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謎の市民団体を使った新たな手口 ~検察による政治テロ

2010年10月09日 21時24分12秒 | Weblog
謎の市民団体を使った新たな手口 ~検察による政治テロ
(よらしむべし、知らしむべからず)より

以前から在特会の代表が申立人という情報が囁かれていた。
が、どう考えても申立人の資格要件を満たしてないはずだが・・、という疑念が晴れなかった。
小沢本人を告発したのは誰か?

申立人の資格要件は第二条に限定列挙されている。おそらく「告訴若しくは告発をした者」に該当するはずだがと思っていたが、探してもそんな形跡が見られなかった。オカシイ・・・

検察審査会法
第2条 検察審査会は、左の事項を掌る。
2 検察審査会は、告訴若しくは告発をした者、請求を待つて受理すべき事件についての請求をした者又は犯罪により害を被つた者(犯罪により害を被つた者が死亡した場合においては、その配偶者、直系の親族又は兄弟姉妹)の申立てがあるときは、前項第1号の審査を行わなければならない。
別の団体のようである。
「真実を求める会」
朝日が記事にしている。【資料2】
そもそもこの団体が何者であって実体があるのか、本当に構成員が実在しているのか・・・、などなど何もわかっていない。

他方、5ヶ月前に吉田正喜特捜副部長について取り上げていた。

2010年5月1日のエントリー:【資料1】

■ 小沢は検察審査会で必ずやられるんだ ~吉田正喜特捜副部長 
--> こちら http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2010/05/post_1708.html

これら一連の検察の動きと状況証拠を繋いでいくと、ある結論に達した。
以下、考察してみる。

検察の目的は、小沢一郎の政治生命を断つ、ただこれだけだ。
その成果として検察人事に手が突っ込まれるのを阻止でき、霞が関の役所の従業員たちの利益になり、クロスオーナーシップや電波利権に手を付けられるのをやらせないようにできテレビ・新聞各社の利益に直結する。邪魔な小沢がいなければこれまでどおりアメリカの言うとおりの政権を続けられ、それはそのままアメリカの利益にも繋がる。

で、検察は考えた。
秘書を逮捕して小沢を少々揺さぶったぐらいでは公判を維持できる証拠は掴めない。
しかし、小沢をなんとしても潰したい。
となれば検察審査会法に新設された「強制起訴」を使おう、ということになった。
それも早い時期にあったと思われる。2月1日に「小沢は検察審査会で必ずやられるんだ」と吉田特捜副部長がゆってることから秘書らを逮捕したあと小沢の署名をゲットした1月23日の段階ですでに佐久間特捜らの頭には「小沢を検察審査会で殺る」の企てがあったとみても不思議はない。

その端緒には誰かに告発させなければならない。
検察にとっては誰でもいい。できれば気脈がつうじているものならなおのこと都合がいい。

「真実を求める会」
・・・・検察の別働隊とみることもできる。
土地取引事件では複数の市民団体が東京地検に告発したとみられるが、審査会への申し立て資格が認められたのは、小沢氏本人を告発して不起訴となった「真実を求める会」だけだった。【資料2】

事情聴取の前々日1月21日に出された告発を即座に受理したとある。【資料2】
その早業はなんだったのか、なにかあると勘ぐらざるを得ない。出てくるまで待つという渡りに船では消極的過ぎるし、そうではなくてもっと積極的に告発させて、即刻受理したということだったのか。

検察は小沢を呼び出した。
「参考人」ではなくて「被疑者」としてだ。
事情聴取し、署名捺印をゲット。
この手続がどうしても欲しかった。
小躍りして喜んだに違いない。
まんまと2通ゲットできたから。

検察の目的達成のためには被疑事実など内容はどうでもいいことだ。
どうせこれで起訴できるはずもないし公判も維持できない。
強引にやっても無罪となるのは明らかであり、自分自身に傷が付くことをあえてやる必然性はない。
他を使って同様の効果が出さればそれでいい。

目的は検察本体が起訴することではなくて、検察審査会に強制起訴の議決をさせることだった。
検察本体がやることといえば、得たいの知れない者の告発を受理し、小沢を呼び出して署名させることだった。

2010.1.23 「被告発人」として黙秘権を告げたうえで、2通の調書が作成された。検察はこれが欲しくてたまらなかった。【資料3】

あと、検察としては「不起訴」、「不起訴」と処分を繰り返すだけでいい。

で、メデタク東京第5検察審査会による「強制起訴」の議決を得た。

その事前の準備としては検察審査会の審査員をいかにして集めるかだった。
2回の議決とも、8人以上の一致を得ないといけないからだ。
第一回目は11人全員一致、二回目も8人以上の一致、平均年齢は30.9歳だった。
 会長が「素人だからこそ良心に従って公平公正に判断している」と強調したが、それとは裏腹に検察に協力したということかな?
  ⇒【疑惑浮上】小沢失脚と「全国検察審査協会連合会」なる謎の団体 http://alcyone.seesaa.net/article/165122363.html

マンマと「起訴すべき」の議決を得ることに成功した。
あとは長期に渡ってダラダラと裁判を長引かせるだけだ。これに尽きる。その間、テレビ・新聞にネガキャンを流させる。
仙谷(官房長官)は最低でも2年を狙ってるようだ。

小沢強制起訴で、急に沈静した「離党勧告」論。「推定無罪や、野党自民党が追求してくれるは表向き。中国問題で小沢の威力を知った官邸」とは閣僚の一人。「いや、窮鼠猫でないが、裁判で最低2年は何もできない。これ以上、追い込む必要はないと仙谷の判断」
検察は、寝て待つだけとなる・・・・。

  これが謀略事件の真相とみた。

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