地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

熊本県で2回 神奈川県西部でM3.0 ギリシャでM5クラスが2回

2020-01-31 04:19:56 | 日記
 熊本県では天草・芦北地方でM4.0、熊本地方でM3.4と2回有感地震が起きています。
 それで、前に書きましたが、このブログで書いても、すぐに地震が起きることの方が少なく、エネルギーをためるために2,3日くらいはかかるので、だいたい3日前のものも合わせてみておいてくださいというお願いをしています。逆に言うと、昨日書いたところが直接動いてくるということであれば、それだけプレートの動きが活発になっていると考えてください。昨日の熊本の地震は、まさにその例で、昨日書いた内容がすぐに起きています。こういう動きがあるところは、今後の動きにも警戒していてほしいと思います。

 また、神奈川県西部でM3.0の地震が起きていますが、これは、自分の想定している地震よりも震源が浅いものです。ただ、東京の下部では、すでに震源の深さが中程度の地震が起きています。今回は有感地震にならなかっただけで、茨城と神奈川の下部で震源の深い地震が起きていますから、今後、東京都下で動いてくる可能性が高いと思ってください。

 また、北海道と東北では、日本海側で大きめの動きが出ています。おそらく、もう少し陸地に近ければ有感地震になったのではないかという規模の地震が、留萌沖と青森県西方沖で起きています。さらに、昨日書いた、高知県を中心にグルッと円を描いたようなエリアでも動きが出ています。大分・宮崎で震源の深い地震が起きていますから、今の力のかかり方でいうと、九州北部・山口・広島・島根方面で動きが出てくる可能性が高いと思います。

 世界的にみると、トルコの地震のあと、ギリシャで動きが出てきています。以前書いたトルコのイズミット地震のあと、3週間後にギリシャで「アテネ地震」が起きていますから、トルコとギリシャは連動性が高いと考えていてください。もしかすると、ギリシャで大きな地震が起きるかも知れませんから、ニュースなどを確認していてほしいと思います。

 そして、もう一つ。
 これは、気温の関係ですが、異常な高温現象が起きたときには大きな地震が発生します。2011年では釧路・帯広で異常高温になり、大きな地震が起きると話をしていたときに起こったのが東北大震災。2018年、再び、帯広で高温現象があり、このブログでは北海道の西方、特に日本海側で大きな地震が起こる、と予測していた時に起こったのが胆振東部地震です。
 今回、関東から九州まで、この時期、4月並みの気温になっています。1月としては観測史上初の高温という話もありました。これ、南海トラフ方面がかなり危なくなっている兆候です。
 今後の動きには十分気を付けていてください。
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キューバでM7.7 ケイマン諸島でM6.1 ソロモン諸島で再びM6.0 沖縄本島近海でM5.4

2020-01-30 05:07:45 | 日記
 キューバとジャマイカの中間点あたりの海域でM7.7の地震がありました。震源の深さ10キロ。震源が浅かったせいで、陸地ではあまり影響がなかったようですが、津波警報が発令されました。そのすぐそばのケイマン諸島では、引き続きM6.1の地震が起きています。
 さらに、昨日書いたM6.3の地震があったソロモン諸島では再び、M6.0の地震が起きています。

 日本では、震源の深い地震が起きていて、沖縄方面で動きがありそうと昨日書きましたが、沖縄本島近海でM5.4の地震が起きています。また、関東方面では、震源の中程度のライン上で千葉県北東部のM4.2、震源の浅いラインでは茨城県北部のM3.6の地震が起きています。

 そして、昨日は、西日本で動きが活発で、日向灘でM3.8、和歌山方面でも細かな震源の浅い地震が頻発しています。その間に位置する高知方面では、動きがなく、固着域は依然固まった状態のままのようです。ですから、形状としては、和歌山から兵庫~鳥取~島根~山口~大分~熊本と、高知県を中心にグルッと円を描いたように震源の浅い地震が起きています。今後しばらくは、この円周上で動きが出てきそうです。昨日の周防灘のM3.1の地震も、その一環だと思ってください。

