定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

「今夜のWhisky」 カナディアンクラブ・シェリーカスク

2015年05月29日 | バラ日記

JIRO's の「今夜のWhisky」

カナディアンクラブ・シェリーカスク

カナダのウヰスキーといえば「カナディアンクラブ」 飲みやすく柔らかなブレンドウヰスキーで知られる。
僕も現役時代は仕事でカナダの西部、バンクーバー、ウイリアムレイクス・100マイルハウスや中央部内陸のウィニペグには度々足を運んだ。何度も行けば友も出来る。友が出来れば酒になる。で、いつものボトルは「カナディアンクラブ」。

そのカナディアンクラブが、バーボン樽で8年間熟成させた原酒をシェリー樽に入れ替えてさらに熟成させたシェリー樽後熟のブレンドウイスキーがこれ。

深く赤い琥珀色とシェリー香と熟した果実の甘味を感じる美味いウヰスキー。JIRO'sでは女性のお客様に好まれる人気のウヰスキーです。

JIRO's でのお値段 ⇒ ¥600./shot・40ml


今夜のウヰスキー I.W.ハーパー ゴールドメダル

2015年05月29日 | バラ日記

JIRO's の「今夜のWhisky」
またまた今夜もバーボン?
I.W.ハーパー ゴールドメダル

何なのですかね。JIRO'sってバーボンBAR?って言われそう。マイウヰスキーを探し求める旅に出ましょう、なんてカッコいい事言っちゃって、何でバーボンが続くのかって?
たまたまです。タマタマではありません。偶々です。決してバーボン業界から不労所得を得ている訳ではありません。ジローがバーボンオタクって訳でもありません。

で、このバーボン、1877年にドイツ系アメリカ人のアイザック・ウォルフ・バーンハイム(Isaac Wolfe Bernheim)によってケンタッキー州ルイヴィルで生まれたんですと。で、彼のイニシャル(I.W.)とその無二の親友であったフランク・ハーパーに由来するそうです。これ、輸入元のキリンのHPに出ています。1885年にニューオーリンズでおこなわれた万国博覧会で金賞を受賞。世界の博覧会で5つのゴールドメダルを獲得し、これらのメダルはボトルのゴールドラベルに印刷され現在に至る。つまり、I.W.ハーパー、ゴールドメダルですね。

世界の博覧会で5つの金賞を獲得?う~ん…当時のウヰスキーってあまり美味いウヰスキーが少なかったのかなぁ…なんてこというとキリンからどつかれそうだけど。

バーボンとしては何ですね、甘さ控えめガツンも控えめ、飲みやすくおとなしい感じのバーボンではありますねぇ。でもね、いい酒ですよ。因みに、ずっと後で紹介しますが、デカンタボトルのI.W.ハーパー12年は別格ね。

JIRO's でのお値段 ⇒ ¥500./shot.40ml 
世界でゴールドメダル五個でっせ。安い!


6月10日(水曜)James K Super-Vocalist

2015年05月26日 | バラ日記

6月10日(水曜)James K Super-Vocalist

あの声が帰ってくる!本物のVocalに感動するライブをお約束します。James K、
JIRO's 三回目のステージ。 AKIKOがゲストヴォーカルで出演。
ゲストヴォーカルでAKIKOも歌います。

本物の見極めはけっして難しいものではない.James.K 歌に触れるとその意味がお分かりいただけると思う。これほどレベルの高い歌手が日本にいた」と実感いただける。豊かな声量、膨大なレパートリー、過不足ない高い表現力、そのどれもがワールドクラス。(スウィングジャーナル元副編集長 森氏)

