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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

例の妄想計画の件だけど

2010年12月26日 | バラ日記
いろいろ考えたけど、止めようと思うんだ。
期待させちゃって悪いけど、単なる夢で終わりそう。

やっぱり老後の先を考えちゃうと一歩踏み出せないんだよね。
自分自身の健康や体力の不安、先の長い老後生活を維持するに足る経済力の不安、家内の介護をしっかりやりきれるかの不安、失敗した時の様々なダメージの不安…いろいろ不安が出てくるもんだね。歳をとると臆病になるのが良く判ったよ。ポジテイブな思考力よりもネガテイブな思考の方が大きくなっちゃうんだ。

バラ栽培と時折のギターと一人酒と猫と、そして何よりも家内の存在。それだけあれば十分満足な老後をおくれるじゃないか、穏やかな生活は何物にも代えられないんだよ、馬鹿なこと考えないで今の生活を大事にすることさ。と、自分を納得させようとしてるんだ。

じゃ、このまま穏やかな老後を過ごしながら老いて終わりを待つ、それでいいんだね?って言われると…うぅ…。
入院が近いからネガテイブ思考になっちゃうのかな。


一番しんどい12月。冬支度は疲れるねぇ

2010年12月22日 | バラ日記
そうじゃなくても忙しい年の瀬。一年でもっとも忙しい12月。一年でもっとも疲れる12月。師走だからといって走り回っている訳じゃないよ。バラの世話は手がかかるけど、とりわけ年末から1月にかけては作業が大変なんだ。

つるバラの誘引をはずして全ての葉を落とし、剪定をして冬の消毒(石灰硫黄合剤)をする。で、改めて誘引をして、株廻りを清掃してから寒肥を施す。ま、流れはこんなもんなんだけど、例えば一本杉にからめてある「ニュードン」の誘引をはずすだけでも大変なんよ。斜面にはしごをかけて地上3mまでからめてある棘棘のバラの誘引をはずすのは危険を伴うし、皮グローブしてても棘の鞭が体中にひっかかるし…。

本来なら、つるバラの剪定と寒肥施肥は12月、木立性バラの剪定と寒肥施肥は1月の作業なんだけど、1月11日から順天に入院するからさ。だから12月に繰り上げて120株全ての剪定と寒肥をしなくちゃなんないのよ。カブトムシのお兄ちゃんに手伝いにきてもらって、二人で四日間びっちりの作業だからね。もしかして五日かかるかなぁ。疲れる…。

ん?入院の訳?別に命に関わる病気じゃないから心配には及ばないよ。いえね、胸に血管腫っていう大きな痣があってね。で、汗をかくとその皮膚の一部の汗腺から黴菌がはいって潰瘍をおこしちゃうんだ。その都度、消毒して抗生物質を塗ってガーゼを取り替える、これ、毎日だからいい加減面倒なんだよ。それに潰瘍を繰り返していると癌化する可能性もあるしさ。
で、血管腫を除去して太股の皮膚を剥いで植皮するって手術するわけ。なんせ結構大きな血管腫痣を切り取って、太股の皮膚を剥ぎ取って胸にはっつけるって事だから…これはもう…痛いだろうねぇ。全身麻酔が切れた後は…泣く?男の子でしょ!うん。

入院期間は最低二週間、恐らく二十日間だろうから、退院は1月末日ね。退院しても、移植した皮膚がはがれると大変だから、しばらくはおとなしくしてないと。庭仕事なんてとんでもない。
という訳で、何もかも12月にやらなくちゃなんないのよ。あー忙し。

1月はバラもお休み、ギターもお休み、ウィスキーもお休み、ネットもお休み。ひたすらベッドの上で読書です。痛みをこらえながらね。

あっ、間違っても見舞いに来るなんてしないでね。みっともないとこ見せたくないでしょ。頭ボサボサ髭ぼうぼう、泣きのジローなんて見たくもないでしょうが。

入院期間中、家内は伊東の杜でショートステイ。ジロー猫は出入り自由だから24時間空調でヌクヌクと家の中。猫飯は娘が毎日せっせと。主人が大変だって時になんとも脳天気で自己中なんだから腹がたつじゃないか。

介護施設の慰問ライブ

2010年12月15日 | バラ日記
家内が週二回デーサービスのお世話になっている伊豆高原の介護施設から依頼を受け、クリスマスライブを行った。バターノートでのライブがまずまずだったので気が楽になったのか、リラックスして演奏出来た。

