信者でもない私が2ヶ月も巡礼をして来た。一体何をしてきたんだろうと誰もが思うらしい。
「黄色の矢印に導かれながら道を歩くだけよ」と答えるしかない。
すると、「そんなツアーがあるの?」「何人くらいで行くの?」この質問に何時も困る私です。
確かにそんなツアーがある、大勢で歩く人もいる、仲良し同士で歩く人、一人で歩く人。
荷物はどうやって運ぶの?これもいろいろある。一番多いのは、巡礼者の家財道具一切を背中に背負って歩く。
団体さんはバスにおいてデイバックで気軽に良いとこ取りの道だけを歩く人。
5年前はタクシーが一つ20ユーロで指定の宿まで運んでくれていたが、
今年歩いている途中で知ったのは荷物一個3ユーロで運んでくれるらしい。
ただし、私営の宿の受付で契約しているようです。
しかし、日本の宅配便のようにはいかないらしい。
Aがある宿に到着すると運転手さんが荷物の持ち主が到着するのを待っていたとの事。
旅に出ると日本の宅配便の優秀さを改めて感じる事が多い。
でも、私のように”♪♪歩みののろい、おばあさん♪♪”は到着する宿を決められない。
全て足、身体、気持ち次第なのだから、ずっと12㌔位を背負って歩いた。
とにかく目的地サンテイアゴコンポステーラを目指し私はひとりで歩く、後は決まりは無い。
誠に私にぴったりの旅なのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます