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みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

INSPIRE the next!?

2006-04-24 23:18:36 | 音楽
 もう今年の初めくらいのことになるだろうか。

 DJ機器を物色しにアキバの楽器屋に行った際、何気なく手に取ったフリーペーパーでハービー・ハンコックというジャズピアノの大家のインタビューが載っていた。

 その中で、インタビュアーがハービーに「家で一人でピアノを弾くことはあるんですか」という質問の答えが、
 「自分のために弾くなんていうのは、つまらなくてやってられないよ」
 という感じのものだった(質問含めうろ覚えだが)。


 俺は衝撃を受けたね。(衝撃を受けたといえば「ハービー・ハンコック」でググった結果にも物凄いショックを受けたんだけど…詳しくはお試しを)

 自分にも、少なくとも今のところ楽器は弾けないが伝えたい音楽というのがあって、やはり自分の心を揺り動かすダンス・ミュージックというものが、他の誰かの心も動かして欲しいという思いを込めて、形にしていきたいと考えている。自分だけのためじゃなく誰かのためということだね。


 さてそういうお話もありつつ。

 ちょっくら自作のmixCDというやつを約1年ぶりにまた作ったのである。
 まあこのCDは他のDJのmixCD等々にインスパイアされた(笑)という意味を込めて"CODENAME:INSPIRE"というタイトルであるが、あくまでインスパイアであり著作権の関係上他の人にお分けするということは言えない。ここではね(^^;
 言えないけど大阪に行った友人もきっとインスパイアされてることだと思う…

バイシクルライド・補足

2006-04-17 22:16:55 | 音楽
 昨日のバイシクルライドについて、幾つか追記しとこうと思ったので書いておく。
 当日、道の曲がり角に立って誘導して下さってたボランティアの話はもう書いたんだけど、実はT-servという自転車便、要するメッセンジャーの人達もボランティアで、無線で連絡を取り合いつつ参加者の誘導やボランティアとの走行状況の連絡をやってくれてたのだ。正直言ってメッセンジャーの機動力は非常に心強いものである。考えたらこういうイベントは金払ってでもメッセンジャーにヘルプしてもらった方が絶対いいなあと思う。
 で、俺が見かけたT-servの人が乗ってた自転車。玄人だから逆にそうなのか、非常にシンプルなもので、ドロップハンドルの普通のロードバイクと思ったらシングルスピード、つまり後ろの変速機がついてないやつである。
 まあそれ位ならそれ程驚かないが、よーーーく見てみるとその自転車何と後ブレーキがないんだよ。前ブレーキだけで制動するってすげえなあと…もうシンプルを通り越して初心者素人瞬殺(<このフレーズは個人的な趣味です(^^;)って感じ。

 そういや、閉会式の直前にやってた抽選会で、俺はバッチリ4等を頂いてきた(ちなみに北川えりさんも4等だったのを目撃した。ただそれだけ)ゼリー飲料とircというタイヤメーカーのロゴが刻まれたリストバンドを頂いた。リストバンドは、最近流行のLIVESTRONGとかアレ(ナンだよそれ(笑))とかと同じシリコン製で、色は青。
 去年のPCエキスポか何かの時に、一本こういうのをもらったことがあったのだが、それは作りが悪かったのか手首につけようと思ってぐっと引っ張ったらブッちぎれたという文字通り瞬殺しちゃった苦い過去があったんで心配してたんだが。まずはよかった。

 ところで昨日書いた記事に早速TBしてもらってたのでTB返ししとこうかと。向こうもあまり仰々しくない自転車情報について書かれている方なので今後ともよろしくという感じ。

三十路とクラブ

2006-03-23 19:16:54 | 音楽
 昨日は一年以上もご無沙汰だった、いわゆるクラブってとこに行ってきた。

 ドイツ語教室の友人から、渋谷のWOMB(ウームと読むらしい)で「日本におけるドイツ年」に関連したイベントをやるとの情報を聞き、いい機会なので行ってみたのだ。

 夕方、前回のテツを全く踏まずにバッチリ道玄坂のホテル街をウロチョロしたのち現着。

 中では既に二組目、「月刊プロボーラー」という中々ナウい名前の二人組(と言いたい所だがどうやら後ろでプラプラしてたかぶりものしてた人も面子の内なのか?)がプレイしてた。結構盛り上がってた。
 で、シャンディガフを飲みつつそれを聴いているとお次にモニカ・クルーゼ姐さんの登場。
 俺は最近まっとうな?テクノを家とかで聴いてなかったので、今回モニカのかけるテクノは凄くビビッドに聴こえた。要するにテクノの本質ってのはとことんまで突き詰めたある意味「ピュアな音」なんだろうね。一般の音楽と比べたら非常に鋭い感じがするんだけど、例えば銘刀を見たときのようにその鋭さがかえって心地よいと思える瞬間があるんだよね。そんな感じで、久しぶりにクラブに来たせいもあり客観的にテクノという音楽を捉えることができたのかも知れない。

