もう頭に血が上った。毎年々、4月も中旬となると蕾をいっせいに付け始め、極寒の苦労も忘れて5月の満開を待つ気分はルンルン…と思った途端、
あっ、アッ~~~~、
可愛い蕾が次々と頭を垂れて。
や~っぱり来やがった、憎きバラクキバチの来襲
毎年毎年同じ悔しい思いをするんだけど、今年もまたグヤジ~~~~の毎日が始まった。
ゴールドバニーのCLに待望のシュートが出て順調に発育、90センチくらいに育ったと思った途端、やられた!
怒り心頭、ワナワナと手を震わせて鬼の形相になったジローを通行人が不審な顔つきでジロジロ見ながら通り過ぎて行った。
このバラクキバチ、小さくて黒い蜂で胴体に赤い輪がついてるんだけど、なにせすばしっこくて捕まらないのよ。小さいから老眼じゃ見えないし、殺虫剤まいたって全然駄目だし、1万本以上もある蕾の一つ一つにアルミホイル巻くなんて事も不可能だし。葉や茎にとまっている奴を見つけると、すぐに指でプシュってつぶすんだけど、ヒットの確率は2~3割。あきらめるしかないか。
で、今年も惨敗。一日あたりで50本くらい蕾を垂らした被害茎をカットする。一週間は続くから350本くらいは被害にあう訳ね。もう悔しいったらありゃしない。
頭を垂れた茎をそのままにしておくと、奴が産みつけた卵が孵化して幼虫になって枝全部食い尽くされちゃうし、泣く泣くカットするしか手が無いのが何ともやりきれないんだ。もうすぐオープンガーデンの始まりだっていうのに。
だけど、このバラクキバチ、何でバラばっかし狙うんだろ。
どういう訳か、一週間過ぎるとパタっていなくなっちゃうんだけどね。