 昨日は、山形と鹿児島で震源の深い地震が起きています。山形で動きが出た場合、今の力のかかり具合で行くと関東から東北南部で動きが出てくる可能性が高いと思います。また、鹿児島の影響は、熊本方面に出てくると思われます。熊本では、断層帯に沿って、直線状に細かな地震が密集しています。動きが出てくるかも知れません。
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ソロモン諸島でM6.3 太平洋岸でやや大きめの動き

2020-01-29 04:15:52 | 日記
 ソロモン諸島でM6.3の地震がありました。細かな情報はまだ入ってきていません。また、アリューシャン列島の地震は、まだ続いていて、M5クラスの地震が多発しています。

 そして、2日前、このアリューシャンの地震の影響で、釧路・十勝沖で地震が起きる可能性があると書いておきましたが、やはり、起きました。根室半島南東沖でM5.4、釧路中南部でM4.0です。そして、ここから、太平洋沿岸の動きにつながったようです。3日前に太平洋沿岸で動きが出ていると書きましたが、それに後押しをしたような状況です。岩手県沖でM4.2、青森県東方沖でM4.2、宮城県沖でM3.9となっています。

 さらに、北海道方面の地震では、根室半島南東沖が震源の深さ100キロ。また、十勝でも震源の深い地震が起きていますから、北海道では胆振東部から西方で揺れてくる可能性があります。一番イヤなパターンは、胆振東部の空知寄りで地震が起きるということ。規模は小さいですが、胆振と空知の境界付近で動きがありますので注意していてください。

 昨日書いたライン上でも動きは活発で、茨城や埼玉では、有感地震になってもいいくらいの規模の地震が複数起きています。また、震源の浅い地震のライン上の動きの方が活発で、有感地震にならないけれども、それなりの規模の地震が多数起きています。日本海側でいうと、島根沖、石川沖、新潟沖でも動きがありますし、秋田県男鹿半島の近海でもやや大きめの動きがありますから、太平洋岸で動きがあった分、日本海側にも影響が出ていると考えた方がいいでしょう。

 鹿児島とフィリピン海プレートの境界線よりやや内側の西方で震源の深い地震が起きています。沖縄方面でも動きが出てきそうです。
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千葉県北西部でM3.0 

2020-01-28 05:24:19 | 日記
 千葉県の地震ですが、東京湾のすぐ近くで、昨日書いた「茨城沖から愛知内陸」のライン上の地震です。震源の深さも中程度の範囲の70キロ。そして、昨日は、愛知までと書きましたが、この動きが、まだ西の方まで広がっていて、和歌山や日向灘のあたりまで一直線につながっているようです。
 また、このラインの北側で震源の浅い地震が起きやすくなっていると昨日書きましたが、そのラインが「福島沖~茨城県北部~栃木~群馬~長野中部~岐阜~滋賀~京都~鳥取~島根~北九州」となります。
 アリューシャン列島で、まだ、動きがありますし、北極でも動きが出ていますから、プレート全体が北の方向に向かっているようです。

 そして、最初に書いた「茨城沖~日向灘」につながるラインですが、ここに高知も含まれます。そして、その高知では、震源の浅い地震が起きていて、今までよりも、少し動きが大きくなってきています。今の段階では、高知の歪みは、山陰方面に抜けていて、鳥取・島根・山口沖の方で細かな震源の浅い地震が見られます。

 とにかく、今の段階では、上記のライン上で警戒していてください。また、もしも、高知方面で震源の深さ中程度(40~70キロ)の地震が起きたら、南海トラフに黄色信号が灯ったと思ってください。

 日本以外では、トルコ東部で、まだ、M5クラスの余震が続いているのと、チベット自治区やイラン南部でもM5クラスの地震が起きています。ユーラシアプレートの内陸でも動いてきています。
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五島列島近海でM3.8 奄美大島近海でM3.4

