明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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京都、6月1日の行事

2010年05月31日 08時08分43秒 | Weblog
平安神宮・京都薪能
大極殿をバックに特設の能舞台が組まれ、闇、かがり火の中で能・狂言・小舞・仕舞等が上演されます。演目は両日とも異なります。雨天順延 。
■場所: 平安神宮
■期間: 6/1・/2(※毎年同じ日程です)
■時間: 17時半~ 当日 4,000円、前売 3,000円
■アクセス: 市バス5・100「京都会館美術館前」
■お問い合わせ: 075-771-6114(京都能学会)


貴船神社・貴船祭
舞楽「乙女舞」が上演され、神輿は13時に本殿を出発し奥宮へと向かいます。奥宮で子供たちの神石「船形石」千度参りが行なわれる頃、ヤマタノオロチ退治神話を再現した出雲神楽が始まります。
■場所: 貴船神社
■時間: 11~18時頃
■アクセス: 叡山電鉄鞍馬線「貴船口」駅
■お問い合わせ: 075-741-2016


北野天満宮・雷除大祭
通称雷除大祭といわれる雷除け、火難除け、五穀豊穣祈願の祭典です。開門から遅くまでお守りやお札が授与され、境内絵馬所では京都産業大学落語研究会による落語や漫才等の演芸が催されます。当日は野菜の種苗等の露店も出て、たくさんの参拝者が訪れる賑やかな一日です。
■場所: 北野天満宮
■時間: 守札授与:5~19時頃 ※祭典は非公開
■アクセス: 市バス50「北野天満宮前」
■お問い合わせ: 075-461-0005


車折神社・茅の輪くぐり
1ヶ月間に渡って茅の輪くぐりができる唯一の神社で、5月末頃から境内には、人形が置いてあるそうです。半年の罪や汚れを移した人形(ひとがた)を献納して、いち早く身も心も清らかになりましょう。
■場所: 車折神社
■期間: 6/1~/30(※毎年同じ日程です)
■アクセス: 京都バス71~73「車折神社前」、京福嵐山線「車折神社」駅
■お問い合わせ: 075-861-0039


鳩山首相「日本なら冷静でいられなかった」・・・首席報道官が捏造記事

2010年05月30日 21時35分58秒 | Weblog
【哨戒艦事件】首相「日本なら冷静でいられなかった」 韓国政府が発表後、訂正し謝罪

 韓国・済州島で30日行われた日中韓首脳会談で、北朝鮮による韓国哨戒艦沈没事件に関する鳩山由紀夫首相の発言をめぐって、韓国政府が日本政府に謝罪する出来事があった。

 問題となったのは、韓国大統領府の首席報道官による会談後の記者ブリーフィング。
それによると、鳩山首相は会談で「もし日本が同じ方式の攻撃を受けたとすれば、韓国のように冷静で沈着な態度を維持するのが容易でなかっただろう」と発言。
首席報道官はこの発言を「(この場合、日本は)自衛権発動が避けられなかったという趣旨」と解説した。

一方、日本側は「このような発言はなかった」と事実関係を全面否定。韓国大統領府が首席報道官の発言を訂正したとした上で、「韓国政府から日本政府に『申し訳ない』との謝罪があった」と説明した。

総理自身が指摘している、誰が官邸情報の漏洩をしていたのか?〔

2010年05月30日 21時15分11秒 | Weblog
総理自身が指摘している、誰が官邸情報の漏洩をしていたのか?〔日々坦々〕より

じっくり総理会見の詳細を読んでみると、二つの部分が引っかかった。(参照)

一つが「5月末という理由と根拠」で、もう一つが「官邸情報の漏洩を総理自身が指摘」していること。
※「韓国海軍哨戒艦沈没」の発言も多かったので気になるところ。(参照①:「池田香代子ブログ」様)(参照②:「杉並からの情報発信です」様)

・5月末の根拠
「昨年12月に私がこの12月の末には結論を出すことは極めて危ないと判断をいたして半年近く延期
例えば最初の3カ月は予算の時期がございますので、必ずしも十分熟慮を加えるには政府として時間的に短いのではないかといういこと、またゴールデンウイークというときがありましただけに5月にさまざまな働きかけができるのではないかという考えがあったこと、さらには参議院選挙の前までにこの問題が決着がつかなければ、この問題が最大のイシュー(問題)になる可能性があるということで・・・」

これには少しガクっときてしまった。もっと必然的な根拠があるのかと思っていたからだ。アメリカ側の事情をここで言うわけにはいかないが、それを暗示するような暗号を入れてもらいたかった。(笑)
これも、だれかの入れ知恵か?

