定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

オープンガーデンのお知らせ

2008年03月30日 | バラ日記
オープンガーデンのお知らせ

伊豆高原の桜もそろそろ終わり。これからは伊豆のお庭が美しい季節です。伊豆ガーデニングクラブ・オープンガーデンも始まりますよ~
オープンガーデンのご案内はこちらへ
http://www.geocities.jp/izuopengarden/opgdn.guide.html

ジローガーデンのオープンは5月1日~11月30日の七ヶ月間です。
オープン時間は毎日10:00am~16:00pmです。通院や買物などで留守にする時がありますからメールまたは電話で予約してくださいね。ジローガーデンのとびきりの娘達86株がお待ちしていま~す。

ジローガーデンの詳細は、下記・伊豆オープンガーデン・リスト2008をご覧下さい。リストの15番です。
http://www.geocities.jp/izuopengarden/opgdn.list2008.html

オープンガーデン・庭巡りバスの運行予定が決まりました。
バス巡回コースは次の通りです。ジローガーデンはBコースですよ~
Bコースは、5月10日、11日、18日、24日、25日、です。
詳しくは下記のサイトで確認してください。
http://www.geocities.jp/izuopengarden/opgdn.busguide.2008.html

・庭巡りバスは東海バストラベルの主催行事です。
・伊東駅前発10:30、伊東駅帰着15:30予定、料金3400円(TEAS代含む)
・予約申込みは東海バスにお願いします。東海バストラベル伊東営業所 0557-36-1611 (例年すぐ予約で埋まります お早めに)

このところバラ便りはご無沙汰していましたが、4月からはバラ日記でジローガーデンの娘達を紹介していきます。お楽しみに!






伊豆高原・桜並木は大満開、大混雑、大渋滞

2008年03月29日 | 定年後の徒然日記
伊豆高原の春です。桜並木のソメイヨシノも大満開です。





人、人、人、まるで新宿都庁通りです。車も大渋滞です。伊豆高原駅から桜並木を上がって大室山荘まで行くのに一時間かかります。(そんな事はありませんが)



脚立を持ち出し撮影している人がいます。「ねぇ、そこよ、違うわよぉ、もっと左!そうじゃないってば~、もっと上、あぁん…ダメねぇ」 何やら意味深なフレーズですが、訳のわからない命令で脚立の上のお父さんが奮闘しています。
車道の真ん中で写真を撮っているグループ(渋滞の元)、「ハイ、チーズ!あっ、フイルム巻いてないよ、ハッハッハ…ちょっと待ってね。」車は動けず運転手さんフテクサレ。んな事お構いなしのおばちゃん一行です。
桜をバックにポーズをとっている彼女を撮影している彼氏、「早くしてよ~、さっきからずっと同じポーズ、もう疲れちゃったわよぉ、下手ねぇ~」、今宵の彼等はどうなるんでしょうか。



それらを撮っているジロー、伊豆高原の春は皆さん幸せそうです。これでガソリンが25円安くなれば万万歳です。



デッキで桜を愛でながらビールを飲む、そこへ、たけちゃんが自家製タラの芽の葉(芽は食べてしまったとか)の天婦羅持参で闖入。一層ビールが美味しくなります。いただいたピクルス、大ぶりで旨い!ビールでは気の毒なので当然シングルモルトです。口をあけたばかりのオーヘントッシャン21年で…あぁ、幸せ。


伊豆高原桜並木 開花状況

2008年03月27日 | 定年後の徒然日記
伊豆高原、桜並木の開花状況です。
今日の暖気で一気に開花が進みました。全体的には七分咲きというところです。
満開は明後日土曜か、日曜日あたりかなぁ。
四月五日(土曜日)の夜桜の宴…もしかすると葉桜の恐れも?

ジローガーデンから坂を降りたところの並木道です。(高原中央とうりゃんせから伊豆高原駅方向を見る)今日は平日なのに人手が多い。車も多い!この分だと土曜日曜は大渋滞?




高原中央十字路を見る。午後から人出が出てきました。


アップしてみます

さらにアップ


満開まで、あと数日です!