当日は平日の午後だったので、おやじバンドのメンバーが揃わず、伊東市応援歌をいくつも作られている地元シンガーソングライター・島田須可子さんにキーボードと数曲のボーカルでご協力をいただいた。

この日は勿論、家内のデーサービスの日だから、家内も演奏を聴く事になる。僕よりも家内の方が数日前から心配していたようで、ヘマをしないで上手く演奏出来るだろうかと、心配そうな顔で見つめているのが良く判る。
大丈夫だよ、君に恥をかかすようなことはないからね…なんて偉そうな事を言えるレベルじゃないけど、島田さんのキーボードで自分の下手なギターのレベルがごまかせるから心配ないよ。

デーサービスのお仲間や介護士さんの見つめる前で、楽器や音響機材のセッテイングをすすめ、時間通りにスタート。

曲目はお年寄りに合わせて昔懐かしい歌謡曲を選んだ。与えられた時間は45分間。
( )内はボーカル。

MC
1.石狩挽歌(ジロー)
2.津軽平野(ジロー)
MC
3.心もよう(島田さん)
4.なごり雪(島田さん)
MC
5.悲しき口笛(ジロー)
6.星影のワルツ(ジロー)
MC
7.上を向いて歩こう(島田さん)
8.田原坂(ジロー)
MC
9.いくつになってもHappyBirthday(合唱)

「いくつになってもHappyBirthday」は拓郎のカバー。
♪いくつになっても~HappyBirthday to で、今月お誕生日の方の名前を入れる。
突然のサプライズでご本人は大いに喜ばれた。○○さんは僕のオフクロと同じ歳なんです。だから、僕のオフクロに捧げるつもりで歌いますね。ってMCで話すと、なにか熱いものがこみあげてくる。

ほとんどの曲がお年寄りも聴かれた事があるみたいで、曲に合わせて小さく身体を動かしたり、手でリズムをとったり、口ずさむような仕草が見える。「上を向いて歩こう」では介護士さんの誘導で手をたたいたり口ずさんだりして楽しそうだった。
演奏してみて判った事は、曲のペースを相当落とさないと、お年寄りはリズムについてこれないということ。慰問演奏で経験豊富な島田さんによると、通常のスピードの三割程度で丁度良いそうだ。

なんと、皆さんからアンコールが出た!これは予期していなかったので慌てたけど、「吾亦紅」を弾き語りした。ちょっとシンミリしすぎたかな。演奏が終わって皆さんの拍手を受け、後からのお話では皆さん大変喜んでいただけたようだった。

帰ってから家内に聞く。ね、どうだった?皆さん喜んでくれたかな?
「うん…」

お年寄りや障害者の為の福祉施設への慰問演奏活動は僕のライフワークとして続けていこうと思う。

伊豆ガーデニングクラブ・ローズ部会のクリスマス

2010年12月11日 | バラ日記
伊豆ガーデニングクラブ・ローズ部会のクリスマスパーティーが昨晩、ジャズレストランのバターノートで開かれた。参加者は38名となり賑やかなパーティーとなった。

IGC代表幹事のMさんの挨拶、Sさんの乾杯音頭でパーテイーが始まる。
バターノートの洒落た店内と料理で賑やかに歓談がはずむ。

そして、「2010年のバラ」のスライドショー。



BGMはレイ・チャールスのアルバム「ジーニアス・ラブ」。レイとノラジョーンズ・ダイアナクラール・ポニーレイット・などによるデュエットが甘いメロディー奏でる。しばしうっとり。2010年の娘達が艶やかな美を競い、会員諸氏のため息を誘う。20分のスライドブログでお目にかけたいけど、時間が長すぎるし容量も大きいので無理ね。

スライドショーが終わると、いよいよ「おやじバンド」のライブだ。リードギターNさん、サイドギター&ボーカルYさん、そしてパッキングとボーカルのジローの三人編成。う~ん…緊張するなぁ・と思ったけど、平常心で、まあ調子よく出来たかな。

演奏した曲目は、
Nさんのソロギターで「ブルームーン」ギターの調べに賑やかだった座もいっぺんにライブに集中する。



Yさんのボーカルで「ビフォア・ユー・アキューズ・ミー」 ブルースのリズムで自然と身体が動いてくる。そして「時代の侍」。乗ってきたなぁ。
ジローのボーカルで「田原坂」「白夜」「ワンダフル・トゥナイト」
ワンダフル・トゥナイトに入る前に、初めてガーデニングクラブのイベントに参加した家内を紹介する。車椅子の家内は端の方で少し小さくなっていたが、全員の暖かい拍手を受けて嬉しそうだった。一緒に来る事が出来てとても嬉しいよ。本当にワンダフル・トゥナイトだね。思いを込めて歌ったんだけど、歌詞のまんまのような若い頃が頭をよぎり、途中で少しウルってきちゃた。
お決まりのアンコールは賑やかに「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」



拍手喝采を受けてライブは無事終了。みんな楽しんでくれたかな?


