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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

一年前に思ったこと

2014年02月28日 | バラ日記

goo のブログって親切っていうかサービス精神旺盛っていうか、余計なお世話っていうか・・・ともかく便利機能満載なんだよね。

便利機能のあれこれを説明するまでもないと思うけど、サービスの内の一つに

「1年前に書いた記事の感想を書いてみませんか?ライフログとして1年後の自分に向けて素敵な思い出をブログにまとめましょう♪」 ってのがあってね、「☆goo[ブログ] 〇〇さん(つまり僕)の1年前の記事(2013.02.28) はこんな事が書かれてありましたよ。一年前のあなたを振り返ってみましょう!って。余計なお世話だと思うんだけどさ、でも、一年前にブログに書き込んだ時の心境をまざまざと思い出させてくれちゃうのよね。

でね、今日も「一年前に書き込んだ記事」がメールで送られてきたのよ。で、当時、何書いたかっていうと

ちょっと・・・拙いんじゃないかなぁ・・・
2013年02月28日 | バラ日記

酒量が増えている。。。

売上より自己消費のほうが断然多いし・・・ちょっと拙いんじゃないかなぁ

「酒とバラの日々」になっちゃったら問題だし。。。

でもね、あの映画、酒とバラの・・・っていうけど、映画に出てくる温室の花はバラじゃないような気がするけど・・・

楽しいと飲む・・・寂しいと飲む・・・拙いんじゃないかなぁ

 
毎回、一年前に書いた記事を読まされるんだけどね、それが、当時の置かれた状況や心境が今もまったく同じなんだよね。つまり全然進歩してないって事ね。あ~あ、堂々巡りだ。一年前と変わったのは胴回りの寸法だけね。ちょっと拙いんじゃないかなぁ・・・って、その通りになっちゃってる。


人間社会は自然災害に脆いね

2014年02月18日 | バラ日記

自然災害というものは本当に怖い。予期せぬ時に予期せぬ規模で襲ってくる。地震・津波・台風・豪雪・豪雨・洪水・土砂災害・竜巻・噴火…。そしていつも現代社会の自然災害への脆さも痛感する。とりわけ電気というエネルギーによって構成される社会生活の脆さに愕然とする。

今回の豪雪で数日家に閉じ込められたが、一番困ったのは短時間ではあるものの数回おこった停電だ。電気を失うと一気に生活がストップしてしまう。

照明の無い暗闇は恐怖さへ感じるし、暖房も冷房も給湯も調理もトイレも、およそ生活するうえで欠くことが出来ない生活必需の全てと言えるほど電力によって成り立っている。例えば我が家の暖房だが、主暖房は灯油の輻射クリーンヒーターを使っており、副暖房として電気によるエアコンを使っている。電気が止まっても灯油があればと考えがちだが、灯油が熱源でも点火やサーモなどのシステムは電気だから停電すると灯油暖房も使えなくなる。

災害対策として食品などの備蓄はある程度行っているが、その備蓄食料の殆どが湯煎やレンじや煮炊きや炒めなど熱(つまり電力)を必要とする。温め無しで食べられる非常食は缶詰入りの乾パンか缶詰類だけだった。はっきりいって不味い。

電力の次に欠かせない文明の利器は車だ。都会ならともかく田舎、例えばこの伊豆高原では車無しの生活は困難だ。マイカーに乗れなくてもバスやタクシーや鉄道が動いていれば生活は可能だが、交通機関が止まれば4~5日で生活不能に陥ってしまう。

この豪雪で伊豆高原も一時孤立状態に陥ったが、幸い、2~3日で車を動かせるようになった。たった2~3日でも不都合なことが次々とおこるのだから、一週間も孤立状態に陥ったら高齢者のリゾート地は大変な事になるだろう。もっとも孤立化のリスクは都心でも同じかもしれないが。文明の機器による便利な生活を享受している人間は、わずか百年前の生活に戻る事さえも出来ないだろう。

もう何日店を閉めただろうか。駐車場広すぎて雪かき出来ない。明日も雪が降るみたいだ。今月は売上半減だね。たっぷり休めるけど一日中ソファに座ってTVかPCか本・・・つまり動かないでビールなどは飲むのだからメタボが一気に進行してしまった。ジーパンサイズがまた一つ増えてしまった。


下着を狙う変態男

2014年02月16日 | バラ日記

犯人は奴だ!

まぁ、チーママさんが言うように、ジローは若いから運動会止めろって言っても聞く訳ないよね。

でも、今朝起きたら寝室のチェストの引き出しが空いていて床に下着が散らばってるのよ。空き巣か?下着ばかり物色するなんて変態空き巣か?高齢者の下着狙ってどうすんだろ…・でも雨戸はしっかり閉まっているし…。

 

あっ!また奴の仕業だ!

