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大連立「みんな自由にたちあがれ民主党」? 大政翼賛でなしくづしに軍国化が進むぞ。

2010年12月31日 09時06分12秒 | Weblog
大連立「みんな自由にたちあがれ民主党」? 大政翼賛でなしくづしに軍国化が進むぞ。

(晴れのち曇り、時々パリ)より

島田雅彦と言う方のツイッター「@SdaMhiko」で、秀逸な表現をされていました。

>小沢を切って、大連立をした結果、「みんな自由にたちあがれ民主党」というのができました。

もう、これ以上表現のしようがない程、巧みな<ネーミング>です。
座布団10枚に値します。

勿論、今の様な「仙谷菅政権」では、連立なんぞしても何のメリットも無いだろうから、相手が応じてくれる訳もなかろうが。

万に一つも「そのチャンス」が有ったとしたら、直ちに日本は変わる事でありましょう。

一気に増税へ。
対米依存から、対米軍事協力へ。

大企業の更なる優遇に依る「富国強兵」。
大政翼賛に依る、国民の家畜化。

何しろ、「憲法改憲論議」すらしないままに、自民党は「アンポの変質化に依る軍国路線」を言い出した。
我慢しきれずに。

▶自民が安保改定を検討 双務的な日米同盟へ(産経見出し)

>政権復帰後に安保条約改定を米国に提起する方針を固めた。

>「双務的な日米同盟」を目指し、集団的自衛権の行使を前提に日米双方が太平洋地域で共同防衛義務を負う一方、在日米軍基地の提供義務を条約から削除する方向で検討する。

つまり、アメリカを守らなくてはならなくなりたいのだね。

既に日本は、アメリカを十二分に「経済的」に援助している。

絶対売却不可の米国債の残高は、2009年末で7688億ドル、およそ69兆円(当時の換算レートによる)。
2010年には更に増えて、8000億ドルを越えているだろうと、言われている。
(幸いドル安で、円換算値は64兆円と、減って見えるが)

日本の保有する「金地金」も、アメリカに『保管』されている。
(本当に保存してくれているんだろうねえ?)

22年度一般会計が90兆円程である事から言えば、日本は「不可処分米国債」を国家予算の2/3以上も退蔵している事になる。

『思いやり予算』と言う、直接援助交際分も含めて、在日米軍関連予算が4695億円程。
その他「防衛省」以外の経費(基地交付金、提供普通財産借上試算など)が2034億円程存在している。

直接かかる負担だけでこれだけの金額に上る訳で、その他諸々の周辺経費を考えると、日本は栄光ある「アメリカの貢ぐ君」の地位を得る栄誉に浴している訳だ。

石破オタッキー君辺りに取っては、日本人の血を一滴も流さず、日本を守って頂いて居る以上、「応分の負担」は当たり前、なのだろう。
そうだよね?

その挙げ句に、国民には、日米アンポと言う「軍事同盟」が日本を能動的に防衛する、と思い込ませておいて、その実限定的受動的防衛でしかない事が、最近徐々に漏れ伝えられ始めて来た。

有事に置ける米軍の「救援対象」は、一にアメリカ市民、二にグリーンカード所有のヨーロッパ人、三にグリーンカードを所持するヨーロッパ人以外の白人、四にその他の白人。

その後、やっと「その他」が対象となり、『日本国民』は当然「栄えあるその他」に分類されている。

実に見上げた「安全保障条約」ではある。

しかるに、自由民主党は「政権に復帰する」為に、どうしてもご主人様のバックアップを欲しいあまり、とうとう「憲法論議」をさておいて「自主防衛」の方向に舵を切る事を、実に堂々と表明した。

その「白々しさ」たるや良し。

>石破茂政調会長は平成18年12月、党国防部会防衛政策検討小委員会委員長として基本法の私案を策定。この中で集団的自衛権行使の条件を「わが国と密接な関係にある他国に対する急迫不正の武力攻撃が発生した場合」と規定した。

>だが、集団的自衛権を行使できれば、安保条約の共同防衛範囲を、日本の個別的自衛権だけで対応できる「日本国の施政の下における、いずれか一方に対する武力攻撃」(第5条)に限定する必要はなくなる。

つまり、アメリカの防衛の一端をお引き受け致します、と言う事だ。

>このため、自民党は条約対象地域を拡大し、日米双方が同等の防衛義務を負う条約への改定を目指すことにした。
【産經新聞/12月31日(金)1時32分配信】

いや実に何とも、明確である。

軍事力を、その行使を前提に保持し、アメリカにより忠義を尽くしたい。

小沢氏の対米「対等外交」とは、かなりニュアンスが違うなあ。。。

ところで。
今や日本国内は、世を挙げて「小沢切り」に、狂奔している様だ。

現政権の失政は数知れず。

国内経済は破綻の淵にある。
しかるに、来年度予算はと言うと「財務省」の敷いたレールから一歩も出られず、霞ヶ関様ご指定に依る「経団連様御用達」に徹する有様。

霞ヶ関の「財源が無い」との説明に、手も足も出せない。

特別会計も、特別法人もそのまんま。
<東>じゃ有るまいし。

選挙は連戦連敗。
誰も責任を取ろうともしない。

中国には尖閣諸島を好き放題にされ。
ロシアには北方四島を好き放題にされ。
韓国には竹島を好き放題にされている。

アレもこれも、全ては「小沢が居るから」だ。
小沢さえ居なければ。

そうなると、幸い力強い味方が居るではないか。
マスメディアは、依然として「電紙一体」で、国論形成を操り続ける始末。

検察も警察も、可視化からはほど遠い「冤罪作り」に励む体制は不滅で、三権分立はかけ声だけの「絵に描いた餅」に過ぎない。

そうやって、邪魔者を叩き続け、自らの失政を全て「責任転嫁」する事だけに狂奔している。

自分達に「政治哲学」も、「熱い思い」も何も無く、権力に留まり続ける事だけが、存在意義となっている民主党政権に取って、何もかも、小沢が悪い。

さあ、小沢が居なければ、アメリカに嫌われる事も無い。
大連立も、可能だ。

そうなれば、民主党が消滅しようが、自分達の仲間は連立で生き残る。

何も憂う事は無い。
さあ、あと一押しだ。

小沢には最早後が無い。
あと一押しで、失脚する。

そうしたら、戦後築き上げて来た既得権を全て享受しながら、今まで通りに楽しく国民を搾取し続ける事が出来るのだ。

さあ、頑張ろう。

何しろ、倒閣を狙う筈の野党が、一緒になって「小沢切り」の後押しをしてくれる。
その上、アメリカとの奸計を改善するべく、野党の側から骨を折ってくれているなんて。
何とラッキーなんだろうか。

「国民の生活を優先する」なんて、ナンセンスな事を言わされたが為に、この一年半と言うもの、えらく骨を折ってしまった。

『みんな自由にたちあがれ民主党』?で、多いに結構。

名前になど拘らない。
小沢さえ居なければ。

仙谷も菅も前原も岡田も枝野も小宮山も玄蕃も石破も石原も進次郎も谷垣も平沼も与謝野も園田も、お友達みい~んなで、政治を玩具にして、国民を喰いものに出来るのだ。

こんな目出たい事が、又と有ろうか。

さあ、時は来た。

小沢に最後の鉄槌を振り下ろそうゾ!

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