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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

ようやくピエールが。そしてポールスヒマラヤン、オレンジモールス、パパメイヤンのHTが登場です

2007年05月16日 | バラ日記
ようやくの登場はご存知ピエール・ド・ロンサール。
あのねぇ、よそ様のお庭ではとっくに開花してんのよ。遅いじゃないか、いくらなんだって今頃開花じゃ、一体どんな育て方してるんだろうねぇ、って言われちゃうじゃないか。
「そんな事言われても…追肥がたらないんだもの…」
えっ?

ピエール・ド・ロンサール(CL)フランス 1988年
お馴染みの薔薇。ぼかしピンクのぼってりとした大輪。満開になるとそれはもう見事。うっとり見とれる薔薇の一つです。香りはあまりありません。南階段下の特等席に陣取っています。ピエール・ド・ロンサールとは16世紀にフランスで活躍した詩人だそうです。


ポールス・ヒマラヤン・ムスク(R)1916年イギリス
薄いピンクに少し紫が入った可愛い薔薇です。だんだんと白く変化します。満開の時には数えきれないほどの花が咲き乱れます。ロックに這わせて滝のような枝垂れに仕立てています。
ちょっと大島桜に似ているかなぁ。成長力が抜群、どんどん延びて、ほっておけば7mくらいになっちゃいます。
オフェーリアを作出したジョージ・ポールの傑作。



オレンジ・モールスダック(Pol)1956年 オランダ
英語では、Orange Mothers Day (母の日)
オレンジ色のコロコロしたカップ咲きの小輪です。アンナマリをもう少し大きくしてオレンジにしたような感じです。香りは少しだけ。
グーテンドルスト氏の作出。氏はマザコンだったのかなぁ。


パパ・メイヤン(HT)1963年 フランス 巨大輪強香
前にCLのパパ・メイヤンを紹介しましたが、HTのこちらが本家です。
直径15cmを優に超える巨大輪、ビロードのような黒紅の大きな薔薇の中の薔薇。ダマスクの強い香りに悩殺されてしまいます。少々病気(黒点病)に弱いのが玉に傷だけど、この花の魅力には何者も及びません。熟女の中の熟女、隣で咲くオクラホマは妹分といったところです。


ラベンダードリームとコーネリアの競艶