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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

OPEN GARDEN

2007年05月14日 | バラ日記
恥かしながらOpenGardenのお知らせです。といっても、伊豆高原は遠いから来てくれるかなぁ

OpenGarden
5月19(土)~20日(日)11:00~15:00



定住してから三年目を迎えました。庭の薔薇は未熟ですが、何とか見られるようになりました。もし薔薇がお好きでしたらオープンガーデンしますので、ご都合のよい時間にご覧ください。水差しをご持参くだされば切花にして差し上げます。
(恐れ入りますがお茶等の接待はありません)

今日の名花 ジョセフィンブルース(HT)、ジャックカルチェ、フレンチレース・・・

2007年05月12日 | バラ日記
今日もすがすがしい晴れ~!
早速、今日のヒロインをご紹介します。トップバッターは

ジョセフィン・ブルース(HT)1949年 イギリス
中大輪 強香
この深紅の娘…いや、高貴な女性は何と美しいのであろうか。エレガントでベルベットのゴージャスなフリル。剣弁高芯咲きの優雅な姿。その濃厚な甘い香りは男を悩まし続けます。あぁ、ジョセフィーヌ…名前を呼びながらブルースを…


ジャック・カルチェ(P)1868年 フランス
美しく整ったクオーターロゼット咲きのシルバーピンクの花です。何といってもコンパクトな樹形が特徴的で、茎がほとんど無く花をつけます。
小さめの株ですが四季咲き性も強く12月まで花を咲かせます。甘い香り。16世紀に活躍した探険家の名前にちなんで名づけられたそうです。


フレンチレース(FL)1982年 アメリカ
パールのように輝くアイボリーホワイトの花びら。丸弁のフリルを巻いた半開きの姿は上品で美しい。香りもGoodです。マリーアントワネットが愛用したフランスのレース編みをイメージしちゃうなぁ


アンナマリ・ド・モントラベル(Pol)1880年 フランス
ボリアンサ・ミニチュア
Anne-Marie もしかして娘さんの名前を冠したのかな。そんなイメージの薔薇。径3cmくらいのコロコロした可愛い純白の花をいっぱいつけて、まるで結婚式のドレスのようだ。門を入ったすぐ前に植えてあるが、さわやかなリンゴの匂いが幸せな空気を与えてくれる。濃厚な香りも良いが、さわやかな香りもすがすがしい。ジローのお気に入りの一つ。


バフビューテイーとアリスターステラ


おまけ

名花オフェーリア、グランモゴール、ランデブー、チャンピオン

2007年05月10日 | バラ日記
昼過ぎまで伊豆高原は晴れ~だったんだけど、一転俄かにかき曇り、ピカッ!ドドーン、ゴロゴロ、ドッシーン、ザザァァァーーー、と最悪の天候だよ。
午前中の陽気に気を良くした娘達の晴れ姿をショットしておいて良かったぁ。
でも、この猛烈な風雨で折角の花びらにずっしりと水滴が…可愛そうで見ていられません…しょうがないからビールでも飲んで…(関係ないか)

本日のお勧めナンバーワンのカワイ子ちゃんは、あのハムレットのヒロイン、オフェーリアの登場で~す。

オフリア(HT) 1912年 イギリス
モダンローズの象徴・剣弁高芯咲きの元祖といわれるそうです。花芯のピンクがだんだんと乳白色になる高貴な花です。勿論、香りも特級品。
オフェーリアはシェイクスピアの戯曲「ハムレット」に登場するデンマーク王子ハムレットの恋人。ハムレットに父を殺され、気が狂い、川に落ちて流されて死んでしまう悲劇のヒロイン。か、可哀想に…グスン


画像入れ替えました。この写真ならオフェーリアの良さをお判りいただけますか?

続いてのお勧めは
グラン・モゴール(CL) フランス1966年
マリー・アントワネットがお気に入りのファッションのお店“オ・グラン・モゴール Au Grand-Mogol(「ムガール皇帝」の意)”は繁栄をきわめ、王妃はグラン・モゴールにドレスやアクセサリー宝石を際限なく注文し国費を浪費する。そういえば、どことなくマリー・アントワネットの匂いが感じられるではありませんか。

写真で見るとオフェーリアに似てるんだけど、グランモゴールのほうが白に近い乳白色です。

そしてロッキーのテーマと共にリングにあがるのは勿論チャンピオン
チャンピオン(HT) 1976年 イギリス
花芯が薄い黄色で花弁にはピンクのぼかしがはいりますが、どんどん色が変化します。姿形は美しく茎も太くチャンピオンに相応しい凛々しさを感じさせるバラです。勿論香りもGood!