オレ シランモンネー

ったく、このヤンチャぶりには飽きれたよ。ちっともジッとしてないし。知らん顔してテレビなんかみてると、僕の後ろにやってきて頭すりつけるし、それでもシカトしてると足元でクネクネして気を引こうって。遊びにつきあってると切が無いのよ。おまけに良く食うし、うんちもたっぷりだし、さすがアメリカ産はタフだねぇ。どう、このがっしりした骨格。

最近ようやく抱っこになれてきたみたいだ。でも2~3分するとスルリだけどね。どういう訳かカミサンのベッドには行くけど、僕のベッドには上がってこないけど。オヤジ臭いのが嫌なのかな。そうだ!マタタビを体に振りかけてベッドインすれば一緒に寝てくれるかな。


血の海の惨劇 3

2014年02月15日 | バラ日記

あの血の惨劇から丸一日が経過した。どうやら化膿には至らず痛みも治まった。やっぱり、流水で傷口を洗い、抗生物質を塗りこんで滅菌ガーゼをあてて包帯を巻く、この処置が功を奏したようだ。うん、まずまずの対処ではあった。
ところで、あのガラスの破片…どこから来たのだろうか。そういえば日常使っているガラスのコップが一つ消えている事に気が付いた。ん?コップ?割れたコップなんて転がっていないじゃないか。じゃ、あのガラス破片は何処から来たんだ?謎は謎を呼んであれこれと推理してみるが、推理小説読んでも犯人は最後まで判らないのが常だし、TVの犯人当てクイズでも当った試しがないし、あれこれ考えるのも疲れるし、思考能力は衰える一方だし…で、考えるの止めたんだけど、疑問は依然として残ってるのよ。これって気持ち悪いんだよね。

消えたコップ…コップ…コップ…。一日経ってようやく気が付いた!そうだ!あの夜…って何時だったか忘れたけど、コップに氷入れてお気に入りのシングルモルトをWで一杯ベッドで飲んで…コップをベッド脇のサイドテーブルに置いた???
で…僕がベッドインすると、決まってジローが僕のベッド⇒カミサンのベッド⇒リビング⇒ダイニング⇒階段⇒二階の部屋⇒・・・・と大運動会を繰り広げるのよ。それも猛スピードでダッシュするのさ。朝起きると、ダイニングテーブルの上に置いてある何やらかんやらがフロアに散らかってるのよ。
ということは...ベッドからカミサンのベッドへはサイドテーブルを伝ってダッシュする…置いてあるガラスのコップを蹴り落とし…それが割れて転がる??

もしかして…僕のベッドの下を除くと…光るものが…。ベッドを動かす…小さなガラスの破片が二つ。やっぱり!だけど割れたガラスのコップそのものが無いじゃないか。カミサンのベッドの下?

カミサンを車椅子に移動させて、ベッドを動かそうと…するんだけど、電動ベッドって重いのよ。すっごく重い。腰痛めそう…少しずつ動かして…50㎝ほどベッドをずらすと…あったぁぁぁ!あの消えたガラスコップの残骸が転がっているではないか。しかも小さなガラス破片があちこちに散らばって。結局、寝室全体の床掃除となってしまった。

犯人はやっぱりジローだったのよ。あの馬鹿、夜な夜な大運動会やるもんだからこういうことになる。この~~~~~~!ってジローを睨み付けるんだけど、あのデカ顔でポカンとしてるのよ。憎たらしいねぇ。でもさ、考えてみればナイトキャップでウヰスキー飲んでグラスをサイドテーブルに置いた僕が悪いんだよね。寝酒良くないね…ジロー怪我しないでよかったね。もう寝酒しないからね。じゃなくて、寝酒しても飲み終わったグラスは流しに片づけるからね。だから運動会止めてくれる?こんこんと言い聞かせるんだけど、夜の大運動会は今夜も続くんだよね。

雪に埋もれた伊豆高原の夜…屋根から落ちる雪の塊がドスンドスンと音を立てる。2~3分の停電が3回もおきた。そのたびにヒーターが止まる。エアコンも止まる。ジローが不安がる。停電になると生活出来なくなる。暗い、IHもレンジも使えないから調理出来ない、暖房消えて一気に冷え込む、トイレも使えない、TVも見れない、人間の生活は全てが電気というエネルギーによって構成されている。軽々しく原発即時停止!なんていえないなぁ。


血の海の惨劇 2

2014年02月13日 | バラ日記

テイッシュが底をつく。えっと…新しいテイッシュ箱は? キョロキョロと見回すが無い。洗面所の引き出しをあちこち開けるが…無い。そういう間にも血がボタボタと。 僕の頭によぎったのは汚いトイレの床に繁殖するばい菌。大腸菌・緑膿菌・エンテロバクター・破傷風菌・ノロウイルス・カビ・カンジタ…。とちあえず可能止めを。そうだ、薬箱にゲンタシン軟膏の残りがあったっけ。あれって消費期限ないよな。とりあえずゲンタシンを塗り込める…が…塗ってる傍から血がボタボタと。強引に塗りこんでガーゼで押さえて。