・官邸情報漏えい
「そこの中で私が1点申し上げることができるとすれば、やはりこのような大人数でしかもある意味で必ずしもすぐに公表することができないようなさまざまな情報というものがかなりその途中の段階で漏れてしまうということがございました。その原因は必ずしも定かではございませんが、そのことによって、報道がされ、さまざま国民にご迷惑をおかけしたということも現実にありました。このいわゆる保秘というかですか、秘密を守るということが必ずしも十分に果たされてこなかったということは、ある意味で政治主導の中で難しい官僚の皆さん方の知識を頂きながら歩ませていくという中での難しさかなと、そのように考えています」

これは、官僚から漏れたものと、官邸そのものから漏れているものとがあるのではないか?
鳩山総理は、"感情的に怒る"ということは、国会答弁などでもあまりないが、遠回しで批判することはよくある。
この情報漏えいについての発言では、暗に外務省・防衛省あたりから漏れていたことを指摘しているように聞こえてくる。

官邸の中心で、せっせと内部情報を外部に運んでいたのではないか、という人物がいる。

その辺のところを、週刊ポスト5/28号が網羅していた。

この号は、上杉隆氏の「官房機密費」第一弾が書かれていて、本ブログ≪官房機密費受領問題:マスメディアは既に「けもの道」にどっぷり浸かっていた!≫ で取り上げている。

その「官房機密費」の次の記事だった。今のタイミングで読むとストーンと入ってきて、事実に近いことがよくわかる。
タイトルが≪小沢一郎が激怒した「普天間問題の裏切り者」≫
「本誌スクープで見えてきた政府・与党の内部分裂」という副題がついている。

(書き写し開始)

≪「普天間政局」がわかりにくのは、政府・与党に鳩山・小沢体制を邪魔したい"裏切り者"がいて、諸説・謀略情報が飛び交うからだ。大手メディアはそこを完全に読み間違えている。
本誌が前号でスクープした「鳩山腹案」は、「鳩山潰し」を狙う勢力をあぶりだすことになった。
大手メディアがこぞって「腹案」を無視し、どうやら本当らしいとなってから慌てて後追いしたのはご愛敬としても、面白いのは政府・民主党内部である。
本誌が発売された5月 10日の朝刊各紙には、普天間問題でこの日、関係閣僚会議が開かれ、「政府案が決定される」との観測記事が載った。「腹案」がオモテに出ることを察知した官邸内の「反鳩山」勢力が、その機先を制して無理やり「辺野古案」で押し切ろうとあせった様子が透けて見える。
「閣僚会議を開こうと強く主張したのは、佐野忠克・総理秘書官でした。それに平野博文・官房長官とその取り巻きが賛同し、会議開催が決まった」(官邸筋)。前号で報じた通り、平野官房長官は、辺野古の「桟橋案」や「徳之島案」「ホワイトビーチ埋め立て案」など、周囲から囁かれる案を次々と口にして報道と世論を迷走させた張本人だ。
一方、佐野秘書官は経産省出身の官僚で、霞が関代表という立場はもちろん、「強引にでも自分で仕切ろうとする押しの強さがある。ただし、かき回した末に問題が行き詰まると、誰かに押しつけて真っ先に逃げることも多い」(後輩官僚)という人物評もあり、鳩山由紀夫・首相を支えるという動機で動いているかは疑問が残る人物だ。
ともあれ、閣僚会議は開かれた。そして同時に「政府案は辺野古で決まり」というリークがなされたことも間違いない。実際、読売新聞のように、それを真に受けて報じたメディアもあったのだが、実際にそんな決定がなされなかったことは、その後の動きからも明らかだ。
・・・・「腹案を潰したい筆頭は外務省。岡田克也・大臣を取り込んで、昨年末から『辺野古案しかない』と言い続けてきた。これは、自民党政権時代に米政府と現行案を決めた当事者だから、それでまとめたい。それと、外務省嫌いで知られる小沢一郎意・幹事長を失墜させたい思惑もある。
普天間で政権が内部分裂すれば、鳩山と小沢はセットで消える」(前出・官邸筋)
確かに、外務省と佐野秘書官が歩調を合わせている様子がうかがえる。5月13日に、普天間の海兵隊をテニアン島に誘致している現地代表団が来日した。このグループと接触してきた民主党意の川内博史・代議士は、事前に鳩山首相に代表団との面会を以来して了解を得ていたのだが、来日2日前になって突然、佐野秘書官から川内氏に電話があり、「総理は会えない。これは外交マターだから武村公一・外務副大臣が会う」と一方的に通告した。
テニアン島では地元を挙げて海兵隊誘致運動が起こっており、代表団は来日した後、オバマ大統領の招きでワシントンを訪問する予定になっていた。日米交渉の最前線では「鳩山腹案」を提示する日本と、テニアン案を模索するアメリカ、という動きがあったわけだが、佐野氏と外務省は、この両者が接触することを嫌ったようなのだ。失望した代表団は副大臣に会わずに米本土に向かった。≫

(書き写し終了)

ここが一つの大きな分水嶺となったのではないかと思う。
鳩山総理とすれば、自分でも「県外」と言っているわけで、それを模索してきた形跡もある。ここで「反腹案派」は「抑止力」などをちらつかせ、県外・国外に関する情報を遮断したのだろう。