下賀茂・青野川と今井荘の思い出

2008年03月23日 | 定年後の徒然日記
下田の街を通り過ぎ、しばらく行くと下賀茂に入る。めざすは青野川。河津の河津桜は有名だが、青野川の河津桜の風情も捨てがたい。河津桜はもちろん葉桜となったが、人の少ないこの時期(17日の月曜日の事だが)に行って正解だった。伊豆高原の自宅から平日は車で約1時間の距離だ。家内の体の調子が良くて、しかも天気の良い風のない日でなければ下賀茂までは行けない距離だ。



懐かしい田舎の匂いがする。カモが泳ぐ青野川沿いの土手の道。約1キロくらいの土手道に少し葉桜となった河津桜と満開の菜の花が美しい。のんびりのんびり車椅子を押す。いいなぁ、この風景。



中ほどの所に町営の足湯がある。誰もいないから足湯に入ろうか。家内も乗り気だ。湯けむりをあげる温泉に手を入れると、あ、熱い!50℃くらいあるだろうか。足し水が出来るが温くなるまで時間がかかりそう。横を見ると「手湯」の看板が。足湯は面倒だから手湯でも入ろうか。手を入れる。やっぱり熱い。熱いけど気持ちいい。家内も恐る恐る手を差し入れる。「熱いわ…でも、気持ちいい」 温泉は自宅で毎日入っているのだから珍しくはないが、下賀茂の湯は格別だ。




足湯手湯のすぐ裏に温室が。マーガレットの温室だ。南伊豆町はマーガレットで知られているが、この温室も町で管理しているようだ。こんな大きなマーガレット見たことない。


またしばらく行くと、青野川の対岸に旅館が。覚えているかい?下賀茂の伊古奈だよ。ほら、露天風呂付のお部屋に泊まったじゃないか。死んだオフクロとも行ったよね。覚えてる?
少し時間が経ってから「うん…覚えてる」と言ってくれた。もう十年以上も前のことだが。


土手を散歩していると男子高校生の二人連れとすれちがう。「こんにちは」 二人の高校生が私たち夫婦に挨拶する。あわてて、こんにちは、と返事をする。高校生から、こんにちは と挨拶されるのは極めて珍しい。しばらくすると、今度は一人の女子高校生が。「こんにちは」 やはり挨拶してくるではないか。こんにちは。とても清々しい気持ちになった。家内も微笑んでいる。「感心な学生さんね…」 この町(南伊豆町)では挨拶運動でもしているのだろうか。そういえば西伊豆の松崎でも挨拶運動が盛んだと聞いた事がある。今時の高校生は…というイメージは下賀茂にはない。素直で真面目でおだやかな高校生の顔があった。下賀茂が好きになった。

下賀茂の帰途、白浜の手前の外浦海岸に車を停める。マリンブルーに白砂が美しい。白浜は人とアザラシ(サーファーの事をこう呼んでいる)が多くて騒々しいが、外浦海岸はどこまでも静かで美しい。伊豆高原近くには無い美しさである。


今井浜を通過する。覚えてる?(また覚えてる?の問いかけだ)今井浜の今井荘。ほら、新婚旅行の二日目、泊まったのが今井浜東急ホテルだよ。道路を渡った向かいに今井荘があったよね。昔は木造の旅館だった。今井荘のテラスでお茶した時の君の写真、今でもあるよ…。僕が好きな写真の一枚だ。
しばらく経って「うん…覚えてる」
じゃあ、新婚旅行一日目に泊まったところを覚えてる?
「…」
箱根芦ノ湖の山のホテルだよ。
「…」
もう四十年も前の事だもんね。

思い出が断片的になっていくのが悲しい。
疲れて眠ってしまった家内を乗せて家路を急ぐ。
南伊豆町下賀茂の青野川 行って良かった。





小室山の椿

2008年03月21日 | 定年後の徒然日記
たけちゃんから教えられて、小室山の椿祭りに出かけた。車椅子でも園内OKというのは嬉しい。
135号線から右に入り別荘地を抜けると右側に無料駐車場。平日だというのに満杯だ。5分ほど待つと空きがでたのですんなりと駐車。







車椅子を押して園内に入ると、なるほど園内の歩道は全て舗装されており、奥にある椿の舘もバリアフリーだ。私たちの他にも車椅子の見物者がいる。さくらの里とはだいぶ違う配慮だ。
正直言うと椿はあまり興味がなかった。和風だしバラとの相性は無いし、昔から「椿は首がポロリと落ちるから忌み嫌われる」と聞いていたからだ。だが、園内に一歩入ると、なるほど、椿といってもずいぶんと多くの種類があるものだ。