2020-01-27 04:41:21 | 日記
 五島列島近海でM3.8の地震がありましたが、この地震に限らず、今後、日本海側寄りで地震が起きてくるだろうと思います。
 というのは、昨日の動きでは、茨城県沖から愛知県の内陸部にかけて、震源の深さ中程度の地震がライン状に起きています。ここで、ラインができるということは、フィリピン海プレートが北北西方向にグッと動いてきたことを示しているからです。ですから、関東の茨城南部を通るラインと茨城北部を通るラインの関係と同様、この「茨城県沖~愛知県のライン」の北寄りで震源の浅い地震が起きやすくなります。
 明日以降は、茨城県沖~茨城県南部~埼玉~東京~神奈川~静岡~愛知のラインとそのやや北側で注意をしていてください。
 昨日はアルゼンチンでもまたM5クラスの地震が起きていますから、日本にも、変化が出てくると思われます。その一環ではないかと考えています。

 もう一つは、アリューシャン列島のちょうど中間のあたりで、M6.1の地震の前後でM5クラスの地震が頻発してます。これも、太平洋プレートが北方向に動いているせいではないかと思っているのですが、その関係で東北の太平洋沿岸部や北海道の釧路沖・十勝沖あたりでも動きで出てくる可能性があります。

 それで、自分、このような地震の話を書いていますが、実は、天気予報のように「地震予報」ができればいいな、と考えています。現段階では、昔の天気予報のように「雨になるっていうから傘を持ってきたのに、全然降らないじゃん」的なレベルですが、おそらく、将来的にはAIなどを使って、精度の高い地震予測ができるようになるのではないか、と考えています。その前段階くらいに思っていてください。
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トルコ東部の地震 死者22名 千葉県東方沖でM3.8 茨城県沖でM4.3

2020-01-26 04:51:48 | 日記
 一日明けて、昨日書いたトルコ東部の地震の状況がニュースでも報道されていました。今のところ分かっているのは、死者は確認できているだけで22名。負傷者は1000人以上ということでした。亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。
 海外の状況で行くと、スイスでも、まだ、規模は小さいですが、地震が頻発しています。「日本~中国内陸部~中近東~ヨーロッパ」という流れで地殻の歪みが連鎖していっているようです。

 日本では、千葉県東方沖でM3.8、茨城県沖でM4.3と太平洋岸でやや規模の大きめの地震が起きていますが、有感地震になったのがこの2つの地震だというだけで、震源の深さ中程度の地震は、今までにないくらい、非常に多く太平洋岸に集中して起きています。ひょっとしたらアルゼンチンでM5クラスの地震が起きていますから、その対岸効果かも知れません。
 それで、危険なのは、東京・埼玉・千葉の県境で、あともう少し大きければ有感地震になったろうと思われる地震が起きています。もう間もなく、東京都や神奈川の方まで震源が移動してきそうです。いよいよ、という感じになってきました。

 また、釧路沖のM3.5や熊本県阿蘇地方のM2.1は、想定の範囲内です。また、昨日書いた近畿方面や熊本方面のラインは、まだ、動きがあります。注意していてください。

 それと合わせて、昨日、特徴的なのは、日本海側で動きが出ているということです。ちょっと陸地からは離れているのですが、青森県西方沖や佐渡島近海で中規模の地震が起きています。徐々に震源が西方向にシフトしてきていますから、東北の日本海沿岸や北陸方面でも注意を続けていってください。

 さて、トルコの地震と関連して、ちょっとオカルト系の話になりますが、書いておきます。
 このブログで、自分、ちょくちょく、ノストラダムスの話を書きますが、実は、自分、この預言から、1997年の段階で「惑星のグランドクロスの時期に、小アジアと呼ばれている地域で大きな地震が起きる」ということを知っていました。
 グランドクロスは1999年8月18日。そして、トルコで17000人以上が死亡した、過去最大級ともいわれるイズミット地震が起きたのが同年8月17日なんです。
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トルコ東部でM6.7 福島県沖でM4.5

2020-01-25 04:28:05 | 日記
 トルコ東部でM6.7の地震がありました。昨日書いたのはトルコの西部で起きた地震ですから、場所は大きくずれているんですが、大きな見方をすると、中近東方面に歪みが進んでいるようです。

