定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

経過のご報告

2006年06月24日 | 定年後の徒然日記
家内の入院ではご心配をお掛けしています。
お陰様で昨日ICUから一般病棟へ移る事が出来ました。しかしながら約2週間近くも眠っておりましたのでベッドの背を起して座る事しか出来ません。一般個室にはいりましたので、今度は付き添いが始まりました。通常の手術ではないので、しばらくの間は泊りがけの付き添いが必要です。家内は比較的元気ですが絶対安静を要求され、しかも血糖値があがり、不安の様子です。こういう時こそカミサン孝行しなくてはなりませんから精一杯の介護をしているつもりです。でも、男というのは気が利かないものですね。娘と交代して自宅に戻り風呂を浴びたところです。明日は午後に病院へ行き娘と交代です。当分はこのような生活が続くと思います。
今夜はジローの相手をしながら休養いたします。しかし主が居ないので寂しいのか、昼も夜もデッキのチェアで主を待っています。お見かけの節はジローと声をかけてやってください。
皆様からのお見舞いに感謝しております。

あやさん、お父上は如何ですか?

2006年06月20日 | 定年後の徒然日記
家内へのお見舞い、有難うございます。あやさんのメッセージ、気が付かなくてごめんなさい。返事が遅くなりました。お父上の大変な時に、家内の回復傾向ではしゃいでしまいました。ごめんなさい。
お父上も大動脈解離ですか…。その後のご容態は如何ですか?あやさんと二人暮しとの由、さぞかし心細い思いをされていらっしゃると。泣く事しか出来ないですよね。大の男の私も涙が止まりませんでした。つらいときにはジローのプログにぶつけてください。少しは慰めになるかもしれません。幸い、家内は一命を取り留めました。お父上もかならず回復されますよ。大丈夫です。つらいときには何時でもお知らせください。私もプログ仲間から多くの元気をいただきました。一人で居るときは尚更に仲間の励ましが助けになります。お父上の回復を心より祈念しております。

お陰様で最後の管が外れました

2006年06月20日 | 定年後の徒然日記
家内の経過報告ですが、お陰様で最後の管が外れました。10日ぶりに麻酔と人工呼吸器が外れたせいか、肺の力が相当弱っているそうです。蚊の泣くような小さな声ですが会話が出来ました。嬉しくて又もや泣…。本当につらい十日間でしたが、これからは回復基調です。明日は重湯をいただけるそうです。10日前に伊東市民病院からヘリコプターで順天堂に来たのを覚えてる?って聞いたらうなずいていました。でも、10日も経っているなんて信じられない様子でした。今週末には一般病棟に移れそうです。でも、当分は車椅子、リハビリをしないと歩けなくなりそう。
5分間の面会時間を15分も面会させていただきましたが、別れ際の家内の表情は心細い顔をしていました。帰りの車の中は久しぶりのルンルン気分です。
皆さん、ありがとうございました。

順調に回復しつつあります

2006年06月19日 | 定年後の徒然日記
お陰様で順調に回復しつつあります。
今日、最後の胸の管が外されました。血圧コントロール、腎機能、肝臓など全て問題なく、脳機能も問題ないようです。少々右半身の機能回復が遅れています。
肺の力が回復していないので自己呼吸は未だ無理のようです。明日には呼吸器も外れて自己呼吸に移れると思います。未だしばらくはICUですが日に日に元気になるように感じます。
娘二人が世話を焼きに来てくれています。こういう時の娘は有難いものです。ジローも元気が出てきました。

かめ姫様の祈りも効いたようです。たけちゃんの励ましも勇気が湧きます。天星さんとも良いお付き合いがしたいですね。プログ仲間の皆様の励ましが身に染みました。
皆様の誰かが大変な時には、きっと力になりたいと思います。
このようなネットワークが広がれば、伊豆の快適な暮らしに安心が加わります。
家内が退院できるのはずっと先と思いますが、何れ元気で伊豆高原に戻ってきましたら、皆様と祝杯を挙げたいと思います。
また、ご報告させていただきます。ありがとうございました。