四国新居浜のシンガーソングライター・落合均さんの「時代の侍」と「田原坂」は思い入れ深い曲だし、拓郎の「白夜」はおはこ。
落合さんの奥様・Kさんとの約束もあるし、是非動画でご覧いただきたいのだけど…レンタルしたビデオのマニュアル見ても、動画編集の仕方が判りませ~ん。動画をブログやユーチューブにアップさせる方法が判りませ~ん。どうして取扱説明書とかマニュアルとかいう類は、難しくてややこしくて字が小さくて判りにくく書かれているんだろうか。取り扱い説明書をきっちり読解理解して機械をいじくる能力が極めて弱いアナログジローを再認識したよ。誰か教えてー!

という訳で、動画掲載はしばらくご猶予を。

ビンゴゲームで盛り上がりながら、今年も楽しいクリスマスパーテイーを開く事が出来た。皆様のご協力に感謝!








最近 気味が悪いほど・・・似てきてね 

2010年12月03日 | バラ日記
鏡の向こう側にお袋の顔を見た
なんだよ 俺の顔…この頃、みようにお袋の顔に似てきたじゃないか
そりゃ当り前だよな、俺のお袋なんだから 親子なんだから似てるに決まってる。
でもさ、なんか、お袋の顔にどんどん似てくるって、あんまり良い気持ちしないんだよ、悪いけど。お袋の顔に似てくればくるほど、あの世に近くなるみたいでさ。

だけど、お袋の人生って、波乱万丈だったよな 知り得る限りの話だけどさ
天津から赤子の俺を抱いて身一つで舞鶴について、それからの人生だって小説にもなるんじゃないかと思うけど、それよりも前の、つまり、俺が生まれる前のお袋の人生って、謎、謎、謎…。
お袋の人生、覗いてみたい気がするけど…似てきたからさ。でも、まあ、知らぬが仏かな。人生の終盤 そろそろ終わりが見え始めて来たじゃない。だからね、つまらない事が気になってきてねぇ。

もういくつ寝るとお正月 また一つ歳をとり なんか焦りを感じるんだよね。このまま終わっちゃうのか?ってさ。
あっ、また始まった…深夜の独り言 あの妄想…あちこちと転がって中々覚めません


下田文化芸術祭に出場!

2010年12月02日 | バラ日記
なんて言うと、「すっ凄っご~~~~~い!」って嬌声があがりそうだけど、なに、下田市民の学芸会みたいなものでね。フラダンスとかピアノとか舞踊とかさ、いろいろなサークルの発表の場なんよ。
で、ジローのギターの先生が下田市民だから、毎年、ここ下田文化会館で日頃の練習の成果を発表するって訳。



ワタクシの場合は超未熟だから、先生がとなりについてリードギターを担当してくれてさ、お陰でワタクシの超下手糞なギターが目立たないから何とか様になったのよ。
ね、カッコいいでしょ。大ホールでの演奏だから気持ちいいこと!音響効果抜群ね。

ん?何を弾いたのかって?聞きたい?
当然、拓郎に決まってるじゃないの。ナント二曲も弾き語りでね。
一曲目は「白夜」 歌い終わった途端、会場は総立ちで拍手と口笛の嵐!しまいにゃ興奮して観客は踊りだすわ、もう大変な騒ぎになって…って夢を見たんだけど、観客はパラパラだったなぁ。



二曲目は「リンゴ」 調子に乗ってストロークが早くなったわさ。
前日のリハーサルではピック飛ばしちゃったけど、本番はセーフね。本番に強い男だなぁ。
ん?歌、聴きたい?
もち録音してあるけどさ、ブログで録音を聴かせるやりかた知らないのよ。

客席で聴いてたカミサン、「う…うまかったわよ」

そう?ふっふ…そっかなぁ…でもさ、結構イケテタロ、なっ、なっ。
お前だけだよ、そう言ってくれんのは。