地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

苫小牧沖で震源の深さ110キロ 陸奥湾でM3.7

2018-11-09 04:11:31 | 日記
 胆振東部地震をきっかけに縦に亀裂が進んでいるように感じます。苫小牧沖でM3.8の地震がありましたが、震源の深さは110キロでかなり深め。それに陸奥湾でM3.7、震源の深さ10キロと、これは浅めの地震です。
 見ようにうよっては、空知から陸奥湾まで、ほぼ直線上で、苫小牧沖の下部に太平洋プレートが入り込んでいて、下から支えているものの、どんどん亀裂が広がっていく現象が起きているように感じています。ひょっとしたら、何十年とか何百年単位なのかも知れませんが、こうやって、亀裂の東側が沈降して、リアス式海岸ができていったのではないでしょうか。
 そういう大きな地殻変動が起こる時期に入ってきているのかも知れません。

 また、和歌山南部の地震ですが、ここ、きれいに震源の深さが50キロメートルの地震がまっすぐ並んで起きています。ここがプレート同士が接しているところだと思います。となると、結構、長めの範囲で崩壊が起きていますから、これをきっかけに急にガクンと動く可能性があります。
 ちょっと注意していてください。

 また、震源の深い地震は、前記の苫小牧をはじめ、全体的に増えてきています。北海道ではほかに十勝、そして、今回の苫小牧沖では、ほぼ同じ地点で2回。九州では規模は小さめですが鹿児島と大分で1回ずつ。そして、気になるのが台湾。
 沖縄方面の動きがずっと怪しいままなので、この台湾の地震をきっかけに少し大きく動くかも知れません。

 さらに、震源の深い地震が頻発すると、日本海側にも影響が出ます。これはずっと書いてきていますが、北海道南西沖~青森県東方沖は、いつ大きなのが来てもおかしくない状況です。特に、北海道での平地での初雪の観測が例年よりかなり遅くなっていますから、異常状態が続いていると考えていいと思います。
 天気予報では、この初雪の観測が遅いのは、偏西風の蛇行と発表していますが、この偏西風の蛇行が起こるそもそもの原因は、おそらく高気圧です。そして、こういう気圧に影響を与えているのは、地表の温度だと思います。
 国後でも大きめの地震が起きていますから、北海道は、このあとも要注意です。

 そして、今日の詩も「ザラの港の津波」の前後の様子を表していると思われる詩です。

(2巻32番)
 俗に言う乳白色 血 カエルがダルマチアの上を隠し
 紛争を与え 素早いペスト クジラの
 エスクラボニー全体で 叫びが大きくなる
 そのときラベンナの近くや中で怪物が生まれる

 まずは地域名から。
 ラベンナは今までも出てきましたが、アドリア海に面したイタリア北部の都市です。ダルマチア地方は今のクロアチア。そして、エスクラボニーは「Escavonie」でクロアチアとその内陸部を指す地域名です。となると、今回は全体的にクロアチアのお話。

 最初の「乳白色」は、以前、自分が経験した有珠山の噴火のときの話にも書きましたが、たぶん、軽石のような白っぽい火山灰が降ってくるものと思われます。それと、赤くなったままのマグマが降ってくるのではないかと思います。カエルは、よくわからないのですが、マグマが固まりかかってベタッと降ってくるような気がします。それが、クロアチア全域に降り注ぐということで、イタリアの噴火のときの様子だと思います。

 そして、そのあとでラベンナの近くで怪物が生まれる訳ですから、「波は噴火のあと」ということが分かる詩になっています。
コメント
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