James.K / Vocal、 Akiko / Guest Vo、水出 勝 / Gtr、藤巻良康 / Ba、鈴木庸祐/Dr

6月10日(土) Open 18;30  Start 19:30  2stage  MC¥3000.1drink付

伊豆高原 JIRO's  0557-53-1209   www.jiro-bar.com


JIRO's の「今夜のWhisky」 サントリー プレミアム角

2015年05月26日 | バラ日記

JIRO's の「今夜のWhisky」

サントリー プレミアム角

サントリーCM「上質感のあるボトルデザイン…」

上質感ってとこがメーカーCMのフレーズね。今までの角瓶と基本デザインは同じだけど、ブルーラベルとプレミアムラベルを貼るところに違いをアピールね。
瓶デザインはともかく、これ、いいね。芳香と濃厚な甘さ、うん、確かにメイプルシロップが舌に残る感じがいいね。
今夜は何飲もうかなぁって目が泳いでる時、三回に一回はこのボトルに目がとまるブレンディッドウヰスキー。ストレートがお勧めです。

JIRO's でのお値段 ⇒ ¥500./shot.40ml


水岡のぶゆき と グループ

2015年05月24日 | バラ日記

水岡のぶゆき と グループ

いいライブだった。このユニット、掘出物!
ライブ終わって、洗い物して、簡単な掃除して、家に帰って、ジローにヨシヨシして、チキンラーメン作って、ビール飲んで、一息ついたらこの時間。だから、動画も撮ってるけど、後日ね。
とりあえず、文字のみでの報告ですが…
このユニットはいい!

ピアノ&バンマスの水岡さんの鍵盤タッチもノリもGOO!、Baの高健太郎もPerの津島周平もプロですねぇ。そして何より、VoのCAMARU(カマル)、ちょっと呼びにくい名前だけど、ビオフェルミンのCMソング歌ってるみたい。ま、それはどうでもいいけど、このヴォーカルはいいよ!
素直な歌い方なんだけど、声量も押出しもフィーリングも音域も音程も、かなり上手いです。Youtubeなんかでいくつか音源拾えるけど、Youtubeじゃ恐らく良さが判らんだろうね。
初ライブだったけど、ジロー絶賛のユニットです!

正直、生音源聴いてなかったし、youtubeと売り込みの言葉だけだったから不安だったし、何よりもお客さん少なくてどうしようかと思ったけど、久しぶりの本物でした。

水岡のぶゆき & Group 年内に二回のライブをBookingするつもり。今夜ご来店いただいたお客様(何れも音楽にうるさい方ばかり)全員が高い評価をされたと思うね。

ちょっと飲み過ぎた。いい音楽に巡り合うと、酒の量が跳ね上がります…。明日もライブなんですよね。
えっと… もう一本…


今夜のウヰスキー JIM BEAM 黒ラベル8年

2015年05月22日 | バラ日記

JIRO's の「今夜のWhisky」  

昨夜に続いて今夜もバーボンね。

ジム・ビーム 黒ラベル8年

ジム・ビームは1795年創業。7代にわたるバーボンの名門です。
西部開拓の最前線、ケンタッキーへと移住した「ジムビーム」の生みの親、ジェイコブ・ビーム(1770-1834)。この土地の石灰岩層にろ過された上質な水と、出身国ドイツで得た蒸溜のノウハウで、1795年、最初のウイスキー樽を発売。ここから「ジムビーム」の200年にわたる歴史がスタート。

ジム・ビーム(Jim Beam)は、ケンタッキー州、クラーモントで蒸留製造されているバーボン・ウイスキーの銘柄で1795年以来、蒸留製造されている。ジム・ビーム銘柄は、ビーム社が所有していたが、2014年、ビーム社全株をサントリーホールディングスが総額160億ドルで買収し、2014年5月に社名をビーム サントリーに変更した。飛ぶ鳥落とす勢いのサントリー。世界中の酒造メーカーを傘下に収めたい野望なのか、このところの酒類業買収の動きが目立つ。NHKマッサン効果もありウヰスキーブームに乗ったサントリーの鼻息は荒い。で、サントリー系ウヰスキーの超値上げが頭痛の種だ。

製品群
ジム・ビーム 白ラベル(熟成4年)
ジム・ビーム 緑ラベル(熟成5年「ジム・ビームズ・チョイス」)
ジム・ビーム 黒ラベル(熟成8年)
ジム・ビーム 黄ラベル(ライ麦ウイスキー、熟成4年)

★ JIRO's ではジム・ビーム 黒ラベル(熟成8年)のみをご提供しております。
  JIRO's でのお値段 ⇒ ¥500/shot 40ml


ジム・ビームはまた、4種類のプレミアム・スモール・バッチ・バーボンを製造している
「ノブ・クリーク」「ベイシル・ヘイディン」「ベイカーズ」そしてあの名酒「ブッカーズ」も!