 はっきり言って、今の自分にとってはテクノという音楽はある意味クラシックと同じ場所、「普段はあんまり聴かないけど生では聴きたい音楽」という位置に属するようになったね。だがそれはそれで、自分とテクノの付き合い方の変化であり決して嫌いになったという訳でないのでいいかなと。


 で、モニカのDJが大体150分位だったのだが、俺はフロアだけでなく2Fのラウンジの一角でやってたVJのプレイを見てたりしてた。手前のPCに移ってる動画を、二つを交互に変えたりエフェクトを加えたりしながら窓越しのフロアに投影してるのである。それをつらつら眺めながらVJって思ったよりは地味な仕事だなぁ~と思ったりしてた。
 でもモニカの最近のヒット曲「Latin Lovers」がかかった時は即フロアに駆け降りて踊ってきた(笑)あれはやっぱり盛り上がるね。


 モニカの後は、色んな意味で只者でない男、ウエストバムが登場。スキンヘッドに髭を蓄えた彼を見て「クラブ界のブルース・ウィリス?」とか思った(笑)。
 バムやんもジャンルとしてはテクノ(エレクトロというのか)なんだけど、モニカの鋭く鮮やかに響く感じと違い、こっちは重量感のある音のイメージが強い。極論をするとロック的でもあるので、案外デジロックとか聞いてる人にも向いてるのかも?とも思うが俺がデジロックをあんまり知らないので適当に書いてみただけである。

 相変わらずフロアやVJのいる2Fを往復して、基本的にはほとんど踊らずビートに身を任せつつもダラダラしていた俺。でもまあ、いよいよ本格的に三十路突入の俺としては、昔みたいにガッツリ踊りにいくぜ~という姿勢でもなく、自由にクラブの空間で過ごすというやり方もありかなと。
 でも最後、ウエストバムがお約束の、ターンテーブルほったらかしてフロアの客
と触れ合いターイム(爆)の時にはちゃっかりフロアに赴きアンコールも含めて踊ってきた。バムやんは何であんなに面白いんだろうなあしかし…


 今回、休日の午後から夜というクラブとしては異色の時間を初めて体験したのだが、もういい加減ジジイになりつつある俺的には(比較的)無理なく遊べる時間なのでこういうのもアリと思った。
 しかも、WOMBでは今毎週日曜の昼から夜にかけての時間帯、「WOMB SUNDAY AFTERNOON」と銘打って仕事等の都合で夜遊び出来ない人、クラブに行き慣れない人にも楽しんでもらおうとイベントをやってるらしい。こういうのは案外日本の風土に合ってるかも知れないから今後色んなクラブでやるようになるかも…?俺もこの時間なら一人でプラっと行ってみようかなって気になるね。値段もフライヤー持ってけば1500円とお手ごろだし、何より今や実家より渋谷にチョイ近い、気楽な一人暮らしだしね~


 ああそういえば今回のイベント、キャスティング以外はあんまりドイツと関係なかった気が…

「お名前は?」「水野でお願いします。」

2006-02-15 23:02:32 | 音楽
 まあタイトルを見て「なんじゃそりゃ」と思った方は多いと思うがとりあえず読んでくれい。

 今日、川崎駅の地下街のイベントスペースにて奥華子さんのミニライブが開催された。
 彼女のライブを観るのは久しぶりで、なおかつ情報収集も非常におろそかになっていたのだが、もうシングルも3枚目が今日発売で、なおかつ3月1日にはメジャーでの1stアルバムも発売されるそうである。
 でまあライブを聴いて、個人的に良かったと思った曲「恋つぼみ」のマキシシングルを購入し、サイン会へなだれ込む。

