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再訪! 韓国(4)

2013-11-02 | 旅ー韓国
秋の三連休はいかがお過ごしですか?
今年は気温も湿度も高めだったので、干し柿も微妙な出来具合。。。
毎年送っていただく渋柿を干し柿に再チャレンジしています。
無事に出来上がると良いのですが…今日も天気は雨のち曇り。

秋になるとやりたいことが山のように出てきます。
畑の種まきもそろそろ落ち着きつつあり、来週あたりでホッと一息できそうです。
先日植えた、だいこんやこまつなのおろぬき葉を頂いていますがこれが本当に美味しい♪
また、さつまいもやさといもも愛着あってかとても美味しく感じます。

美味しいものをたくさん食べて、季節の変わり目…風邪など引かないよう暖かくしてお過ごしくださいね!



***




この博物館は「西大門刑務所歴史館」である。
1908年~1987年まで実際に使用されていた刑務所を一部復元し、それぞれの建物で展示やスライドなどにより当時の様子を知ることができる。
日本帝国統治下において、抗日運動など独立運動家たちが収監され、尋問・拷問さらには処刑されていたという国内では知りえぬ歴史を学ぶこともできる貴重なものだ。

2013年4月には2009年設計図を元に復元された女性独立運動家展示館が開館した。
これにより、見る限りではほぼ完成しているのではないだろうか。


入館料は300円ほど。
最初はポツポツいた見学者たちも、午後になると小学生から高校生まで社会科見学に訪れているのかかなり多くの人で賑わっていた。




最初の展示室1階では全体の歴史や施設の模型などが展示され、2階には抗日運動家たちの受刑記録や独立運動の内容、また弾圧の実状などが展示してある。







実際に収監されていた人々の写真が広い部屋の壁一面に貼られていた。



さらに地下の展示室に行くと…正直見て歩くのが辛く、頭がズンッと重くなり強烈な頭痛が始まった。

尋問の様子



拷問の様子



あまり写真では伝わらないとは思うが、遠くの方で声が聞こえたり、壁を叩く音が聞こえたりする。

衝撃を受けたのは、当時使用していた手錠などが置いてあり受刑者の体験ができるコーナーがあったのだが、韓国の若者が手錠をはめ楽しそうにしている姿だった。

広大な敷地にはいくつもの建物があるのだが、収監されていた監舎もそのまま残っている。



上から睨みつける監守の模型が印象的だ。

監房には入ることもできるのだが、特に独房はとても狭く薄暗く…足を踏み入れることさえできなかった。

プノンペンでも同じような体験をしたが、やはり負の歴史を目の当たりにするのは精神的にかなり疲労する。



ちょうどハンセン病舎から見えた監舎と隔壁場。
ここは収監者同士の対話を防ぎ分離収容し、運動させた施設。



韓国の高校生たちが中に入っていたが、韓国語の分かる友人曰く、
「ここって何なの?」
「面白そう?」
てな事を話していたらしい。

たしかに自分が学生の頃は、あまり興味をもって社会科見学などをしていなかったと痛感した。




追慕碑にむかって祈りを捧げ、この博物館を後にした。


全部見て回ったが、2時間弱かかったと思う。
この後、激しい頭痛はさらに酷くなり明洞のロッテリアでお茶しながらぐったり1時間近く休憩せざるをえなかった。。。





再訪! 韓国(3)

2013-11-02 | 旅ー韓国
河津桜が咲いている枝がいつもより多いのは気のせいでしょうか?
やっと秋晴れが続きそうですね。
そんな中、定休日の午後に細野高原へ行ってきました♪
途中からシャトルバスに乗らなければ奥まで行くことが出来なくなっているので、車を駐車場に入れて入山料500円を払いました。
久しぶりの細野高原は相変らず伊豆とは思えぬほどの雄大な景色、さらにはトイレや売店などが出現し、部分的ですが随分と整備されていました。

途中までシャトルバスに乗り、そこから15分ほどで三筋山の頂上に到着!
お弁当をもってピクニックすればよかったと思うほど、晴天で風もほどほどに気持ちのよい日になりました。



展望台に設置された案内板には、店からもよく見える「城山」も書いてありましたが、矢印が違っていたので誰かが修正してくれていました。



平日にもかかわらず多くの観光客で賑わっていましたよ!
11月の週末もイベントは行われているそうなので、今週末もきっと素敵な眺めが楽しめますね♪


***

思いのほか熟睡してたのか、起きるのもずいぶんゆっくりになった。
窓の外は晴天!今日も暖かいかも。
朝食を食べに出る。
お目当ては韓国のお粥だ。
フロントで聞いた地図を片手に歩き始めるが、聞けども聞けどもたどり着くことが出来なかった。
まったく外国語が分からないアジュマが一生懸命探してくれようとした。
さらに声をかけたおじ様は日本語がペラペラ…新日鉄関連で30年も仕事をしていたそうな。
そのおじ様が周囲の人に聞いてくれたのだが…、
結局目的の店は見つからなかったが無事にお粥屋さんを発見することができた!



メニューには色々なお粥があった。
だいたい700円~1300円(やはりあわび粥が一番高かった)。
選んだのは海鮮粥800円ほど。
キムチや黒豆ほか、なぜか梅ジュースもついていた。



結構な量だが、優しい味で唐辛子ペーストを入れると食がどんどん進む。
朝から贅沢な気分になった。
香港などで食べる気軽な朝食というよりは、ちょっと高級な感じの定食になってる。
他の店も同じなのかなぁ~。


韓国の街路樹も落ち始めてはいるものの、やはり暑い。。。
上着はもちろん必要無く、道行く人のファッションも人それぞれだ。
ほとんど昼に近くなったので、前回訪れることの出来なかった博物館に付き合ってもらった。

ガイドブックにも載っていないため、地図を参考に「独立門」駅まで地下鉄で移動する。
地上に上がるとそこは公園になっていた。

独立門(トンニンムン)…1898年、韓国の永久独立を願って建てられた門で、モデルはパリの凱旋門↓



3・1独立宣言記念塔…壁面には3・1独立宣言文と、独立万歳運動を導いた民族の代表33人の名前が刻まれている↓



美しく整備された公園には平日のためか年配者の姿を多く見かけた。



少し離れた場所に赤いレンガの建物が見えてきた。



あまりに美しく整然としている建物群…実際に入ってみるとすべて驚きと衝撃でかなり辛い体験になることに…(つづく)