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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

バラ石鹸作り Part1

2008年09月30日 | バラ日記
さあ、10月だ!秋バラの季節だ!
まだ秋バラには間があるが、ちらほらとバラの開花が見え始めた。
でも、この夏は腰痛がひどくバラの手入れも消毒も手抜きの連続。結果、黒点がビッシリで殆どのバラが葉を落して丸坊主だった。そうなると秋バラの花付きも当然期待出来なくなるが、それでも新しい葉をつけて花が咲きだすではないか。健気な娘たちだ。

ところで、10月のガーデニングクラブ・ローズ部会のイベントは「バラ石鹸作り」だ。
いきなり一発勝負の挑戦では心もとないから、咲き始めのバラを使って予行演習をしてみよう。

ウェブで、「簡単な手作りハーブ石鹸の作り方」というのがあった。ジロー得意の勝手な解釈で、「ハーブ石鹸」を「バラ石鹸」に置き換えて実験しちゃったのです。これが、とんでもない事に…。

まずはウェブに書かれてあった通りに実践してみる。

1.「材料」を揃える。

石鹸一個(当然、無香料無添加の石鹸一個を調達しました。購入先はカインズね)
好みのドライフラワー(カモミイル、ラベンダー、ローズマリーなど)1/4カップ、(ジローの勝手解釈で、バラの花弁を使ってみよう!)
はちみつ大さじ2~3(増田ガーデンの新鮮蜂蜜を用意)

作業手順です。今回はバラの花弁を使ってバラ水を作ることから始めます。


今回使った花弁
なにしろ秋バラには未だ早い時期だから、香りのあるバラの開花はあまり無いんです。とりあえずこれだけね。左から、メアリーローズ(ER)、コンラッドヘンケル(HT)、パパメイヤン(HT)、ランデブー(HT)。+無添加無香料石鹸1個


2.花弁をとり、ざっと水洗いして、よく水気を切る。


3.鍋に花弁を入れて花弁がひたひたになる程度に精製水を入れる。今回は花五輪、石鹸一個分なので精製水は約120CCとした。


4.石鹸を下ろし金で細かくおろす。




5.ボウルに細かくした石鹸を入れて、湯を張った鍋に載せて湯せんにかけて、時々かき混ぜながら温める。


6.鍋に花弁を入れて花弁がひたひたになる程度に精製水を入れる。今回は花五輪、石鹸一個分なので精製水は約120CCとした。5分ほど中火~弱火で煮たてる。


7.煮立てた花弁を濾す。今回は耐熱ガラスのテイーポットを利用した。


8.石鹸が柔らかくなったら、濾過した熱いバラ液と蜂蜜スプーン2匙を合わせて柔らかくなった石鹸粉に加え、さらに湯煎にかけながら練ってなめらかにする。
9.ねっとりと柔らかくなったら湯煎からおろして手で丸めたり型などに入れて固める。

10.適当な型を用意していなかったから、適当に手で丸めたが…

何?これ...



バラの香りなんか飛んじゃってるし、色は茶色い田舎蕎麦粉みたいだし、バラ石鹸ってイメージからは全く遠い代物となってしまった。固まったら型から出して2~3日乾燥させるのだが、これではねぇ…。

なんでこうなっちゃったのか。あれこれ調べた結果、判ったことは
①バラの美しい色は石鹸の苛性ソーダなどに負けてしまい、色が黒・茶に変色する
②バラ水などでは香り付けは無理。精油を使わないと香りは出ないかも。
③この製法は乾燥ハーブを使った簡単手作り石鹸の製法であり、バラは馴染まない。

勝手な自己判断は失敗の元ね。
バラの香りいっぱいの手作り石鹸で家内を喜ばせようと思ったが…ショボ…

リベンジ!
バラ石鹸トライアル第二弾は明後日実施します。乞ご期待!