この記事の中に出てくる、総理大臣秘書官(政務担当)佐野忠克氏は、1969年(昭和44年)4月 通商産業省入省、 1993年(平成5年)8月 総理府 細川護熙内閣総理大臣秘書官(事務担当)につき、鳩山総理と接点ができている。

当初、鳩山総理は、小泉元首相の秘書官だった飯島勲氏のように、芳賀大輔氏を首相秘書官に起用する予定だったようだが、偽装献金事件で潰されてしまった。だから、旧知の佐野氏に白羽の矢が立った、ということだ。

この佐野氏が注目された時があった。
一秘書官が、異例とも言える米国務省NO.2と会談したというもので、ここに何か辺野古の布石が打たれたのではないかという怪しい動きである。

≪首相秘書官、米国務副長官と会談へ
 平野博文官房長官は14日午後の記者会見で、鳩山由紀夫首相とともに訪米して米国に残っている佐野忠克首相秘書官が、スタインバーグ国務副長官と会談することを明らかにした。米国務省「ナンバー2」が日本の首相秘書官と会談するのは極めて異例。米軍普天間飛行場移設問題について、佐野氏は日本側の検討状況などについて説明するとみられる。(時事トッドコム  2010/04/14-17:23)≫

また、記事の主旨には賛成できないが、「現代ビジネス」に「徳田虎雄との会談を仕掛けた佐野忠克首相秘書官」と題し、田崎史郎が書いている。(参照)

≪ 鳩山が動きだしたのは4月28日、徳之島出身の元衆院議員・徳田虎雄との会談からだった。そもそも徳田と会談したことがまず疑問だ。 徳田虎雄が1980年代に衆院奄美群島選挙区(定数1)で保岡興治と「保徳戦争」と呼ばれるほど激しい選挙を戦い、選挙違反で逮捕者が続出したこと、徳洲会の病院経営、彼の政治活動などを多少知っていれば、接触することにもっと注意を払っただろう。 案の定、会談内容は、同席した衆院議員の二男・毅からマスコミに公表された。毅は自民党に所属している。毅がマスコミに、あるいは自民党にすべて話してしまうことは容易に想像できたはずだ。
徳田が会談を受けた時、「これはトラップ(罠)かもしれない」という懸念を抱かなかったのだろうか。  
この会談の設定は政務担当の首相秘書官・佐野忠克を中心に進められた。・・・佐野は鳩山と徳田との会談を他の秘書官はもちろん官房副長官・松井孝治らともほとんど相談しなかった。時期もまずく、住民の反対集会が4月18日に徳之島で開かれた後では、地元を説得しようとしてもできるはずがない。≫

鳩山総理は佐野秘書官に手篭めにされていたことになる。

首相秘書官の内訳は、慣例的に政務担当1名、事務担当4名の計5名で構成され、それぞれ外務省、財務省、警察庁、経済産業省の各省庁から1名ずつ出向する形で就任する。財務省出身者が事務秘書官の中で筆頭格とされ、他の事務秘書官よりも年次が上の者が就けられる。
これは自民党時代からの、別の言い方をすれば、官僚主導政治時代からの因習である。鳩山総理が政権発足から、なぜここにメスを入れなかったかが、今思えば疑問。当初は別の候補の名前があがっていた。

昨年の総選挙前に首相秘書官にジャーナリストの上杉隆氏を起用、というニュースが流れていたのだ。
上杉氏を報道担当として、また日本総合研究所会長の寺島実郎氏も外交担当ということだった。(参照)上杉氏になっていれば、会見のオープン化が一挙に進んだだろう。

完全に官僚主導でこの普天間移設を解決されてきたことがよくわかる。外務省と防衛省にそれぞれ岡田大臣、北沢大臣が早い段階から取り込まれていた。

今からでも遅くない。まず首相秘書官全員、特に佐野秘書官を更迭せよ!

社民党、連立離脱を正式決定

2010年05月30日 16時56分48秒 | Weblog
社民党、連立離脱を正式決定

社民党は30日の全国幹事長会議での議論を経て、正式に連立政権から離脱することを決定した。

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Twitter松田光世ツイッターより

社民党の皆さん、政権離脱を決めた途端に言いたい放題。よっぽどストレス溜まってたんだろうなあ。鳩山さんがギブアップするまで収まりそうにありませんね。
posted at 18:40:04

又市社民党副党首:首相が社民党に連立維持を求めていることに関し「支離滅裂、常識はずれだ。正常な判断を失っている。そういう人が大事な局面は乗り切れない。もう一国の首相の資格はない」と痛烈に批判した。(産経)
posted at 18:35:57

@Guttie_bohnum 10日までは鳩山さんも頑張ると思いますよ。社民党も人材派遣法案と郵政改革法案は賛成ですから。今週は体力勝負の一週間で、来週は政局です。
posted at 18:30:22