 そこでまあタイトルの会話な訳だ。

 知っている人には当たり前すぎる話なのだが、俺の本名はミズノでもなければケンでもない。去年、つるりんさんがたまたま自分の本名を知ることになった時、「水野さんは水野さんじゃなかったんだ」という名文句をブログで書かれてたことがあったんだが…
 この度初めてハンドルネームでサインをもらってきたので早速画像をうpしてしまう。このCDレーベルも結構お気に入りである。皆さんも奥華子さんの歌、NHKみんなのうたなどで聴く機会があると思うので気に入ったらご購入されては。

バニラな水曜バッチコイ

2006-01-31 23:11:17 | 音楽
 危うく忘れるところであった。
 明日から、水曜夜22時から25分、「趣味悠々 大正琴で弾く!」というのが始まる。

 進行役は最近随所にて大活躍中の山崎バニラさん。俺はてっきり講師役かと思ってたんだけど…

 大正琴ってバニラさんが弾いてるのを見てるとなんか面白そうな楽器だし、ちょっと録画してみようかなと思っている。
 まあ新聞広告とかの通販で大正琴を買ったりした人は(そんなにいないとは思うが)見てみるといいんじゃなかろうか。バニラさんに興味を持った人も是非。
ちなみにバニラさんの大正琴も通販で買ったんだとか…

年の初めに日本フィル

2006-01-10 20:14:05 | 音楽
 さて、今年最初のドイツ語教室を早退(つってもあと1時間程度の時まではやったんだけど)横浜はみなとみらいの中心部に直行。

 クイーンズスクエア内にある、横浜みなとみらいホールにて、日本フィルハーモニー交響楽団の今年初めのコンサートが開催された。

 今回は、去年もコンサートに行った若手バイオリニスト木嶋真優さん(まだ成人式前である)がゲスト出演するとのことで、友人を誘い合わせの上男4人で鑑賞としゃれこんだのである。

 でっけえパイプオルガンが印象的な大ホールにて、まずはドヴォルジャーク(ってプログラムに書いてあった)作曲の「自然交響曲」。全部で40分超の曲であった。


 休憩時間に白ワインを頂き、続いてはいよいよ木嶋さん登場にてブルッフ作「スコットランド幻想曲」。木嶋さんのバイオリンの音色はオーケストラの中でも際立っていていたな。ちなみに今回の出番はこの曲だけであった。長い曲だったけど。


 そしてプログラムの最後はボレロ。これはまあ、大体の人は聞けば分かる有名な曲であるが、最初フルートやオーボエなど様々な楽器がソロでメロディーを奏で、段々大きくなって最後はドジャーンと締めくくるという曲。
 最後に指揮者の小林研一郎(通称コバケン)もおっしゃってたが、この曲は最後の1分くらいに物凄いエネルギーを放出する。もちろんCDでもそうなんだが、やはり生でこれを聞くと何と言うかそのエネルギーに圧倒される。しかし、そのラスト1分の時だけにいるドラとかを演奏する人は十数分の間えらくヒマそうだったな(笑)

 その後ちょっとアンコールなどありつつ、コンサートは無事終了。今回は(多分)'05年の締めくくりという事でちょっとしたパーティもあり、演奏会や小林さん、さらには木嶋さんの話も聞くことができた。コバケンさんは中々面白そうな人だった(どんな感想だ)。

 今回のコンサートも良かったので、また5月くらいに行ってしまうかもしれない。本当はクラブとかも行きたいんだけどね…ってベクトルの向きがあっちこっち向きすぎか。

 

楽器フェアに行って

2005-11-08 23:02:59 | 音楽
 こないだの日曜まで、パシフィコ横浜って所で楽器フェアなるものが開催されていたのだ。俺は日曜に行ってきた。

 中にはマンションにも設置できるユニットタイプの防音室(中にはドラム対応のもあったぞ)も展示されていたが、やはりメインは楽器類。

 俺は去年の今頃から何ヶ月かキーボード(楽器のね)を練習していたのだが、最近は諸事情により場所が確保できないという言い訳のもと全くいじってない。

 しかし、高級ピアノやキーボードを楽しそうに試し弾きする客の姿を見るうちに、ああ俺もやっぱりキーボード弾けるようになりたいなあという気持ちが芽生えてきた。

 という訳でこの冬はキーボード強化期間とする。実はここで発表するのは今が始めてかも知れないが、来月から一人暮らしを始めるので何とか無理矢理キーボードを置くスペースを確保するつもりだ。



 さて、再び楽器フェアなのだが、他にTASCAMというメーカーで(俺もここのミキサーを持ってる)、そこのブースでDJが自前(だけじゃなかったけど)の機器を使ってデモプレイをやっていた。

