汽車は定刻通り到着,発車。
車内には、巡礼や観光では出会えない人々が大勢。
斜め向かいに主婦二人、巡礼者らしい東洋のおばさんがチョット気になるらしい。
解らない事がある時はおばさんに聞くのが一番、皆ニコニコと教えてくれる。
日本にいる時私もそのおばさんの一人。
少し落ち着いて”Soto de Luiñaに行くのだがこの電車で良い?”少しボキャブラリーの増えた頼りないスペイン語で尋ねる。
大丈夫のようだ(あ~あ良かった)教えられた通りに行動しても確認は大事。何度も私は間違えているのだから。
”ペリグリーノ?”「Si」でもペリグリーノがなんで電車に?という顔に見えた、聞かれもしないのに一応説明。
会話が弾む? スペインが素晴らしい事をいうのを忘れてはならない、歩かせて頂いている無宗教である私の礼儀である。
チョット太めのおばさん達”私達はそんなには歩けないわ~”何処でもあきれ顔されます。
スペイン人だからと言って皆が巡礼を歩いている訳ではないですねえ~
日本人だから熊野古道を皆が歩いていない訳ですから、この25日間熊野古道について聞かれました。
恥ずかしながら私Santiago de France は良く知っていましたが日本の熊野古道は皆目・・・
そのうちに車掌さんが切符点検に来ました。
Pravia駅で事務所迄行き、目的地迄切符を持ってない事を告げた時彼が親切に教えてくれました。
自分がその電車に乗るからと話していました。彼が現れほっとしました。