今、TVでモデルのローラを起用したCM真っ最中の「JimBeam」

飲み方も、クラッシュアイスに注いでレモンを絞るとか、レモン・オレンジなど、柑橘系フルーツの果汁をハイボールに加えたジムビームの新しい楽しみ方を提案。
サントリーCM ⇒ 果実感溢れる爽快なハイボールで女性にも大人気のリフレッシュドリンク!
何と割っても割り材負けしないジムビームのミキサビリティの高さとマイルド&クリーンな味わいが楽しめる。お好みで砂糖orシロップを加えるのもお勧め。

⇒ ま、若者とか女性が喜びそうな飲み方ではあるけど…なんか、カンチュウハイと変わらないような飲み方だなぁ。ウヰスキー好きにはちょっと抵抗感が…


オープンガーデンの季節ですが・・・

2015年05月22日 | バラ日記

バラの季節です。で、今でも時折、「お庭拝見出来ますか?」との問合せがあります。

大変嬉しいのですが、何しろ、興味の90%が音楽とウヰスキーと二代目ジローに集中しておりまして、娘をかまう暇が全くないんです。

一応130株のバラは咲いてるんですが、早い話がほっぽりっぱなし。で、娘、すっかり僻んじゃってまして、花の数も大きさも香りも気品も往年の半分ってとこでしょうか。とても人様にお見せできるようなバラではありませんので、庭の見学はお断りさせていただいております。

バラ同様に、昼間のジローの顔はハリも無くたるんんでいて、赤ら顔でシミが目立つ典型的な不良高齢者の姿ですから、これはもう見られたもんではありません。すみませんです。夜7時に店のカウンターに立つとシャキっとしますので、御用とお急ぎの無い方で、夜が寂しい方は1000円札一枚握ってお立ち寄りください。


今夜のウヰスキー  オールドクロウ OldCrow

2015年05月21日 | バラ日記

Jiro's の「今夜のWhisky」  オールドクロウ OldCrow

アメリカ・ケンタッキー州バーボンでトウモロコシを原料に生まれたウイスキー。バーボン製造の基本となっているサワーマッシュ製法はジェームズ・C・クロウ博士によって1835年に開発され、博士の最初の蒸留所から生まれた「オールドクロウ」はサワーマッシュ製法でつくられたバーボン第一号との由。

松田優作が愛飲したことで知られ、映画「処刑遊戯」でも主人公・鳴海昌平がBarでピアニスト直子(りりィ)と飲むシーンに登場する。曲がまたイイ!
https://www.youtube.com/watch?v=IX-XSTDi_io

ジローのつぶやき…安くて美味いお勧めバーボン!何杯でもいける!若いウヰスキーだけど、ちょい甘かな。

JIRO'sでのお値段 ⇒ ¥500円/shot・40ml

 

お客様からの質問 「スコッチとバーボンは何が違うの?」

細かく言えばいろいろありますが、丸めて言うと、原材料と製造・貯蔵地と熟成期間 の違いです。

スコッチ
1.英国スコットランドにおいて蒸留・熟成されたものであり
2.原材料はスコットランドの発芽させた大麦を用いて蒸留したもので
3.蒸留液が94.8パーセント未満の分量のアルコール度に蒸留されたもので
4.スコットランドにおいて3年以上の期間、オーク樽においてのみ熟成され
5.水および無味カラメル着色料を除く一切の物質が添加されておらず
6.最低でも40%の分量のアルコール強度を有するもの
7.独特のスモーキーフレーバー(ビートや樽を元とする香り)があり、熟成5年~30年クラスまで熟成期間が長い製品が多い。

