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自民 原発推進派 甘利明、細田博之、西村康稔、加納時男 5/5朝日新聞朝刊記事 エネルギー政策合同会議

2011年05月05日 12時21分56秒 | Weblog
自民 原発推進派 甘利明、細田博之、西村康稔、加納時男
5/5朝日新聞朝刊記事 エネルギー政策合同会議
(のらりくらりのマナビー )より

2011年5月5日、朝日新聞の朝刊4面を読んで非常に気分が悪いです。

私は原発に必要性、合理性、安全性があれば現状維持くらいは支持してもいいと思っていますし、新規立地についてもきちんとした議論がなされた上で国民的合意が形成されればありえなくはないと思います。

ですが、この記事に書かれている自民原発族は論外です。「何も反省せず既得権益を守る」と宣言しているようなものです。

自民党のエネルギー政策合同会議の動きには要注意です。

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自民原発推進派はや始動「原子力守る」政策会議発足

この会議は「エネルギー政策合同会議」。

党幹部は「原発を守るためにつくった」と明かす。

幹部には原発推進派が名を連ねる。委員長は元経済産業相の甘利明氏。

旧通産省(現経産省)出身の細田博之元官房長官が委員長代理、西村康稔衆院議員が副委員長に就いた。

先月12日の会合では、幹部陣の隣に東電の元副社長で現在は東電顧問の加納時男・元参院議員が「参与」として座った。

甘利氏は「安易に東電国有化に言及する閣僚がいる」と指摘する資料を配布。

会議後に河野太郎衆院議員が「原発推進派が並ぶ人事はおかしい」と抗議したが、認められなかった。


電力会社でつくる電気事業連合会(電事連)は80年代前半から11年間で約65億円を党機関紙の広告費として自民党に支払った。


会議は大型連休後、中長期のエネルギー戦略の議論を始める。

甘利氏は「我々は市民活動家ではない。膨大なコストや不安定性を覆い隠し「自然エネルギーで何とかなる」と言うのは無責任だ。

現実問題として原子力を無くすわけにはいかない」と言っている。

今、膨大なコストや不安定性を隠してきたのが露呈しているのは原発行政じゃないですか。

まずはそこを反省し、原発推進派としての今後の長期エネルギー需給見通しを立て、再生可能エネルギー推進派と議論をしないと原発推進はありえませんよ。

「単に無責任だ、現実問題として原子力を無くすわけにはいかない」では通りません。

全くなんという上から目線か。

原子力の選択を放棄するな

その横に加納時男のコラムが掲載されています。

さすがにA級戦犯と言われるだけあって頭のネジが吹っ飛んでます。

この人の存在はかなり問題ですね。あきれてものも言えません。

全く事故を反省していないばかりか、東電の株主資産(=自分の資産でもある)が減ることを心配し、福島の避難民の感情を逆なでするような発言。

議員でもないのにこの発言は一体何なのか。

朝日新聞の突っ込みぶりがまぁまぁいけてます。

地元が要望、雇用に貢献

—福島の現状をどう感じていますか。

「東電出身、元国会議員として二重の責任を感じている。

インターネット上で「お前は絞首刑だ」「A級戦犯だ」と書かれてつらいが、原子力を選択したことは間違っていなかった。

地元の強い要望で原発ができ、地域の雇用や所得が上がったのも事実だ。」

—原発推進のため国会議員になったのですか。

「そうではない。当時財界と自民党との間に溝があり、経団連は財界の声を反映させたかった。

特定の業界のために仕事をしてきたわけではない」

—電力会社役員から個人献金を受け、自民党が原子力政策に甘くなったことは。

「お金をもらったから規制を緩くしたとか、そんなことはない」

—河野太郎氏は「核燃料サイクル」政策は破たんしていると主張しています。

「反原発の集会に出ている人の意見だ。自民党の意見になったことはない。

反原発の政党で活躍すればいい。社民党に推薦しますよ。

福島瑞穂党首は私の大学の後輩だから」

—今後も原発を新設すべきでしょうか。

「太陽光や風力というお言葉はとってもロマンがある。

しかし、新増設なしでエネルギーの安定的確保ができるのか。

二酸化炭素排出抑制の対策ができるのか。

天然ガスや石油を海外から購入する際も、原発があることで有利に交渉できる。

原子力の選択肢を放棄すべきではない。

福島第一原発第5,6号機も捨てずに生かす選択肢はある」

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低線量放射線、身体にいい

—東電の責任をどう考えますか。

「東電をつぶせと言う意見があるが、株主の資産が減ってしまう。

金融市場や株式市場に大混乱をもたらすような乱暴な議論があるのは残念だ。

原子力損害賠償法には「損害が異常に巨大な天災地変によって生じたときは

この限りではない」という免責状況もある。

今回の災害があたらないとすると、いったい何があたるのか。

全部免責しろとは言わないが、具体的な負担を考えて欲しい」

「低線量の放射線は「むしろ健康にいい」と主張する研究者もいる。

説得力があると思う。

私の同僚も低線量の放射線治療で病気が治った。

過剰反応になっているのでは。

むしろ低線量は体にいい、ということすら世の中では言えない。

これだけでも申し上げたくて取材に応じた」

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