さらにローズピンク娘の登場です。
ランデブー(HT) 1987年 フランス
艶やかなローズピンクのフリルと高貴な香りを振りまきながらランデブーする娘そのもの。東側コーナーの奥の目立たない場所にあるのですが、遠くからでも注目される娘です。


ゴールドバニーちゃんが満開で再登場!


本日はこの辺まで…
あっ、それからラベンダーピノキオの写真が今一だったので差し替えておきましたので、こちらも見てね~

紫の貴婦人マダム・ヴィオレ、ご存知グラハムトーマス、そしてラベンダーピノキオなど

2007年05月09日 | バラ日記
今日も晴れ~!
これだけ陽気がいいとバラの開花も続々です。
今日ご紹介する娘は、あの紫の貴婦人マダムヴィオレからで~す。

マダム・ヴィオレ(CL) 1981年 日本 寺西菊雄氏作出のHTマダム・ヴィオレの枝変わりです。
剣弁高芯咲きでパープルの花びらは魅惑的。香りが無いのが残念だけど、珍しい薄紫の大輪が人目を引きます。大苗を植え込みしたが花がつかず、二年目にしてたわわな花を見せてくれました。


お次は、
グラハム・トーマス(ER)1983年 イギリス 
ご存知、オースチン氏による作出のERの名花です。
深い黄色のカップ咲きで、ティーの香りが好ましい。花期も長く、いつも元気な株です。


ラベンダー・ピノキオ(FL)1948年 
グレイパールを親にもつだけに、グレーベージュというかブラウンベージュと表現したらよいのか、その独特な花色は俄然目を引きます。かっちりとした花型ではなく、ややルーズな花形も魅力です。ちょっとカフェに似てませんか?



最後はどうも氏素性が今ひとつ判らない香粉連です。
香粉連(Ch)作出不明
このバラは成長力は旺盛、花付きもいいんだけど、ともかく雨にからきし弱いのが玉に瑕。開花前に雨が2~3日続くものならボール化してしまい花が開きません。今年は開花前の雨が少なかったからうまいぐあいに咲いてくれました。香りも少しあります。コンテナ栽培で雨にあたらないところでの栽培がお勧め


最後は口直しのデザート、ブラックベリーをどうぞ







雨上がりの開花はシャネルから

2007年05月07日 | バラ日記
雨上がりのジローガーデンは続々と名花が開花しています。雨上がり最初のお嬢さんは、

シャネル(FL) 1959年 イギリス
薄いバフから桜色へ変化します。カップ咲きで香りも良く雨にも強いので嬉しい薔薇です。香水のシャネルを思い出しますが香りは勿論別物です。


ファースト・ラブ(HT)1951年、アメリカ
透き通ったピンクのフレア。うつむき加減にフリルを脱いでいくような(どうも表現が良くありませんね)剣弁高芯咲きの姿は感動的。始めてのラブね…えっと、あれは何時頃の事だったっけ?もう遠い昔の出来事のような気がするなぁ。香りもGood!


マダム・バタフライ(HT)1918年 アメリカ
蝶々夫人は剣弁高芯咲きの大輪。「オフェリア」の枝変わりらしいが、確かに香りもオフェリアに似ている。花弁の裏と表の色が少し違います。「蝶々夫人」といえばプッチーニのオペラとして有名。フィギュアスケートなどのBGMで良く使われる曲ですね。


デンティー・ベス(HT) 1925年 イギリス
名花オフェリアを親とするHT。今年の春苗で花を咲かせてしまいました。大きなソフトピンクのフリルをひけらかし男を誘う可憐な姿。(またもや下品な表現で申し訳ない)
スパイシーな香りは独特です。
デンティー・ベス(可憐なベスちゃん)は作出者の恋人の名前との由。まぁ、薔薇の名前は殆どがカミサンか恋人の名前に由来しているが、薔薇に没頭して妻や恋人を顧みない男の罪滅ぼしだろう。その点、日本の薔薇作出者は自分のカミサンや恋人の名をつけることは無い。日本人はシャイである。


アリスター・ステラ・グレイ (Nz) 1894年 イギリス
バフビューテイーの隣で上品な香りを振りまく可憐な薔薇です。繊細なクリームイエローの花びらと細くて黄色い蕾が魅力的。東側のコーナーで春から秋へといつでも花を咲かせる少女です。


南西角のトレリス


浴室窓下のトレリス


パパメイヤンとバニーの切花です


さて、明日は真夏日との由、どの娘を紹介出来るだろうか…。


パパメイヤン、ゴールドバニー、バフビューテイー・・・これから真打が続々登場です!