 福島県沖のM4.5の地震は、ここで書いている関東方面の震源の浅いライン上の地震です。気象庁は発表していませんが、この沖合のプレート境界の部分で、M3~4クラスの地震が2回起きていますから、その影響ではないかと思います。

 そして、フィリピン海プレートの動きですが、太平洋プレートが北寄りの力がかかっているせいで、ゆっくりと反時計回りに回転しながら、北北西くらいの方向に力がかかっているようです。トカラ列島で起きたM2.1とM1.8の地震はその関係で起きているように思います。
 さらに、福井~岐阜~愛知のラインと京都~滋賀~三重にかけてのライン、和歌山周辺で細かな地震が増えています。規模は小さいけれども、このあたりで動きが出てくる可能性があります。

 また、大分から熊本~九州の西方海上にかけて、ずっと細かな地震が続いています。例の日奈久断層の話がありますから、気になっています。
 それで、南海トラフというと、どうしても海上で起きる地震を想定して「津波」などの話になりがちですが、もちろん、内陸の、この日奈久断層に影響が出てくることも想定されます。これは、自分の勝手な想像でしかないのですが、南海トラフのあと、この日奈久断層が動くと、一気に周りが連鎖を始めて、日向灘沿岸付近が数メートルの単位で水没していくのではないか、と考えていたりします。

 沖縄の海底遺跡の話や徳之島の海底洞窟の話もありますから、おそらく、この近辺では以前に地殻変動で水没があっただろうと思われます。桜島近辺の海底地層の状況が分からないのですが、もし、仮に、桜島が過去に噴火したときの海底地層がそのまま陸地と同様ならば、もともと山だった桜島の周辺に水没によって海水が入りこんできた、と考えられると思います。だれか、このことについて知っている人、いないでしょうか?
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根室半島南東沖でM4.1 日向灘でM3.5 静岡県西部でM3.7

2020-01-24 04:49:25 | 日記
 根室半島南東沖のM4.1の地震については、このブログを続けてみている方だと「あ、根室に来たな」という感じではないかと思います。その他、北海道では、十勝と内浦湾の中央付近で震源の深い地震が起きています。青森県の東方沖か青森県の太平洋岸内陸部で揺れるかも知れません。また、積丹半島方面に影響が出てくるかも知れません。おそらく、どちらかには影響があると思います。

 また、宮城県でも震源の深い地震が起きていますが、こちらは、今、北方向に向かって力がかかってきていますから、岩手県の沿岸か、秋田や岩手の県境あたりで揺れが発生するかも知れません。注意していてください。

 岐阜県美濃中西部でもM2.6の地震が起きているのですが、これは、福井県との県境で、20日に書いた北陸方面の話のあと、細かな地震が続いていたのですが、それが有感地震になったと考えています。

 静岡県西部のM3.7は、駿河トラフの関係ではなく、フィリピン海プレートが北方向に押されて動きてきたものと考えています。駿河トラフでは特殊な動きは起きていません。

 日向灘の地震も静岡の地震と同様、北方向に押されて動いたもののようです。この地震が起きた後、瀬戸内海の西部~大分~熊本~九州西方海上のライン上でほぼ同時に地震が起きています。このあたりが動いてくる可能性は高いと思います。注意してください。

 それで、自分は、よく「地震のライン」と書きますが、これ、要するに「おせんべいを割ったときの感じ」で考えてください。おせんべいを割ろうと力をかけたときに、割れ目が線になって入りますよね。それと同じで、地殻をおせんべいと考えたとき、一か所割れかかると、割れ目のラインに沿って崩壊が進んでいく、と考えています。ですから、一定方向の力がかかっている場合は、ずっと同じラインに沿って、崩壊が進んでいくということです。
 そのため、地殻の力の向きが変わったりすると、割れ目のラインが変わるので「力の向き」は非常に大事な要素と考えています。

 海外の地震では、トルコとイランでM5クラスの地震が起きています。その前は、ウイグル自治区で地震が起きていましたから、この地震の進み方も「日本~中国~中近東」とつながっていくと考えています。これは、ラインとは違う、圧力の移動です。
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与那国島近海でM4.5 西表島付近でM3.9 福島県沖でM4.1 茨城南部で2回

