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いま、日本という国家は… (4)

2011年11月23日 22時30分38秒 | Weblog
いま、日本という国家は… (4)・・・(飯山一郎)より

いま、日本という国は、ハッキリ言って、放射能が降り積もる地獄のような国だ。

正直、東京をはじめ、人間が住めない、住んではいけない地域がゴマンとある。

それでも今はどうということないし、放射能など気にしていたら気がおかしくなる
から、誰も彼も、何事もないような、何事もなかったような気持ちで生きている。

こういうのを “生き地獄” という。

“生き地獄”でも人々が平然と生きられるようになった最大の功労者は、政府だ。

それとマスコミ。

311以来、政府とマスコミが総力を上げてやってきたことは、国民が死の灰に対し
正常な恐怖心をもたないように、恐怖心を取りのぞく洗脳作戦だった。

つぎに全力をあげてやったことは、カネ(国富・税金・利権)のバラまき作戦だった。

放射能対策は皆無だった。

国民の健康と生命を守るために死の灰の危険性をキチンと告知しようとしない!

これは何故なのか? どういうことなのか?

逆に、連日降り積もってゆく死の灰の危険性をマトモに告知するとどうなるか?

死の灰が降り積もり、今後も降り積もってゆく汚染された土地の価値がなくなる!

ということだ。不動産の資産価値・担保価値が激減してしまうということだ。

もちろん、不動産に付随する動産や、工場など資本財の資産価値も無くなる…。

これは不動産・動産・資本財・株式の暴落にとどまらず、土地本位制の上に成立
している日本資本主義そのものが短時間のうちに崩壊してしまう…。

だから、放射能の危険性を告知しないのだ。

国家どころか民族までが日々降り積もってゆく死の灰によって滅亡する可能性が

高いという人類史上未曾有の危機・災厄なかにあって、何もしない政府・官僚…。

何も知らず、何もできず、9ヶ月も「茹でガエル状態」におかれた国民…。

事態の危険性、つまり放射能による致命的な致死性を知ってしまったヒトは…、

「ヘビのナマ殺し状態」におかれているといってもいいだろう。

あまりにも残酷である。

ほとんどの国民が人間ではなくなり、カエルかヘビになってしまったニッポン…。

(9ヶ月間も被曝し続けた国民を救わないのは、人間扱いしてない証拠だ!)

しかしカエルでもヘビでもなく、イソップ童話の『アリとキリギリス』のアリのように

放射能地獄という厳冬に備えて、日々乳酸菌を培養しつづけている人々がいる。

明日は、その乳酸菌の応用法の “秘訣” を書きたい。

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