やはり野におけ社民党。確かに。 RT @otsuki7 福島氏、弁舌滑らか。やはり野党が似合う気がします。 #ntv
posted at 18:25:54

参議院の改選組を巻き込んだ民主党小沢・横路グループと社民党の連携プレーによる「鳩山降ろし」開幕です。「鳩山退陣なくんば選挙協力なし」は、ボディーブローじゃなくて、ほぼKOパンチ。このために2人区に2人擁立したのなら、深慮遠謀すぎ。

拝啓、鳩山総理! 頼むから内閣改造してよ

2010年05月30日 11時31分27秒 | Weblog
拝啓、鳩山総理! 頼むから内閣改造してよ   (世相を斬る あいば達也)より

ネットの世界では小沢一郎の首相待望論が熱を帯びている。
筆者もここまで来たらと、腹立ち紛れにそのように思わないでもない。

しかし、参議院選前と云う事は考えられないだろう。鳩山が組閣した内閣の尻拭いを小沢がする義理はない。小沢・鳩山ラインの信頼関係がなくなったわけではないが、「それとこれとは別」と云う事だ。ここが鳩山と小沢の対人関係における同好会体質と体育会体質の違いである。

マスメディアは筆者と異なり「政局たらんが為に」鳩山責任退陣論を張るだろうが、筆者は鳩山の退陣は求めない。体たらく官邸、内閣をつくった責任を最後までみるべきである。

ただし、この8カ月で間違いだったと気づいた人事は速やかに訂正すべきである。
それが何処のどいつか判らないようであれば、もう救いようはない。参議院選で小沢の足を引っ張り、惨敗すればよかろう。民主党のコア支持層に眼に見えるメッセージを送らないければならない時期に来ている。社民党の福島のクビを切り、自分たちがのうのうと参議院選に立ち向かうことは許されるものではない。

普天間移設問題に限らず、民主党のマニュフェストに反する勢力に加担した官邸スタッフや閣僚が判らない訳がないだろう。判らないなら筆者に聞きに来い!仙谷、前原、岡田、枝野、千葉、北沢だ!(千葉・北沢は改選なので触りにくいかもしれないが)

政治の世界で。人を掌握する手段で「友情」「友愛」ほど、惨い結果をもたらす方法論はない。理念が「友愛」は良いだろう、しかし人事の方法論は合理性と冷酷だ。それが出来ないのなら、マスメディアの論調宜しく退陣すべきだ。しかし、アナタには最後まで辺野古移設の落とし前をつけて貰わなければならない。辞められては困る。声を掛けて引き受けるのは仙谷と前原くらいだ(笑)

ただ、問題閣僚の更迭だけではアナタも気が滅入るだろう。やはり贖罪が必要だ。それが辺野古移設への説明責任だ。

「抑止力」なんてマヤカシで済む問題ではない。これだけ米国の言いなりになった以上、その圧力の一部だけでも説明する責任がある。どんな脅しにあったのか、それを聞く権利は国民の側にある。一言も言えないのなら、アナタは嘘つきの腰抜け首相と云うラベルを貼り付けて民主党を地獄に導くことになる。小沢はそれでも頑張るだろうがね。

まずは国民が米国海兵隊が辺野古の住民に犠牲を強いてでも必要だと思える「抑止力」の具体的例示を示せ。そして、絶対に辺野古であるべき論理的説明をしろ。軍事訓練の分散移転なんてマヤカシを口にするな。アナタは米軍を指揮出来ないのだ。指を咥えて傍観するだけだ、出鱈目は言わない事だ。

仮に辺野古移設じゃないと日米安保条約の根幹に関わると米国が言ったのなら、それを国民は知る権利がある。そしてアナタはそれを語る義務と責任がある。それこそ日米安保の見直しを国民的議論の俎上にあげる問題だ。 米国の何らかの脅しがなければアナタがこのような無慈悲な結論を出すとは誰も思っていない。

しかし、何らかのメッセージを出さない限り、日米の安保マフィアに抑え込まれた根性無しのヘタレ総理だと云う汚名が残るだけだ。そして、国民の間に嫌米感情が深く潜行する。時には無力感が蔓延し、経済力復元にまで影響するだろう。独立国家としての誇りを国民から奪い去る行為である。

ここまで日本の真の独立に水を差した決断は、場合によると保守系の言うところの専守防衛の枠を超えた再軍備という概念が台頭する機運にもなり得る。日本を軍国化させる引き金を引いた総理として歴史に刻まれるかもしれない。