2020-01-23 03:45:47 | 日記
 昨日は、関東方面で、震源の浅いラインと中程度のラインの両方で動きがありました。
 震源の浅いラインの「福島沖~茨城県北部~栃木・群馬」では、福島県沖でM4.1。震源の中程度のラインの「茨城県沖~茨城県南部~埼玉・東京」では茨城県南部でM3.4とM3.3の2回。
 また、沖縄方面では、普段と同じような動きをしているのですが、島の近くが震源の地震が多く、そのため、有感地震になって、気象庁が発表しています。

 関東方面の動きでは、埼玉まで震源の中程度の滑りが入り込んできたと書きましたが、昨日は、その規模が大きくなってきています。もう、完全に埼玉の下部でも滑りが起きていると考えてよさそうです。ということで、だんだん規模が大きくなってきているということは、埼玉でも地震が起きやすくなっているということです。今まで、目立って大きな動きがないところですから、逆に、起きたときは少し規模が大きくなる、と捉えておいてください。注意が必要です。

 また、昨日はカムチャッカ東海岸でM5.1の地震が起きています。今は、動きが普段と違っているので、千島列島や根室方面に加えて、網走・釧路の内陸部や留萌方面でも注意していてください。

 また、南海トラフがらみで気にしている方もいらっしゃると思うのですが、徳島県南部でM3.1の地震が起きています。ただ、今回の地震は震源の浅い地震で、どちらかというと、南海トラフの歪を逃がす地震と捉えておいた方がいいと思います。ですから、まだ、固着域がしっかりと噛み合っている状態。ただ、徳島と高知の県境で、震源の深さが中程度の地震が起きています。
 現状では、固着域はしっかりしているものの、徐々に周囲から崩れ始めていると考えていていいでしょう。今後も、高知近辺の大きな地震に注意していてください。
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茨城県沖でM4.3 南サンドイッチ諸島でM6.1

2020-01-22 03:51:54 | 日記
 まず、海外の情報ですが、南サンドイッチ諸島というと、南米と南極の間でやや東寄り。大西洋の南極に近いところと考えた方がイメージがつかみやすいかも知れません。プレートでいうと、南極プレートと南アメリカプレートが入り組んでいるところで、南サンドイッチ海溝があります。今回は、そこでM6.1の地震が発生したということ。実は、ここ、近年になって、頻繁に大きな地震が起きているところなんです。今まで大西洋側ではあまり動きがなかったのが、急に動き始めているところ、と捉えておいてもいいかも知れません。
 そして、傾向として、この南サンドイッチ諸島で動くと、南米で動きが出て、その次に重心の対岸に当たる日本で動く、という連鎖を起こしているように感じています。

 それで、日本についてですが、昨日、大きめの地震が起きたのは、茨城県沖。M4.3で震源の深さ50キロです。この震源の深さ50キロの地震のラインが茨城沖~茨城南部と続いて、ついに埼玉と群馬の県境まで入ってきています。そして、このラインと平行に震源の浅い地震のラインがあって、これが、福島沖~茨城北部~栃木・群馬の県境に入っています。自分は、こちらの震源の浅いラインの方が動きが活発ということで、昨日は、茨城北部で怪しいと書いたのですが、実際は、震源の中程度のラインの方で揺れました。
 ここで、今度は震源の浅いラインの方に、連鎖的に地震が起きる可能性があります。注意していてください。

 もう一つ気になっているのは、土佐沖です。まだ、規模は小さいのですが、ちょうど固着域の深さに当たる中程度の深さで、地震が起きました。高知県の内陸でも、2,3回、細かな震源の浅い地震が起きています。今後の動きに注意していてください。この地域で震源の深さが40~60キロのM4~5くらいの地震が起きたら、M7以上の地震の前震かも知れない、と思って、すぐ警戒に入ってください。

 その他で動きが活発なのは、宮城県沖です。このままの状況が続けば、近日中に揺れが発生すると思います。注意していてください。
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