ま、まてよ...ばい菌と血にまみれた足の裏…まずやるべき処置は…流水で洗い流す事。いつだったかTVで応急処置の対処方法で見た記憶が。冷静な僕の頭が記憶を呼び戻した。あわてて足を洗面台のボールに…のっけ…のっ…乗っからない!足が上がらない!老化とメタボと運動不足と酒飲みすぎの反省が一挙に頭をよぎる。だが、あきらめない。1㎝…あと1センチ…ジリジリと足をひっぱりあげて…ついに足首が洗面ボールの中へ!やったあああ!歩夢並みの柔軟さだと自画自賛。

さっそく強い流水で傷口を洗う。洗面ボールが赤く染まっていく。美しい…。しばし流水で血を流してからゲンタシン軟膏をたっぷりと塗りこみ、厚いガーゼを押し付けて…お~~い、お茶! じゃなくって、お~~~い、包帯持ってきてーー!って叫ぶんだけど、家内、動けないし…ベッドの中で心配の声をあげてるんだけど…うっうっ…・

じ・ジロー、何ポカンとしたデカ顔で見てんだよ。しかも正座しちゃってデカ顔かたむけちゃってさ。目なんか真ん丸にしちゃって。お、おまえ、なに食ってるんだ?ジロー、お前、駄目、それ、ガーゼが入ってたビニール袋じゃん。そ、そんなもん飲み込んだら腸につまって…バカ!やめろ。あっ!ガーゼが剥がれた!血が…ジロー、くううううう、役に立たないねぇ猫の手は…。

洗面ボールに足を突っ込んだまま、ジローに向かって訳のわからぬ事を言いつける男。ボケっとデカ顔をかしげて見上げるジロー。笑える光景だわさ。笑えん…いったいどうなっちゃうんだろ。

オレ、シランモンネー、

その知らんふりして冷たく見下げるお前のポーズが気に入らないのよ。主人がえらいことになっているっていうのに、よくお前はそういう冷静な態度でいられるな。もうぜったいマグロの刺身なんかやらんもんね。

 


 

 


血の海の惨劇

2014年02月13日 | バラ日記

ヌル… …

ん?

足の裏に何か得体のしれないものを感じた。

ヌル…

ん?

ん? ん…な、なぬぅぅうううう?

床にボタボタと

ち…血が…血が滴れてるぅぅぅぅ


それは突然の出来事だった。エアコンのフィルターにこびりついた塵を安物の掃除機で吸い取っている最中におきた。
痛みも感じないままに、足裏に感じた異変に気づき、何気なく自分の足裏を見ると…

な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

気分はすっかり松田優作になっていた。

ボタボタと…音を立てて…いや、音は聞こえなかったが、そのような感覚の中で足裏から血がドボドボと、ちょっと大げさな表現かもしれないので訂正すると、ポタポタと。しかも、血が滴っている源泉には…カラス…じゃなくてガラスが突き刺さっているじゃないの。

なんじゃこりゃぁぁぁぁ  と再び松田優作の登場となった。何故かピンクで・・・

ドック…どっく…ドクどくと赤黒い(黒くは無いんだけど)血が床を染めていく。っていうか、ポタポタと床に滴って。

あわてて傍に合ったテイッシュを傷口に押し付け吐血を試みるも、テイッシュと指の間を血がボトボトと滴り床を汚していく。
ガラスの破片を取り除き、テイッシュを抑えたまま片足でピョンピョンしながらトイレへ。トイレの床にも血が滴っていく。

ま…まずい…これって

ルミノール反応 が出ちゃうんじゃないか?血液型だって判明しちゃうじゃないの。
あわててトイレ備え付けの雑巾で床の血糊を拭き取るんだけど、なにせ片足ピョンピョン状態でしゃがみこんで血を拭うんだから相当な運動量だ。雑巾で床を拭いても血糊の後は完全に消せない。鑑識がきたらすぐに身元がばれてしまうじゃないか。

ま、まずい…。

なんか変な事が頭をよぎるが、考えてみれば僕の血液型はA〇型だ。日本人では少ない血液型だ。喜怒哀楽が激しく、何を考えているか判らず、大胆かつ小心で、躁鬱と能天気と誇大妄想が入り混じったような変人が特長と言われる僕の血液型が…すぐ判っちゃうじゃないか。家内は〇型だし、ジローはX型だし・・・これはもうばれるのも時間の問題だ。
訳のわからないことが頭をよぎる間にも、血がトイレの床を汚していく。

トイレの床…黴菌の巣窟…破傷風…げ…ゲゲ…

げええええ!

久しぶりの投稿だから…疲れたし…歩夢は銀メダルだから…寝ないと…。

続き…明日ね。