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USダウ続落。 金融悪材料や原油高・・・あの手この手で大仕掛け

2008年06月28日 08時37分56秒 | Weblog
27日(金)の米株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は前日比106ドル91セント安の1万1346ドル51セントと、2006年9月7日以来の安値で終えた。ナスダック総合株価指数は5.74ポイント安の2315.63と、4月15日以来の安値で引けた。

金融機関の財務悪化懸念を誘う材料が続いたことや原油高を受けて売りが優勢となった。

この日はアナリストの予想などを受け、メリルリンチの損失拡大観測が広がったほか、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)にも損失拡大の可能性を指摘する報道が伝わった。午後には格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが、モルガン・スタンレーを格下げ方向で見直すと発表。米金融機関の財務に対する懸念が一段と強まり、金融株を中心に売りが広がった。・・・・仕掛け格下げ爆弾とGSによる仕掛け売り。

原油先物相場が初めて1バレル142ドル台まで上昇したことも市場心理を冷やした。ダウ平均の下げ幅は一時150ドルを超え、昨年10月9日に付けた過去最高値からの下げ幅は、一般に「弱気相場」入りの目安とされる2割を超える場面があった。

大幅安の翌日とあって値ごろ感からの買いも入りやすく、ナスダック指数やS&P500種株価指数は引けにかけて下げ渋った。早朝に発表された5月の個人消費支出(PCE)が米景気刺激策による減税の効果もあって、約半年ぶりの高い伸びとなったことが相場の下支えとなった。

S&P500種は4.77ポイント高の1278.38と、3月17日以来の安値で終えた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約22億株(速報値)、ナスダック市場は約37億6000万株(同)だった。

ダウ構成銘柄ではJPモルガン・チェースが3.5%下げ、下落率首位。フィッチ・レーティングスが格付け見通しを「ネガティブ」としたワコビアが4%安。赤字幅が前年同期から拡大したKBホームが安い。前日夕に発表した決算が市場予想を下回ったマイクロン・テクノロジーは急落した。


シカゴ日経先物  13560円

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