植えられている椿も見事だが、椿の舘で展示されている一輪差しの椿は美しい。ざっと100~150種類の一輪ざしだ。お茶会などの席に飾られる花かなぁ、それぞれに品がある。凛とした姿と気品を感じるではないか。





館内では無料で甘酒が供されている。
いただこうか?
「うん」
温かく甘すぎない甘酒をゆっくりといただく。
「おいしい…」と言ってくれた。
「椿祭り…来てよかったわ」
帰りの車内で小さな声でもらした。行って良かった。

園内から見られた富士


このところ暖かな日はドライブずいている。明日は下田の先の下賀茂・青野川の河津桜を見に行こう。河津桜はもう散っているが、青野川河畔の散歩は楽しいし、白浜や今井浜の海の見てみたい。


さくらの里

2008年03月20日 | 定年後の徒然日記
暖かい陽だまりの散歩コースの定番は「さくらの里」
この時期は観光客もあまりいないし庭内は独り占めだ。
無料駐車場に車をとめ車椅子を出す。駐車場と公園の間の車道を超える。
ん?公園側の縁石があたらしくなっている…。1~2か月前に市の観光課に「公園の車道添いにある縁石が壊れているが、この際、縁石をとりはずしてくれませんか。車椅子を使う障害者は縁石があると越えられないのです」と市のウエブサイトから投稿したがナシのツブテ。で、結果は、新しい縁石がドンと備わってしまった。わざわざ費用をかけて新しい縁石をつくるよりも、壊れた縁石を片づけてバリアフリーにすれば障害者も喜ぶのに・・・。で、今日もまた、車道で一度家内を車椅子からおろして立たせる。車が通り過ぎる際で危ない目にあいながら車椅子を抱えて縁石を乗り越える。一苦労だ。



春夏秋冬、さくらの里は、いつ行っても気持ちがいい。芝生を押す手に力が入り、上り勾配もなんなく上がる。上の舗装された歩道をゆっくりと散歩。寒桜が美しい。大島桜、ソメイヨシノは未だ蕾だ。



アベックが通り過ぎる。彼氏は甘い声でささやき、彼女はうっとりと彼氏を見つめる…若いっていいなぁ。うちの娘もこういうシチュだといいのになぁ。


山焼き後の真黒な大室山だけど、数週間で春の緑に覆われる。


散歩から帰ってほっと一息。家内はお疲れでぐっすりだ。
デッキで缶ビールを楽しむ。


淡麗グリーンのラベルが悲しいじゃないか。高脂血のジローの定番ビールだ。そのくせ夜はウィスキーなんだから、なぜビールだけが健康志向なのか良く判らない。あぁ、本物のビールが飲みたいなぁ。4月5日の夜桜の宴は、もちろんホンモノのビールにしようっと!

大阪行きは何番ホーム

2008年03月15日 | 定年後の徒然日記
大阪行き・ブルトレ「銀河」の最後の出発を見送ろうと、東京駅10番ホームには、2000人を超えるファンが詰めかけたとNHKから放映された。「銀河」は、高度成長期に、東京ー大阪間を行き来する寝台夜行列車としてビジネスマンらに親しまれてきたが、最近は新幹線や格安の高速バスなどに押され乗車率が4割程度にまで落ち込んでいたようだ。「富士」や「はやぶさ」など残るブルトレも廃止が検討されているそうだ。


(写真はJR西日本のサイトからお借りしました)

大阪行きは何番ホーム? そう、10番ホームなんだね。
でも、大阪行きは何番ホーム?というフレーズは聞かなくなってしまった。新大阪行きは何番ホーム?になってしまったから。大阪という駅は、新大阪から乗り換えていく駅になってしまった。

「大阪行き」と聞けば、拓郎の「大阪行きは何番ホーム」に思いが直結してしまう。拓郎はジローと同い年だから、拓郎の詩は全部共感してしまう。


19の時だったと思うけど 家を出ることに夢を託して
一人きりで暮らしてみようと 希望に満ちていた時があった
たとえ都会の片隅であろうとも 何かが起こりそうな気がして
後ろ髪をひかれる想いを 明日のために振りきってしまった