バーボン
1.米国ケンタッキー州において蒸留・熟成されたもので
2.主原料は51%以上80%未満のトウモロコシをベースに、ライ麦・小麦・大麦等を用いて蒸留したもの
3.蒸留液は80%以下となるように蒸留されたもので
4.ケンタッキーにおいて2年以上の期間、内側を焦がしたオークの新樽に貯蔵熟成されたもの
5.熟成2年~8年の比較的若いウヰスキーが多く甘い香りが特長。

因みに、同様の原材料や製法により造られた「ジャックダニエル」は産地がテネシー州なのでテネシーウヰスキーとなります。ウヰスキーのカテゴリとしては同じなんですがね。


参考・引用 酒造メーカーPR、Wikipedia、Web等の情報


ジローの老後の暮らしは参考になりませんです

2015年05月20日 | バラ日記

「あっ、もしかしてジローさんですか?」

スーパーで買い物中、突然、一組の中高齢夫婦に話しかけられた。

「最近、書いていらっしゃらないですねぇ…」

すみませんです。歳とともにボキャが貧弱になりましてね、

「でも、伊豆高原での老後の暮らしとか、高齢者の生き様とか、すごく参考にさせていただいてるんですよ」

それはどうも…でも、不良老人の書く生活のあれこれなんていい加減ですから…参考にされるととんでもないことに…

「お店、ご繁盛してるみたいで…」

いえ、その…潰れそうですが…何とか…。よろしかったらご夫婦で飲みにお越しください。

「ごめんなさいね…二人とも飲めないの…じゃあネ」

あっ、あの、コーヒーなんかもありますが・・・


バランタイン12年 Ballantine's 12 Years Old

2015年05月20日 | バラ日記

Jiro's の「今夜のWhisky」
バランタイン12年 Ballantine's 12 Years Old

では、最初の一本を何からご紹介しましょうか…。
お値段のお安いボトルからお高いボトルの順で? いや、お高いボトルからお安いボトルの順で? 産地別に? カテゴリー別に? 名前の知られた順に?

ところで、Jiro's のボトル棚は三段で、ウヰスキーボトルの配置は概ねこのようになっております。
下の段は「House⇒¥500」」「Standard⇒¥600」のウヰスキーが鎮座しています。
中段の棚は「Premium⇒¥700」、
上段の棚は「Special⇒¥800」「Excellent⇒¥900」「Super Ex⇒¥1000、1200、1500」
House、Standard、Premium、等のタイトルはジローが勝手につけたもので、早い話が仕入れ値を元に設定した売価のクラス分けにすぎません。

う~ん…悩みました。で、悩んだあげくの結論は…「ボトル棚の下から上への順で…」つまり、お値段のお安いボトルからお高いボトルの順でご紹介する事にしました。ただし、「ウヰスキーの良し悪しは勿論、味や芳香の順位もお値段と比例しない」という事は言うまでもありません。

と言う訳で、今夜のWhiskyは、
バランタイン12年 Ballantine's 12Years Old

三大スコッチの一つとして知られるバランタインはバランスの良いブレンドウィスキーとして愛飲者が多いです。創業者ジョージ・バランタイン(1809年-1891年)はローランド地方の農家出身で、13歳のときにエディンバラの食料品店に奉公に出て5年後に独立。食料品と酒を扱う小さな店を構えたのがバランタイン社の前身だそうです。バランタインファイネスト、バランタイン12年、17年、21年、30年、と歴史が古いだけに多くの熟成ボトルが販売されています。

バランタイン12年は、全て熟成12年以上のモルトウヰスキーとグレーンウヰスキー原酒でブレンドされたブレンディッドウヰスキーです。1999年度IWSC(国際酒類コンペティション)では、デラックス・スコッチ部門で金賞を受賞。因みに、スーパーで売ってる「バランタイン・ファイネスト」ってのは、熟成期間3年レベルの若いブレンドウヰスキーです。

ジローのつぶやき…12年はバランスがいいねぇ。やや蜂蜜の甘さを感じる滑らかな舌触り。ストレートかロック、或いは濃いめの水割りがお勧め。癖が無いから飲みやすく飽きないです。最初の一杯としては良い選択ですね。

JIRO'sでのお値段 ⇒ ¥500円/shot・40ml