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巡礼の前に・・Oisterwijk~デフルト~パリ

2012年09月02日 | Camino de santiago

昨年、電動車いすに乗った友人Julesの写真が送られて来て、「どうか悲しまないで、楽しくくらしている」という前向きの彼のメールを受け取りました。

でも、パリ経由でスペインへ行くのだから一目顔だけでも見ておこうと,準備を始めました。訪問の予定を打診しました。もちろん近所にホテルを取るつもりでした。彼から是非泊まるように連絡がきました。

出発前に来る時にサントリーのウイスキーとブランデーを持って来てくれと連絡には驚きました。随分前ですが,やはりオランダへ行く時日本酒のリクエストが有りました。その時は、彼はとても元気で7月にナイメフェーンで開かれる「フィーダーセ(4デイマーチ)」にも40キロコースを軽くこなす位でした。それでも、奥さんに内緒だったらしくて奥さんが日本酒を見ると彼に「ん!めっ!」的な目配せをして笑ってしまったくらいです。

しかし,今回は事情が違いますのでその辺良く確認をしました。彼らの息子さんや客の為に日本製のウイスキー等をご披露したかったようです。お易い御用と持参しました(結果・・・重かった

Oisterwijk駅に到着した時、彼が遠くから歩いて来るのを見てびっくりしました。Marlisは「お医者様も奇跡だと仰っているのよ」何はともあれ、嬉しいびっくりでした。

Marilisは私の為に緑茶を用意してくれていました。珍しいステイック型でした。又,以前プレゼントした帯を大事にしていて嬉しそうに見せてくれました。今夜のシェフはJulesです

        

 

奥さんのMarlisはアマチュア・アーティスト。もう10年以上になるでしょうか。一時は住まいをフランスに移して修行していましたが言葉の壁でオランダに戻りました。しかし、彼らはフランスが大好きなようです。時々フランスでバカンスを楽しんでします。

フランスへ戻る私の持つチケットはロッテルダムからパリまで。出発日は早朝なのでOisterwijk~ロッテルダムまでを購入に行くと明朝間に合うかどうか不明との事で、今夜遅くロッテルダムへ移動を決めました。早速、ウエブで安宿を探すとロッテルダムの安宿を見つける事が出来なくて近くのデフルトにユースを見つけました。

その後、Marlisが出展しているギャラリーを見たり通常の観光地ではないいかにもオランダらしい町を散策、夕飯の白アスパラガスを購入して帰宅。アスパラガスを機械で皮を剥くのが面白くて子供に戻ったようにはしゃいでしまいました。

      

     

夕食後私はデフルトへ、陶磁器の町デフルトへは今までも訪れる事がありました。私の大好きな町の一つです。今話題のマリウスが描いた部屋が有るのはデフルトにあるランベルト・ファン・メールテンタイル博物館の二階です。光のマジックをカメラのファインダーを通してみる事が出来ます。

一番上の写真の部屋何処かで見た事有りません?

翌日はゆっくりデフルト駅からロッテルダムへ、無事タリスに乗る事が出来ました。出された朝食に満足してパリ北駅に到着しました。

   



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