恋に破れるむなしさで 酒に溺れてしまった事もある
人を信じるはかなさが 心の形を少し変えてしまった

愛をむさぼる気持ちのままに 一人の女との生活が始まり
幸福という仮の住まいに 子供の泣き声まで加わっていた

外の景色が変わっていく中で 人とのかかわりが煩わしくなり
一人の男であったはずだと 真実を隠したまま旅に出た

(中略)

家を捨てたんじゃなかったのか
家を捨てたんじゃなかったのか

今 東京駅に立ち尽くす僕は 長すぎる人生の繰り返しと同じ
大阪行きの電車は何番ホーム
繰り返し 繰り返し 旅に出ている


詩の前半部分はジローの19の頃と全く同じ。ジローに限らず、団塊の世代のその頃って誰でもが多かれ少なかれ旅に出ていたのではないか。
詩の後半では、男は流されるままにたどり着き、新しい女と生活を始めるのだが、幸いジローは最初の人(つまり今のカミサン)との生活をずっと続けている。だが、長すぎる人生の終わりが見えてくると、男はまた性懲りもなく旅に出たくなる。出たくはなるが夢のまた夢。せいぜい拓郎を聞きながらシングルモルトを口に含み夢でも追うか。

その点、相変わらず旅を繰り返しているたけちゃんが羨ましい。旅人といえば、いつぞや、たけちゃんとの酒の席で一緒になった「セイネン」も旅人だったなぁ。今頃、また旅を繰り返しているのだろうか。

ジローガーデン・オールキャスト

2008年03月13日 | バラ日記
5月1日のオープンガーデンスタート、一斉公開日5月10日に向けて、ジローガーデンの看板が出来上がりました。先のお知らせでは看板の上部左右に猫のイラストとバラのイラストを配しました。これがガーデンオーナーであるジローの怒りを買い、一時は自民Vs民主の政争を超える仁義なき戦いへと発展してしまいました。

「オマエナァ、オーナーノオレサマガイルトイウノニ、ナゼ、イラストノネコナドキヨウスルンダヨ、シカモ、ヒンノナイクロネコトハ…、ジローニアウコトヲタノシミニシテイルオキャクサマニタイスル、サギコウイジャナイカ。ナニカ?オレサマニカワッテ、クロネコニノリカエルッテカ?」
いえ、決してそのような下心はございませんです…お客様はバラを見においでになるのであって、猫を見に来るわけでは…。それに…なんとなく黒猫のほうがオシャレかと…あっ、とんでもない失言を。
「ザケンナヨ!ソウイウコンタンダッタノカ…ワカッタヨ、デテイケバイインダロ、セイゼイクロネコデモダイテ、カワイガッテヤレヨ、コノボケ!」

泣く子とジローには敵いません。で、仕方なくイラストのクロネコとバラを大胆にカット!そしてジローの実写真に置き換えて看板を製作したのです!見てやってください、この満足そうなジローオーナーの顔写真を…。



では、ジローガーデンのオールキャストをご紹介します。オーナー兼監督は勿論ジロー猫です。ジロー(人)は単なる下働きです。まずはオールキャストが演じる舞台からご覧いただきます。昨年と大きな違いは何といってもゲート脇と南斜面のバーゴラが追加されることです。大道具担当はもちろん下働きのジロー(人)です。



今年お披露目する娘達(84種88株)の一覧です。
先頭記号はガーデンの配置エリアです。末尾記号はバラの系統です。

アーチ
1 アンジェラ  ピンク  CL

A
2 オフェリア  (乳白色 HT
3 レディー・ヒリンドン① (アプリコット T
4 レディー・ヒリンドン② (アプリコット T
5 ルイ・フィリップ    (赤 Ch
6 ジャスト・ジョーイ  (アプリコット HT
7 プリンセス・マーガレット (ピンク HT
8 マダム・ヴィオレ (薄紫 CL
9 コーネリア  乳白色 (HMsk
10 ラベンダー・ドリーム (ピンク S
11 コンラッド・ヘンケル (濃紅 HT
12 ジョセフィン・ブルース  (深紅 HT
13 ブラック・ティー (深紅 HT
14 ファーストブラッシュ (ローズピンク HT
15 シルバー・ライニング  (薄紫ぼかし HT


