、地震が起こるのではないか、と考えています。それが図2です。

 よく、地震の図というと、世界地図に地震の起きたところを書き込んで、それがプレート境界に集中している図を見たことがある人が多いと思いますが、もう一つ、震源の深さで区切った図を作成できると、プレートの厚さや、プレートの接触面の動きが把握できるのではないか、と思っています。
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再びチリでM6.2

2017-04-16 06:01:12 | 日記
 また、チリで地震があったようです。M6.2。震源の深さはわかりません。
 その他の地域では、大きな地震の情報は無いので、これが、日本側と連鎖しているなら、太平洋プレートの対角線上で、動きがあるということですね。
 太平洋プレートのナスカプレートとユーラシアプレートの接触面で、重心移動が起きているのかも知れません。

 今まで回数の多かった地震は、比較的震源の浅いもので、深いものだと、それほど数が多くなかったのですが、最近では、震源の深い地震の回数が増えてきています。
 日本側で沈み、ナスカ側で浮く、というような動きになっているような気がします。
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