 ジャンルで言うとソウル、ディスコ系なのだがかなり激しくスクラッチを使い、そこからガバっと曲を変えていくという見事なテクに感動。ましてあんな明るい場所でスクラッチを間近で観るのは初めてだったし。
 他にもDJ機器メーカーの集合しているゾーンに行き、そこでもPCとちっちゃい機器を使ったDJのデモが行われていたり、アナログ・デジタルの色んなターンテーブルを実際に触ることができ、改めてDJってワクワクするなぁーと思い知った。

 という訳でこの冬はDJ強化期間とする(何かさっき同じようなことを書いた気が…)狙い目は某T社のデジタルターンテーブル。既にアナログは一台あるので無理矢理二台体制として色々使い方を模索してみる予定。


 何か俺って影響されやすい子なのかね…ああ余談だけどipodを二台挿して使うミキサーを見た。NUMARKが出してるよ。

渋谷アピア

2005-10-17 23:26:15 | 音楽
 ドイツ語教室の後、急ぎ足で渋谷へ向かった。

 渋谷で友人二人とハチ公周辺(何しろハチ公前は人でごった返してたので…)にて落ち合い、渋谷ハイカラ食堂というガード下の安いラーメン屋でラーメンとカレーを食い、友人の一人が以前銀座で教えてもらったという店に行く。

 ようやっとその店に着いたのだが、どうも「看板が小さいなどパッと見で店の入り口が分かりづらい」「外にメニュー(無論値段も)が一切出ていない」「入り口に高級そうなオーラが漂っている」という感じからうちらがオイソレと入って飲むような場所ではないと判断、さっさと踵を返して別の店に入る。

 「桜ヶ丘 椿堂」という店がそれで、ここも店があるのか無いのか一瞬分からないような場所なのだが、こちらは要する「隠れ家風」みたいなノリの店であり、外のメニューの値段は決して高くなかったので入ったのだがこれが正解であった。

 とにかく料理が値段に見合わず凝りに凝った作りで、見ても食ってもおいすぃという男同士で行くにはもったいない位よろしい店である。基本的には予約制らしいので今度機会があったら予約してでも行きたいもんだ。


 といったところで本題。

 その椿堂の近くに、渋谷アピアというこぢんまりしたライブハウスがある。
 そこで今回また友人の奥さんでもある飯浜ゆきこさんのライブを聴いた。今回が初めての友人も聴いていたがしみじみ聴き入っていた。俺も聴き入った。

 アピアのライブは大抵4組セットで、以前に行った2回ともゆきこさんがトリを務めていたのだが今回は竹内紀(たけうち のり)さんという人がトリという事で、どんなもんか待っていた。

 ライブが始まり、竹内さんがギターを持って舞台に上がるのだがいきなりギターを後ろに置いて、タバコをふかす。

 ??と見ていると、タバコをステージ上の灰皿に置き竹内さんが指を鳴らし始める。
 そう、一曲目はいきなりアカペラでのスタートである。スポットライトがタバコの煙と竹内さんの背中を照らす。そして歌が始まり、俺は衝撃を受けた。

 一応上記のアピアのページを辿っていけば試聴も出来るが、やはり初っ端生で聴いた俺は衝撃がでかかった。何というか、飾らずに魂そのままを歌っているという感じである。改めてライブというものの凄みを感じて、残っていたジンライムを一気に飲み干した俺であった。

 で、ライブが終わるとカウンターへ直行、早速アルバムを購入。ゆきこさんのアルバムもなぜか今まで買ってなかったので同時に購入。そして部外者ながら何となく打ち上げに参加し、酒をまた飲んで上機嫌で渋谷の夜を過ごしたのであった。

銀座のスウィング

2005-09-12 19:16:33 | 音楽
 こないだの土曜日に、久しぶりに銀座に行ってきた。それもライブを観に行ったのである。
 今回のメインはウェイ・ウェイ・ウーという女性の二胡奏者(二胡ってのは見た感じは三味線に近い中国の楽器、詳しくはこちら)で、実はサントリー烏龍茶のCMの曲も彼女が手がけている。


 友人で彼女とちょっとした知り合いの方がいて、その人の誘いで行く事になった。
 場所は銀座のThe swing cityというれっきとしたジャズバーである。結構金がかかるという話だったのであらかじめ近くのイタリア料理店でパスタを食べた後Swingcityに行ったのだが…

