社会保険庁と年金不信問題
送られてきた被保険者記録を見ると、どうも厚生年金期間が合わない。で、三島社会保険事務所に行こうかと思ったが、東京の途上にある小田原社会保険事務所に足を運んだ。
受付で申し込むと、「スミマセン、二時間待ちになりますが宜しいですか?」
えっ?に、二時間も…、もう、この段階で唖然、呆然だ。
しょうがない(久間大臣と同じ心境)、二時間の間、小田原の町を散策(雨の中)、喫茶店でお茶、蕎麦屋で昼食、待合でゴロゴロ、
ようやく順番が廻ってきた。
えっとですね、私の厚生年金の期間が合わないんですが…、○○会社という企業に勤めていたんですがね、その記録が無いようなので…
「どれどれ…」
それから、ああでもない、こうでもない、と係りの人はPCになにやらデータを打ち込んでいる。しばし…「ありませんなぁ…」
そうですか…で、愕然
「アナタのお名前は難しい字ですが別の呼び方がありますか?」
あ、はい、△□と呼ばれることがあります…
「じゃ、その名前で入力して…」
しばし…
「あっ、もしかして、これかな?」
あっ、ありました?
「でも、生年月日が違うなぁ、月日は合ってるんだけど年が一年早いんですよね」
えっ?えっ?…で悄然


それからスッタモンダ…
「判りました、あらゆる状況から判断して、アナタの名前の呼び方間違いで入力を間違えた事、そして何故か生年月日の年を一年早めて入力している事、この二つの事実が判明しました。従って、今の記録に約2年間が加算されて、その間納めた額も再計算される事になりました!」
こ、これって、今問題の誤入力?
「判りません、勤めていた会社の人事の方が間違えてのかも…」
…
「でも、良かったですねぇ、待った甲斐がありましたねぇ、二年分を取り戻せてよかった良かった」
ま、結果オーライではあったが、何故か釈然としないまま事務所を後にした。
幸いジローの場合は修正できたが、闇に葬られるケースはとんでもない数になるだろうこと、容易に想像できるよ。
因みに、窓口の人は約1時間、精力的に調べてくれた事を付け加えておきます。
それにしても厚生省歴代大臣、社保庁歴代長官、キャリア幹部、働かぬノンキャリアと労組、いっせいに懺悔して一年分のボーナスと退職金を返上しろ!

