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「生年月」も開示しない最高裁が「審査員日当等の歳出支出証拠書類」だけを開示したのは何故か!

2012年06月09日 20時11分55秒 | Weblog
「生年月」も開示しない最高裁が「審査員日当等の歳出支出証拠書類」だけを開示したのは何故か!

(一市民が斬る)より

2012年6月 9日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

<最高裁(=検察審査会)は情報開示拒否を続けている>

市民は数多くの情報開示請求をしてきた。

I氏が一番頑張っている。

I氏が開示請求をしたリストは以下の通り。

情報公開リスト.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88.pdf

一市民Tも、I氏が開示請求していないものを請求し、互いに情報交換を行っている。

これだけの労力と時間をかけているのに、開示は殆んどなされない。

それでも、続けているうち最高裁の作戦が読めてくる。

殆んど出さないということは、私達が要求したものが彼らにとって出すと

都合が悪いものが多いということだ。

例えば、審査員ならびに審査員候補者名簿の"生年月日"を要求したが、個人情報だといって拒否した。

"生年月"なら個人情報でないから断れないだろうと、これを要求したがこれも拒否された。

生年月でも出してしまうと、これまでの嘘がばれてしまうということだ。

行政官庁への開示請求なら異議申し立てできるが、最高裁と検察審査会には異議申し立て制度がない。

理由もなく断ってこられても、こちらとして追及の手がないのは残念だ。


そんな中で、彼らが開示拒否をしなかった唯一の書類があった。


<「審査員日当等の歳出支出証拠書類」だけは積極的に開示してきた>

I氏は、東京地裁(検察審査会関係の出納業務をやっている)と会計検査院に、東京第五検察審査会の審査員日当・交通費に関する書類(2010年4 月から10 月末分)の開示を請求した。

そして、歳出支出証拠書類が開示された。

東京地裁から357枚、会計検査院から357枚の書類が開示された。

その一部

歳出支出証拠書類9月14日分.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E6%AD%B3%E5%87%BA%E6%94%AF%E5%87%BA%E8%A8%BC%E6%8B%A0%E6%9B%B8%E9%A1%9E%EF%BC%99%E6%9C%88%EF%BC%91%EF%BC%94%E6%97%A5%E5%88%86.pdf

なお、会計検査院からのものは、最高裁のチェックを受けるからと提出納期を30 日も延長してきた。

この書類は、審査員の名前や振込み先はマスキングされているが、請求書の日付はマスキングされていない。

この書類から、何月何日に審査会議が開かれ、何人の審査員が出席したかが分かる。

それまで、審査会議が何時開かれ、出席者が何人だったのか、審査会議室はどこだったのかなど審査会議情報の開示を求めたが、すべて拒否されていたのに。

どうして、この書類だけを開示してきたのか不思議だった。


<「審査員日当等の歳出支出証拠書類」を見たら、審査会議は開かれていたと思ってしまう>

この書類は偽物ではない。

後から創作したものでもないことも確かだ。

一市民Tもこの書類を見たときは、審査員は存在し、審査会議は適度に開かれているではないかと思ってしまった。

しばらくして思い直した。

この通りに審査員が存在し、審査会議をきっちり開いていたら、最高裁は、新聞にもこのままをリークすればよい。

ところが、新聞社には「吉田審査補助員は9月に決まった。

(吉田氏には、7月から交通費が支払われている)」「議決は10月末予定。(9月14日に議決)」「8月は隔週(8月は4回)、9月前半は平日頻繁に開催(9月6日の一回きり)」などと全く異なった内容をリークしている。

この情報を開示したことには裏があると思った。


<「審査員日当等の歳出支出証拠書類」は本物だが、これで審査員が存在したと考えるのは早計ではないか>

裏でどんなことが行われていたのか考えた。

2通りの誤魔化し方があると思った。

1.自分達のところに戻るような振込先を指定し、出席実績を作り、お金は還流させた。

2.東京地裁の出納係が、「審査員日当等の歳出支出証拠書類」を作成し、会計検査院にも書類を送付しただけで、振込み手続きを行わなかった。

検察審査会事務員も東京地裁の出納係も同じ裁判所事務官だ。

手嶋課長も東京地裁出身(書記官)。

尚、役所はお金を振り込んだ際、振込み票の控えをもらわないのが通例という。


<「審査員日当等の歳出支出証拠書類」開示は審査員と審査会議存在のアリバイ作り>

審査員が存在したのか、審査会議は開かれたのかと疑いを持たれ始めたので、その疑惑を消すため、「審査員日当等の歳出支出証拠書類」を開示したのではないかと思う。

この開示で、審査員が存在しない、審査会議が開かれていないなどと疑う人が減ってしまった。

最高裁が本当に審査会議を開いたというなら、彼らにその証拠を呈示させることが大切だ。

議員の方は国政調査権を持っておられる。議員が要求すれば事実が分かるはずだ。

追及の手を緩めず、もっと頑張って欲しい。

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コメント

01. 2012年6月09日 19:43:37 : OqWNJq9FbE
Tさんの指摘は最高裁の一番痛いところをついていると思います。
継続することは、ほんとに大変。
がんばってください。応援しています。

02. 2012年6月09日 19:56:32 : o0JJb2fwnA
添付の開示資料を見ると疑問だらけだ。
債主内訳書12件中で2件の金額7,727円と7、527円と27円の端数が見つかる。
交通費でこのような端数はあるあずもなく、日当計算から来るものであろうと推察するが、一体どんな計算をすればこうなるのか?日数も黒塗りされてる。
また請求書で鉄道賃の請求額340円だけワープロ印字されてるのも、奇妙と言うしかない。

せめて、振込先の銀行名支店名ぐらいは開示しても、なんら問題はないはずだが?



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