東アジア共同体構想は何処に行ったのだ!その点も充分に留意していただきたい。

「連立解消も」と米に説明=代案なければ現行計画-普天間移設で前原沖縄相

2010年05月30日 10時30分42秒 | Weblog
「連立解消も」と米に説明=代案なければ現行計画-普天間移設で前原沖縄相(あややの夏)より


【ワシントン時事】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画に関し、前原誠司沖縄・北方担当相が12月9日に都内でルース駐日米大使と会談し、米側に受け入れ可能な代案が5月までにまとまらなかった場合、社民党と国民新党との連立を解消してでもキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)に移設する現行計画を進める用意があると伝えていたことが31日までに分かった。
ワシントンに報告された情報として、米政府筋が明らかにした。

 鳩山由紀夫首相はこれに先立つ4日、社民党に配慮し、新たな移設先の検討を指示、米側の強い反発を招いていた。
前原氏の発言には、この軌道修正を図る狙いがあったものとみられる。
非公式の場での発言とはいえ、担当閣僚が連立解消の可能性を米側に言及していたことの意味は大きく、波紋を呼ぶのは必至だ。

同筋によると、前原氏は大使公邸での会談で、前日の8日に鳩山首相、岡田克也外相、北沢俊美防衛相、平野博文官房長官と前原氏の5人で協議した際、現時点での現行計画受け入れは、「社民党の反対により不可能」との点で一致したと説明した。

ただ、移設先決定に向け、(1)シュワブ沿岸の環境影響評価(アセスメント)の継続(2)同地への移設関連経費を2010年度予算案の予備費として計上(3)沖縄、米国の双方に受け入れられる代案を模索(4)合意可能な代案が見つからなければ現行計画了承-の方向で進めることで社民、国民新両党を説得する方針になったと述べた。

その上で、米国と代案で合意できなかった場合、両党が現行計画に反対したとしても、予算案と関連法案の成立後、5月の大型連休明けごろに「連立を解消することも可能だ」と表明。最終的には現行計画を受け入れることになるとの見方を示したという。 

前原氏はさらに、岡田外相が近く訪米し、普天間問題に関する政府の方針を米政府に正式に伝えるとの見通しにも触れた。
日米外相会談の開催に関し、国務省のケリー報道官は「協議中だが具体的日時は設定されていない」としている。

一方、前原氏は時事通信の取材に対し、「そんなことは言っていない」と否定した。
(前原は虚言癖の実績あり)

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コメント

この連立解消の件は既(数ヶ月前)に一部で小さく報道がありました。
今この時点であらためて再報道されたことは改造時の前原切りに繋がる可能性が増した。
口は災いの元ですね。
あらためて思うと鳩山の意向を無視し新米ネオコンの前原と、前路踏襲を求める官僚に取り込まれた岡田と北澤、そして官邸でふんぞり返り馬鹿丸出しの平野の4人組は最初から国外、県外移転ははなから考えておらずアメリカが怖いだけの卑怯者の弱虫だったと言うことです。
小沢に最初から内閣に関与させず。
元民主党議員ばかりを主要閣僚に任命、小沢はずしを画策した無能の鳩山が一番悪いのだが

前原が2006年 堀江メール問題で民主党代表を辞任(4月7日)後に京都の洛北高校の沿道で街頭演説をしていました。・・・だれも立ち止まって聞いていませんでした。
何を言っているのかなと、車を止めて5分ほど聞いていたのですが、なんだか違和感があってすぐに立ち去りました。
演説の一部ですが・・・私(前原)は悪くない、悪いのは私以外の議員達だ。・・・
ウソ付きはドロボウの始まりです。聞いているだけで気分が悪くなりました。


まだ、終わったわけではない。

2010年05月30日 10時11分44秒 | Weblog
まだ、終わったわけではない。 (植草事件の真相掲示板)より

ブログ見たまま聞いたまま○今日のブログより
http://blog.goo.ne.jp/kitchendrunker 
まだ、終わったわけではない。

皆様、今回、鳩山総理に失望しましたが、あきらめては終わりです。
まだまだ、戦いはこれからです。
辺野子の移設を名護市住民が認めなければ、話は前に進めないのですよ。

私は、今日の映像で一番心打たれたのは、沖縄で雨の中、すぐに緊急集会が開かれた映像でした。これを見て、名護の人はあきらめてはいないことを確認できました。
考えてみてください。
これだけの反対を押し切って作れるとお思いですか?
断じて作れはしない。
それなら、住民の反対を押し切って建設着工ができるでしょうか?
沖縄の人々は人間の盾で対抗する。それを排除しようものなら、民主党は国民の敵です。
できるはずがない。
この動きは沖縄全体に間違いなく波及するでしょう。

鳩山総理がいう訓練の受け入れ地域は全国にどこにもない。
もし知事が受け入れたら、住民の反対運動がそこでも起きる。

今の民主党の中で基地問題を語れる資格があるのは、喜納昌吉参議院議員だけです。
今日の彼のつぶやきは、重要な決意を述べています。

http://twitter.com/kinashoukichi
新しい道を開いていく。

このまま、小沢さんが何もせずじっとしているわけはありません。
喜納昌吉氏と小沢さんは、必ず動いてくれると信じてます。
今回の事で鳩山内閣は更に支持率を下げていくでしょう。
参議院選挙まで持たないかもしれませんね。
いずれにしろ、今日が鳩山内閣の崩壊の始まりになりました。
これは、間違いなく政局になる。
社民党の連立離脱が起きるかもしれません。
起きなかったとしても大きな変化の幕開けになる。
鳩山総理は、今回このような決断をしてしまったけれど、我々の敵になったわけではない事は、確かだと思う。