ご心配をお掛けしています

2006年06月15日 | 定年後の徒然日記
かめ姫様、たけちゃん、天星様、
ご心配をお掛けしております。温かいお見舞いのメッセージ有難うございました。
プログでのお付き合いとはいえ、皆様の励ましがどんなに勇気を与えてくれるか、本当にありがたく感謝するばかりです。はす向かいに定住されている方からも、何なりと役に立ちたいといっていただきました。ありがたい限りです。

今日、うっすらと目を開き、私と娘の呼びかけに応えてくれました。少しの時間でしたが、うんうんとうなずいてくれました。目にいっぱい涙をためて応えてくれる妻の姿に、嬉しさと悲しさとで胸がいっぱいになりました。
主治医の先生から、順調に回復している事、出血も止まり腎機能も正常、月曜日には全ての管が外せるだろうこと、来週中頃には一般病棟に移れるだろうとの話を聞き本当に安堵しました。
先週の金曜日の夜から悪夢が始まり、ようやく希望が見えてきました。
入院期間は順調に行けば2ヶ月位との由。その後はゆっくりとしたリハビリと合併症対策で1~2年の長丁場になりそうです。
今日、第一回目の請求書をもらい目が点になりました。3割負担ですがすごい金額です。そりゃそうですよね。心臓外科医他5人くらいの先生方のチームで10時間の難手術。その後のICUでの一週間…。納得しちゃいます。家内が元気になってくれるのですから何でもありません。ドクターヘリの料金はどうなっちゃったんでしょうかね。只なんでしょうか。それとも今回の請求に入っているのでしょうか。怖くて聞けません。
とにもかくにも今夜は久しぶりにビールで酔いそうです。
また状況報告をさせていただきます。
重ねて皆様のご厚情に感謝しております。
ありがとうございました。

ご心配をお掛けしました。ご厚情感謝しております。

2006年06月13日 | 定年後の徒然日記
たけちゃん、かめ姫様、ご心配をお掛けしました。
励ましのメッセージ、心に染みます。
手術からまる三日が経過しました。未だ麻酔からさめません。覚めないというより覚まさせないのです。麻酔からさめると激痛で血圧が上がり危険なのだそうです。心臓外科医と麻酔医などの先生方がチームを組んで対処しています。医師にお任せするしかありません。それでも時々目をうっすらと開けます。瞳孔が開いて焦点が合っていません。目に涙をためて何かを訴えているようなまなざしがたまりません。胸からは太い管が三本も出ていて機械に繋がっています。顔、手、足のむくみがひどいです。たくさんの管に繋がれて・・
今夜も下の娘が泊まってくれます。一人の夜など越えられそうにありません。
明日はもう少し元気な顔を見る事が出来ればいいのですが。

生涯最悪の日。悲しくて。

2006年06月12日 | 定年後の徒然日記
6月9日 この日は生涯最悪の日となりました。
至福のお弁当を妻と二人で食し、今日の散歩の事などを聞きながらいつもの夜が過ぎていきました。
20時、二階の書斎で原稿書き…そして悪夢が始まりました。
妻が苦しそうな声で胸が苦しいと訴えます。二年前に高血圧と糖尿を原因とする心不全で救急車を呼んだ夜が蘇りました。救急車を呼んでは時間が掛かると思い、車に乗せて伊東市民病院へかけ込んだのが20時30分。その頃には妻の様子も落ち着いてきて、CTの結果も心電図も異常なし。ひとまず家に帰り就寝。30分も経たぬうちに今度は背中が痛いと。背中にシップを貼り背中を擦るが治らず、そうこうしている内に嘔吐が始まったのです。繰り返し繰り返し吐いて明け方を迎えて。再び車に乗せて市民病院へ。今度はただ事ではありませんでした。CTを取って直ぐに宿直の医師が「とんでもない事態です。大動脈が裂けてる」と。裂けてる?意味が判りませんでした。後から詳しく聞いたのですが、大動脈解離という死に至る状態。緊急手術をしないと間違いなく死亡するが、このような大手術は静岡県でも国立静岡総合病院と順天堂静岡病院の二つしかないとの事。救急車の運搬は危険なのでドクターヘリを呼ぶとの由。急遽ヘリコプターで順天堂病院へ。手術中の死亡率が20%、手術をしても重篤な合併症発生率が50%、手術しなければ一日以内に死亡すると。手術開始が10日の11時。終わったのが21時でした。延々10時間です。
9日の夜から今日は12日の21:00.もう三日も経つんですね。妻は未だ麻酔からさめません。ICUから出られるのに後一ヶ月は掛かるとの由。それからが大変なようです。脳溢血・心不全・腎不全・下半身不随・腸管なんとか…超えなければならない山が山積しています。恐らく退院できても車椅子の生活は余儀なくされるとの由。
高血圧と糖尿とメンタルな病で弱っていく妻と、ストレスの無い水と空気の美味しい伊豆で暮らそうと、松戸の住まいを売り、伊豆高原に転居して丁度一年目です。今は急遽外国から帰った娘が来てくれているので未だなんとかしていますが涙が止まりません。娘が帰って一人きりになったら…それが怖くてなりません。
プライベートな事を赤裸々に話したくは無いのですが、一人で居ると限りなく絶望を感じてしまうのでごめんなさい。
楽しい伊豆の生活を乱すような話です。ごめんなさい。
久しぶりの我が家。ジローも妻が居ないのを判るらしく様子が変です。悪い事ばかりを考えてしまいます。
サッカーで沸いているのに。もう薔薇にも何の興味もわかなくなりました。
元気でいてくれれば、下半身不随になっても構いません。一人きりの終の棲家などありえませんから。
今夜、眠れるだろうか。明日から伊豆高原と順天堂病院との往復の毎日が始まります。
こんな話でごめんなさい。