2007年05月05日 | バラ日記
GW真っ盛り!薔薇も陽気につられて続々と開花!今日からは真打登場です。お天気であれば当分毎日、日替わりで登場しますから見てね!
まず最初は、何といっても黒紅薔薇の大スター、パパメイヤン(CL)の登場です。この妖艶な姿を見てください。ダマスクの強烈な香りをお届け出来ないのが残念!
パパ・メイヤン(CL)1970年 オーストラリア
深紅のビロードのようなフリルの薔薇。強いダマスクの香りは妖艶な熟女を感じさせる。完璧な姿、虜にさせる匂い、最も存在感のある黒紅薔薇です。HTの枝変わり。


続いてはご存知バニーちゃん、黄色いフリルをひけらかせながらお酒を注いでくれます(?)
ゴールド・バニー(CL)1991年フランス
黄色いうさぎ。極めて鮮やかなイエローの大輪で注目される事№1.花色も褪せないし花付きもいいし花持ちがいいし病気にも強いし…いい事ずくめ。南西角地の特等席で存在感をアッピールしています。


バフ・ビューテイー(HM)1939年 イギリス
バフ(黄褐色)のシックな娘です。アプリコットイエローのフリルはだんだんと薄くなります。上品なムスクの香りは一級品。


アンクル・ウォーター(CL) イギリス 1963年
スカーレット色で剣弁高芯咲きの存在感ある花です。少し香りがあります。浴室下の壁に這わせてあります。香りが薄いのが残念。パパメイヤンの妹って感じかな。


コーネリア(HM)1925年 イギリス
ストロベリーピンクフリルに黄色いオシベの小輪。小さいながらムスクの香りを振りまきます。春から秋まで繰り返して咲いてくれる娘です。

レデイーヒリンドンは紅茶の香り、ダンス・ド・フェはビロードの剣弁

2007年05月03日 | バラ日記
いい天気だなぁ、薔薇にとっては最も好ましい天気だ。
昨日は蕾だったレデイーとダンスが開いてくれた。まずは伊豆高原のレデイーを紹介しましょう。
レデイー・ヒリンドン(T) 1910年 イギリス
アプリコットイエロー、細い枝に少しうなだれたように咲くテイー・ローズの代表花。正に紅茶の香りが魅惑的な気品ある薔薇です。赤茶の葉も美しいですよ。その昔、金華山と呼ばれたらしいけど何で?


続いては、深紅のつる薔薇としてはパパメイアン(CL)、アンクルウヲルター(CL)に次いでお気に入りのダンス・ド・フェ(CL)。
ビロードのような赤い剣弁咲きのツル薔薇。玄関脇から東側和室下のつる棚に移植したばかりなので心配したが、健気に蕾を沢山つけてくれた。咲き始めの今が剣弁がきりりとして一番美しいかなぁ。花持ちもよく華やかな色だけど開ききると深紅が薄れる。


明日はゴールドバニーちゃんが開きそう!

レディーヒリンドン、ダンス・ド・フェ、はもう少し…クレマチスとハーブは如何?

2007年05月02日 | バラ日記
こんなに暖かいのに今日は開花なさそう…朝までの雨がたたったのかなぁ。
レデイーヒリンドン(T)、う~ん、まだちょっと早そう…でも、この段階でも気品があるでしょ。この娘のTeaの香りはたまりません。


ダンス・ド・フェ(CL)、この蕾になってから早や一週間、未だか未だかの矢の催促にも知らん顔してるから憎たらしい。でも、我慢がまん…明日にはきっと!


で、今日は薔薇よりもクレマチスとハーブ達がすこぶる元気です!


雨にもめげず開花した羽衣とサラバンの競艶

2007年05月01日 | バラ日記
今日明日は雨模様…折角咲きかけた娘達もすくんでしまってるみたい。
大方の薔薇は雨に弱いから、この時期の雨は恨めしいなぁ。
そういう中でも凛とした剣弁高芯咲きで存在感を主張するのは勿論「羽衣」だ。
薔薇の神様、鈴木省三氏の作による羽衣は、薔薇愛好家なら誰でもご存知の名花です。


サラ・バン・フリートが次々に花開いてま~す。
このコーナーに立つと甘い(そう…ヘリオトロープの匂い)に包まれて夢心地…。
となりのゴールドバニー(CL黄)とグラハムトーマス(ER黄)が咲いたら、これはもうたまりませ~ん。