鳩山総理を批判するのではなく、基地の反対運動に我々は言論で協力していくことが、今は重要な時期であると心底思う。

この計画を立ち往生させるのだ。

その先には、日本の独立かアメリカ隷属かの2者択一の明確な軸による政界再編制があると思う。
民主党は終焉するかもしれませんが、私はそれでいいと思う。
いや、日本の独立、ひいては、それによる真の民主主義の確立、無血革命の成就、そして、国民生活第一の政府の確立が待っている。

今後は、小沢さんは又主役になって来るでしょう。
しかし、悪徳ペンタゴンは、検察審査会の2度目の起訴相当を引き出し、選挙後、小沢さんを起訴する。

そしてマスメディアは、又大騒ぎして小沢さんの動きを封じ込めようとするのは目に見えている。
それを阻止しなければならない。

そのためには、平野貞夫氏の国会証人喚問、森英介前法相の国会証人喚問を早急に実現させ
小沢さんの名誉回復を図らなければならない。

小沢さん、そろそろ出番です。

土壇場で平野を一喝~社民党のメンツを立てた小沢の秘策

2010年05月30日 09時47分35秒 | Weblog
土壇場で平野を一喝~社民党のメンツを立てた小沢の秘策 (日刊ゲンダイ)より

自自公の連立解消経験を生かす

小沢幹事長が動いた。社民党の福島党首が大臣を罷免された28日、平野官房長官を怒鳴りつけ、水面下で事態の収拾を図ったという。

ギリギリのところで一気の連立離脱劇を回避した小沢。この次は、どんな手を繰り出すのか。

官邸は、周りが見えていなかった。

福島大臣が態度を変えなければ、罷免という結論も変わらない。

どうせ首を切るのなら、早々に臨時閣議を開いてケリをつければいい。

そんな考えが支配していた。

福島大臣は昼頃にはお役御免となり、鳩山首相は午後5時から記者会見に臨む――。

こんな段取りにカンカンになったのが小沢だ。

「小沢さんは、社民党の重野幹事長から“連立手続きはどうなっているのか”とクレームを受け、初めて3党協議をすっ飛ばすと知ったのです。
すぐに官邸に『何やってんだ』と電話。罷免という結果は同じでも、3党の党首が話し合いをするとか、関係閣僚による基本政策閣僚委員会をやるとか、ちゃんと手順を踏めと警告したのです」(官邸事情通)

あわてふためいた平野が駆けつけたとき、小沢は幹事長室を後にしていたが、一喝された官邸は閣僚委員会を開き、鳩山は福島と個別会談もやった。

連立の一員である社民党のメンツを立てたのだ。

「来月16日の会期末まで、国会では重要法案の審議が目白押しです。

中でも最重要なのが郵政見直し法案。小沢さんは全国郵便局長会の総会に出席し、今国会での成立を約束しています。

大事なときに社民党との関係を壊してどうするんだ、という思いは強いはずです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲生氏)

そのために、小沢は動いた。

幸い、社民党のホンネは連立維持だ。

強硬派は、沖縄を地盤にしている照屋国対委員長と山内参院議員ぐらいである。

「地方も“連立維持”の声が強い。日曜日の全国幹事長会議では、離脱に異論が出ると予想されます」(政治評論家・小林吉弥氏)

イデオロギーを優先しても、なかなか与党の肩書きは捨てられない。

そこにスキがある。だから小沢の出番となる。

離脱した場合も参院選で選挙協力

「小沢幹事長は、まず、福島党首を説得するでしょう。

“筋を通したのは正しい。ただ、この問題は決着した。

参院選は一緒にやろう”とか言うわけです。

福島さんは、もともと社民党員ではありません。

人権と女性問題を中心に活躍していた弁護士です。

拳を振り上げ続ける可能性は低い。

もしダメなら、カネやポストや選挙区をぶら下げて、一気に社民党を分断に追い込む。

小沢さんは、自由党党首だった10年前に、連立離脱と党分裂を経験しています。

小渕首相と決裂して自自公を解消したものの、野田さんや二階さんは保守党をつくり、政権に残った。

すべて目の前で見ているのです。

政権に残るよう工作するのはお手のものでしょう」(政界関係者)

28日夜には、重野と電話で会談し、連立離脱があっても参院選の選挙協力は続けることで合意している。

布石は着々と打たれている。

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★ムネオ日記(2010/05/29)(http://www.muneo.gr.jp/html/diary201005.html)