16 グラハム・トーマス (黄 ER
17 チャンピオン・オブ・ザ・ワールド (ピンク Hp
18 サラ・ヴァン・フリート  (ピンク HRg
19 名前不明(チャイナ系) (白 Ch
20 バレンシア (黄 HT
21 ゴールド・バニー  (黄 CL
22 アルバータイン  (薄ピンク R


23 フレンチ・レース (乳白色 FL
24 フレンチ・レース (乳白色 FL
25 マ・パーキンス  (ピンク FL
26 ギー・ドゥー・モーパッサン  (ピンク FL
27 グランド・モゴール  (白 CL
28 パパ・メイヤン  (黒紅 CL
29 ジュリア  (ベージュ HT
30 ローゼンライゲン (薄ピンク FL
31 デンティ・ベス (ソフトピンク HT
32 ブライダル・ピンク  (薄ピンク FL
33 マチルダ (ピンク縁 FL


34 ヘリテージ (ピンク ER
35 ゴールデン・セレブレーション (黄色 ER
36 エブリン① (アプリコットピンク ER
37 エブリン② (アプリコットピンク ER
38 バフ・ビューティー  (アプリコット HMsk
39 アリスター・ステラ・グレイ   (乳白色 N
40 コンフィデンス (乳白色 CL
41 オクラホマ (黒紅 HT
42 パパ・メイヤン  (黒紅 HT
43 名前不明(ローラ81?) (オレンジ HT
44 ランデブー  (ローズピンク HT


45 ザ・フェアリー① (ピンク Pol
46 ザ・フェアリー② (ピンク Pol
47 アンナマリ・ド・モントラベル① (白 Pol
48 アンナマリ・ド・モントラベル② (白 Pol
49 オレンジ・モールスダッグ  (オレンジ Pol
50 バレリーナ  (薄ピンク HMsk
51 セシル・ブルンネ  (白 Pol


52 アブラハム・ダービー  (アプリコットピンク ER
53 メアリー・ローズ (ピンク ER
54 マダムバタフライ (乳白色 HT
55 ブランデー (杏色 HT
56 エーデルワイス (乳白色 FL
57 ラベンダー・ピノキオ (薄ピンク FL

G
58 ニュー・ドン  (ピンク CL
59 ジャック カルチェ (ピンク P
60 シャネル (乳白色 FL
61 羽衣 (ピンク CL
62 アンクル・ウォルター  (赤 CL
63 ライラック・ローズ1 (ピンク ER
64 ライラック・ローズ2 (ピンク ER
65 アルンウィック・キャッスル  (ピンク ER

H
66 アイスバーグ (白 FL
67 メニ―・ハッピー・リターンズ  (薄ピンク FL
68 二コール (ピンク FL
69 ポールス・ヒマラヤン・ムスク  (乳白色 R
70 ファースト・ラブ   (ピンク HT
71 ピエール・ド・ロンサール   (薄ピンク CL
72 チャンピオン  (ピンクとオレンジ HT

I
73 グラハム・トーマス (黄 ER
74 ローテス・メイヤー (ピンク HRg
75 ファイルフェンブラウ 薄紫 R
76 ダンス・ド・フェ  (赤 CL
77 ピース    (カナリアイエロー HT
78 アプリコット・ネクター  (アプリコット FL
79 ストロベリー・アイス  (ピンクぼかし FL
80 オフェリア  (乳白色 HT
81 ラベンダーラッシー (ピンク HMsk
82 アルンウィック・キャッスル (ピンク ER

東壁際
83 香粉連① (砂利道際) (乳白色 Ch
84 香粉連② (砂利道際) (乳白色 Ch
85 名前不詳Ch (砂利道際) (赤 Ch
86 メニ―・ハッピー・リターンズ (薄ピンク FL

鉢植
87 セント・セシリア   (乳白色 ER

車庫
88 黄木香バラ   (黄 CL


春を感じる松川湖

2008年03月10日 | 定年後の徒然日記
暖かな陽気に誘われて自宅から車で15分ほどの松川湖に出かけた。松川湖は伊東市の水道供給確保のために作られた奥野ダムにより生まれた湖。湖の周囲は約5kmほどの散歩道が整備され、四季折々の自然が美しい人気のスポットだ。


