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詐欺師どもの騙しの手口

2012年01月08日 17時51分02秒 | Weblog
詐欺師どもの騙しの手口・・・(飯山一郎)より

昨日、私がアップした『空気清浄機などは不要!』という記事。

これには電話での問い合わせが殺到した。

驚いたのは…、

「買おうと思ってました…。E情報でした。買いません!」

というのは、ほんの3~4割。

残りが…、

「買ってしまいました。どーしたらEでしょう?」

というもの。

“騙しの手口”に騙されて、詐欺商品を買わされたシトが如何に多いことか!

そこで本日は…、

“騙しの手口”について解説をし、続いて、完璧な空気清浄法を公開したい。

さて…、

詐欺師どもの騙しの手口は、先ず、講演会とか展示会の名目でヒトを集める。

ここで、いかにも不可思議で神秘的な驚きの“実例”を見せる。

たとえば、ホバリング(空中停止)する飛行機の動画などは、「神秘の技術!」を

信じさせるには充分だ。これが “洗脳” の第一段階である。

そうして、いかにも健康にE!とか、病気が治った!とかいう事例を説明し、

「わたしは、実際に、コレで長年悩んできたビョーキが治りました!」

と、感謝の気持ちを満面に表し、トツトツとしゃべる“証人”を登場させる。

最近は…、

「このやり方で、茨城や福島の野菜の放射能も無害化されます!」

などという小道具も出てきた。

その一つが、いま大流行の “焼き塩” である。

断言するが、“焼き塩”で放射能が無害化するなんてことは 絶対にない!

焼き塩でウマ味を出したり、水分を吸わないサラサラ塩にする位ならE。

しかし、いま流行っている方法は、塩にアルコールを入れての激しい燃焼だ。

これは、塩をフライパンで炒るのと違い、直火で激しく燃やしてつくる。

すると、塩のなかの塩化マグネシウムが、野菜の葉をシャキッ!とさせたり、

弱った金魚を元気にする酸化マグネシウム(MgO)に変化する。いい事だ。

しかし、人間にとって、酸化マグネシウム(MgO)は、体内に蓄積される毒!
だからね。

それより何より…、

アルコールを使って、塩(しお)を直火(じかび)で燃やす! なんて馬鹿なことを、

やってると、あんた、猛毒のダイオキシンが出てくるぞ! Eのかい?

ダイオキシンは塩素を含む物質の不完全燃焼や、薬品類の合成の際、
意図しない副合成物として生成する。

こんな危険性を全く考慮せずに、「テネモス信者」や「新時代の覚醒信者」は、

「塩は二度焼きがE!」の、「その都度焼いて下さい!」のとハシャいでいる…。

その上、二度焼いた塩は、PHもこんなに変わります!などと写真付きで説明。

しかし、その写真データは、まるでウソ・デタラメ・インチキの類。

それが下の写真だ。

おっと、長くなりすぎた。『完璧な空気清浄法の公開』は、次回。

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(写真左)左から水道、焼き塩1 回焼、2 回焼 (右)2度焼のPH 値 (←テネモス側の説明)

写真では、水道の水がPH3.8以下の強酸性。デタラメ放題だ。 (←飯山一郎のコメント)

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