京都、歳時記 6月上旬

2010年05月30日 07時36分40秒 | Weblog
京都、歳時記 6月上旬

▼1日(火)

『貴船祭』(きぶねまつり)
 貴船神社は水の神様をまつる神社として知られる。本殿で水に感謝し五穀豊穣を祈願しての祭典が行われた後、拝殿で優雅な乙女舞が奉納される。
続いて氏子に担がれた神輿(みこし)が渡御し、貴船川の渓流沿いの道を奥の宮まで巡行する。
奥の宮で、子どもたちによる千度詣(まいり)や招福餅(もち)まきが行われる。

メモ:貴船神社(075-741-2016)
   京都市左京区鞍馬貴船町
   叡山電鉄鞍馬線「貴船口」駅下車、徒歩30分
   本殿祭典/11:00(場所せまく招待者のみ)
   神輿発興祭/13:00
   千度詣/15:00
   午後より見学自由


▼1日(火)~2日(水)

『京都薪能』(きょうとたきぎのう)
 平安神宮の大極殿を背景に上演される京都薪能は、奈良市・興福寺の薪御能を模して、昭和25(1950)年から開催されている。金剛・観世・大蔵の各流派の競演により、能・狂言が上演される。
かがり火に照らし出された能面は幽玄そのもの。

メモ:平安神宮(075-761-0221)
   京都市左京区岡崎西天王町
   京都市バス「京都会館美術館前」下車、徒歩5分
   開場/両日とも16:30
   開演/両日とも17:30
   入場料/4,000円(前売り3,000円)
   問い合わせ先/京都薪能事務局(075-771-7230)
   雨天時は京都会館第一ホール(午後3時開場)


▼4日(金)

『平安神宮神苑の無料公開』(へいあんじんぐうしんえんのむりょうこうかい)
 見ごろを迎えた平安神宮神苑のカキツバタやハナショウブが、この日、無料公開される。
200種ある菖蒲は、後水尾天皇御遺愛の株が繁殖したものと言われている。

メモ:平安神宮(075-761-0221)
   京都市左京区岡崎西天王町
   京都市バス「京都会館美術館前」下車、徒歩5分
   神苑無料公開/8:30~16:30


▼10日(木)

『田植祭』(たうえさい)
 伏見稲荷大社は、秦氏が五穀豊穣を祈願して農耕神をまつったのが始まりといわれており、「稲荷」は「イネナリ」からきているという。
本殿での神事の後、境内の神田で平安時代の衣裳をつけた神楽女が御田舞を優雅に舞い、あかねだすきをした早乙女が次々と早苗を植えつけていく。

メモ:伏見稲荷大社(075-641-7331)
   京都市伏見区深草藪之内町
   JR奈良線「稲荷」駅または京阪電
   鉄「伏見稲荷」駅下車、徒歩5分
   本殿神事/13:00
   神田での田植え/14:00ごろから
   見学自由





「あの米軍がこの美しい島から来ていたなんて想像もしなかった」

2010年05月30日 01時22分36秒 | Weblog
「あの米軍がこの美しい島から来ていたなんて想像もしなかった」 高遠菜穂子リポートより

米軍の「残虐性」直視を――ファルージャから沖縄へ、ワセックさんの思い

イラク最激戦地ファルージャから来日したワセック・ジャシムさんは、沖縄の辺野古の海岸でそうつぶやいた。
鉄条網の向こう側は、ファルージャ総攻撃の主力部隊、米海兵隊キャンプ・シュワブ。
それにまつわる記憶はあまりにも残酷なものであったため、この五年は彼の心の奥底に封印されていた。

ワセックさんは、「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」の招聘で来日し、全国五都市(名古屋、広島、東京、大阪、沖縄)を回るスピーキングツアーを行なった。
彼の映像と体験談は、イラク戦争を検証する上で非常に貴重な証言となった。

米軍とアルカーイダの二重苦

ファルージャの混乱は、市内に侵攻してきた米軍の学校占拠をきっかけに始まる。
これに抗議して、市民二〇〇名ほどがデモを行なったのだが、米軍は市民の訴えに耳を貸さず、いきなり銃を乱射し始めた。
〝ピースウォーク〟は死者二〇名・負傷者七〇名以上を出す流血の惨事となった。
この事件の三日後に、ブッシュ大統領(当時)が「大規模戦闘終結宣言」を出すのだが、ワセックさんたちイラク人にとっては「本当の戦争の始まり」だった。

その後、〝武装勢力〟がこのファルージャを中心に台頭する。イラク人は〝武装勢力〟をきっちり分ける。
イラク戦争以後、米軍の攻撃によって肉親を殺された遺族から成り、イラク市民を標的にしないのが〝レジスタンス〟。
戦争以後、外国から流入し、イスラム原理主義を唱え、イラク市民を標的にするのが〝アルカーイダ〟。
ワセックさんはファルージャの状況を「米軍とアルカーイダの二重苦だった」と説明する。