今日のコースは奥野ダムから入って湖の右側の散歩道を行くコースを選んだ。ちょっと風が強い日だったが春の陽気で散歩には最高の日よりだ。奥野ダム手前の駐車場に車を止めて車椅子を出す。湖を一周するには車椅子の家内にとっては苦痛だから、ダムから右手散歩道を下り、花の広場の手前の湖畔まで降りていく。行きは下り坂だから楽なものだ。散歩道の要所には車止めがあるので車椅子も抜けられないから、家内に降りてもらい車椅子を持ち上げて車止めを超すのが一苦労。


一斉に芽を吹く広葉樹、陽光に輝く湖面、深い藍色の淀、美しい風景だ。本当に気持ちいい散歩道だ。松川湖は何度も散歩に来ているが、いつも美しい環境を見せてくれる。車椅子を押しながら散歩道を行くと、夫婦でウォーキングしているペアとすれ違う。私たち夫婦も二年前まではそうだった。元気だった頃の私たちを見るようだ。


湖畔にたどりついた。数羽のカモが水面に遊ぶ。大きなコイ(70~80センチはありそうだ)が悠然と泳いでいる。しばし見とれる。今度は娘とこよう。お弁当を持ってピクニックみたいに。



さて、そろそろ戻ろうか。行くは良い良い帰りは…坂を登らなければならない。「お父さん、ダイジョウブ?」なに、これしきのこと。いい運動になるよ。軽快に車椅子を押す。が、そのうちに息が切れ出す。が、平気な顔して車椅子を押す。汗が噴き出る。これはいい運動だ、足腰の鍛錬にはもってこいだなぁ。
ようやくダムに戻り、ダム上の歩道で車椅子を降りての歩行訓練を行う。わずか50mほどの距離ではあったが歩く事が出来て良かった。










春がすぐそこなのに

2008年03月07日 | 定年後の徒然日記
三寒四温、時折の北風に身を震わせるのももう終わりかな。日毎に春を感じます。
あまり関係ないけど、庭のレモンとローズマリーの花です。




春がもうすぐそこなのに、家内の心は落ち込んでいる。
週二回通っているリハビリセンターは医療保険を使っているが、いつまでも医療保険は使えない。そろそろ介護保険によるサービスに切り替えないとならないそうだ。そうなると行く先は、通所リハビリ施設かデイサービス。で、それぞれの施設を家内と見学したのだが、デイサービスはかなりのご老人ばかり。雰囲気もまさしく老人ホームといった感。これはパスして、近くにある通所リハビリ施設の見学へ。ここは雰囲気も良し、明るくて理学療法士もそろっている。家内への対応も相手を思いやる気持ちが十分伝わってくる。うん…ここならいいかな…。でも家内は首を縦に振りません。

「リハビリしてもちっとも良くならない…」「わたし、このままベッドに寝たきりで死んじゃうのね」「通所リハビリなんて…私を老人ホームに押し込みたいんでしょ」「あなたはいいわね、楽しみがいっぱいあって…私なんかなんにも出来ないで馬鹿みたいに…」悲観的な事ばかり言うようになった。昨日は介護ヘルパーさんによるリハビリ運動をついにサボタージュ。ベッドから起きてこなかったそうだ。

気持はとても良く判るよ。もし僕が同じように脳障害をもってしまったら、きっと、もっと落ち込むかもしれないし、絶望的にもなるだろうね。でも、君は必ず治るんだよ。時間はかかるかもしれないけど、リハビリを続けることで筋肉も言葉も復活するんだ。でも、体を動かさないと筋肉の退化はあっというまらしいよ。ねえ、頑張ろうよ、もう少し歩こうよ。
気持はどんどんネガテイブに、言葉も少なくなって会話が続かない日が多くなってきた。なんだかとても心配だ。

毎晩八時にかかってくる娘からの電話、今日はどうだった?夕ご飯は何を食べたの?話はいつも同じでも安心出来るようだ。そして薬を飲んでベッドへ。眠りについた家内、蒲団の中にはジロー猫が添い寝している。可愛いやつだ。二人でどんな夢を見ているのだろうか。アイススケート、バレーボール、短距離走、トランポリン、何をやらせてもスポーツは抜群の女性だった。そして、亭主から見ても美しかった。華やいでいた頃を思い出しているのかな。なんとしても元気になってほしい。

もうすぐ桜の季節がやってくる。伊豆高原が賑やかになってくる。また以前のように、さくらの里を夫婦で散歩が出来る日が来るのだろうか。