至福

2006年06月09日 | 定年後の徒然日記
うちの主人、東京から先ほど戻ってきた。携帯電話を取り出し、何やらテーブルの上の物体を写してる。何かと思い覗いてみたら、なんと駅弁だ。それも並みの駅弁ではなさそうだ。おっ!大きな字で「至福」とあるではないか。例のお気に入りの駅弁だ。包み紙を失敬して「人間語⇒猫語」の辞典を引っ張り出して翻訳してみた。

料理監修 かいせき井中居・総料理長 田中博敏
なだ万本店山茶花荘在籍のおり東京サミットにおいて公式晩餐会の調理担当を拝命

うぅむ…一流の料理人ではないか。

中身は、吹き寄せ寿司・スモークサーモン・海老・蛤・里芋・茄子煮・鮑・厚玉子焼・鱒西京焼…など、高級食材と一流の味付けである。
お値段2000円也 駅弁にしてはお高い設定だ。
当然、我輩にもおこぼれがあると期待していたが、主人と夫人(真の主人)、二人で黙々と食べているではないか。ニャ~と催促しても気にもしていないようだ。何とも憎らしいではないか。こうなりゃぐれてやる⇒カーペットで爪とぎ

ファイルヘンブラウ(R)

2006年06月08日 | バラ日記
本日のバラはファイルヘンブラウ(R)
ちょっと珍しいつるバラです。

ファイルヘンブラウ(R) 1909年 ドイツ
ファイルヘンブラウとはバイオレットブルーという意味だそうです。紫色の花びらに白い線、黄色いオシベがポイントの小輪が房咲きです。さわやかな香りがします。
未だ二年ですが成長著しく、樹高4mにもなるようです。別名ブルーランブラー
先週まで咲き誇っていたバラも殆ど花柄となってしまいました。ランブラーは房咲きなので花柄取りが大変です。今週あたりから消毒を始めないと…

もう梅雨入りですね。伊豆の雨は艶っぽいけど、やっぱり毎日のようにシトシトされるのは気が滅入ります。雨の伊豆高原は静かです。昨日は東京へ行きましたが、やっぱり疲れる…明日も行かねばなりません。東京駅の特別弁当でも買って帰ろうかな。どうも体がだるい…運動不足か

本日のバラ アイスバーグ(F)

2006年06月04日 | バラ日記
本日のバラは、アイスバーグ(F)
ドイツ1958年 別名 Schneewittchen(白雪姫)
細い枝に純白のドレスをいっぱいにつけて、何とも愛らしいアイスバーグ。アイスバーグ(氷山)の別名が白雪姫とは一体どういう関係があるの?フロリバンダの白では一番人気かな。花持ちもいいし病気にも強いし、我が家の南斜面特等席でドレスを翻しています。