二〇〇四年、ファルージャは大規模な総攻撃を二度も受け、その名を広く知られることになる。

三月末日、ファルージャ市内で〝米民間人〟四名が殺害され、遺体が橋に吊り下げられるというショッキングなニュースが世界を震撼させた。
ファルージャは一気に〝テロの巣窟〟と位置づけられ、米国内ではファルージャへの報復を支持する世論が盛り上がった。

では、ファルージャ市民にとって〝米民間人〟はどう映っていたか。
ワセックさんは言う。
「彼らは軍服を着てはいないが、重武装をして米軍に同行し、その残虐性は米兵と何も変わらない」

ワセックさんは米軍に拘束された経験がある。
手錠をされ、頭に黒い袋を被せられた状態で炎天下に二時間近く晒された。
その間ずっと米兵は歌を歌いながら、彼に石を投げつけていたという。
尋問官には椅子を投げつけられ、鉄製ワイヤーでむち打たれ、武装勢力メンバーだと自白するよう強要された。
ワセックさんの友人の場合、これが米兵ではなく民間傭兵によるものだった。

「広島・長崎」をイメージ

ワセックさんは、二度目の総攻撃の直前(二〇〇四年一一月六日)までファルージャ市内に住んでいた。
自力で避難できない人たちの救助活動の後、自身も郊外の村に出た。
物資の調達や配布などの緊急支援をそこで行なったが、攻撃はその村にまで及んだ。
支援物資を運ぶトラックやボートはアパッチヘリの攻撃を受け、道路は封鎖され、村は孤立した。

攻撃初日から七日目。米軍は、ファルージャの市民調査団が遺体確認のため市内の一部に入ることを許可した。
ワセックさんはカメラマンとして同行したが、ビデオ撮影は禁じられたので写真撮影だけをすることになった。
凄まじい破壊の様子を目にした時、「ヒロシマ・ナガサキをイメージした」と彼は言う。
悲しみと怒りが入り混じった感情を持て余すが、目の前では米兵たちが、路上の遺体をミートフックでひっかけ、装甲車で引きずり、黒い遺体袋に詰め込んでいた。
その光景を目の当たりにして彼の怒りは憎しみとなり、本気でレジスタンスになろうと思ったという。
しかし壮絶な葛藤の後、武器ではなくカメラを持つと決める。

この日、米軍は市民に七七体の遺体を返還した。
郊外の空き地に集まった数百人の市民が、ブルドーザーで集団墓地の穴を掘りながら、身内かもしれない遺体を待った。
到着したトラックの荷台から漂う腐臭は一キロ先まで届いていたという。
黒い袋のジッパーを開けると、全身にウジがわき、真っ黒に焼け焦げ、犬に肉を食い尽くされた遺体が現れ、大きなショックが人々を襲った。
「神は偉大なり!」という叫びと泣き声は、次第にアメリカへの報復を誓う怒号に変わっていった。
ワセックさんは、その一部始終をビデオカメラに収めた。
映像を公開した二〇〇五年当初は名前を伏せていたが、世界に「本当のファルージャ」を伝え、米軍の違法性と残虐性を明らかにしたことは間違いない。

撮影を終えた夜、彼は一晩中泣いたという。
一カ月間、食事が喉を通らず、眠れない日々が続き、臭いを消そうと何度も手と身体を洗ったそうだ。
今回、五年ぶりに封印を解いたわけだが、記憶と共に強烈な臭いが蘇ったらしい。

抑止力から恨みの標的に

冒頭のつぶやきを聞いた時は、せつなかった。
ファルージャ市民を沖縄に連れて来たのは酷だったとも思った。
けれども、「オキナワ」が残虐なイメージのまま帰ってほしくなかった。

ワセックさんの沖縄訪問は大きな意味があった。
沖縄にはイラクと同じようにたくさんの家族が住み、イラクと同じように米軍に苦しんでいることを知ってもらえた。
県民大会で、米軍に抵抗する九万の群衆を見たことも大きい。
ファルージャ市民には、「群衆は撃たれる」というトラウマがあるが、武装闘争以外の可能性を感じてくれたと思う。
沖縄の学生たちと今後も交流を続けるという約束も交わした。
互いにエールを交換していけたらと思っている。

もう一つ重要だったのは、私たちに在日米軍の本来の姿を認識させたことだ。
それは、〝イラク復興支援〟などではなく、明らかに殺戮の〝加害行為〟だということだ。
そして、私たち日本人は加害の〝後方支援〟をしていた。
私はこのことを理由に在日米軍基地にNOと言い、わが国のイラク戦争支持と〝イラク復興支援〟にNOと言う。

時代は変わった。
〝抑止力〟のはずの米軍基地は、もはや世界のあちこちから恨みを買う〝標的〟となりつつあることを私たちは知るべきだろう。

(高遠菜穂子・イラク支援ボランティア)