 18時から開店のところ少々遅く行ったら既に中はかなり客が入っていて、うちらは奥のほうのテーブルに陣取る事になった。
 でここでは最初に必ず1ドリンク+1フードを注文しないといけないという事でメニューを見て驚いた。

 お酒は予め友人がチャージしてあったウイスキーを飲んでたのでそれ程ではなかったんだが、とにかく料理の値段がハンパじゃないんだこれが…メニューの平均価格は大体2,000円程度。サラダが1,700円位したり伊勢エビの料理などは3,000円近い値段してたりで、かなりビビリながらも俺はオマール海老のジャンバラヤってやつをオーダー。


 でジャンバラヤを食いながらウェイ・ウェイ・ウーさんのライブを鑑賞。この夜のセットは他にピアノ・チェロ・パーカッションというメンバーであった。

 二胡という楽器は、バイオリンに似ているようでまるで違う音色で、最初の方での夜来香(イエライシャン)だったり蘇州夜曲なんていう有名な曲をしっとり演奏している時は何となく夕暮れ時のイメージだったりするのだが、結構アツイ曲もあったりしてとても楽しかった。
 とにかく他のメンバーのスキルも伊達に銀座でライブやってないと言いたい位凄腕で、特にパーカッションのソロは激アツであった。

 結局ライブは途中休憩を挟んで2回あったが、(多分)誰一人として途中で帰る人がいないという位の盛況で、うちらも存分に楽しませて頂いた。まあその分お金はそれなりにかかったが銀座でのちょっとリッチなひと時を楽しめたと思えばこれもマタヨシ。

 それにしても、最近急に上質なライブを聞く機会が増えてきた。それも今まであまり聞かなかった種類の音楽なので俺としては満足である。

ミューズと出会った

2005-08-30 22:24:48 | 音楽
 自転車旅行記を書いてて、色々他の書きたい事が結構押してきている。

 今回の話ももう先週の土曜なんで3日前の話だ。

 東急田園都市線青葉台駅にほぼ直結する形で建ってる東急の建物内に、フィリアホールという施設がある。
 主にクラシックのコンサートが行われるところだ。

 俺と友人YN君の二人で、そこに木嶋真優さんという若手バイオリニストのコンサートを聴きに行ったのだ。

 まあ今までのここの音楽カテゴリの記事からすると急な展開ではあるのだが、木嶋さんは俺も良く覚えてないのだが1,2年位前に何かのキッカケで知る事となった人で、今回のコンサートも偶然青葉台に立ち寄った時に知って行こうと思ったのである。
 何しろこういう音楽家の人達は世界中が舞台なのでそうそうコンサートに行けるものではない。実のところこの日とその次の日は鈴鹿で自転車関係のデカイイベントが行われていたのだが、まそっちは来年でも行けるだろーという事でコンサートの方に行ってきた。


 ここで正直に白状してしまうと、最初木嶋さんに興味を持ったのはその外見であったが、彼女(もちろんバイオリン)とピアノの二人という形式でのコンサートはしかし圧巻の一言であった。

 大抵、どんなに大所帯のオーケストラのコンサートであっても眠くなったりするものだが、木嶋さんのバイオリンはそれなりの距離からでも鮮やかに響き、眠気など吹っ飛ぶとともに曲ごとに自分の中で様々な世界が広がっていくのを感じることが出来た。それは例えば森の中の小道であったり夜の古城の風景であったりという具合に。

 途中休憩を挟んで、アンコールもありつつで2時間ちょいのコンサートであったが自分の中ではあっという間だった。きっかけはどうであれ木嶋さんのコンサートを聴く事が出来て本当に良かったと思う。

 そんでもって、木嶋さんがレコーディングに参加されたアルバムを買ってご本人にバッチリサインも頂いてきた。お陰でここんとこちょっとクラシックな日々である。
 ところでこのCD、普通のプレイヤーにも対応しているのだが実はスーパーオーディオ(SACD)とのコンパチだったりする。まさか俺がSACDを持つ事になろうとは夢にも思ってなかったが、これを機にちょっといいオーディオに手を出してみるというのも…?金かかりそうだけど…
 ともあれ木嶋さんの今後の益々の活躍に期待すると共に、知らなかった方々もこの機会に脳裏の片隅にご記憶されておくとよろしいかと。木嶋さんは今後絶対に世界的な存在になるよ。勝手に断言。