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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

本日は、ラベンダードリーム、シルバーライニング、ジャストジョイ、ピース、です。

2007年05月15日 | バラ日記
お天気が続くので娘達も病気にかからず順調に育っています。今週末にOpenGardenしちゃうなんていうものだから、娘達も張り切っているようで。。。
それでは本日お勧めの娘達をご紹介しましょう。

ラベンダー・ドリーム(Sh) 1986年 オランダ
小輪四季咲き性 小さな(花径4センチくらい)の丸弁半八重平咲きです。淡い紫ピンクの花をいっぱいに咲かせます。香りもGood。枝垂れて咲くので何となく桜を思い出させる日本的なムードをもつ薔薇です。となりのコーネリアと比べて紫ピンクの色彩が強いので、コーネリアより花数は少なくても目立つ娘です。


シルバー・ライニング(HT)1958年 イギリス 大輪強香
ちょっとシルバー色を感じさせないでもない見事なピンクの大輪。見事な剣弁高芯咲きは堂々としていて存在感があります。咲き始めは白と縁がピンクのぼかしが美しいのですが、温度で色が変化していきます。だんだんとシルバーメタリック的なピンク薔薇になります。
購買先の相原薔薇園の解説に、Every cloud a silver lining (下から見るとどんなに暗く見える雲でも、その裏は太陽の光を受けて銀色に光っている)という句から、シルバーライニングは「逆境の中の希望の光」を意味しているどうです。うぅむ…名前にはロマンがあるなぁ


ジャスト・ジョイ(HT) 1972年 イギリス 大輪強香
アプリコットの大きな花びらをひけらかすお嬢様。そのフリルが風にそよぐ姿は悩ましい。香りも高く、姿形色具合、どれをとっても上流階級の娘です。ジローが惚れこむ薔薇ベスト5の一角を占める名花。


ピース(HT) 1945年 フランス 大輪強香
世界で一番美しい花という評価があるそうですが、うぅむ…うなずけますね。そのカナリアイエローの大きなフリルに少し虹がかかります。
1945年4月29日のベルリン陥落の日が偶然にも命名を受ける日だったこの薔薇は、第二次世界大戦が終結して平和の願い「ピース」と名付けられたそうです。1951年の平和条約会議の折、49人の国連代表の脇にはそれぞれ、平和の祈りを込めた一輪の「ピース」が飾られたそうです。歴史を感じさせる良い話ですね。(相原バラ園の解説より)