年金と暮らしの情報誌「ゆたか」の取材

2008年09月22日 | 定年後の徒然日記
ひょんな事から雑誌社の取材を受けた。年金と暮らしの快適情報誌「ゆたか」という季刊誌だ。新天地に挑むというテーマの頁で、定年後の楽しい生活を紹介する頁だという。

60歳になったらゆっくり妻と暮らしたい。一緒にくつろぎ、散歩し、食事する…そんなごくふつうの老後生活のイメージは、次々に妻を襲う病魔によって奪われた。でも、すべての出来事を包み込むように大輪の秋バラが見事に咲き誇る。(ゆたか:2008年秋号・新天地に挑む・老後のイメージを一変させた介護とバラの日々、より)発行所:㈱法研

こんな紹介で始まる伊豆高原定住前夜から今日までの年金暮らしの事例記事である。というと、いかにも悲劇の物語風に聞こえるが、年金暮らしの終の棲家に伊豆高原を選んだのは正解であったというハッピーなお話となっている。


取材を受けるジロー(にやけた顔だなぁ…)




取材趣旨を聞いたときは、なんだか我が家のプライバシーを覗かれているようで嫌だったし、それに、妻の介護を健気に頑張っている夫の姿的に書かれたら家内の立場がないじゃないか、と取材を断った。が、老後は思ったようにはいかないけど、それでも夫婦仲良く年金暮らしを楽しむことは出来るんだと、団塊世代にメッセージを送りたい思いで引き受けた。

取材時に我が家とジローガーデンを撮影したカメラマン氏から、撮影した画像データが送られてきた。なんと100枚を超える写真が収められているCDだ。プロのカメラマンは、数枚の写真を載せるのに大変な数の写真を撮るのだなぁと感心した。

バラ栽培のポーズ(なんだかカッコつけて…)


で、その膨大な画像を見ていると…なんと、ジロー(猫)が何枚も映っているではないか。しかもエッラソウニ…。俺が主役とばかりにしゃしゃりでて。そりゃまあ、ガーデンの主だからしょうがないか。このところジローの登場はなかったから、いただいた画像の一部を紹介しよう。

取材時に強引に膝に乗り、俺が俺がのジロー


ガーデンの主とばかりのポーズ

バラの繁みから覗くジロー

見合い写真用の一枚


家内とのツーショット。二人での写真はあまり多くはないが、とても良い思い出の写真となった。大事にしよう。

投稿ご無沙汰

2008年09月18日 | 定年後の徒然日記
今晩は
どうも最近ブログを更新出来ずにいます。
何を書こうか、思いが及びません。ボキャブラリーも貧しくなったし。それに、結構忙しくって。いえ、忙しいといっても九割リタイアの身故たかが知れていますが。
日々のカミサンの介護、病院、親父の見舞、名残仕事の原稿書き、買い物、炊事、洗濯、夜の自由時間のウィスキー、最近はまっているブルースを聞くこと、忘れた頃の薔薇の手入れ。復活したスポーツクラブでの汗かき。ま、この程度の日常の繰り返しです。

ガーデニングといえば、腰痛にも関わらず、クワガタ・カブトムシ売りのお兄ちゃんの力を借りて東側斜面に通路とバラ花壇を新設中です。10月中旬には完成の予定。これ、自慢の作品になりそうです。おかげで腰痛回復がずいぶんと延びてしまったけど。完成したら写真をお見せしますね。

バラは消毒を二か月サボってしまったので黒点が真っ盛り。丸坊主の株が沢山あります。で、秋バラの見通しは最悪なんですが、なんと東海バスが10月に秋バラ見学のお庭拝見バスを運行するそうです。ジローガーデンもコースに入っているからどうしよう。

えっ?なにこれ…黒点ばっかりで汚いバラねぇ。この程度でオープンガーデンなんて…てなこと言われないように焦っているんですが。

親父、ようやく鼻管栄養食から、自分の口で食べられるようになりました。顔色も良く元気です。なにせ86歳ですからリハビリも遅々としていますが、入院生活も慣れてきたようで。あと二か月のリハビリで、せめて自分の足でトイレに行けるようになれば万々歳なのですが。退院後は東京の実家のすぐ近くのホームに入所の予定。母が最晩年を過ごした同じホームに行くことになるとは。